アート・建築

August 05, 2012

_SL500_

日経BP社より2012/4/19刊行の本。


タイトル通り、
アップル社の商品のデザインやその宣伝方法に関して、
詳しい設計図や写真とともに、
綺麗に解説がされている。

Appleファンにはたまらないであろう本。
(俺も含めて。)


*****


中では、
iPhone4のデザインに関しても触れている。

電源ボタンは、
敢えて部品を通常より多くして、
ボタン全体が並行に上下に動く様にしたことで、
(通常は斜めに傾いて上下に動く)
クリック感と、触感に拘った、とか、




ユーザーの触れる頻度が高いボリュームボタンには、
ゴムなどを使わずに、
金属バネを使用したことで、
触感と耐久性を両立させた、とか、




それらの解説とともに、
部品を分解した写真も載っているので、
「おおお〜」
という感じだった。


*****



アップルの製品は、
どれだけ長く使っても、
そのシンプルさのために、
飽きることがありません。



しかしそれは、
スティーブジョブズや、
ジョナサンアイブを初めとしたデザイナーが、
最後の最後まで妥協をせずに、
一つの「美術品」を作る、
という執念で作り上げてきたからこそ、
そうなっているのでしょう。




スティーブジョブズを若くして亡くしたことは、
本当に惜しいことです。



2012/8/5 19:49



shunsukesekine at 19:42コメント(0)トラックバック(0) 

August 24, 2011

sumi


井上雄彦、
バガボンドの作中から、
何点かを集めて、プリントした画集。

去年の誕生日、
彼女がプレゼントしてくれた。


俺は、バガボンドを
高校3年生の頃に初めて読んだ。

で、その後は、
留学中、
2007年の9月頃に、
一気にはまって、全巻読んだ。

その後も、留学から帰って来て、
この漫画だけは、
全巻揃えた。

考えてみたら、
自分のお金で、全巻揃えた漫画は、
バガボンドだけだと思う。


****

バガボンドは非常に内容が濃くて、
精神世界の事を描いているので、
読んでいると一気にハマってしまう。


これを初めて通して読んだ、2007年の夏は、
しょっちゅう、この事ばかり考えていた。
友達(リー)とディナーの約束で、
彼を車の中で待つ薄暗い中でも、
必死に読んでいたり、
サーフィンの途中も、
「武蔵の親父とは、一体彼にとって、
どういう存在だったのか」を、
考えていたり、
とにかく、バガボンドにドップリ浸かる日々を送っていた。

*****

この作品は、語りだすと止まらないので、
一旦ここで停止。

話戻って、
この画集は、
井上武彦が、
普段の雑誌の印刷や、
コミックにした場合、
彼のその芸術とも言える筆遣いが、
全く読者に伝わらないので、
敢えて、綺麗なプリント技術と、
大きな版で、
出版した本。


彼の凄い所は、
筆を使って一本描きで描いたり、
水彩絵の具だけを使って描いたり、
または、皆さんご存知の様に、
「最後の漫画展」を開いて、
壁に、直接描いたり、
壁一面の大きなサイズの絵を描いたり、
スラムダンクの「その後」をモチーフに、
学校の黒板に、チョークで描いたり、
CM用に、床一面の大きなスペースに、
キャラクターを描いたりと、
普通の漫画家がやってこなかった事を、
やり続けている事だよね。



彼は、ただの「漫画家」では無くて、
本物の、「アーティスト」であり、
「探求者」であると思う。

*****

そんなわけで、
ドラゴンボールなど、鳥山明の絵は、
飽きるほど何度も何度も模写をして来ましたが、
井上武彦の絵だけは、
一度も模写をしたことがありません。

リアルすぎて、実写に近すぎて、
難しそうだから。

「ろくでなしブルース」の森田まさのりの絵なんかは、
何度か前田大尊を描いたりはしたんだけどね。
(話し代わるけど、
「ルーキーズ」を知っていても、
「ろくでなしブルース」を知らない若い子が、
最近多すぎる。
何とも残念ですな。)

*****

と、俺の感想文にまたなりましたが、
井上雄彦さんの、素晴らしい筆使いが見られます。

ぜひオススメ。


2011/8/24 1:21am




shunsukesekine at 01:21コメント(0)トラックバック(0) 
Archives
記事検索