2006 Sequoia National Forest Trip
October 02, 2006 16:29
そこの生活に慣れ始めると、自分の住んでいる環境を、
客観的に見る事が難しくなるものだ。
今まで“有難い”と思っていたことが、いつの間にか“当たり前”になり、
次第に、感覚は、麻痺し出す。
そんな訳で、たまに、その場所を離れ、
旅に出ること。
そうすると、今まで住んでいた場所がどんなに恵まれていたかに気付き、
帰ってきた時、また、新しい感覚で、自分の今住んでいる環境を見る事ができる。
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Sequoia National Forestに行ってきた。
LAから車で4〜5時間ほど。
ここには、樹齢3200年ほどの、巨木がそびえる。
前回行ってきた、ヨセミテ国立公園にあった、セコイアの木々と同じものだが、
ヨセミテに付いているものよりも、広い範囲で、このセコイアの木々が森を占める。
他にも、キングス・キャニオンや、氷柱が連なる洞窟など、
色々とあったみたいだが、
今回は時間が無かったので、セコイアの木々だけを見てきた。
正直、前回ヨセミテに行ったときに既にこの木々を見てきたので、
それほどの感動はなかったが、
やはり、自然が成す力の大きさを感じずにはいられなかった。
今年の夏、カンボジアに行った際に、
ふと思いつき、巨木の根を両手で触り、
目を閉じて、木と話をするようなことをしてみた。
その木の持っているパワーみたいなものを、体全体で感じてみる。
すると、何かその木が持つものを、感じることができる様な気がするのだ。
今回も、何本かの木とそれをやってみた。
一本一本がそれぞれの特徴を持ち、確実に違うものを感じる。
ただ、これらの木々が発する共通のパワー。
それは、ものすごく大きくて、ドッシリとしていること。
この大地に根を下ろしてから、数千年もの間、
じっくりと生きてきたということ。
最初は、たった一つの小さな種だったはず。
それが、徐々に徐々に、成長して行き、
やがて、今のような、巨大な大木となった。
自然というものは、一見何も変わっていないように見えて、
実は、ゆっくりと、確実に変化している。
空に浮かぶ雲の流れ。
花。木々。
海の潮の満ち引き。
全てが、その一瞬では、何も変わっていないように見えるが、
少し経って見ると、それが確実に変化している事に気付く。
この木も一緒。
今、目の前に聳え立つこの木は、何も変化していないように見えるが、
実は、少しずつ、少しずつ変化していて、
その結果、一個の小さな種から、
この巨大な木になったこと。
それを想像していたら、この地球、そして宇宙が持つ、自然の偉大さに、
ただ、畏怖の念を感じずにはいられなかった。
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セコイア・ナショナルフォーレスト。
機会がある人は、ぜひ行ってみて欲しい。
10・1・06
おまけ:
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