July 04, 2023 22:30

社会に復帰して、
一年位前の今ころは、
地に足がついていない感覚が毎日続いていた。

「自分」というものが感じられなくなったというか、
それまでの人生で築いてきた「自分」は、
その数年前に崩れ去ってしまったから、
完全に新しい人生を生きているというか、
「自我」
そういうものが、わからなくなってしまっていた。

だから、
何が欲しいとか、(物欲)
怒りとか、(自我)

それまでの人生では毎日感じていた、
そういうものが、感じられなくなっていた。

この半年くらいだと思う。
その感覚が、ようやく戻り出したのは。

・・・・

最近は、ようやく、物欲がまた出だした。
いい傾向だと思う。
なぜなら、何かが欲しいと感じることは、
生きる欲があるということだから。

何も欲しいと感じない。
怒りすら感じない。
そういう状態は、いわば無気力なわけで、
その、もぬけのから的な感じは、
生きていて、
まるで、何か別の身体の中に入って生きているというか、
自分が自分じゃないというか、
それこそ、地面に全く足がついていない感じで。

それを感じていた一年ほど前は、
その感覚が、まさかこの先の人生、
ずっと続くのか、怖かった。

いつまでそれが続くのか、
もう一生、前の俺というか、
自我みたいなものは、消え去ってしまったのか。
分からなかった。

でも、今になって、
その時期は、半年だったのか、一年だったのか、
今となっては、どこでそれが消え去ったのかわからないけれど、
それがなくなって、本当に良かった。

そう思う。

・・・

この、過去の数年は、
何度も後悔することもあったけれど、
確実に、自分の血肉となっていると思う。

2023.07.04



コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Archives
記事検索