ビジネス書

April 23, 2014

sato_kashiwa

2007年9月初版発行。

この本は、確か前職の時の上司に薦められて、買った気がする。

最近、日経のビジネスメールで、この本を取り上げていたのを見て、
また読みたいなあ、と思っていた。
昨日本棚から取り出し、今朝、電車の中で読んで行った。

*****

本を読んで気づいた。
俺自身も、自分の身の回り、考え、生活、仕事、
それらを、整理したがっていたのかなあ、と。

この本の中では、大きく分けて三つの整理が話される。
一つは、空間の整理。
二つ目は、情報の整理。
そして三つ目は、思考の整理。

空間の整理に関して。
彼は、オフィスも、机の上はもちろん、
すべてを、モノが無く、ムダのない状態に保っているという。

月曜日の朝は、午前中全部かけてもいいから、
Macのフォルダの中をすべて綺麗にしろと、
社員にも何度も言っているそうな。

モノが、目の前にあるだけで、
それに一瞬でも気が取られることで、そこで思考が余計に働き、
ロスが生まれる。

よって、俺は今朝、
40分ほどかけて、机の中、引き出しの中、
机の上、すべてを、整理してみた。

すると、それまで机の上に置いていた4、5つ程の資料もすべて、
机の中の一次保管の場所に入れ、
いつも机の上に出している、紙1枚のTo Do listも、
机の引き出しに入れる事で、
常に、次にやる仕事を一つ頭に入れたら、その内容だけ机の上に出して、
後はしまう。机の上には一切他には何もおかない、ということを実践してみると、
頭がスッキリし、目の前のことだけに集中できるようになり、
とても効率が上がった。

何より、自分が抱えている仕事を、整理してみれる事で、
頭がクリアになり、物事がよりシンプルに見えて来る。

*****

あとは、自分の考えの整理をした。

昨日は、ブログに最近の自分の考えを書き出してみたが、
佐藤氏は、本の中で、
「自分の思考を整理する程、難しいものはない」という。

自分の「無意識の意識化」(フロイトより)をすることで、
自分の中に溜まっているストレス、考え、
そういったものが全部言語化され、明確になり、
結果、自分の中の問題を、根本からFixすることとなる。

俺は、月曜日の朝に、
今自分が抱えている仕事を大きくカテゴリーに分けて書き出し、
なぜ、毎日仕事が終わらないか、
何に一番時間をとられているのか、
その問題は、

どうしたら、やらなければならないが、出来ていない仕事ができるようになるのか、

そういったものを書き出してみると、
頭の中が非常にスッキリした。
それは、ほんの1、2分の作業であるが、
それをするだけで、頭の中で整理されずにモヤモヤ、
何となく分かった気でいた事が、
書き出す事で、
分かっていなかったものは何か、
分かっていたものは何か、
何を、クリアにしなければならないのか、

そういったことが明確に見えて来る。

*****

パソコンのデスクトップが、整理しないとすぐ汚くなるように、
机の上が、整理しないとすぐ汚くなる様に、
自分の頭の中、
そして、自分の考えも、
書き出して、整理しないと、すぐに、汚くなって来る。
そして、モヤモヤした状態で日々を連続して過ごしていると、
いらないメモリをクリアしないと、PCや携帯の処理速度が遅くなる様に、
自分の頭の処理速度も、確実に落ちて行く。

結局は、パソコンも、人間の頭も、
すべて、そういったところは同じな事に気づく。

*****

俺は若い頃、常に暇があれば日記をつけ、
そこに、毎日の様に、自分の感じている事を書き出し、
自分を客観的に見ることで、毎日を生きていた。

次第に、自分の中の考えもシンプルになり、
心の迷いや不安等も、年齢と経験を重ねるに連れて少なくなり、
今では、「日記」というものを書く事も、大分減った。
自分の気持ちを書き起こす、という意味での日記を。

*****

しかし、大きな悩みがなくなったからと言って、
自分の心の中で、自分が無意識に考えていることを書き出して、
整理する事を辞めてしまうと、
知らない間に、自分が気づかないところで、
やはり、頭の中は、煩雑に思考が散らかって行くらしい。

そして、そのまま、
数ヶ月か、
自分の中の、頭の中の思考、感じていることを整理しなかった結果、
昨日の日記にかいたように、
知らない間に、ストレスが溜まった状態となっていたらしい。

******

ちょっと長くなったが、そんなわけで、
「整理する」ということは、物理的にも、思考的にも、
すべてにおいて、非常に大事なことで、
それをするかしないかで、その後のすべてが、
かなり変わって来るということ。
それを、今日身を持って実感した。

思考の整理を、先週末から昨日にかけて、
妻と話し合い、かつ、言語化することで。

そして、空間の整理を、
今朝、時間をかけて行う事で。

*****

しかし、俺の部屋は、ここに引っ越して一年経つが、未だに片付いていない。
妻に呆れられて逃げ出される前に、早くやっとかないと。

2014/4/23 22:59




追記:
ちなみに、彼はこの本の中で、
自分の鞄の中も、毎日帰ってきたら中身をすべて外に出し、
毎日持って行くものを精査するこを薦めている。
それにより、鞄の中に意味も無く入っているものを減らし、
本当に必要なもののみを見極めることができる、と。

そして究極の鞄とは、
何も持たないこと。
財布と、携帯と、カギ。
それだけあれば良いと。
そうすると、身も心も軽くなり、普段とは全く違う視点で
物事を見れるようになると。

俺は流石に、営業という事もあり
鞄を置いて行く事はできないが、
しかし、彼の言っていることは分かる。

そして彼はもう一つ言っている。
自分が持ち運びするものも含めて、
自分が持つモノ一つ一つを、きちんと吟味し、
そのモノの優先順位を真剣に考える事で、
それの価値観、自分にとっての優先度も明確になり、
それ以降、更にそのモノに対する理解度も上がると。

一度、じっくりと時間をかけて真剣にそれについて考えると、
それに対する自分の考えも明確になり、
迷いがなくなると。

これは、モノだけじゃなく、日々の生活すべてにおいていえると思う。
仕事の内容にしても、
自分の余暇の過ごし方にしても、
見るテレビの内容にしても、
すべてにおいて。

すると、「生活」「自分の人生」というものすべてが、
明確に整理された空間のように捉えられて、
非常にシンプルになり、
何が大事で、何が大事じゃないかが、本当にクリアになる。


結局は、整理とは、何を残すかよりも、
何がいらないか。
それを吟味して考慮し、
本当に必要なものだけを持つ。
そのことを言う。





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August 10, 2013

_SS400_

一つ前に書いた「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」の続編。
2007/10/12初版発行。

*****

こちらは、1作目よりも内容が薄い。
本の最大のテーマは
「時間を如何に効率的に使うか」だが、
経済学の初歩的な内容を、
スティーヴン・コヴィーの「7つの習慣」からの表をそのまま使い、
引用しているだけ。
しかも質が悪いことに、本のどこにも
「引用:「7つの習慣」」の記載が無い。

彼女は、本田直之、神田昌典を好んで読むと書いてあるが、
彼らも結局、そういった著名人の作品の引用、応用でしかない。

そして、この本に関しては、
「7つの習慣」を読んだだけでは、実際にそれをどう自分の生活に応用したら良いか分からない人向けに、
「私はこんな風にやっています」と、
自分の手帳の書き方、
使っている道具の種類などを、
写真と共に、薄い内容で書いてあるに過ぎない。

*****

話は変わるが、本屋に行くと、
「7つの習慣」のダイジェスト版的な感じで、
図解にしたり、
「時間がなくてオリジナルを読むことが出来ない人に」なんて書いて、
内容をすごく薄めたガイドブック的なものがいつも売られていることに驚く。
この本のオリジナル自体はすごく読み易いし、
そもそも、これって20歳前後、学生の頃に読んでおくものじゃないの?
と言いたくなってしまう。

*****

突っ込みどころ満載の本。

2013/8/10 23:35


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_SS400_

2007/4/5初版。
俺の嫌いな著者の作品。

2010年の春に中古で買い、
(買った当時はまだ嫌いではなかった)
3年半以上、読んでいなかった。

著者は、2008年前後はすごく人気があった様に見えるが、
今はどうなんだろう。

内容は、とても浅い。

ビジネスは、
1、英語力
2、会計学
3、IT
の3つが必要という、他の誰かが言った内容をそのまま使い、
それぞれに少しずつ自分の体験談を載せた程度。

そして、二作目でも触れているが、
彼女が尊敬しているという本田直之や神田昌典などが本に書いていることが
そのまま載せられている。
どっちが先かは知らないが、
結局彼らも、
「思考は現実化する」
「7つの習慣」
などの受け売りでしかない。

*****

しかし、このレベルの本を読まなきゃ、と必死に思っていた
3年程前の自分を思うと、
いかに、表面的なすぐに得られる「スキル、知識」
と見えるもの(そしてそれは、日本の社会人の中では、
「できるビジネスマン」が所有している、と巷では何となく思われている。
そんな気がする)を、
それが本当に中身のあるものか確かめずに、
とりあえず本を買って、読めば、
俺にも身に付くだろう、と思っていた自分の状態が、
何だか物悲しくなる。

2013/8/10 23:36




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October 25, 2012

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タイトル通り、
ユニクロ・ファーストリテイリングの経営者、
柳井正氏の書く、ビジネス書です。

朝日新聞出版より(2011/6/13)発行。

面白かった。

*****

彼の本を読んでいると、
非常に潔いな、と感じ、
読んでいるこちらも、背筋がピシっとしてくる。


彼のこの本を読んでいて思った。

自分を人と比べたり、
自分の過去の軌跡に自信がなくなるときというのは、
決まって、
「今」、目の前のこと、
自分がやるべきことに、集中して打ち込んでいないときじゃないか、と。

自分が歩む道は、
「自分」という人間だけが歩む道であり、
自分の人生の主人公は、自分である。

そんなときに、
自分の役を放っておいて、
周りの人たちの状況や行動ばかりが気になり、
自分の今までの道のりや、過去の行動を気にし出すのは、
決まって、
自分が、目の前の道に集中していないからだ、と。

*****

ビジネスマンは、仕事で結果を出してなんぼ。
そして、自分の仕事に、
これ以上ないくらい集中して、かける。


基本的に、損得勘定で仕事をしたり、
「いかに早く仕事を終えて帰るか」
「いかに仕事を溜めないか」
ばかりに仕事のやりがいを感じて仕事をしていると、
やがて、仕事の楽しさを忘れ、
仕事=いかに早く終わらすか、
の価値観が根付いてしまう。


上に挙げた目標ももちろん大事だが、
それ以上に、
仕事を通して、何かを成し遂げてやろう、
そういう大きな眼差し、展望がないと、
自分の仕事は、つまらないものへと化してしまう。

そしてひとたび、
そういう「ラクなやり方」に慣れてしまうと、
人間は、それが当たり前になり、
それと、そうではない働き方(つまり上で言う後者の働き方)
の違いに気づかなくなってしまい、
いつのまにか、
「今日も早く一日が終わればいい」
と心の中で思う日常へと埋没してしまうものだ。


そして、そんな日々をある程度過ごして、
あるとき気づく。

「え?こんなにもう年月が経ったの?
俺って、もう◯◯歳なの?」と。

*****


柳井氏はこの本の中で言う。

人間のピークは25歳であり、
人間はその年齢までは成長するものの、
それ以降は、本気で勉強を続けて行かないと、
成長はあっという間に止まってしまう、と。


彼は、25歳からの10年間を、
いかに本気で勉強したかが大事だという。

俺は先日29歳になり、
内心、「もう29歳になってしまった」と焦っている。

もう、来年は30歳であり、
30歳イコール、40歳まで10年しかないから。


最近良く思う。

25歳くらいまでは、
まだまだ、何となくのほほんと、
「俺はまだ子どもだし」
くらいの精神レベルでいられたし、
それを、社会も許していたけれど、
もう流石に、29歳ともなれば、
立派な大人で、
中堅社員だということ。

まだ今の会社に入社して半年だとか、
そんな余いメンタルでいては、
気づいたら、
「俺ってもう35歳なのに、
大した仕事もできていねえ」で終わってしまう。


*****


この日記の一番最初の方に、
周りの人間と自分を比べ出す時は、
なんちゃらかんちゃらと書いたが、
それは正に、ここ数日の俺の今の心境であり、
それは、
自分の年齢が変わったことと、
今、やるべきことを、きちんとしていないことから来る不安であったことを、
この本を読んでいて、ふと気づいた。


*****


そして最後にもう1つ。

彼はこの本の最後でこう締めている。


「若い頃は、体力はいつまでも持つと思うが、
心と体を限界以上に苦しめる仕事の仕方をしていると、
ある時に取り返しがつかなくなる」と。


それは、俺は今までの人生で十分身に沁みて感じており、
睡眠が如何に大事かということも感じている。


疲れている時には、
夜は早めに寝ることが、何よりも大事だ。

22時すぎには寝て、
ぐっすり眠れば、
次の日は、朝からスッキリした頭で仕事に集中出来る。

そして、そんな生活が、
非常に大事である。

*****

ということで、もう寝ます。

2012/10/25 22:12





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October 24, 2012

20120424G209


講談社より(2012/4/26)出版の本。

著者の結論は以下の3点。

・「自己内利益」を考える
・自分の「労働力の価値」を積み上げていく(資産という土台を作る)
・精神的な苦痛が小さい仕事を選ぶ



個人的には、読んでいて最初の方は
「おお、面白い」と思ったが、
途中から段々と説明がダラダラと長くなり、
最後の著者の提案策は、具体性が欠けていたため、
読み終わった後、
「で、それだけ?」
という感じがしてしまった。

著者がこの本の中でいう「価値」の基準でこの本を考えると、
自分にとっては、その「価値」が低い、
という感想だった。


*****


しかし、Amazonのレビューを見ると、
色々な見方があるものですね。

星5つをつけて大絶賛している人もいれば、
自分の様に、「内容が薄い」と、
星1つでボロクソにけなす人もいます。

もちろん、星5つの人がいうように、
多少の気づきがあった点では、
この本を読んだ価値があったと思うし、
また同時に、
説明がむやみやたらと長い、
また、それだけ問題提起をした上での、
その後の提案内容が薄い、という点では、
星1つの人の感想と同じでした。

*****

とにかく、
読み終わって、「結論はそれだけかい」
と、何か面白くない気持ちが大きく残る本でした。

2012/10/24 22:17






追記:

著者の書き方では、
「仕事」というものを、
「自分が会社に対して提供する『労働』に対して、その『対価』をもらう為の行為」
としてしか捉えていない為に、
仕事から得られる喜びや、楽しみ、生き甲斐などを
全てバッサリ省いています。

それが、読み終わった後、
余りにもドライすぎるというか、
何とも面白くない感覚が残る所以でしょう。

著者はこの本の中で、
「自分がサラリーマン時代に、
『仕事を楽しもう』という言葉にはどうもしっくり来なかった。
それが、『仕事に興味を持とう』ならば意味が通じるが。」
と書いている。

彼にとって、『楽しむ』とは、
遊びで感じる『楽しさ』であり、
それは、仕事では決して得られないものだ、と。

これは、彼がこの本の主張を通す為に敢えて極論的にそう言っているのかもしれないが、
俺は、仕事を通して得られる楽しみは存在すると思うし、
実際、仕事を通してしか得られない『楽しさ』は確実に存在する。

そんな意味でも、著者の価値観と自分のそれ自体が、
既に違っているのかもしれない。

それだけだと思う。この本を読んで、自分が面白くなかったのは。


*****

と、まあ、批判ばかりしてみましたが、
彼の言う結論の中で、
・自分の「労働力の価値」を積み上げていく(資産という土台を作る)
ということは、とても大事だと思います。

要するに、
今日会社でやる仕事が、
確実に、その場限りのモノではなく、
自分の「キャリア」「力」として、
確実に積み上がる様なものになるように、
仕事をすること。

広い視野、大きな視野で、
今の現状を見て、
今日の仕事に取りかかることです。

彼のこの本は、本質は良いことを言っているんだけれど、
その例えが余り良く無いのだと思う。
よって、読み終わった後に、
「偉そうなことを言う割には、
その主張に対する根拠と具体的事例が弱い」
と感じてしまうのだと思う。








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August 31, 2012

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日経BP社より2012/6/7に刊行。
著者初の本。

*****

帯に誘われて読んだが、
期待したほど感動はしなかった。

要するに、

「仕事をする上で、
様々な場面で、
うまく『しつもん』を使えば、
物事がうまく行きますよ」

という本。
その質問の例が、
多々紹介されている、という形。


著者は、実際にコンサルタントをしているとの事。
よって、質問の多くは、
「御社が期待をしているご利益は何でしょうか?」
「この仕事を終えた後に、キミはどうなっていたい?」
などのように、
相手に対して、その相手が求めるニーズを、
自らに深く考えてもらい、
それを言葉にしてもらう、
という手法が紹介されている。

これは自分も前職で実際に同じ様なことをしていたので、
的を得ているな、と思う。

そして、こういった質問は、
一見当たり前に思えるが、
いざ自分が仕事をし出すと、
「自分のこと」しか見えなくなり、
「相手の立場」に立って物事を考えることを、
辞めてしまう。

それが、自分の仕事がうまく行かなくなる瞬間である。


*****



また、なるほどと思ったのは、
自分の部下のやる気を出す際の質問。


通常は、上司というのは、
部下に対して褒めるところを見つけられずに困るが、
そんなときは、

「今、上手く行っていることは何だい?」

と聞く。

それに対して、部下が
「そうですね。今はこれが上手く行っていると思います」
と答えれば、
「そうか、いいぞ。よくやってるな。その調子でがんばろう」
と声をかければ、
部下は、「自分は見られている」と感じて、
よりやる気を出す。


*****


答えは、
常に相手の中に眠っている。


そういうことです。


2012/9/1 7:20am







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August 02, 2012

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明日香出版社より
2007/11/12に初版発行。

さらっと読んでみた。

*****

何だか名前が似てるなあと思ったけど、
彼の経歴を見ると、更に似ていてビックリした。

彼も18歳から24歳までをアメリカで過ごし、
そこでは国際関係と文化人類学を通して、
世界、民族、文化の多様性を学んだらしい。
そして、大学在学中にも、
ホピ族やナバホ族の居住地の訪問をしたとか。
(大学はミシシッピなので自分の行った学校からは大分離れていますが。)


そして、日本で「地べたを這いずり回る様な」学習教材の訪問販売の仕事を経験後、
企業内教育コンサル会社で学び、
株式会社ラーンウェルを設立したそうです。

*****

彼のこの本は基本的に、

「頭がいい人、仕事ができる人は、
 学び上手である」

ということをテーマに書かれています。


******

・自分の経験、他人、そして本などから学ぶ。

・学んだことは、実際に試した後、
文章にしてアウトプットする。
文章にすることで頭を使うし、それにより、自分の経験と学びを客観的に見ることができる。

・本を読むのは、自分だけでは体験できないことを経験した他人のそれを知ることで、
自分の中により多くの「引き出し」を作ること。

・本は、自分の気になるところだけ「捨て読み」で良い。(自分の興味の惹かれない部分は捨てて読む。)

*****

などの、一般的な考えから、

*****

・上司、先輩に質問をする際には、
「ちょっと確認なんですが〜」
のように、全く丸投げで「これは何ですか?」と聞くよりも、
自分である程度考えてその上で聞いている、ということを見せた方が、
より相手も答えてくれる。

・会議などで、
誰かに「お前はどう思う?」と担当直入に聞くよりも、
「うーん、これは何なんだろう〜。
ちなみに、◯◯君はどう思う?」
みたいに聞けば、知っている人は答えてくれる。

*****

のような、仕事場でのちょっとしたコツまで、
幅広く、
「仕事上でのなにがし」を、
新入社員向けに、簡単にまとめた、
という内容の本です。

(しかし、この本は特に、
「新入社員向け」と狭い範囲には指定をしていないようですが。)

*****

非常にシンプルに書かれているので、
さらっと読めます。

自分がほぼ知っていることが書いてある感じですが、
自分と経験などが似ていることもあってか、
どっちかというと、
「他人が書いた本」というよりも、
「きっと俺が本を書いたら、こんな感じになるんだろうな」
という感じの、
「自分が書いた本」
のような不思議な感覚が残りました。


それだけ、読む前に、
著者に勝手な先入観と感情移入をした、
という理由によるものでしょう。


経験と名前が似ているだけで。

2012/8/2 22:32





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July 31, 2012

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毎度おなじみ、
中谷彰宏氏の本です。

俺はこの人の本を、
8冊くらい持っています。

社会人になって間もない、
25〜26歳の頃、
一時期彼にハマった時期がありました。

彼は、「お前、一体何冊本を出しているんだ?」
と毎回突っ込みたくなる程、
凄まじい数の本を出しています。

彼の本を毎回観るたびに、
後ろの約12ページ程は、
全て彼の本の紹介(しかももの凄い数)
という作りで、笑ってしまいます。

でも、それだけの本を書いているのだから、
凄いもんです。


*****


彼の著作は、
読んだことのある人なら分かるかと思いますが、
非常にシンプルで、
余白を多くとっています。


文字数は少なく、
文字も大きく、
直感的な作りになっています。


しかしそれが、
頭がモヤモヤしたり、
悩んでいる時には、
ふと、
それを別の視点から見る、
いいきっかけとなるのです。


なので、
彼の「センスのある書き方」は、
それ自体が、魅力となっているのだと思います。


だから、彼は自分のスタイルを知って、
それを掴んで使っているし、
それを求める読者がいる以上、
同じような内容の本を、
ちょっとずつ、
色んな視点からみて、
それを書いているのだと思います。


*****


前置きが長くなりましたが、
ダイヤモンド社より2006/12/8に初版発行のこの本では、
タイトル通り、
20代の新入社員、
または、
30歳になる手前にいるであろう、
「入社10年以内」
の若者に対して、書かれています。



*****



彼がこの本で伝えたい考えはこうです。

「若いうちは、
自分の中に、勝手な垣根を作らず、
どんな人でも受け入れて、
色んな人から学ぼう。
どんな人だって、
必ず、自分が学べる『何か』を持っているのだから。

そして、そのためには、
彼らと競い合うのではなく、
彼らをどこか一つでも尊敬し、
自分とは全く別のフィールドにいる人と見なして、
素直に彼らから学ぼう。

そして、彼らに対する気遣いも忘れず、
普段関わらない(自分の会社の受付嬢のような)人でも、
(お土産を渡したりして)
関係を作って行こう」

という本です。


*****


この本の中で、

「ゲイに好かれる人が、
 成功する。」


とありました。

何やら、
ゲイの人は、
その人間を「男・女」として見るのでなく、
その人の人間としての「魅力」を見抜くプロなのだそうです。


だから、
将来伸びる人は、
必ずゲイバーのママに好かれるし、
ゲイに嫌われる人は、
伸びない、と。



俺は昔から、
やたらとゲイに好かれる傾向があるので、
これを読んで、
「俺は必ず成功する」
と確信しました。


クローゼットにだって住んでいたし。
はっはっは。


2012/7/31 21:03




PS.上の話はマジで、
日本にいるころはまだそうでもなかったが、
アメリカにいた頃は、
やたらとゲイに好かれた。

大学のクラスメイト、
バックパックで行ったヴェネツィアで出会ったオジさん、
アメリカ一周旅行で家に泊まる羽目になったオッサン、

などなど。。。

書いていて気持ち悪くなってきた。








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ソフトバンク クリエイティブより、
2007/3/27初版発行。

******

感想。
ぱっとしない本。

タイトルに惹かれて本を取るや、
中をぱらぱらと捲り、
確かに、頷けるところ、
学べるところはあるが、

この本の問題点は、
「著者自身が、
自分がタイトルを付けたその内容自体に対する、
明確な答えを持っていない」
ということ。

なので、読んでいて、
彼の意見がダラダラと書かれているだけだし、
毎回主張がコロコロと変わるので、

「で、結局あなたの言いたいことは何だったの?」

と聞き返したくなる。

*****

彼はそもそも、
「仕事ができる人は〜〜」
というタイトルで、各章の目次を作っているが、
この本の最後の方では、

「そもそも、仕事ができる人とは、
どんな人か?」
という哲学的な問いかけに内容がシフトチェンジして行く。

そして彼の出す結論は、

『「仕事ができる人」は、
自分のことを、「仕事ができる」とは思っていない。』

同時に、

『「仕事ができるかどうか」は、
自分自身が判断すること。』

という。

そして彼自身は、
『私は、今まで仕事ができる人に憧れて彼らの研究をしてきましたが、
未だに自分は、「仕事ができる人」にもなっていないのです。』
と、本の中で言う。




「仕事ができるかどうか」は、
自らが決める。

で、(本当の意味で)「仕事ができる」人は、
自分のことを、「仕事ができる」と思わない。



???


言いたいことは分かりますが、
そもそも、このタイトルを付けるなら、
シンプルに、
「誰がみても仕事が出来る人とはどんな人か?
そして、そんな人とは、
どんな仕事の仕方をするのか?」

の具体的な例を、挙げて欲しいと思う。

彼がこの本の中で挙げている、
「仕事ができる人」の習慣は、

「直ぐにメールを返す」
「残業をしない」
「異性に優しい」
「交通費請求をまめにする」
「”案外と悪口を言う”」

など、
結局は、他の本でも書かれている様な内容で、
それに対する掘り下げが、浅い。

そして気に入らないのは、
自らの経験ではなく、
他人が書いた本からの言葉を多数引用して、
それであたかも、
”彼が思う”「仕事のできる人たち」は
こうしていますよ、
という、列挙にすぎない、ということ。


*****


もちろん批判だけではなく、
学べるところもあった。

例えば、
仕事ができる人は、
会社にいる時間も全て、
「自分自身の時間」と考え、
「拘束された時間」とは捉えない。


同じ会社の中といえども、
「自分」という人間の周りは全て、
「お客様」と考え、
「自分一人の会社」を運営する自分が、
その中でどう働くか、
という視点でいる。


仕事ができる人は、
何にでも興味を持ち、
全てを知りたがろうとする。
その好奇心が、
その人を成長させる。


仕事が出来る人は、
自分のことを大切にするし、
相手のことも気遣い、
自分が最大限できる、相手に対する誠意を示す、
など。


*****


まあまあの本でした。

2012/7/31 20:40



補足:

俺がこの本を「まあまあの本」と思った理由は、
読み終わった後に、
「ああ、楽しかったぜ!」なり、
「こんなに沢山のことを学んだぜ!」
という爽快感がないから。

本を書く人間は、
自分の書く内容に対する、
明確な「持論」を持っていなければならない、
と俺は思う。

例えその「持論」が間違っていようと、
それはその人の、「考え」であり、
「主張」なのだから。


俺が嫌いな本は、
書いている著者自身が、
そのテーマに対する明確な
「自分なりの」答えを持たず、

「この本では、◯◯さんはこう言っています。
一方、◯◯さんは別の本でこう言っています。」

みたいに、
「どっちの考えもあるぜ」的に、
両方のサイドを見せて、
で最後に、
明確な結論を出さずに、本を終えて行くタイプの著者。


これでは、「哲学の授業か?」と問いたくなる。


なので、こういうスタンスで書かれた本は、
基本読んでいて、イライラして来る。


*****


だから俺は、
例え意見が偏っていても、
その意見が、
「オレはこう思う」とハッキリとした作者を好むんだろうね。

または、完全にその人のオリジナリティが確立している人の作品を読むんだと思う。








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July 29, 2012

41tE-ISjLuL


こういう本は最近は興味がなく避けてましたが、
ふと手に取り、ちょっとページを捲ってみると、
一気に引き込まれ、
1時間弱で全部読んでしまいました。

大学を出た後、
一ヶ月で就職先を辞め、
その後4つの事業に失敗し、
今は、社員のモチベーションアップや、
学生を相手に、講演を行っている著者の作品。

中経出版より2009/2/28に出版。
著者が50歳前後で書いた作品。
株式会社アントレプレナーセンターの取締役。

このおじさん。
061028a



*****


中には、25の題名とともに、
彼の人生の生い立ちを交えて、
彼が大学時代から、今までをどう生きて来たかが書かれています。

また、その中には、
彼が今まで会って来た人たちに聞いたり、
または、彼自身が直接会って体験した人たちの話も、
たくさん盛り込まれています。

それらの話は、非常に心に響き、
読んでいて、ちょっとジワッと来たり、
または、声を出して笑ってしまうところも幾つかありました。

*****


基本的に彼は、

「仕事は、
適正や能力よりも、
”好き嫌い”で決まる」

という考えを通しています。

そしてその中で、

「どんな仕事でも、
その仕事がなぜそこに存在するかを
忘れた瞬間に、その仕事はつまらなくなる。

そして、どんな仕事でも、
自分で楽しもう、
それを極めてみよう、
と自ら考え方を変えるだけで、
一気に仕事は楽しくなる」

ということを説いています。

*****


例えば、あるレストランでの従業員の話。

彼は、シェフになりたくてそのレストランに入ったにも関わらず、
マネージャーから、
ずっと皿洗いばかりさせられていた。

そこで彼は、
最初のうちは腐っていたものの、
途中から、
「どうせやるなら思いっきり極めてやろう」と、
皿洗いをもの凄いスピードと手際の良さで行う様にした。



すると次第にそれが話題になり、
「凄いスピードで皿洗いを芸術のようにするヤツがいる」
と、それだけを見にレストランに来る客も増えた。


直に、彼は他のレストランのマネージャーに、
「うちに来い。そしたら、今の給料の2倍を払う」
と言われる様になる。

しかし彼は、
「それをするには、まず最初に私のマネージャーに言わなければなりません」
と言う。

そして、自分のマネージャーにそれを言いに行くと、
「いや、ならばその2倍の給料の更に倍の給料を
ここで出すから、お前は残れ」
と言われる。

その結果、彼はずっと給料が上がって行く、と。

(まあ、この後彼の希望である、
シェフにいつなれたのかどうかは書いてなかったので、
もしそのまま「お前はうちの皿洗いマスターだ!!」
なんて言われてシェフになれなかったら悲惨ですけど。)


*****


他にも、毎回「感謝」を見つけ、
「感動」を沢山して、
「ありがとう」という対象をどんどん見つけよう、と。


喫茶店に入ってイスがあったら、
「イス、ありがとう」。

コーヒーが運ばれて来たら、
「コーヒー、ありがとう。
店員さん、ありがとう」。

エアコンが付いていたら、
「エアコン、ありがとう」みたいな。

すると、喫茶店を30分の間に出るまでには、
50回以上ありがとうを言っている、みたいな。



まあ、これは例えが極端ですが、
そんな風に、
「自分の心次第で、
自分がどう思い、どう考え、どう行動するかで、
毎日の生活は、一瞬一瞬が幸せになって行く」
ということ。


*****


他にも、
「一度、その目標を絶対にあきらめないと決めたら、
他の人の批判もすべて、ありがたいアドバイスに変わる」
など、

全て、心の持ち方を書いています。


*****

著者もいいますが、
「自分がなぜその仕事をするか」
のようなことは、
はっきり言って、5分ごとに忘れてしまうようなものなので、
その点を意識して、

「徹底的に会社に尽くしてやろう」
「徹底的にお客様に尽くしてやろう」
「徹底的にこの仕事を極めてみせよう」

と、意気込みを変えるだけで、
全てが面白くなっていく。

その点は、いつまでも忘れずにして行きたいと思います。

2012/7:29 16:33



追記:

彼は若い頃、
本を読んだ後に、
必ずA4のレポート一枚に、
その本の概要を纏めていたそうですが、
それは、俺もこのブログの本レビューと同じだな、
と思いました。


彼も言う様に、
ただ本を読むのと、
「読み終わった後に、
その本の感想を書こう」
と決めて読むのとでは、
その読書に対する目的意識も変わってくるし、

また、こうして書くことで、
その本の内容が、
より自分の中に刻まれます。

(と言っても、
最近は記憶力が落ちているのか、
たまーに自分の過去のブログのレビューを読んで、
「あ、そういえば、俺こんな本も読んでたっけ?
あれ?これ何が書いてあったんだっけ?」
みたいに、殆ど覚えていなかったりして。)














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July 14, 2012

s-070903h

前回読んだ
「汗をかかずにトップを奪え!『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾」の著者、
三田紀房による著作第一作目。
2006/11/17の初版発行。

読み物としては、上の「汗をかかずに〜」の方が、
ドラゴン桜の主人公に自分を置いて、
割り切って書いているので、
読み易いし、面白い。

こっちの本は、初の著作というのもあるせいか、
まだ中途半端な感じが残り、
ちょっと煮え切らない。
よって、「汗をかかずに〜」の方がおお薦め。
この本では、メッセージが弱く、
ダラダラした感じも否めない。


*****


この本では、
「型にはまる」ことの重要性を説いている。


要するに、

この「日本」という社会は、
昔からの伝統が残る、
ガチガチなタテ社会であり、
かつ、
学歴の高いヤツほど、将来選べる道の選択肢も広がるし、
給料も変わるのだから、
変に「個性を出せ」なんて考えずに、
日本が持つ「型」に思いっきりハマってみろ。
そうすれば、全てがラクにうまく行く。


というメッセージ。

*****

彼はこの本の中で言う。

良く、数学が苦手な中学生ほど、
「方程式が何の役に立つの?」と理論じみて言うが、
そんな問いには、
「数学ができれば、よりレベルの高い高校に入り、
東大に入ることができる。
そうすればどんな職業も選べるし、
給料も高くなる」とありのままを言っておけ、と。

それを、「それも大事なんだよ」
と教師が濁していうから、
けっきょく感受性の鋭い子供は、
親のその理論に含まれるウソを見抜き、
よけい反抗して、勉強をしなくなるのだ、と。


*****

また、彼は大相撲のタテ社会に見られる、
日本独特の社会構成を説明する。

大相撲の世界では、「関取」以上の力士にならないと、
給料も出ない。

しかし、先輩力士の世話をして、
料理、掃除などの仕事をしておけば、
衣食住の分は面倒を見てもらえる、と。

結局、日本の団体スポーツに見られる体育会系の社会も、
それができており、
日本の会社もそうだ、と。

仕事のできる上司が、全く仕事のできない新人の部下の分の給与も稼ぐ。
その代わりに、部下は上司の言ったことに一切楯突かず、
言われたことは全て素直に行う。

そこに師弟関係が生まれる。


それを、欧米化した変な成果主義を入れてしまうと、
その日本独自の居心地の良さも無くなり、
下の者は、本当に食って行けなくなるし、
上の者も、いつ給料が下がるか分からず、
安心して仕事ができない。

その結果、その「会社」という組織に対する愛着心が芽生えない、と。

*****

彼は、2006年甲子園のハンカチ王子の例を出して言う。

大人は、子供たちに個性を出せと言うが、
結局は、彼の様に、
頭を丸坊主にして、素直で、
「高校野球」という独自の「型」にハマった若者を見ると、
安心するのだ、と。

上の人間は、決して下の人間に「自主性や自由」は求めていない。
必要なのは、言うことを素直に聞く、
従順な若者なのだ、と。


*****

ということで、まとめとして、
また最初に書いたことに戻るけど、

「日本」という社会は、
・タテ社会
・完全学歴主義
で、それらの中でうまくやって行けるかによって
自分の人生の選択肢、及び給料も変わるのだから、
ヘタな個性を伸ばすゆとり教育などに手を染めず、
とにかくその「型」にはまれ、と。

そして、以外とその「型」は、
中にいると居心地が良いものだ。

なぜなら、日本人のDNAには、
結局は「型にハマりたい」
「型にハマると気持ちいい」
という本能が眠っているのだから、と。

(だから、社会に反発して
不良になる若者も、
結局は「族」「不良グループ」という
タテ社会バリバリの「型」にガッツリはまって行く、と。)


*****


ここからは俺の意見になるが、
この本の著者である三田紀房の考えは、

「日本という社会の中で生きる以上、
その仕組み(型)に反抗しようが、
結局はそれは覆せないのだから、
その仕組みにドップリ染まって、
その中でうまくやって行ったほうが、
人生は全く持ってラクだし、楽しいぜ」

という主張。
言わば、
「(日本という)郷に入れば郷に従え」
というメッセージ。




それに対して、
俺が中学生の頃から高校までハマっていた
落合信彦は、

「日本は、もっとアメリカっぽくなれ」

という主張。

これは、落合は1960年代にアメリカに渡り、
そこで20歳前後から30代半ばまでを過ごしたことで、
完全にアメリカナイズされた考えによる。

つまり、
「日本の型よりも、
アメリカのそれの方が、クールだぜ」

という考え。


そして、俺がここ数ヶ月でハマっている
苫米地英人の場合。


彼も、落合信彦に近い。

「アメリカでは、こう考える。
でも、日本はこうだ。
でも、アメリカの方が、もっと良い。
だから、日本はアメリカナイズしろ」と。


*****


超極端に言うと、
こんな感じ。

三田紀房=「日本社会で生きるなら、つべこべ言わずに日本の『型』にハマれ」

落合信彦、苫米地英人=「日本はもっとアメリカナイズしろ」



三田氏は、
この本の最後の方でこう言う。

「日本人は結局、
本音と建前ばかりの社会で、
その文化を悪いと言う人も最近はいるが、
本音ばかりの会話ほど、労力を使うものもない。
日本というこんなに狭い土地に、これだけの人間が収まっているからこそ、
お互いに建前を駆使しないと、
このわずらわしい人間関係の中でやっていけないし、
だからこそ、日本の「建前」の文化は生まれた」と。


また、上のハンカチ王子の話にも戻るが、

「結局は、高校球児がロン毛でピアスをして、
間違った判断を下した審判に楯突いていたら、
大人は見ていて面白く無い。
例え間に合わなくても必ずヘッドスライディングをして、
誤審を下した審判にも素直に従い、
負けたら泣いて、甲子園の土を持って帰れ。

そこで、型にハマらないヤツが何を言おうと、
それが正論であろうと、
大人は耳を貸さないのだ。

最近騒がれる『品格』とは、
要するに、上のものが決めた『型』を
踏まえているかどうかなのだ」と。


*****


以前、苫米地氏の本では、

「全世界に存在する『伝統』や『マナー』は、
結局はその国が作った『洗脳』(苫米地氏が良く使うこの言葉を、
三田氏の言葉で置き換えると、『型』となる)であり、
そんなものは、上の人間が下の人間に強要しているだけであり、
捨ててしまえ」

とあった。
「テレビは見てはいけない」より。)



しかし、苫米地氏の意見は、論理的にはあっているものの、
それをいざ実行すると、
多くの反対意見を喰らうし、
また、非常に「生きにくい」。

そして、周りの人間は、
「あいつは何を考えているか分からないし、
一々楯突いてくるから、
面倒くさいから放っておこう」
となり、結果、孤立することとなる。



それが、苫米地や落合が、
結局は、
バリバリの日本社会からは煙たがられる所以である。

(彼らは、理論的には正しいことを言っているが、
結局は、上のものに取っては、
「面倒くさい」存在でしかない。)



そして、この本と前回の本で三田氏は、

「若者よ。
アメリカナイズ、欧米化などせずに、
日本社会で生きて行く以上は、
つべこべ言わずに日本の型にはまっておけ。
それが、一番ラクにトップを狙える生き方だ」と。



*****


以前の(20代前半までの)自分、
特に、留学中、または留学から帰って来た直後の自分であれば、
三田氏のこの本での主張は、
素直に受け入れられなかったと思う。

しかし、実際に日本社会で働いてみると、
いかに彼の意見が正しいかを実感する。

結局は、「川の流れに乗った方が、人生はラクだぜ」
ということ。

ここでいう「ラク」とは、
「効率が良い」ということ。



落合は、日本という川の流れを批判し、
その流れを、よりアメリカの流れに近づけよう、とするタイプ。

なので、もの凄いパワーを使うし、
相当我が強くないと、
やってられない。


そして、苫米地は、
一人、
川の外に立って、
どんな国の川の流れも、
”その川”の流れという”洗脳”があるので、
一度、全ての川から完全に出てみて、
その”流れ”がない状態の「水」というものを観察してみなさい、
という主張。

なので、
常に彼の視点は、宇宙からこの世の中を見ている。
なので、現実味がない。


****


若い頃は、
目の前にある「川」というものの流れに逆らうことが、
カッコいいと思う。

なので、とりあえずそれに反抗してみる。

そして、
大人になるにつれて、
つまり、社会に出て、お金を稼ぎゃなきゃならない状態になるに従い、
その「流れ」が「世の中」なのだから、
その流れの中で、いかにうまくやるかが、
結局は大事なんだ、

そうじゃないと、
お金が稼げない、
食って行けない、
ということに気づく。


*****


ちなみに、
俺の妻は、
どちからというと、三田氏の考えに近い。

「人生は、いかに効率よく、
ムダな労力を使わずに、
楽しく生きていけるか」

であると考えている。

彼女は、「面倒くさいこと」が一番嫌い。

だから、どうしたら効率がいいかを考えるし、
その為に、頭を使うので、
結果、非常に頭が良い。賢い。
なので俺は彼女を尊敬する。



また、俺の高校時代の親友のSも、
その考えに近い。

高校時代の口ぐせは、
「ま、いいんじゃない。俺じゃねーし」笑

つまり、
自分がちゃんと利益を得られていれば、
あとは、周りがどうであろうと、特に関係ないよ、
というスタンス。

(こう書くと冷酷に聴こえますが、
彼はとても友達思いで、
その上で、上のことをユーモアを交えて言います。
自分の欲が満たされることがまず大事、
というスタンスをきちんと表に出すので、
非常に付き合い易い。)



そして俺はずっと、
暑苦しい落合節で生きてきた。

しかし、20代後半になり、
日本社会に出て4年が経ち、
自分の考えも変わったのでしょう。


要するに、一つの考え方しかできなかった状態に、
幅が加わったのだと思います。


「結局、何を言おうが、
現実的にいかに賢く生きて行けるかが
一番大事だろ」

ということ。


これを社会では、
「お前も世の中というものを分かる様になったな」
と言います。


*****


さて、ダラダラと取り留めの無い文章となりましたが、

結局は、この世の中は、
既に決められた「型」がバリバリ存在する世界なので
(それはどこの国に行こうと)、
その「型」にハマって、
「賢く」生きた方が、
ラクだし、楽しめますよ、

ということ。





ちなみに、三田氏の経歴を見ると、
大学を出た後、
親の家業を継いだ跡、
父親が亡くなり、借金にも追われ、
苦しい生活をした結果、
30歳のときに、賞金稼ぎのために、
マンガを描き始めたらしい。


要するに、彼はお金で苦労をして、
「この世の中は、どんなに綺麗ごとを言おうと、
食って行けなかったら意味が無いし、
結局は、この世の中の給料は、
学歴で全部決まってるじゃねーか。」
ということに気づいたのでしょう。


その結果が、
彼がドラゴン桜を生み出すきっかけとなり、
このような本を書くに至ったであるかだと思います。


苫米地氏は、
親が財閥系であり、
お金に苦労をしたことがないから、
常に宇宙からものごとを見ていられるのだと思います。
フェラーリに乗りながら。



そして、落合氏は、
小学生の頃から、
夜逃げを13回も経験し、
お金に困って来たからこそ、
そして、その後にアメリカに渡り、
そこで日本のそれとは全く違う生活を送ったことから、
「戦後の日本」=「貧乏な上に腐ってる」
「ジョン・F・ケネディ時代のアメリカ」=「裕福で素晴らしい」
となり、
「まずは、日本人よ、目を覚ませ!!」となったのでしょう。





少なくともこの3人に共通しているのは、
「日本という社会を外の視点から一度見て、
その上で、それに対して意見を言っていること」です。


*****

長過ぎて疲れた。

2012/7/14 18:15











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July 08, 2012

Hacks_04_05

かなり面白い本でした。
20時半頃に読み出して、
22時に読み終わりました。

まるでマンガを読んでいる様な感じで、
ところどころその文章の絶妙さに吹き出しながら、
「マジでこれおもしれえ」と言いながらあっという間に読み終わりました。
良い本です。

2007/11/16の初版発行。大和書房。

(去年くらいに本屋で見つけて、「面白そうだな」と思っていて、今日図書館で見つけた。)

*****

この本を捲ると、
最初の表紙の裏に、

「仕事なんてのは
しょせん
ヒマつぶしだ」


とありますが、
まさにそうだと思います。
言い得て妙というか、
究極的に言えば、そうなんだよ、
という感じです。


もちろん彼は、だから、適当にやれ、
と言っているわけではなく、
良い意味で、「適宜に、適当に、うまくやり抜けろよ」
と言っているわけです。


****

彼が本の最初で、こう述べます。

「この世の中は、正直者はバカを見ると言われるが、
それは、全く世の中を疑わない”正直者”=”何も自分で考えないヤツ”
がいけないんだ。
この世の中は、しょせん自分の利権を考えた
どこかのオッサンたちが、
自分の欲を満たすために創った会社と、政治の中で、
そのオッサンたちのために回っているんだ。
だから、まずはその実態を知れ」と。

正にその通りです。


彼はその上で、
今の世の中は、「給与カット」をするために、
今既に会社にいる、昔から苦労を共にしてきた「見える位置にいる」オッサンたちを切るよりも、
「新卒採用見送り」という、
要するに、若者が最初からリストラされているようなもんだ、と。

また、今は正社員で採用することを控えるけれども、
人件費が一番低く、かつ沢山働いてくれる若者は必要だから、
それらの人材を契約社員、つまり「非正社員」で雇う。

そのために、「夢を追いかけよう」「自分だけの価値を」
などという社会的テーマが90年代後半から世間ではやけに流行りだし、
それまでは社会的立場が狭かった人間が、
今では「フリーター」「非正社員」などの名称により、
社会的に胸を張れる状況が作り出されている、と。

で、会社側としては、いつまでも非正社員の安い給料で働いてくれながら、
夢を追いかけてほしいし、
いざとなったら、代わりはいくらでもいるから、好都合である、と。

(また、会社がその頃に導入した「完全成果主義」との名の元の、
若手社員に対する昇級廃止、
ボーナス及び残業代カットの実態にも触れている。)


*****


このような時代の中でどうしたら良いかを、
「転職をしたい、独立をしたい、などと思ったら、恐らくはまず”今の仕事を辞めたい”と思っているはずだから、まずは自分が今抱えているストレスの元を洗い出せ」
など、
20代の半ばから後半にかけての、入社してから数年後の若手が陥るであろう問題から、
(これは俺は既に入社してすぐに経験して、これまでに二回転職をして来て今は落ち着いているので、まるで3〜4年前の自分を思い出すようであった)

今いる会社の中で、どううまく立ち回るかまでを、
ユーモアを交えながら、ズバズバと言い切って行きます。
それが読んでいて壮快です。


*****


「社内、及び社外から”指名”されるようになるには、
とりあえず大声で笑っておけ」というのも
まさに真実を言っていると思います。

とりあえず先輩社員や上司が何か言ったら、
「ハハハハハ、そうですか!」と。

ハッキリ言って、一緒にいて暗いヤツ、
気分が落ち込むヤツとは誰も仕事をしたくないわけで、
とりあえず自分の話を聴いて、
大声で笑ってくれるヤツの方が、
「こいつといるとなんか楽しいから、あれも頼もう」
となるわけです。

(ちなみに、先週一週間は、俺は「発送場」といって、
うちで製造した製品を最終的に段ボールなどに詰めて、
物流で出来た送り状をくっつけて、
運送会社に持って行ってもらう職場で研修をしていたのだが、
ここでも「笑い」は重要だった。

一日中、単調な仕事、
及び、重労働をするので、
働くメンバーは、一日中下らない中学生レベルの話をわざとして、
笑いながら仕事をする。
まあ、この本で言う「とりあえず笑っておけ」のシチュエーションとはちょっとずれるけど、
でも、笑いは大事なんですよ、ということ。)


*****



とにかく、
「会社」の中でうまくやって行くには、


タテ・ヨコ・ナナメの人間関係を幅広くつくり、
上司や先輩に可愛がられ、
「あいつは仕事ができるヤツだ」(注:下記)と思われ、
「あいつといると楽しい」と思われ、
声をかけられる存在になること。



(注:決して、「あいつは俺より賢い」と思われずに、
「あいつは頼んだらすぐに仕事を終わらしてくれる。だから次も頼もう」
と思われること。
自分の”賢さ”なんてものを出すのは、愚の骨頂。
自分の”知識”なんてのは、上司や先輩に比べたら対したことはないし、
「こいつムカつく」「なんか扱いにくいな」と思われて終わり。
ということも、この本でしっかりと言っています。)


あとは、人間は「理解不能なもの」
「よくわからないもの」に嫌悪感と拒否反応を示すことから、
「あいつはよく分からん」と思われるよりも、
「おお、あいつはこんなヤツか」と分からせるために、
周りに自分をオープンにした方がいいことも触れています。

自分を隠して、相手に知られようという努力をせず、
「誰も俺のことをちゃんと評価してくれない」なんてのは、
ガキの発想だ、と。

自分はどういう考えをするのか、
どういう人間なのかを、
オープンに出して行けよ。
その努力をするのは自分自身だ、と。



あとは、
「本当に頭のいい人、コミュニケーション力のある人は、
難しい話などしない」ということ。

上司に好かれるには、
バカを演じろ、と。

間違っても、上司が日経から持って来た内容を
あたかも自分の意見の様に語っている時に、
「あ、それ日経に出てましたよね」なんて言って水を差すな、と。

日経なんか読んだこともない、という顔で感心して頷き、
そして、自分からはスポーツ新聞レベルの話題しか出すな、と。

「賢いヤツだと思われる必要はない。
面白いヤツだと思われればそれでいいのだ」


「日経新聞の話を、スポーツ新聞の言葉で語る。
学術書の知識を、お笑いタレントの言葉で語る。
文豪の言葉を、コラムニストの言葉で語る。

それができるようになったとき、
初めてその知識は自分のものになったと言える」

とのくだりは、まさにそうだなと思いました。


****


あと、もう一個面白かったのは、

「予定を立てる際には、
楽しいこと、やりたいことから先に入れること。
まずは休暇の予定を入れ、
その次にどうしてもやりたい仕事をいれ、
次に、まあまあやりたい仕事をいれ、
最後に、どうしてもやりたくない仕事をいれろ」と。

で、もしも「やりたい仕事」と「やりたくない仕事」がバッティングしたら、
「やりたい仕事」を真っ先に選び、
後者はなるべく先延ばしにしろ、と。

人間は予定にイヤなことが入っていると、
まず気分ものらないし、
かつ、動き出す最初に一番のパワーを使うのだから、
最初にイヤなことから手をつける程、効率の悪いものはない、と。


そして、吹き出したのが、
「そもそも、そうやって先延ばしにしていると、
大概の仕事は、自然消滅していくものだ」と。笑


知らないうちに誰かが片付けていたり、
ブームが過ぎ去ってそのニーズが消えたり、
「また近いうちに」と言ってその雰囲気でそれが消えたり、
または上司が忘れていたりと、
そんな風に、不思議なことにそうやって消えて行くのだ。と。


まさにその通りなので、
笑いました。

*****


ということで、
非常に気持ちのいい本です。
そして、「会社」という中で働くことの、
真理を言い当てています。


「会社内での政治が一番」
「俺は人生をこの会社にかける」

そんな風に気張っていると、必ず途中で疲れるもので。


そんな風に意気込むよりも、
「しょせん仕事は、ヒマつぶしだ」
と捉え、
その「ヒマつぶし」=「10%のクリエイティビティと90%の作業」
の組み合わせを、どう「楽しくやるか」を、
極めること、

それが、仕事を楽しくさせるコツなわけで。

で、その仕事をする環境は、
結局は人の集まりで、
その半径5メートル以内の人間関係が、
毎日の気分を決めるのだから、
そこで如何に楽しく、うまくやって行くかという。


で、もしもムカつくこと、
気に入らないことがあれば、
大声で笑い飛ばし、
それでも頭に来たら、
「ま、しょせんヒマつぶしの延長だし」と、
ちょっと高い所から見て、
ムカついている自分をも、
地上にいる小さな一人の人間、
と客観的に見ること。

それが大事です。

(前職の別の部署の上司で、
「ムカついたら上から目線」
と言う人がいた。
まさに名言。)


*****

以上。

2012/7/8 22:34





追記:
この本では、どうして日本人が、
休みの日でも常に仕事が気になってしまうのかに関しても触れている。

せっかくの休み。
今日は一切仕事のことを忘れて、
奥さんと子供のために家族旅行に来た、と。

それでも、会社の携帯が気になってしょうがない。
鳴ってもないのに、何度も見てしまう。

で、あげくの果てには、
「どうして俺は、こんな時にも仕事のことを考えてしまうんだ」
と自己嫌悪に陥り、
妻と子供にも、
「こんなときくらい、仕事のことくらい忘れてよ!」
と言われ、
「そもそもなあ、俺だってお前らのために頑張ってんだ!」
と言い返し、暗い雰囲気に・・・。



そこで彼は言う。

何を言っているんだ。
常に仕事のことを考えるなんて、
それほど仕事熱心な証拠じゃないか。
何を勝手に一人でイライラしているんだ。と。

むしろ、西欧人が夏休みを3ヶ月間も取るのは、
彼らは狩猟民族で、
一度大きな獲物を穫ったら、
それがなくなるまでは、一切動かないDNAがあるからだと。
そんなメンタリティだから、
貯金なんかしない。
穫った獲物は無くなるまでしっかり食い、
それが無くなったら、また狩りにでかける。
だから、貯金をするくらいなら、
投資というハンティングに興じる、と。



それに比べて日本人は、
農耕民族であり、
常に田んぼを耕して来た。

目の前にある田んぼに毎日目をかけ、
旅行なども行かずに、24時間、常に田畑のことが頭にある。

そして、穫った米や野菜も、
決して一気には食わず、
来年のために貯蓄し、
野菜は漬け物に、魚は干物にする。

だから、日本人は貯金が好きなのだ、と。


そして、そんなメンタリティが残っているから、
例え休みをとろうとしても、
長期の旅行に出たとしても、
結局は、
「目の前の田んぼが気になってしょうがないのだ」と。笑


*****


だから日本人は、休みと仕事で、ONとOFFを切り替えるのではなく、
常にHighとLowで、
休みの日でも、パソコンで言えばスリープモードにして、
常に起動できる状態にしておけ、と。


で、休みの日も、午前に15分、
午後に15分くらい、
仕事のことを考える。


すると、休みの状態で、
全く別の場所や環境で仕事を考えることで、
いつもとは違った発想が生まれ、いい結果に繋がる、と。


****


これも、非常にうまいことを言っているなあと、
感心しました。


2012/7/10 19:18











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June 09, 2012

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去年、3月頃に、
友達のSに薦められて買った本。
1999年3月に出た本。

俺は彼に、仕事の事や、
キャリアプランのことで、良く相談をするのだが、
彼が俺にくれたアドバイスの一つで、
「話をする時に、もう少し論理的に話をした方が良いかも」
と、この本を参考に挙げてくれた。

****

その後、この本を購入するも、
何だかお固い感じがして、
結局、今日の今日まで、読んで来なかった。



今朝、本を開いて読んでみて、
概要を掴んだ。

****

凄くシンプルに書くと、

「話をする時、及び文章を書くときには、
自分が言いたいことは何かを最初に明確に述べて、
その後に、その枝となる部分を説明して行きましょう」

というもの。

要するに、
「この人は何を言いたいのか?」
ということが分からないままに、
相手のとりとめの無い話を聴くことほど、
パワーを使う事は無い。

バーバラミント曰く、
人は、相手の話を聴く際に、
「この人の言わんとする事はなんだろう?」
と、無意識のうちに、その話の中に統合性を見いだそうとするらしい。

そして、それが分からないときほど、
労力を使うし、その作業は大変だとか。


だからこそ、話をする方が、
相手に対して、

「私の言いたい事は、◯◯です。
上の主張をサポートするために、
以下の3つの理由を述べます」

的な感じで話をした方が、
聴いている相手(またはその文章を読む相手)も、
ラクに話が聞ける、というもの。

そして、それができる人が、
ビジネスに置いても、重宝される、というもの。

****

これに関しては、
アメリカでは、嫌という程教わる。

俺が最初に、このアメリカのスタイルを学んだのは、
高校3年の頃、
TOEFLの勉強を始めたとき。


****


TOEFLの中では、
エッセイクエスチョンがあり、
その中で、
出されたお題に対して、
「賛成か反対か」
または、
「あなたの意見とその理由を述べよ」
という形で、30分間で、文章を書く問題があった。

その時に教わった文章の書き方は、
初めに、自分の主張を書き、
その後に、その理由を簡潔に2つまたは3つ書き、
最後に、また、
自分の主張をまとめる、という方法。


(例:

私の意見は◯◯です。
その理由は、以下の3つによります。

理由1ーーー
理由2ーーー
理由3ーーー

よって、私は、上に書いた自分の意見を主張します。

てな感じ。)


****

最初に上の書き方を学んだとき、
「何てシンプルで、頭の悪い書き方なんだ」
とマジで思った。

何のひねりも無いし、
ハッキリ言って、日本の文章の書き方と全く違う。

日本の文章はどちらかというと、
物事を難解に書くというか、

「物事は、こうであるというわけでもなく、しかし、そうとも言い切れない」
的な、
二重否定の更に否定、
みたいな文章が多い。

その、「難解」な文章を読み解くのが、
いわゆる、「国語力」のある人間であり、
その力を、俺は、高校までの12年間の義務教育で、
身につけて来たと思っていた。



それを、全く覆す、アメリカのスタイル。


日本では、
「如何に文章を難解に書くか」に評価がされ、
その文章を読解できない読者が悪い、
というスタンスだけれど、

アメリカでは、
「如何に文章をシンプルに書くか」に評価がされ、
誰が読んでも、すっと理解できる文章ほど、
「表現能力が高い」と見なされる。


日本では、
書き手が、自分勝手に書き、
それを、読み手が合わせる、という形に対して、

アメリカでは、
書き手が、すべての読み手に合わせて、
いかに分かり易く書くか、ということに、
重点が置かれる。

****


俺は、この書き方は、
てっきりTOEFL用のもののみかと思い、
アメリカに渡った後も、
最初の大学のライティングの授業では、
日本式に、難解にひねったりして書いていた。


すると、教授たちから、
全く評価されない。
「お前の言いたい事は何なのか、よく分からない」
と言われる。

「それは、あんたが読み取る能力がないんだよ」
と言いたくなるが、
それは、アメリカでは通用しない。

アメリカでは、
人種も混ざっているし、
それぞれのバックグラウンド、文化、
歴史、
すべてが異なる人種が混ざっているからこそ、
全員に共通する、
「共通点」「コモンセンス」「常識」
が存在しない。

「言わなくても分かる」文化ではない。
「空気を読む」どころか、
「読む空気」すら、存在しない。


だから、相手が誰であろうと、
その人が、その文章を読んだときに、
簡単に、簡潔に理解してもらえる、
シンプルな書き方ほど、
評価をされる。



*****



結局、この本では、
そのことを、言っている。

難しい言葉を使ったりして、
(演繹的(えんえきてき)とか。ソクラテスの三段階思考のこと。)
一見、お固く見えるが、
なんのことはない、
ただの、
「相手が分かり易い様に、
結論から述べようぜ」
という本である。


*****



それにしても、
俺がたまに不思議に思うのは、

日本では、
高校までは、俺が上に書いた様に、
「いかにひねった、難解な文章を書くか。
そして、それを読み解くか」
に、国語の授業の重点が置かれるのに、

いざ、社会に出て、
ビジネスシーンに身を置くと、

今度は、
上に書いた様な、
アメリカ式の、
「結論から述べる」シンプルな書き方、及び話し方を、
好まれる。

そして、それが出来る人が、
「アタマのいい人」
と見なされる。



これは、最近の傾向なのか?
それとも、昔から、
日本でも、一旦社会に出ると、
アメリカ式の、
「結論から話せよ」的な文化が、
浸透していたのか?




それは、まだ俺の中では分かっていないが、
どちらにせよ、
日本の中でも、いざ社会に出ると、
アメリカ式のシンプルな話し方、書き方が求められるのだから、
最初から、小学生の頃から、

「まずは結論から述べましょう。
その後に、理由を述べましょうね。
そうすれば、聞き手はラクですから」

と、教えればいいのにな、と思う。


2012/6/9 23:55






追記:
ちょっと話が変わるけれど、
「日本語」というのは、
主語や目的語がなくとも、
術語だけである程度は通じてしまう言葉であるな、と、
最近非常に強く思う。



例えば、英語であれば、

「私はこれから、彼女に、(◯◯の)話をしに行きます」

ということを誰かに伝える時に、

必ず、

"I'm going to talk to her (about ____ )."

と、I(私)とher (彼女)が必ず入るのに対して、
(決して、"Going to talk."だけでの様には言わないし、仮にそう言っても、文章が成り立たない。)

日本語の場合は、

「じゃあ、これから話しますんで。」

で、終わってしまう。


今の俺の職場には、
そういう人がいるのだが、
その人は基本的に、主語と目的語を使わずに、
術語だけで話を進める傾向がある。


なので、聞き手のこちらが彼の話をきくとき、

「え? 誰が、誰に?(何を?)」
と、聞き返さなければならない。

(大概の場合は、その瞬間の彼の表情と、
それまでの会話の状況を読んで、
「ああ、きっと、この人はあの話をしてるのかな?」
と察して、
「あのことですか?」
と聴くのだが、それが外れている場合も多い。)



そんなとき、
俺が、彼に対して聞き返す、その労力もムダだし、
俺が、彼の話を聴いて、
一瞬、「ん?この人が話そうとしていることは、何だ?」
と、頭を使わなければいけないのも、
いわば、労力。

そして、それを聞き返して、
それが外れていて、
結局はその人も、
また、主語と目的語を加えて話すとしたら、

,修譴泙任瞭鷽佑硫駭辰砲かった時間と、
俺が彼の話を最初に聞いて、頭を使った労力と、
H爐、同じ事をまた繰り返して言い直す労力の、
3つが、ムダなわけで。



ならば、最初から、
「英語の様に、主語と目的語をハッキリさせて話して下さい」
と思うのだが、
それはその人のクセであり、
直らない。



そんなとき、
「英語ならば、こういうこともないのにな」
とも思ってしまう。



そして、今朝、この本を読んで、
「ああ、俺がその人と話をするときに、
いつも疲れるのは、
要するに、彼が何を言わんをしているかを、
俺は毎回、頭の中で、
推測して、関連性を見つける、という作業を、
しなければいけないからなんだな」

と、気づいた。


以上。


なんかこう書くと、
俺があら探し好きのイヤなヤツみたいですね。



2012/6/10 0:05am





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2010/12/18に出た本。

友達のSがこの本をくれた。
去年の夏辺りだったと思う。
(いつも色々教えてくれたり、本をくれたりして本当にありがとうございます)

その時に読んで、非常にためになったが、
今回、ふとまた気になり読んでみた。


*****


この本のテーマは下記の通り。

■自らの「仕込み」を30歳までに終わらせる。

23歳までに、高い評価で入社する。
入社〜25歳 体を使って会社に尽くす。
26歳〜28歳 自分のナンバー1を作る。
29歳〜30歳 会社の外に出てみる。
31歳〜35歳 組織を切り盛りする。


*****


今回読んでいて、
この本の中で「なるほど」と思った箇所が、下記。


■自分らしさや強みを見つけるためのポイント

_燭忙間とお金を使って来たか
納得出来ない事は何か
プライベートでどんなことをしているか





,任蓮⊆分が今までに1000万円(1万円×1000回)お金を費やしてきたものを知る。
(ここでは、マルコムグラッドウェルの定義である、「1万時間費やせば、それを極められる」ことも出て来る。)

△任蓮他人が気にならない様なことでも、自分がどうしても気になってしまうことは何かを知る。
(俺であれば、人が書いた文章の構成だったり、アート(映像、音楽、空間、建築)など。
とは言いつつも、このブログも誤字脱字が頻繁に起こるが。)

では、プライベートで自分が時間をかけ、極めている事に気づく。



など。

*****


とにかく、現在就職活動をしたり、または、転職活動をしていて、「会社に入る前」の状態の人から、
既に会社に入り、現在、自分を鍛えている30歳前後の人までに、
役立つ内容が書いてある。


また、ビジネス書を年間で1万冊読むという、
著者のお勧めのブックレビューも載っていて、
それも参考になる。

2012/6/9 13:40






追記:個人的な事になるけれど、
今のこの研修期間を生かし、
かつ、山奥で、車もなく、遠くにも行けないので、
そして、毎日そんなに残業もなく、家にも早く帰って来られるので、

(今はどんなに遅くとも、会社から自宅まで2分の距離なので、会社の風呂に入った上で、20時には家に着く。前職の場合は、片道1時間半で、満員電車に夜中に揺られて、家に着くのが午前1時前後だったので、天と地の差である。それに、前職では2日連休も殆どなかったし、休みの出勤も多々あったが、今では土日は必ず休みなので、こうして週末に自分の時間がたっぷりと取れる。)

この時間を使って、今が「留学期間」と考え、
今の内に、沢山勉強をしておこうと思う。

こんなに、自分一人の時間が自由に取れる時期は、
恐らく、人生でもう二度とないだろうから。
俺が引退をするまでは。






追記:(2012/6/18)

この本の中で、
「30代に入ると、20代までは自然に兼ね備えていた”清潔感”が無くなる」
という表記があった。

まさにその通りだと思う。

その点を意識して普段の生活をしている人とそうでない人とでは、醸し出す雰囲気、及び見た目に大きな差が出て来る。

その点は、俺も意識をして行きたいと思う。
あと1年とちょっとで、30歳になっちゃうし。






shunsukesekine at 13:40コメント(0)トラックバック(0) 

May 16, 2012

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大したことない本でした。
ばばばっと飛ばし読みして、
30分ほどあれば、内容が頭に入る本です。
逆に言うと、それくらい、
内容の薄い本です。

*****

この本は、先日図書館に行った際に、
前の方に特集コーナーで飾ってあって、
「あ、表紙がかっこいいな」と思って、
後は中をパラパラ見て、
きっと、内容は薄いんだろうけれど、
ちょっとは役に立つかなと思って、手に取りました。

******

余り、頭ごなしに批判するのは好きじゃありませんが、
俺は、こういうタイプの本が嫌いです。
まあ、こういうタイプの本を出すのは良いんだけれど、
これに1500円はないでしょ。
せめて、1000円だよね。
それ位の内容だと思います。


彼はこの本の最後のまとめで、

『この本のテーマは大きく二つあり、
一つは、
 屬發里瓦箸遼楴舛鮨爾多面的に見られるように、意味ある偶然を読書に取り入れよう」ということ、そしてもう一つは、
◆崙表颯如璽燭鬚垢戮謄屮蹈阿暴弧鵑掘▲▲ぅ妊アを生み出す自分だけのデータベースを作ろう」ということでした』と。


え?そんなの当たり前じゃん、
それがどうしたの?と言いたくなってしまいますが、
その薄いテーマに対して、
彼が書いているのは、自分の今までの少ない経験談と、
後は、他人の本から引用した言葉です。


こういう系の本を書く人(本田直之氏や勝間和代氏のような人たち)は、
俺は余り好きませんが、
彼もやはり、本田氏の本(「レバレッジ・リーディング」)も紹介していました。

*****

実際、俺も、こういう人たちの本を読むと、
まるで自分が出来る様になったかの錯覚を持つ時期があったわけですが、
(そして一時期は、彼らの本にハマった時期があるわけですが、)

彼らは、
自分の簡単な「気づき」を、
他者の著作から言葉を引っ張って来て、
少し肉付けして、
後は本にしているだけです。

そして、こういう人たちに多いのは、
自ら、本の中の文章の要点となる部分を、
太字で記している事。

逆に言うと、太字にしなきゃいけないというのは、
その太字以外の文章は、殆ど意味がないということです。

(まるで、ヘタなアーティストが、
アルバム13曲中、
1曲しか良い曲がなくて、後の12曲は、
全部水増しした、みたいな。)

*****

随分と批判ばかりしていますが、
逆に参考になった箇所もあります。

例えば、

・「垂直型」(スペシャリスト的観点)と、
「水平型」(ゼネラリスト的観点)に読書をする。

→スペシャリスト的は、
「営業」ならば、様々な業界に通用する「営業」の知識を付けて行く。
ゼネラリスト的は、
同じ業界内で、
様々な業種の知識を身につけて行く。

そして、一つの専門的知識を習得するのに、
最低三年かける。
まずは自分の部署のスペシャリストになる。


・自分が帰って来るべき、
「思考のホームベースを作る」。
(これは大事ですね。自分の原点が何かを知っておくのとそうでないのとでは、自分の中で、「地に足がついているかどうか」に、大きな差が出て来ます。)


・アイディアに詰まったりしたら、
様々なジャンルの雑誌を10冊ほど手に入れ、
最初から最後まで、全て目を通す。
(これは、彼自身のアイディアではなく、
別の著者のアイディア。)



・「トモエそろばん」が売っているブックストッパーを使う。
(このアイディアが、この本の中で一番役に立ちました。)


など。


*****


まあ、随分辛口に書きましたが、
正直言って、中身は、
役に立つ内容が多いとは思います。

しかし、俺がこの本を読んでいて、
頭に来た理由は、

ー分が既にしている、または、「そんなの当たり前じゃん」ということが、
偉そうに書かれている。

題名にも、「超アウトプット生産」と評しているくせに、
その肝心な「アウトプットの方法」についての説明が弱い。

自分の意見、及び経験に基づく記述が少ない。
他人の本や著者の意見ばかりを、参考に持って来すぎ。

の3点に要約されると思います。

要するに、
「キミさあ、殆ど人の意見、または、誰もが当たり前に思う事を、
偉そうに、本にして、売るなよ。
しかも、1500円も取ってさ。」
ということです。

*****

まあしかし、今の時代、
「ビジネス本」と称される中身の薄い本が、
毎週の様に出版されますが、
その傾向がいけないんだと思います。

で、そういう本に限って、
「読書に金をかけろ!
月に2万は本を買え!」
と、煽るんですな。

俺もそれに動じて、買っていた時期がありましたが、
本は溜まって行くし、
お金はもちろん飛んで行きます。

それよりは、近くの図書館をうまく利用したり、
すぐに欲しい本は、アマゾンの中古などですませればいいのではないでしょうか。

「本を買わせる為の本」
が、一番頭に来るのです。


2012/5/16 20:19





追記:
ちなみに、この本の著者は、
「最新の本は書店で揃う」と、
図書館に行くのを10年ほど辞めて、
全て本屋で本を買い、
自らの家にも、書斎を超した、小さな図書室を作り、
「巷に出ているであろう、
自分がこの本を書くのに必要な本は、全て読み終わった」、
と思っていたそうですが、

その後、久しぶりに図書館に行き、
その蔵書の圧倒的な多さ(本屋に比べて)と、
更に本屋は、最新の本かベストセラー本しか置いていないのに対して、
図書館は、昔の本も含め、
同じジャンルの本が、歴史的に置かれているのを見て、
「やはり図書館には敵わない」と気づいたそうな。

まあ、自分も一時期は、
「図書館は最新の本も置いていないし、
やっぱり、本屋で本を買うのが一番でしょ」と、
過去3年間ほど考えていたので、
彼の行動を否定する事はできませんが、
それでも、10年も図書館を離れていたのは、
いくらなんでも長過ぎだろ、と。


それに、図書館に最新の本が無くたって、
頼めば、買ってくれるし。


要するに、
「最新の本は、本屋でチェック」
「図書館も、多いに利用する」
という、バランスが大事なわけです。

*****

そんなわけで、
もう少し肯定的に感想を書こうと思ってはいたけれど、
出だしで否定的に書き出してしまったせいで、
ずいぶん否定的な文章で終わってしまいました。





追記の追記:

この本の最初の部分に、
「今、巷に溢れ出ている各メディアを通じて流通している情報の量は、
平成16年の時点で、10年前(の平成6年)に比べて26倍、
また、我々が消費する情報量は、
10年間で、11倍増加した」とあります。

そして、そこからの彼の結論なのですが、
「私が目を付けたいのは、むしろ原発信情報量と、消費情報量の差です。
(つまり、実際に世の中に出回っている情報量と、実際に一人の人間が、消費出来る情報量の差)。
この消費しきれていない情報にこそ、新しいビジネスのアイディアが埋まっている様に思うのです」と。

よって、
「現代のビジネスマンは、
‖舂未離疋ュメントを読む事が大前提。
その中から⊆分に必要な情報を素早く吸収。
8率よく形にしなければならない、
という重荷を既に背負わされている」と。

この、「重荷を背負わされている」という部分が気に食いません。

そもそも彼の主張である、
「この消費しきれていない情報にこそ、新しいビジネスのアイディアが埋まっている様に思うのです」自体が、間違っていると思います。

それも一つの考えでしょうが、
そんなことはない。

そもそも、このデータは、
総務省情報通信政策局のものであることから、
日本国内のデータに関してしか過ぎないし、
それを、仮に全世界のデータで見たら、
トンでもない量になります。

しかも、その日本国内のメディアだけで発信された情報を
如何に速く、広く吸収しようと、
それは結局、日本国内の常識内でしか発された情報に過ぎず、
既に、「日本国内」という枠組みの中の考えになります。

そんな風に、日本国内に溢れている情報を、
より多く得ようとするくらいなら、
英語や中国語など、
外国語を幾つか習得して、
全世界のニュースや情報を、
その国のバイアスに偏り無く
集められた方が、よっぽどいい。


それに、そもそもですが、
そんな風に、
「より多くの情報に触れないと、ビジネスアイディアが生まれない」
というのも、違うと思います。

大事な事は、以外と近くにあるものだし、
そもそも、この数年間で、それだけ情報量が増えていながら、
人々の生活は、そんなに変わっていない事から、
人間の根本的な部分は、一日に接する情報量が多かろうが少なかろうが、
そんなに変わらないと思います。

要は、自分が普段している仕事の中や、
自分が厳選して選んだニュース、本などの情報から、
いかに、「本質」「共通点」をつかみ取るか、
ではないでしょうか?

一番大事なのは。

*****

物事は、全て繋がっているのです。
100の情報を集めようが、
1の情報を集めようが、
そこに含まれている「本質」なるものは、
余り変わらないと思います。

*****

なので、彼の意見に全て反対するわけでもありませんし、
彼の言いたい事も分かりますが、
この本の一番最初(前書き。目次の前)の部分に、
上記のような文章を載っけて、
ヘタに、読者に、
「総務省のデータによると、
こんなに情報は増えているんだぜ。
この垂れ流しの情報が増えると、
お前も、「負け組」に入るぜ。
さあ、もっと情報を取り入れる術を身につけようぜ。
そのためには、この本を読めよ」
という、著者のマーケティング的な意図が、
少なからず感じられて、
そこがイヤなのです。



つまり、
「この本は、イヤらしい。
下心が感じられて、潔く無い」。




俺が、巷に出る、
内容の薄い「ビジネス本」と称した、
どうしようもない本が大嫌いな理由は、
そこです。

「下心がある」
「読んでいて、イヤらしさがある」
「著者の文体から、『とにかく、本を出して有名になりたい』という意図が感じられる」



以上。













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May 12, 2012

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本書の中に出て来るキーワード:

「商標権」*商標の持つ3つの機能:
―仆蠅寮気靴気鮹里蕕擦襦塀仆蠎永無’宗
高品質を期待させる(品質保証機能)
商品の選択を促す(広告宣伝機能)

「マドリッド・プロトコル」(マドリッド協定議定書)
(1891年制定の「マドリッド協定」とは別物。←は使用言語がフランス語のみ、各国での審査期間が一年以内など、問題が多かった。
マドリッド・プロトコルでは、マドリッド協定には参加していなかったアメリカ、日本も参加。利点は、英語だけで世界の加盟国に一度に出願できる。国際出願の手間が少なくなり、商標出願に伴うコストも減らせる。)

「ピーター・ドラッカー」

「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス」(PPM by Boston Consulting Group)
(「スター(Star)」「金のなる木(Cash Cow)」「問題児(Question Mark)」「負け犬(Loser)」)

「ランチェスターの法則」

「アルフレッド・チャンドラー」(経営戦略は、それまでの職能や部署で個別に考えずに、長期的な視点で全体を調整して立てる必要性を指摘。)
「戦術と戦略(Strategy and Structure)」by Alfred DuPont Chandler, Jr.

「 フィリップ・コトラー」(著作『コトラーの戦略的マーケティング』など。『孫子』の「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」と同じことを言っている。)

「ファイブ・フォース」(by マイケル・ポーター)
競争を激化させる5つの競争要因:
ゞス膕饉辧´⊃卦参入業者 B綢愽福´で笋蠎蝓´デ磴ぜ

*3つの基本戦略
 屮灰好函Ε蝓璽澄璽轡奪彑鑪」(競合先よりも安い価格を実現させる戦略)
◆嶌絞眠柔鑪」(他社に比べて魅力ある製品、サービスを提供する戦略)
「集中戦略」(特定の顧客層や製品に絞って経営資源を投入する戦略)

「水平・垂直統合戦略」
「カエサルの第四列戦略」など



本書の概要:
ビジネスのグローバル化にとって欠かすことのできない経営戦略の手法とその応用方法。
孫子の兵法、ローマのカエサルの戦略から始まり、ランチェスター、コトラー、ドラッカーなど現在のビジネスに活かせる世界の著名な戦略論。


******


シリーズ第四弾です。
今回も、非常に面白く、楽しんで読めました。



今回の内容は、
主に世界を舞台にした「経営戦略」に、
的を絞って話が進めて行かれます。

ストーリーは、
ちえの経営する山本産業の商品のコピーを、
ちえが修学旅行で行ったシンガポール内の、
あるチャイニーズタウンの中で見つける、という所から始まります。

そこから、自分の会社で作っている商品の偽物を作っている会社はどこか、
そして、そこの会社の企む戦略は何なのか?
というのが、本の最後まで分からない状態で進んで行きます。


タネを明かすと、そのライバル企業とは、
中国のある会社なのですが、
そこは、これからちえの山本産業が進出をしようとしている、
アジア圏に対して、
山本産業の偽物の粗悪品を作って流出させることで、
実際に山本産業が本格的に海外に乗り出す前に、
「山本産業」という会社への信頼性を、
徹底的に落としてやろう、という作戦です。



しかし、その中国企業には、
一つだけ弱点があります。

それは、その会社が今まで、アメリカの大手音響メーカーに対する
OEM(Original Equipment Manufacturer)事業ばかりを専門として来た為、
敵の商品を真似ることには長けているものの、
音響機器メーカーや消費者が持つ、
新しいニーズを自分たちで掴むことができない、
また、社内に新製品開発部すら存在しない、ということ。

(つまり、人のマネばかりはうまいけれど、
オリジナルのアイディアで勝負ができない、ということ。)


よって、自分たちの唯一の強みである、
『コスト・リーダーシップ戦略』
(コストを下げることによって、利益は確保したまま、それにかかるコストを徹底的に落とす方法。ユニクロがこれで成功している。戦略の一つとして、生産拠点を日本国外の人件費の安い国に変える、など。)

の中に、山本産業を引っぱり込み、
価格競争の中に、山本産業の経営戦略の方向を変えさせることで、
山本産業の新しい製品の開発などに対する道を塞ぎ、
自分の土俵内で勝負をさせようとする、という魂胆。


その為に、その中国企業は、
山本産業の主要マーケットである、
国内の取引先企業に対しても、
利益が無いことを承知の上で、
山本産業が提供している取引価格よりも3割安く、
商品を出す、という戦法で、
国内の取引先を次々に奪って行く。

(しかし、そのターゲットにされた国内の取引先は、
国内の関係ない別々の4つの地域であり、
『三点攻略法』
(*最初に、敵の一番弱い所を討つ。
次に、最初のポイントと線で繋がるもう一つの点を討つ。
最後に、そこを討つことで、3点の構成する三角形内に、
自分の攻めたい主要ポイントが含まれる様にする、という戦略)
には則っていないため、
山本産業側も、一体敵の目的が何なのか掴めず、
混乱する。)



それからもう一つ、
山本産業の内部情報が外にリークしている可能性が挙り、
それを突き止める為にも、
ちえが頭を使って、
社外は元より、社内の人間も騙すことで、
完全に敵の虚をついて、巻き返しを図る、というもの。


それに対して、

「孫子」からの、
・『迂直(うちょく)の計』
(わざと迂回して敵を安心させ、妨害のないのに乗じ先に到着する戦法)
・『間者の活用』

兵法三十六計(へいほうさんじゅうろっけい)からの、
・『第二計 囲魏救趙(いぎきゅうちょう)』
(敵を集中させるよう仕向けるよりも、敵を分散させるよう仕向ける戦法)、

ガイウス・ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)(英語名:Gaius Julius Caesar)の、
・『第四列戦略』
(軍の中に、敵に存在を知られていない予備軍を持ち、いざという時に、この予備軍を使って敵を討つ方法。第三列までが全てと見せておいて、敵がひるんだ瞬間に、第四列を出し、敵を討つ。)


などが使われます。


*****


今回は、孫氏←孫子(孫氏はソフトバンクの社長)の内容が沢山出て来ましたが、
世界で闘って行く為に、
いかに経営戦略を駆使するか、
そして、如何にそれを実行して、成功させるかを、
想定されて書かれていました。


*****


シリーズを重ねるにつれて、
主人公のちえはどんどん逞しくなって行きます。
最初は、「モエ系の本かよ」とちょっとバカにして手に取った本でしたが、
今ではすっかりハマってしまいました。


固い経営戦略などのビジネス本を読む前に、
簡単にその概要を掴んでおきたい人には、
非常にお勧めのシリーズです。


2012/5/12 8:03am



(上記キーワードと概要はこちらから引用の上、一部変更)







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May 08, 2012

BK001945

非常に良書です。
とても良い本でした。
非常に勉強になり、
かつ、とても楽しんで最後まで読めました。

*****

以前にここにレビューを書いた、
「女子高生ちえの社長日記―これが、カイシャ!?」と、
「女子高生ちえの社長日記〈PART‐2〉M&Aがやって来た!?」
の続編、第三弾です。

今回は、社長のちえが、
慶応義塾大学のMBA
(本の中ではそうは書かれていないが、企画編集面でその学校にお世話になったとの解説が本の最後にあることから、ちえが通った学校はそこと考えられる)
に受講生として通い、勉強をする間に、
ちえの経営する山本産業に大規模のリコール事件が起き、
それがマスコミに大々的に報道されて、
完全に困り果てる、というシナリオです。

しかし、それに対して、
ちえの通うMBAの学校の先生、
及び生徒たちが、必死になって「リアル・ケーススタディ」として強力をしてくれて、
山本産業をどう立て直すかを必死に考えてくれます。

その結果、ちえの会社は見事復興を遂げ、
かつ、その会社には今まで存在しなかった
強い「カンパニー・ブランド」を築き上げるまでになる、
というところまで話が進みます。

*****

読んでいて非常に面白かった理由の一つとして、
第一弾と第二弾の様に、毎回ビジネスのキーワードが出て来ますが、
その解説に対しての例えが、非常にうまく取り上げられていた事。

前作の二作と比べて、
著者の作家としての腕が上がった感があります。
よって、以前は感じていた、
話がぶつぶつと途切れる感じが無くなり、
全体を通して、非常に「流れ」を感じました。

*****

また、理由の二つ目として、
出て来るトピックが、実際に自分の興味のあること、
または、自分の人生経験に近しいことが多かった為に、
より、現実味を感じて読む事ができた、
というのが挙げられます。



例えば、最初に出て来るゲーム理論。
これは、三年ほど前に別の本で読んで一時期ハマっていたので、「そうそう」という感じでした。

他にも、現在自分が勉強している経理の話が出て来たり、
(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー、損益分岐点の話など)

または、舞台となる場所の設定やシチュエーションが、
自分の置かれている立場や土地に近かったりと、
非常に、読んでいて頭の中にイメージが浮かび易かったこともあります。


(以下、例:

,舛┐瞭く会社はメーカーなので、自分の今の仕事に近い。

△舛┐MBAのクラスで見学に行く富山の製薬会社の話は、
正に、今の自分の会社に、内容も土地も近い。

ちえが出張で観に行く自分の支社である、
台湾の高雄の様子や、台北の新幹線の駅の様子などは、
去年の1月に友人の結婚式で、正に高雄まで台湾から新幹線で行ったので、
「そうそう」という感じだった。

ぅ汽廛薀ぅ船А璽鵝Ε泪優献瓮鵐箸亡悗靴討蓮
俺が日本で一社目に働いた会社の部署がそこであり、
また、今在籍している課がそれである。

ゾ紊傍鵑欧辛抻海寮縮会社の具体例の中で、
作業所のモノを最小限まで少なくして、
「動線」を短くする、
また、実際はいないが、工場の入り口に、
虫を捕まえる仕掛けを置くなどは、
実際に現在自分の会社でも、積極的に取り組みがされている。

など。)

*****


上の富山の製薬会社の工場見学に
ちえたちが行った後、
それに関して、改善すべき点をクラスで話し合うシーンがあります。

そこで、折角、
工場の中で効率を上げて作業をしても、
その薬の検査待ちで、半製品となっている製品が多い事が挙げられていました。

それが起きる原因として、

”兵舛鮓〆困垢詆兵全浜部が、
品質チェックの順序の希望順を知らずに、
来たものから検査をするので、
工場では、検査が終わるまでラインが止まって待たされる。

品質管理部から、工場まで、
サンプルを取りに来る時間が、3時間に一回の割合。
(これを、「30分に一度」の様に、
もっと頻度を上げれば、改善がされる。)

などが取り上げられていましたが、
これは正に、今の自分の会社にも当てはまります。



ここで話がされていたのは、
「仕事のムダは、『つなぎ目』にある」ということ。

仕事をしていると、
自分の存在する課だけに目が行ってしまい、
そこの効率は最大まで上げても、
そこと別の課を結ぶ間に、大きなムダがある事が多い。
そして、それが改善されずに放置されている場合がある、
とあります。

これは正にそうで、
だからこそ、
社員全員が、
「会社全体」としての目を持ち、
自分の課や係の内容だけじゃなく、
会社全体として、きちんとムダ無くフローがあるのかどうかを
意識して動く事が大事な訳です。

(これは、一つの作業に取りかかると、
ついその目の前のことしか見えなくなりがちですが、
そんな時も、全体を俯瞰的に見る視点が、
非常に大事だ、ということです。)

*****



また、読んでいて非常に印象に残った事が、
ちえの意識の高さです。

女子高生ながらも、社長ですから、
それは当たり前かもしれませんが、
彼女は、高校に通いつつ、
夕方からは毎日会社に行き、
土曜日は一日、MBAのビジネススクールに費やします。

そして、何か分からない事があれば、
自らMBAスクールの図書室に通い、
調べものを一人でして、
それを、次回の会社でのMTGに生かします。


こんな女子高生は実際には中々いないと思いますが、
これも、著者の甲斐莊正晃(かいのしょう まさあき)氏が、
自らのコンサルタントとしての視点で、
ちえの目線から物事を語る事で、
ちえの視点のレベルの高さも上げられ、
かつ、それを女子高生の言葉に置き換えて、
分かり易く解説がされているので、
「なるほど、なるほど」と、
非常に分かり易く、そのトピックに対して理解をすることができます。

また、会社のリコール騒動では、
マスコミからの慇懃無礼な質問にも、耐えるちえ。
その姿を見ると、
「俺なんていくらでも頑張れんじゃん」と、
勝手にちえの勇姿から良い影響をもらえます。

*****

以上、
中身良し、
取り上げられているケーススタディ良し、
ストーリー良し、
全体の流れ良し、
勉強になること良しと、
非常に、「良書」でした。

読みながら、「この本、いいな」と、
何回も表紙を見直してしまいました。

これで、1200円の価値は十分あると思います。
ぜひオススメです。


2012/5/8 22:15



出て来るキーワード:

「コアコンピタンス」
「ゲーム理論」
「SWOT分析」
「市場セグメンテーション」
「サプライチェーンマネジメント」
「損益分岐点と感度分析」
「孫子の兵法」
「マズローの欲求5段階説」etc



概要:
PART-3で学べるのは、会社をマネジメントするために欠かせない経営管理のさまざまな手法と、それを実際の仕事にどう活用するかのノウハウ。

(上記のキーワードと概要はこちらから引用しました。)




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April 28, 2012

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先日読んだ「新人OL、社長になって会社を立て直す」の第一弾の本です。

この本では、広岡商事でまだオフィスの方で働いてた主人公の売多真子が、
イタリアンレストランの立て直しを社長に命じられ、
二ヶ月間の期間の中で奮闘し、
役員たちを相手に見事なマーケティングプランに基づいたプレゼンまでをして、
結果、自分自身がそのレストランの店長にまで命名されるまでを表したものです。

元々は同じ著者の「ドリルを売るには穴を売れ」という本を、
簡潔に分かり易くバージョンアップさせたものなそうな。


*****


今回も、非常に読み易く、
1時間半くらいでささっと読めました。

前回読んだ第二弾の場合は、
「競合他社がいる場合を想定して、
自分の会社の強みをどう打ち出すか」
がメインテーマだったけれど、
今回の場合は、
「そもそも、自分の会社は、
お客様に対して、何をもたらす存在なのか」
という、企業の存在する根本的なところに
テーマを絞ったものでした。



ちなみに著者の佐藤義典氏は、
自らをこの二部作に出て来る売多勝に合わせてストーリーを作っている感がありますが、
その売多勝のことを、
「中小企業診断士&米国トップスクールMBAを取得した売れっ子の経営コンサルタント。読者2万人以上のメルマガも書いている」と、
自分の経歴と全く同じにしていた上で、
売多勝のことを限りなくカッコ良く書いているところが、
ちょっといけ好かないですね。


*****

一見、この本では、
「当たり前」のことを、
ストーリー仕立てて書いてあるのですが、
それも、本の中で勝が言う様に、

「『分かる』と『できる』は違う」

「自分が買い手の時は簡単に分かる事でも、
いざ売り手に回ると、買い手の気持ちが一切分からなくなってしまう」

「自分の業界にいる年数が長いほど、
その業界の事が見えなくなって来てしまう」

など、「そうそう」と、
核心を付いたことが書かれてありました。

つまり、この本の中で、
売多勝は、コンサルタントとして、
ビジネスやマーケティングが、
てんで初心者の真子に
ビシバシ言う訳ですが、
実際に実践の場で、ビジネスをやってみると、
誰もが、真子の様に、
簡単なことでも出来なくなってしまうことが多い、
ということです。


*****

彼が説くマーケティングに置ける三つ差別化軸の要素で、

 崋蠏攫粥
◆崗ι兵粥
「密着軸」

がありますが、
この例を、PCで例えた場合、
上から、

Dellの「デスクトップPC」
(安価で、かつネットで簡単に、大量に仕入れられる)
Appleの「MacBook Air」
(唯一無二の製品性。値下げは一切しない)
Panazonicの「Let's Note」
(右にUSB口を付け右手でマウスが使い易いなど、痒い所に手が届く)

と、分かり易く説明がされていたりして、
読んでいて非常に分かり易いです。

(別の例では、美容院を選ぶ場合で、
10分の1000円カット
▲リスマ美容師がいる高価な美容院
「いつもので」で通る、町の床屋さん
に別れます、と。
これも分かり易い例え。)

*****

そして、前回と同じく、
表紙と中の挿絵がかわいいので、
次の挿絵はまだかな、と、
それを楽しみしながら読み進めていると、
あっという間に本が終わる、という仕組みになっています。



まあ、男なんてそんなもんです。

2012/4/28 22:21


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April 26, 2012

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非常に読み易く、面白い本でした。

正直、アマゾンでこの本の表紙を見て、
カバーの女の子が可愛いのと、
本のタイトルが気になったので、借りてみました。

中を読むと、正に俺がこの本を読もうと思った思考回路を
著者も想定して、そういう設定にしていた様です。
そして、値段も税込みで1000円ちょっとと手頃な所も、
「買おうかな?」と思わせる戦略の一つだそうです。
(最近は1500円前後の本が一般的なので。)

*****

この本は一度、3月末に地元の方の図書館で借りましたが、
その時は読む時間がなく、
結局今に至っていました。

この新しい地域の図書館でまた借りて、
昨日読み出しました。

昨日は1時間ちょっと読み、
今日も30分ちょっとで読み終わりました。

中には、主人公である売多真子(うれた まこ)
という女の子(と言っても設定は20代半ば)と、
その女の子が社長として運営をしている、
「そーれ・しちりあーの」というイタリアンレストラン、
そして、そこで働くシェフの清川(30代後半、男)と、
店長の望(20代半ば、真子と同い年)が出て来ます。

その三人のやり取りと、
真子の従兄弟であるコンサルタントの勝(まさる)、
そして、真子が運営するレストランの経営者である
中堅商社の社長の広岡、

それらの主要人物の物語となっています。

(上記の登場人物の名前は、
本を見返さずに今すらすらと出て来ましたが、
それも、この本が面白かった為です。)

*****

正直、読み出すまでは、
「どうせまたモエ系の本かい」
とちょっとバカにしていましたが、
これがどっこい、そんな事はありません。

設定もしっかりしていて、
出て来るマーケティングの手法も理にかなっていて、
しかも、その実践の仕方が、
非常に現実的なので、
話の最後では、お決まりのように、
それまで破綻寸前だったこのレストランを、
真子たちはしっかりと立て直します。

最後には、経営者の広岡自らが、
妻と一緒に、そのレストランへ食べに行くのですが、
そこで彼ら二人が体験するレストランでの様子が、
非常にリアルで、且つ、感動的に描かれていて、
読んでいてとても気持ちのいい本でした。

*****

また、レストランの運営が上手く行かず、
最初は関係がギクシャクしていた真子とシェフの清川、
そして、望も、
三人が強力して作戦を練り、
またその後は、一緒にシチリアに研修も兼ねて偵察に行く所で、
お互いの信頼感が芽生えて来る様子も、
結構グッと来ました。

中々やりますな、この著者。

*****

ちなみに著者は、
ストラテジー&タクティクス 株)という
会社を運営する、コンサルタントの佐藤 義典という方です。
(HPのデザインがちょっと怪しい。色使いが残念。)

この本は、「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」という本の続編でもあり、
そのシリーズ一冊目の方も借りてあるので、
これから読みますが、
著者は他にも沢山本を出しているため、
他の本も機会があったら、
ぜひ読んでみたいと思います。

*****

ということで、
「もしドラ」の様に、
流れを感じながら、
非常に面白いストーリー仕立てて読める本です。

同じ様に女の子を主人公にした、
「女子高生ちえの社長日記」シリーズに比べると、
こちらの方が話に流れがあって読み易いと、
個人的には感じました。

(ただそれは、
この本の著者も後書きで描いてありましたが、
この本では、極力細部を削って、
読み易くしているせいもあると思います。
「女子高生ちえ」シリーズは、
それに対して、ケーススタディや例が沢山挙げられているので、
製造業に携わる人が読むと、
より、「なるほど、会社ってこうなのか」
と分かり易いと思います。)

*****

以上、最近これ系の本にハマっている者より。

2012/4/26 19:18



shunsukesekine at 19:23コメント(0)トラックバック(0) 

March 31, 2012

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先日読んだ「女子高生ちえの社長日記〈PART‐2〉M&Aがやって来た!?」の第一弾の本です。

ちえの父親は、山本産業という音楽のスピーカーなどになる部品を作っている製造業。

「メーカー」というものがどういうものか。
その会社の中で、どのような事が問題になるのか。
そういった事が、とても分かりやすく解説されています。


自分は日本での就職先の一社目がメーカーで、
工場と営業の中間地点に当たる生産管理部門に勤めていました。
よって、この本の中でもそれぞれ、
営業、工場、その間の生産管理、品質管理など、
他にも企画部門など、色々な部門の話が出てくるので、
とても分かりやすいです。

そして、この本がとても親切なのは、
主人公がビジネスに関して全く初めての高校二年生なので、
会社のそれぞれの部署の人に話を聞く際に、
一つ一つ、
「これってどういう意味かしら」
「つまり、別の例えで言うと、こういうことね」
という感じで用語解説、及び比喩的表現がたくさん出てくるので、
「なーるほどね」と、
とても分かりやすく読んで行けます。

*****

アマゾンの書評を読む限りは、
最近は、「もしドラ」などの影響により、
主人公が女子高生なり、またはOLの場合が増えていますが、
この本が、女子高生を主人公にした最初の本らしいです。


へーーーえ。

2012/3/31 14:36



出て来るキーワード:

「減価償却」
「在庫月数」
「需要予測」
「物流」
「棚卸し」
「欠品率」
「QCD」
「リードタイム」
「ロットサイズ」
「内示」
「JIT」
「ISO」
「品質管理」etc


概要:
PART-1で学べるのは、会社(特に製造業)で働くための基礎知識。
就職して職場に配属されても困らないための会社独特の用語や表現、職場の常識を満載。
すでに会社で働いている人にも、担当する仕事以外の会社の仕事を幅広く理解するために役立つ。


(上のキーワードと概要はこちらから引用。)

*****

追記:2012/7/1


この本を読んだのは3月、つまり、今の会社に入って間もない頃だったので、
実際に工場の様子は見ていなかったが、
今は本社で工場(現場)に触れる機会が多いので、
その上でこの本を再度読むと、より分かる所が多かった。


この本の中で取り上げられている、
トヨタが作り出したJIT(Just In Time)方式。

その中で、「カンバン」が取り上げられる。

以下は、トヨタの「トヨタ生産方式」のHPより、
直接解説がしてるページより拝借した画像。

カンバンの様子
p_2_1

(『「かんばん」は、改善により、現在では「eかんばん」へと進化。IT技術で管理され、今まで以上に生産効率を上げています。』とのこと。)


p_2_zu



うちの会社でも、やはりトヨタ生産方式は採用している。
PEC産業教育センターというところが提供している、
トヨタ生産方式から派生した「PEC活動」たるものを行っている。

まあ、ムダとりばかりに気を遣って、
在庫がない、みたいになっては、
本末転倒で意味がないですが。







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March 29, 2012

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一つ前に書いた「日経新聞の数字がわかる本」の続編です。
2010年2月の出版。

その後に、「日本経済が手にとるようにわかる本」
第三弾として、2010年11月に出ています。

この本は、一個前のレビューにも書きましたが、
第一弾と合わせて読むと、
より分かりやすいです。
第一弾を基礎にして、
こっちはもっと、世の中の経済の動きは実際にはどうなのか、
というのを解説しているので、
読みやすいです。
イメージ的には、第一弾が、「教科書」で、
第二弾が、「応用実践編」的な感じ。

*****

中には、経済用語の解説がちょこちょこと出てくるので、
知っている単語は、自分の復習になるし、
知らない単語は、「へええ」と学べます。

*****

本を読んでいて思うのは、
このオッサンは、「ただの数字マニア、経済マニアの少年が大きくなったんだろうな」
ということです。
(全然当たっていないかもしれませんが)

上の書き方は悪く聞こえてしまうかもしれませんが、
いい意味で、きっと、日経の新聞を読みながら、
その数字の中から、自分なりの読み方を当てはめて、
世の中の動きを当てていくことに、
快感を覚えるんだろうな、ということです。

小宮氏は、書き方も非常に丁寧で、
親切に解説がしてあり、
品もあるので、
経済の知識が全く無い人、
数字に強くなりたい人が勉強を初めて行くには、
とても良いと思います。

*****

偉そうなことを書きましたが、
僕もこの本に書かれていることが全部理解できていないので、
引き続き勉強して行きたいと思います。

2012/3/29 14:52



追記:
ちなみに、この本の中か、または第一弾の本の中か、
どっちかは忘れましたが、
中に、「自分なりの基準を持って、それを元に先を予測したり、数字を測ったりすると、先を読む力が付く」というところがありました。
まさにそうだなあと思います。
何かのとっかかりというのは、
まず自分にとって定点となる基準を作り、
そこから次第に、少しずつ自分の手を出す領域を拡大すること。

そして、先を読む際にも、
自分なりの経験と勘から、
きちんと理由と根拠を付けて、
それを元に、先を読むこと。

それが外れても構わないので、
そうやって、自分なりに世の中を測るモノサシを作って行くと、
最初は、「全く分からない金融社会の動き」が、
段々と、「ああ、あそことここが繋がってんのかい」
と分かって来ます。


そういう、点から線へ、そして線から面へ、面から球体へ、
と見えて行く過程が面白いですね。





shunsukesekine at 14:53コメント(0)トラックバック(0) 
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題名の通りの本です。
最初は取っ付きにくいなあと思いましたが、
とりあえず流し読みで本をパラパラと捲ってみると、
段々と内容が頭に入って来ました。
もう一冊の、「日経新聞の「本当の読み方」がわかる本」とセットで読むと、
もっと分かりやすくなります。
こっちの方が先に出ているのもありますが、
もう一つに比べて、より「基礎」という感じです。
2009年8月の発行。

*****

中に、「ゼネコンが好調なら景気は落ち始める」
という件がありました。

理由は、「建設業の業績は世の中の景気よりも少し遅れて動く」
からということです。

企業というのは、業績が少し回復し始めると、
利益で得た資金でまずはボーナスや給料を増やし、
次にパソコンなどの小さな設備投資に回す、と。
そして更に利益が膨らんできた段階で、
工場や社屋を建てようと思って、ゼネコンに工場を発注するのだと。

工事の発注から着工して、
最後に竣工するまでは、少なくとも一年や二年はかかるから、
一般企業の業績とゼネコンの業績にズレが生じる、と。

過去の例では、大体景気のピークから一期(一年)ほど
遅れて、ゼネコンの業績がピークを迎える、と。
だから、ゼネコン各社が好決算を発表した段階では、
既に景気が落ち始めていることが少なくない、とのこと。

*****

これに関しては、まだ余り詳しくないので良くわかりませんが、
「建設業の業績は世の中の景気よりも少し遅れて動く」
という理論は分かりますが、
その後に、必ずしも「ゼネコンが好調なら景気は落ち始める」
というのが繋がるか、という事は絶対的には言えないのではないのでしょうか。

例えば、今の日本の状態では難しいかもしれませんが、
仮に、どの企業も非常に好景気で、
給与アップやパソコンなどの社内の設備を整えた後に、
ゼネコンに発注をしても、まだまだ景気が上がって行き、
その後も数年間、好景気が続く、とか。

きっと、著者は長年の自分の経験と、
及び、「建設業の業績がピークを迎えている時には、
必ずその後は、景気の良さは長続きせず、
ピークを迎えて降下して行く」ということを言っているのでしょうが、
それを実体験として感じていない自分としては、
「本当なの?」と思いました。

*****

と、そんな風に、
この人も、「きっと日経の人に頼まれて、この本を書いたんだろうなあ」
という感じも満載でしたが、
そんな中でも、数字から、世の中の動向が段々と読める様になるというのは、
楽しいものだと思います。

2012/3/29 14:40


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March 17, 2012

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著者は、「かいのしょう まさあき」さんという方です。
主にコンサルタントをして来た経歴だそうです。
現在は株)KAINOSHOという会社の取締役をしたり、
株)日本総合研究所のシステムコンサルティング部上席主任研究員などをしているそうです。
(by Wikipedia)


この本は前回、「投資銀行青春白書」(by 保田隆明)を読んだ際に、
アマゾンでレビューを調べると、
こっちの本の本が、よりM&Aに関しては分かり易いという意見があったので、
早速読んでみた、という次第です。

表紙だけ見ると、
「ただの萌え系かよ」と思いますが、
内容はしっかりしていました。
非常にシンプルに、分かり易く書かれています。

要するに、最近は家庭教師のトライがAKBを採用したり、
または、小学生向けの勉強の参考書に、
マンガのキャラクターが載っていたりと、
そんなノリです。
ただ、こんなオッサンが女子高生の想定を想像して書いているかと思うと、
ちょっと生理的な嫌悪感を感じずにはいられなかったのは私だけでしょうか。

*****

これは全部で4シリーズある内の、
2つ目です。

女子高生がある日、自分の父親が死んだ為に、
父親が経営していた従業員1000人超えの中小企業(メーカー)
の社長に就くという設定。

この本では主に、
M&Aが起こる仕組みやその形態、
また、会社の株の2/3以上を持った時に、
その人間が会社を動かす権限を持つことになる為に、
そこを注意する必要があるなどの仕組みが、
詳しく解説されています。


あらすじとしては、
主人公の山本ちえの会社が、
村上専務という営業専務に乗っ取られそうになるというもの。
しかし、ちえには、ドラムを習っている音楽教室で出会った
「30代のコンサルタント」の知り合いがいて、
彼に色々とアドバイスをもらう中で、
助けてもらう、というシナリオ。

最後の方では、
村上専務が用意して来た中国の大連にあるという工場を、
ちえの買っているネコのワンタ(なぜか日本語を喋る)
と一緒に訪問し、
そこの場所を調べたり、
村上専務と裏で取引をしている台湾の起業家のことを付けたりと、
中々ムリがある設定です。
まあ、そこがいいんでしょう。

*****

読み物としては、あっさりしすぎている感もありますが、
ビジネスの参考書に、
分かり易い為のストーリーが付いたと思って読めば、
非常に理解力も上がる本だと思います。

ということで、他のシリーズも読んでみます。

2012/3/17 22:31



出て来るキーワード:

「複社購買」
「キャッシュフロー経営」
「AIDMAの法則」
「ペルソナ戦略」
「固定費と変動費」
「サンクコスト」
「目標管理制度」
「M&A」
「ABC分析」
「メインバンク」
「第三者割当増資」etc


概要:PART-2で学べるのは、製造業に限らずすべての業種で働く人のための、会社と仕事の基礎知識。
経理、営業、購買、マーケティングなどの会社の中のさまざまな仕事の実態や、各部署が抱える課題など、教科書には載っていない現場ならではの情報が満載。
管理会計や金融機関とのつきあいかたなど、マネジメント層の仕事の一部も垣間見ることができる。

(上のキーワードと概要はこちらから引用しました。)

*****


追記:
ちなみに、つい数ヶ月前までは、
貸借対照表(Balance sheet(B/S))なり、
損益計算書(Profit and loss statement (P&L))なり、
キャッシュフロー計算書(Cash flow statement(C/S))、
全然分かりませんでしたが、
最近はこれ関係の本を読んでいるので、
段々と分かって来ました。

こうやって、それに対するテーマの色々な本を読んで、
様々な視点から見たり、
または、実際に仕事でそれを使う場があったりすると、
それに対する理解力も深まるものです。


先日は会社で、RFI(request for information/情報提供依頼書)
なども出て来て、それに関しても調べたりしたので、
そういう新しい知識がついて、
よりモノゴトが見える様になってくることは楽しい。

*****

それと、こうやって、主人公が女子高生だったり、
またはマンガだったりと、
(まあ、必ずビジネス書の主人公は女性のOLか女子高生みたいですけれど。)
そういうのを最初に読んで、抵抗を無くして、
それから段々と文章だけの難しい本に入って行くのも、
一つの手だよね。

俺もこの前読んだ「キャッシュフロー パーフェクトレッスン」by 小宮一慶
も、結局内容は最初チンプンカンプンだったけれど、
登場人物が可愛くて、ただそれだけで、
最後まで読み進めてしまったので。

(4年前に日本に帰って来てからも、
当時は日本語で文章を読むのが疲れるので、
図書館にある歴史人物のマンガばかり読んでいた。)

*****

最初はこんな風に、
マンガや物語など、
自分にとって親しみ易い類いの本をうまく利用して、
その分野に慣れ親しんで行くことは良いことだと思います。







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March 05, 2012

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池上さんの本です。
今年(2012年)の1月に出ました。

前作(2007年刊行)の続きということで出ましたが、
今回は、前回に伝えきれなかったことと、
という要素もあり、少し「おまけ」的な雰囲気がありました。
でも、分かり易いことに変わりはありません。

彼はとても丁寧で、綺麗な文章を書かれるので、
読んでいるこちらの気持ちまで、綺麗になった気がします。

*****

この本の中で、「教科書は誰に向けて書かれているか?」
という箇所がありました。

池上さん曰く、学校の歴史の教科書は分かりにくいと。

一度、歴史の教科書の一部を、自分なりに書き直して、
それを知り合いに頼んで、何人かの先生に読んでもらったところ、
批判に合ったとか。

理由は、「分かり易過ぎて、これだと、先生がいる意味がなくなってしまうから」と。

元々、教科書は、如何に学校で採用してもらえるかを目的に書いてあり、
そのためには、後でPTAから、
「この教科書には載っていない言葉が受験に出た!」とクレームを受けない様に、
何でも載っている、固有名詞数の多い歴史の教科書が好まれる、と。

また、教科書を作る際には、出版社同士で、
「枚数は何ページ、写真の数は何枚まで」
と事前に話し合って決めているそうな。

よって、受験に出る為の固有名詞の数が多く、
実際の解説は殆どない様な、
分かりにくく、つまらない教科書だけになってしまうと。

教科書を作る会社の人たちは、
PTAにどう思われるか、
学校にどう思われるかばかりに気が行って、
肝心の子供たちにとって分かり易いかどうかには、
全く気が向いていない、と。

これ、ヒドいですね。

*****

それから、国語の問題に関しても、彼から一言。

よく、「ここで筆者の言う気持ちとは、次のうちどれか?」
みたいな問題がありますが、
池上さんの書いた文章も、
実際に採用されることが多いみたいです。

しかし、その問題を、本文を書いた本人が見て、一言。

「うん、この中に、
私が言いたいことはないんだけどな・・・」
とか、
「うーん、私としては、AとD、
両方意図しているんだけどな。
でも、一つしか選べないのか・・・」など。

これも、アホな事ですね。

日本の学習要項というのは、
何でこんなにバカなのでしょうか。

(まあ、それも、
「自分がどう感じるか」よりも、
「相手の空気を読んで、相手に合わせる」ことを重んじる、
この日本社会の中で生き残って行くのに適した人間を作り出す為に、
そういう問題を文部省が作っているからなんでしょうが。


この問題に関しては、
先日読んだ北野武の「女たち」という本でも、
同じ事を言っていました。

河合隼雄さんが、自分の書いた文章を問題に採用された際に、
説いてみて、一問も正解じゃなかったとか。

北野武は、
「バカ正直な人間は、この日本社会の中では生きて行けないんだよ」
と嘆いていました。)

*****

北野武繋がりで言うと、
この本の中に、
「分かり易く説明をするには、『因数分解』をすると良い」
という件がありました。

何かについて説明をする際に、
その文章の中で、共通する点を抜き出して、
それを最初に纏めて話してしまった方が、
より相手に伝わり易い、と。


これも、今別に読んでいる北野武の「全思考」という本で、
「よく話をする時に頭の中で因数分解とかしてんだよ」
と記載があったので、「ああほんとうだ」と感心しました。

別にこの本の感想ではありませんが、
こうして色んな本や色んな人に興味を持ち出すと、
それぞれの中で繋がりが見えて来て、面白いですね。

(繋がりでいうと、堀江貴文氏や勝間和代氏など、
俺の嫌いな人間は、やはりお互いに繋がって、
一緒に本を沢山出したりしている。)

*****

それから、「〜させて頂きます」など、
最近よく耳にする、
丁寧すぎて間違った日本語などに関しても記載があった。

「こちらがコーヒーになります」とか、
「1000円からお預かりします」とか。

これは、去年読んだ村上さんのエッセイ「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」
でも、1995年当時で同じ事をいっていたから、
その辺から乱れ出したんだろうね。

まあ、池上さんが言う様に、
これも、「1000円頂きます」とズバッというと、
えげつないという雰囲気が出てしまうなど、
相手に気を使うが故に、出て来た言い方なのでしょうが。

(そう考えると、
俺は日本語とちょっとの英語しか喋らないから、
その二つの言語しか知らないけれど、
英語でも、文法的に間違った言い方は多々ある。

「お前いまどこ?」を、
"Where you at?" ("Where are you?"が正しい)
と言ったり、など。)

まあ、「言葉」というのは、
年々、変わって行くのでしょうな。

*****

と、余り面白くないレビューとなりました。

今日は苫米地氏のインタビューを見すぎて、
彼の印象が強烈だったので、
池上さんが、とてもアクのない人に思えて、
何だか物足りなく感じてしまいました。

2012/3/5 22:12



追記:ちなみに、
「戦場のカメラマン渡辺さんはどうしてゆっくり喋るのか」
という項目があった。

彼は、普段普通に接する際には、
別にそんなにゆっくり喋る訳ではないが、
テレビに出ると、それを強調して、ゆっくり喋る事で、
最近は早口な人が多い中で、
一人、注目をひく事ができる、とのこと。

(池上さん曰く、
昭和10年頃に比べて、今の人たちは2倍以上の早さで話をしている、
とのデータもあるらしい。)

俺はよく、前職の際に、
戦場のカメラマンにそっくりだと良く言われた。
内線では、別の部署に上司に、
「お、おつかれちゃ〜ん。◯◯さあ、お前、なんか喋り方が戦場のカメラマンに似てて、なんかムカつくんだよね」と。笑


そんな渡辺さんですが、
先日、「世界ふしぎ発見!」に出ていたけれど、
そこでも、「あなた、それはゆっくりし過ぎでしょ!!」位に、
やけにゆっくり話をしている中、
その後、司会者の草野仁さんが、
何も突っ込まずに、そのまま、
「では、次にまいりましょう」とサラッと流したのが、
見ていてなんか面白かった。

以上です。


「これはですね・・・」
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March 01, 2012

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彼の伝えたいメッセージは、
「毎日少しずつ、自分が経験したこと、行った場所などの記録を残し、
それを後で読み返して、何度も自分の中で再体験することで、
自分の中での記憶が強まり、結果、自分の人生にとって良い結果となりますよ」
ということ。

その方法として、彼はデジタルツールを使いまくり、
それらを管理する方法を紹介する。

何かを買ったら、レシートを毎回写真に撮り、
それをデータに集めて、自分の消費行動を観察する。

何かアイディアが浮かんだら、
すぐにiPhoneのメモにメモったり、
ボイスレコーダーに記録する。

彼は言う。
「基本的に、iPhoneは24時間、肌身話さず持ち続けましょう。トイレに行く時も」

何かアイディアが起きたら、すぐに記録をできるために、
とのこと。そこの極端さが面白い。

(ちなみに、俺も基本的にiPhoneを愛用していつも持ち歩いて、それに記録したり、書いたり、音楽を聴いたり、写真を撮ったりしているが、先日読んだ苫米地氏の本によると、基本的に携帯電話から発せられる電磁波は、身体に良いわけがない、と。
以前、携帯電話が完全に普及する前は、携帯が発する電磁波の悪影響に関してメディアにより騒がれたが、その内に、携帯電話によってもたらされる利益の方が莫大なことに社会が気づき、且つ、電磁波によってもたらされる影響がどれだけのモノかをはっきりと証明するデータがまだ完全に無いことから、『電磁波は特に影響はない』という暗黙の了解ができてしまったとのこと。
しかし、電磁波がもたらす効果は、完全に悪くも無いが、完全に善くもないことから、基本的には、携帯を寝る時にも枕元に置くのは、身体にとって良く無いのでは、と彼は説いていた。
それを読んでからは、寝る時に携帯を枕元に置くことに抵抗を感じるこの日々。)

*****

彼は記録を付けて行くコツとして、
「なるべく簡単に、しかも、シンプルに」という。
一々データ管理をしようとすると、面倒臭くなってしまうので、
基本的にEvernoteに全て入れて、ただ情報を貯めて行くだけ、と。

また、ブログを書くことは、
第三者の視点を意識する日記であることから、
自分一人が書くものよりも、より他人に分かり易く書く癖がつくので、
文章力アップにもなるし、
かつ、数年後などに、自分が読み返した時に、
よりその情景を思い浮かべ易い、と。

(それには俺も同感で、
基本的にこのブログも、自分の日記、且つ記録として付けているが、
一応世間に公開されるものなので、
文章の書き方は間違っていないかとか、
言葉は間違っていないかとか、
投稿する前に推敲はするようにしている。
その習慣が、自分の文章を書く能力をアップさせることに繋がっているかなとは思う。
まあ、その割には誤字脱字が多かったり、
内容がちょっと間違ってたりも沢山するんですけれど。)

*****

基本的にこの本は、彼がどのようにして道具を使っているかを説明してあるけれど、
俺も日記をずっと付けて来て、記録することの重要さを身にしみているので、
読んでいて共感できるところは多々あった。

Evernoteは使ったことがないので、ちょっと使ってみようと思う。

2012/3/1 19:45





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February 24, 2012

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こんばんは、日本短髪協会のラマです。

僕のこの名前の由来である、
ダライ・ラマ氏による本です。
原題は、"The Leader's Way: Business, Buddhism and Happiness in an Interconnected World".

内容は、ラマ氏とムイゼンバーグ氏の二人によるものですが、
主には、
ラマ氏が一つのアイディアに関して語り、
それをムイゼンバーグ氏が、西洋のビジネスマンの観点から、
(恐らくこの本の本来の対象である)西洋のビジネスマンに向けて、
解説をしているものです。

*****

基本的に、ラマさんは、
仏教の教えに基づき、
日本人には馴染みの深い教えを説いているので、
これを読んでいる自分も、それには、
「うんうん、そうだよね」と、すっと馴染めます。

しかし、その後のムイゼンバーグさんの解説は、
如何にも、
「そういえば、西洋文化の人には、
まずは、仏教の教え、東洋の教えとはどんなものかを、
根本的に解説していかないと、理解が難しいんだよな」
という感じが丸出しです。

そのムイゼンバーグさんによる解説を読んでいて思ったのは、
「やっぱり、儒教や仏教を元にして育った東洋の人間と、
キリスト教やユダヤ教などを元にして育った西洋の人間とでは、
根本的な価値観、またはモノの見方が、
根底から違うんだろうな」ということでした。


これは、個人の体験談となりますが、
自分が留学中、良く感じた事は、
アメリカ人やヨーロッパ人と話す時よりも、
台湾人や韓国人など、アジアの人たちと話す時の方が、
「そうそう、そうだよね」という、
考えの根本の部分が同じ事によって生じる、
「共感」たるものを、より多く感じることが多い、
ということでした。

それは、言語の問題ではありません。
なぜなら、留学中に話す人たちとは、
みんな、英語を使って話すから。

使う言語が例え同じでも、
根本の部分の価値観、考え方が違えば、
やはり、一番奥底の部分では、「違う」と感じるし、
使う言語が違っても、
根本の部分が似通ったものがあれば、
「似ている」と感じるものです。

(別に、アメリカ人やヨーロッパ人でも、
アジア人以上に分かり合える人もいるし、
その逆も然りですが。)

*****

そんなわけで、
この本を読んでいて感じたのは、
そんな、「違和感」でした。

例えていうなら、
ダライ・ラマが、仏教に基づく根本的な教えを、
シンプルに分かり易く、一つ語るのに対して、
その後にムイゼンバーグ氏が、
「ラマさんはこう言っているが、
これを分かり易い例えで表すと・・・」と言いながら、
ぶっちゃけ、その例え、
ちょっとずれてるよね?、
仏教の価値観が、根本から分かっていらっしゃらないよね、あなた?
的な感じが、否めませんでした。


よって、この本には、二つの世界、
「東洋」と「西洋」の価値観が、
相成れないまま存在することになり、
それが、「読み物」としての流れを断ち切り、
結果、
全く流れのない、読みにくい読み物にしか、
自分には映りませんでした。

*****

批判はともかく。

内容に至っては、
繰り返しとなりますが、
基本的に、ラマさんは、仏教の教えを語り、
それを西洋文化のビジネスリーダーに当てはめることも、
もちろん可能ですと、という話をしています。



それにしても、ムイゼンバーグさんの発言を読んでいると、
まるで、西洋のビジネスマンたちは、
みんながみんな、
自分の私欲しか考えていないんじゃないか、
という印象をもたらしました。

欧米(といっても主にアメリカ)の典型的なビジネスリーダーたち(要するに、大企業の社長たち)は、
自分の会社の社員たちの目から、
「決断力があるように見えること」
「自信があるように見えること」
しか考えていなく、社員の前でも、
一緒に悩んだり、話し合ったりして、
社員の声を引き上げて、一緒に会社作りをして行こう、
という考えは、「負け犬のすること」と捉え、
いかに傲慢で、偏屈で、
自分勝手になるかを、競っているかのようにしか見えません。

そして、自分の給与が、
他の企業のCEOよりも高いかどうかをチェックすることに、
心血を注ぐことも忘れずに。



そんな中で、ラマさんが、
「本来、企業の存在する意義とは、
世の中を幸せにすること(顧客、社員、株主、社会を幸せにすること)であり、
企業の存在意義が、
『同業他社の中で、一番の利益を獲得する存在となること』
などというのは、
人間が生きる意義を、
『呼吸をして、食事をすること』
と言っている様なもので、全く意味がありません。
企業が存在する理由は、
利益を追求する事は当たり前であり、
その行動を通して、企業は何を社会にもたらすかが、
重要なのです」

と説くのに対して、

ムイゼンバーグさんは、
「ラマさんが仰る様に、
社員の意見をきちんと聞くことで、
『この社長は判断力がない』と思われるのを恐れていはいけない」
などのように解説をしているので、
「欧米の社長たちって、そんな自分勝手な考えでいるんですか?」
と思ってしまう様な箇所が幾つかあった。

(これは、部分的な問題であって、
そう捉えるのは短絡的すぎると思いますが。)

*****

ちなみに、ラマさんが言っていました。

「仏教において、人間が持ち得る一番のものは、『自信』だ」と。

人間は、自信を持つ事で、
自分の存在意義をきちんと確かめる事ができ、
結果、より良い生活を送る事ができるのです。


そして、人間が生きる目的は、
「幸せになること」。


そんな、一番大事なことが、
語られています。

*****

ラマさんは言います。

「資本主義ビジネスの世界というと、
人々は、『資本主義=上の人間だけが良い思いをする』、
という発想になり、
『得をすればするほど勝ちで、他人は蹴落としてでも上に這い上がれ』
という考えで毎日を生きるのが大事、
という考えに陥り易いものですが、
本来は、『自由主義』とは、
自分たちが、自分たちの好きな方法で、
世の中をより良くしている、という考えに基づくものであり、
素晴らしいものなのです。

通常、仏教とビジネスの世界は、
相反すると取られがちですが、
そんなことはありません。

ビジネスの世界でも、
お互いがお互いの幸福を追求し、
本当に良い世界を作っていくことが、できるのです。
個人の考え方次第で。」

という事を言っています。

*****

願わくば、
この世の中の企業の上に立つ者が、
全員、そのような考えになることを祈って。

2012/2/24 19:28



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February 23, 2012

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幻冬舎代表取締役社長の見城徹氏と、
サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏の本。

読み終えての正直な感想。

言葉が悪いですが、
読んでいて、非常に胸くそ悪かった。

本としては、読み易いし、
「読みにくさ」というものは無いので、
1時間半くらいで読み終えることが出来る。

しかし、殆ど、
見城徹氏の自慢話。

俺は彼を知らないので、
ただの自慢話が好きなオッサンの話にしか聞こえない。

そして、藤田晋氏も、彼を敬愛しているらしいからか、
彼の言っている事に、賛成しかしていない。
(唯一自分の場合は意見が違う、と言っていたのは、
名刺に対する考えだった。)

俺は見城徹という人を、余り良く知らないので、
だから、こんなに読んでいて腹が立ったのかもしれないが、
何とも、読んでいて疲れる本だった。

*****

この人は、今まで自分流を通して、
仕事の結果を出して来たのだと思うし、
結果を出して来たという意味では、相当凄い人なのかもしれないが、
自分の考えを、相手にも、そして周りの全員にも強要するのは、良く無い。

オラオラ感があり過ぎで、
あなたがMBOにより上場廃止になったのも、
その人間性に何かしら原因があったのでは無いか?とまで思ってしまった。
(恐らくそれは無いと思いますが)

*****

と、批判ばかり書いても申し訳ないので、
本の内容に関して。

余り印象に残ることは無かったけれど、
唯一あるとすれば、
「名刺を切らしていた時には、
速達で手紙を添えて送る」とか、
「相手に何か約束をしたら、
それがどんなに小さな事でも、または相手が誰であろうと、
必ず守る」とか、
そういうところだと思う。

彼は、「そういう小さなところにも、ビジネスチャンスが隠れているから」
という理由で締めくくり、
どちらかというと、
「人間は誠実さが一番だ」という理由で上のことをするのでは無く、
「誠実さが故に、最終的にビジネスチャンスが回って来るから」
という理由で、上のことをやっているように書いてあったので、
それが本当の理由だとしたら、ちょっと引いてしまうが、
それでも、仕事をする上での、
そうした「徹底振り」は、見事だなと思った。

他には、「貸し借り」のことなど。
仕事をする上で、相手に対して「貸し」「借り」のバロメーターを持ち、
相手への「貸し」が100になったところで、
やっと、自分が1の「借り」を作れること、など。

(その話は良かったが、
その例として、郷ひろみの『ダディ』出版の話が出て来て、
結局、郷ひろみとの当時10年来の友情も、
あなたは最終的にはビジネスチャンスを狙っていたのかよ、
といった感が否めなかった。
そういう訳ではないかもしれないけれど。)


諄くなるが、
俺は彼のことを良く知らないので、
このたった一冊の薄い本でどうこう言うのは良く無いと思うが、
それにしても、
この本を文字通り表面的に読んでしまうと、
結局、彼は自分のビジネスチャンスにしか興味が無く、
結局は、「自分のことしか可愛く無いんかなあ」と思ってしまう。

もしくは、本当はそういう人ではなくて、
敢えてこの本では、
読者に、例えそれがネガティブな印象であろうが、
この、「見城徹」という人間の強烈な印象を残す事で、
その後、読者が更に、
「こんな人間が社長をしている幻冬舎の本、
もうちょっとチェックしたろか」みたいに、
ビジネスチャンスに結びつけてはくれまいか、
と、
「天使の様にしたたかに、悪魔のように繊細に」計算して、
「良薬ではなく、劇薬を投じて」、最終的に良い結果を自分にもたらそうとしているだけなのかもしれませんが。
(皮肉ですみません。)

*****

それと、もう一つ言わせてもらえば、
本のカバーが悪い。

二人の写真が、暗い背景の中、
下から光がたかれて撮影されているので、
まるでホラー映画のような映りになっている。

藤田氏の顔色が悪すぎる。

見城氏の私服の趣味が悪すぎる。(あのベルトのバックルは何なんですか。)

そして、題名の「憂鬱でなければ、仕事じゃない」だが、
どちらかというと、
その言葉の意味を読む限りは、
「憂鬱」よりは、「不安」という文字の方が、
本来の意味が通る気がする。

この言葉を、藤田氏が見城氏に聞いて、
ツイッターに載っけたところ、
多くの人が、それにリスポンスしたらしいが、
その人たちは、
恐らく、違う意味で捉えて乗って来た人も多いんじゃないだろうか。

見城氏本人は、
この本の後書きで、
「自分の言葉ながら、中々上手い事を言っている」
と自画自賛していたが、
この言葉に引き付けられる人がいるとしたら、
それは、今の世の中、
仕事が辛くて、ストレスが溜まり、
心が相当病んでいる人が、
「おお、”憂鬱”という文字、
そうだよね、そうだよね」と賛同してこの本を手に取り、
中を開けてみた途端、
見城氏が、
「お前ら、仕事ってものは、
憂鬱な中、自分の血が最後まで流されるまで、
突き進むものなんだ」と、
自分の自慢をひたすらして、
それを次のページで、藤田氏が、
「僕もそう思います」的に賛同しているだけ。

そんな現実に、
面食らう人が多いんじゃないだろうか、
と思ってしまった。

*****

という、
非常に読んでいて、
胸くそ悪くなる本でした。

会った事もない方々の批判ばかりですみませんが、
これが正直な感想です。

2012/2/23 23:11



追記:
しつこいですが、
この本の前書きで、藤田氏は、
「この本は、僕にとってバイブル的な存在になるのは間違いない」
と言っていましたが、
本当だろうか。

この本のデザインが個人的に嫌いなだけかも知れないが、
毎回毎回、見城氏と藤田氏の顔が、
彼らのコラム毎に出てくるのが、ウザくて仕方がない。

見城氏を尊敬している藤田氏には良いのかもしれないが、
自分の顔が、切り抜きで毎回ページに出て来る本を、
本当にバイブルとして、手元に一生置いておけるのだろうか。

*****

はい、口が悪くて失礼致しました。








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February 06, 2012

20120213


・年代別「10年後も食える働き方、ヤバイ働き方」
・発表!「20・30・40代を後悔しない」リスト51
・有名社長の本音「採用、昇進、ポスト防衛の新・条件」
・有力人事の告白「今や8割の社員は用済みだ!」
・コラム▼中国、韓国、欧米……「外国人ボス」へのゴマのすり方、教えます
・「会社にしがみつかない」ワークスタイル3.0図鑑


などの記事がある。

自分としては、
『「会社にしがみつかない」ワークスタイル3.0図鑑』
のコラムが面白かった。
この中では、実際に会社に勤めながらも、
自分の得意分野は何かを研究して、
それを収入の場に結びつけ、
最終的に、会社を辞め、独立をした人の体験談がある。

会社での給与が上がらなくなったり、
または、いつ会社にリストラをされるかが不安な人は、
「お金をもらう」(雇われる)方法ばかりに頼るのではなく、
「お金を自ら稼ぐ」(自ら仕事を作る)方法を、考え、実践して、身につける方が良いと。

要するに、今の時代は、「自分への投資」が、一番確実なものだ、と。

*****

表紙の文字が気になって手に取り、
中には、大企業の社長が直接語っているので、
実際に読み込んでみた。

基本的に、これからの時代で求められる人は、
「どんな世界でもやって行けるタフさを持った人間」
「社内、社外関係なく、相手の言いたい事を的確につかむコミュニケーション能力」
「国籍、文化を問わずにコミュニケーションが出来る為の言語力」
「何ごとにも挑むチャレンジ精神」
などが求められる。

しかしそれと共に大事なのが、
「真摯さ」
「真面目さ」
「素直さ」
と言ったもの。

中にある、サイバーエージェントの藤田社長は、
これから管理職になる人間を選ぶ場合に、

A 人格がよくて、実績のある人
B 人格が悪くて、実績のある人
C 人格がよくて、実績のない人

がいたら、
迷わず、A→C→Bの順番にすると言う。
つまり、実績があろうと無かろうと、
その前に大事なのは、「人格だ」ということ。

*****

昨日、このプレジデントのバックナンバーで、
「7つの習慣」のスティーブン・コヴィー博士と稲盛和夫氏の対談を読んでいた。

20110815


この中で、稲森氏が言っていた。

『「人格」とは、
その人の中に、「思いやり」があるかどうかなんです』と。


稲森氏も、必ず上に立つ人間には、
「人格」が大事であると説く。

そしてその人格とは、
その人間の行動、考え方の背骨に、
「思いやり」があるかどうか、ということだ、と。

*****

今週号のプレジデントを読んでいても思ったが、
色々な社長や役員が、
難しい言葉を使って、
「今、求められる人材」を説明しているように一見は見えるが、
どの人も、すごくシンプルなことを言っている。


要するに、
「人間として、気持ちよい人間なのかどうか」ということ。


真面目である事。
素直である事。
より努力して、今よりも上に上がろうと思い、それを実行する事。
相手の話を、きちんと聞く事。
これからの時代の流れを読み、その流れに載って行ける様に、求められる必要なもの(語学力や知識)をきちんと付けて、仕事に生かそうとする事。

そういった事が出来る人が、どの企業でも求められる。

そして、そう言った人間というのは、
「一人の人間」として見た場合でも、
十分にビジネスをやって行けるスキル、経験を兼ね備える事になる。


*****


これからの時代では、
大企業に勤めて、高い給与をもらって、
一生涯安定・・・というのは、
もう存在しない。

しかしながら、多くの人々が、
その幻想にしがみつこうとする。

それは、私たちの親の世代が、
そういった「常識」の中で育ち、
そうやって聞かされて育った私たちは、
その道を選び、
その子供もまた、
親の「常識」を聞いて育つから。

*****

自分と歳が10歳違う人と話すと、
考えている事、常識、聴いて育った曲、
そういったものが、全く違う事に気づく。

それが、20歳離れればその違いは尚更。

つまり、それだけ時代の流れは早いということだし、
10年前に通用したものが、
今から10年後にはもう通用しなくなる、ということ。

よって、きちんと自分が、
時代の流れを読み、
その中で、自分をきちんと表現し、
自分にとっての「幸せ」をきちんと掴む方法を考える必要がある。

*****

テレビというのは、基本的に何も考えずに見れる様に出来ているし、
視聴者を引き付ける様に作られているから、
見ていると、ネガティブなニュースや考え方ばかりを流している。

まるでテレビばかり見ていると、
この世の中は暗くて、先行きは見通しが付かず、
将来は不安定なものにしか見えなくなる様な傾向がある。

しかし、実際のところは、
「自分の頭を使って、自分で考えて、
自分の感覚で感じて、自分の経験を通して情報を集めて、
そこから何かを学び取り、次に生かす様にすれば」、
モノゴトの「軸」というものは見えて来て、
「何が大事なのか」が、シンプルに見えて来るものだと思う。


*****

上に書いた事と重複してしまうが、
人間、大事なのは、
「より成長しよう」と思う気持ちである。
「より、今の自分よりも成長したい」という気持ちを持ち続けていれば、
他人の言う意見も素直に聞く様になるし、
より今よりも勉強して、視野を広げようと思うし、
もっと広い世界を知ろうと思う。

逆に、その気持ちを持たない場合、
誰か任せの人間になり、
結果、「お払い箱社員」になってしまう。

*****

今の時代は、
ただ単純に、
「自分はどう生きるのか」を、強く考える必要があるだけなんだと思う。

恐らくその「必要」とは、
人類が生きて来た何万年の歴史の中で、
常に人類の重要課題の一番上に挙げられていたと思う。

ただ、その「どう生きるのか」の答えは、
時代に寄って、毎回変わって来ているだけ、ということ。

そして、どんな時代にあろうと、
根本的な部分は、変わらないだろう、ということ。

*****

大分脱線してしまったが、
そういう事を、最近よく感じる。

2012/2/6 18:58



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January 24, 2012

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以前、この本の第一部を読んだとき
正直あまり面白くなかったので、
この本も去年の夏に買ったものの、
読まずにそのまま置いておいた。



今日、ふと手に取って、
電車の中で読んでみた。

まさに、自分の心に響くことが書いてあった。


以下は、この本の中の引用から。


*************


情熱もなく、
仕事もなく、
楽しみもなく、
精神の集中もなく、
完全な休息状態にあるほど、
人間にとって耐えられないことはない。

その時、
人間は、
自分の虚無、
自分の見捨てられたさま、
自分の足りなさ、
自分の頼りなさ、
自分の無力、
自分の空虚をひしと感じる。

たちまち、
人間のたましいの奥底から、
退屈、
憂い、
悲しみ、
悩み、
怨み、
絶望が湧きだしてくる。


パスカル『パンセ』

*************


またこの本の中では、
「仕事とは、自分と社会(世界)との繋がりを見いだすものである」
との主張が出てくる。

まさにそうだなあ、と思う。

俺は今、転職活動中で、
一旦無職の状態にあるが、
一番辛いことは、外界との接点がないとき。

やはり人は、
他者との繋がりを感じることにより、
「生きている」と感じることができる。

また、「仕事」があるからこそ、
「休息」が輝きを増すのであって、
「仕事」なしの、
「休息」のみの日々では、
その生活は、張りを無くし、
ただ、ダルいものへと変わって行くのみである。

*****

要は、いかに、
仕事以外でも、自分と社会との接点を持つ機会を、
多く持つかも重要。

そうでないと、仕事でしか、
自分を表すことができない人間となり、
世の中から引退をした瞬間に、
外界との触れ合いがない人生へとなってしまう。


そういうものは、
毎日死ぬほど忙しい日々の中にいるときには、
「うらやましいなあ」と思うものだが、
それがもしもずっと続くとなると、
それほど退屈なものもない。

*****


この世の中に出版をされている本で、
読んで、「全く意味が無い」という本は、
恐らく存在しないと思う。

その本の内容が、自分に響かないときには、
恐らくその本の内容を、自分がそのときに、
欲していないだけ。


その本を読んだ後、
自分にとってつまらなかったからと言って、
その本のことをけなしてはならない。


2012/1/24 22:48


追記:
上に、「第一部はあまり面白くなかった」と書いていましたが、
当時の感想を読んでみたら
結構感動して、色々書いていますね。

人の記憶とは曖昧なものです。

きっと、その本を読んだときは、
色々と悩んでいる時期だったので(今も別の意味で悩んでるか)、
そのときの「嫌な感覚」の方が勝って、
それが、「=面白くなかった」
という記憶へと変化してしまったのでしょう。

著者の方、すみません。



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2022

神田昌典氏の本。
この本は先日、1月20日に新宿の本屋で見つけて、
その日と次の日で一気に読んでしまった。
それくらい面白かった。

まあ、今回この本を購入しようと思った理由は、
題名の通り、
「今後はどういう人材が必要なのか」が気になったのが最初のきっかけですが、
ページをめくっている間に、
「2024年には、会社が無くなる」という箇所があり、そこに強く興味を惹かれたのが一番の理由。

それから、歴史が70年サイクルで回っているなど、
データをきちんと集めて論じられているようだったので、
深く読んでみることにした。

*****

彼はこの本の中で、
「2024年には、会社が無くなる」と言っているが、
それはつまり、
会社の寿命は今や3年から10年であると言われていて、
殆どの企業が、早い内に無くなって行く、と。

もちろん、今後も発展し続ける企業は
沢山存在すると思うが、
その中で彼が上の論を主張する理由とは、

「今の時代、会社に勤めずに、
SNS(Facebookなど)を使って、
誰とでも直接連絡が取れる様になったので、
自分にスキルや才能がある人は、
会社を通さずとも、仕事ができる様になる」
ということに基づく。

今までの時代では、
企業に勤めれば、
給与も上がるし、
ネーミングバリューもあるし、
生涯雇用の保証もあったが、
今ではそのどれもが崩れて来ているので、
逆に会社にいる意味が無くなって来ている、と。

その中で、会社に勤める唯一の意義は、
「経験が積めること」だが、
それも今の時代、殆どの会社が、
そのビジネスを産み出した人々である「ブレイン」が、
費用をかけずにビジネスを回すための仕組みを作り上げてしまうため、
残りはただ作業をする「手足」のみが必要となり、
その間に位置する存在が必要なくなってきている、と。

彼はもちろん極端に言っているわけだが、
これは現実的になって来ているし、
現に、2024年(今から12年後)というのは、
俺が40歳になる年。
丁度今、企業で大量のリストラによりコストカットがされる場合、
一番ターゲットとされるのが、
給与も上がり出す40代なわけで、
俺が40歳の時、その時点で勤めている会社に、
首をいきなり切られることも、
考えておかなくてはならない。

となると、一番大事なことは、
「自分が何ができるか」ということ。

「会社」という場所が無くとも、
それで飯が食って行けるのか?という、
「技」を、自分が持っているのか?ということ。

そこを意識して、今後はキャリアアップをして行かないと、
いきなり首を切られ、妻と子供が居る中、
食わしていけない、という状態になってしまう自分が出来てしまう。

(もしくは、それまでにある程度の資産を溜めて、
資産運用と共に、不労所得が入る仕組みにしておかないと、生きて行けない。)

*****

この本では他にも、

「歴史は70年サイクルで回っていること」

「今後、数年以内に、首都圏直下の大型地震が来る可能性が高いこと」
(これは、今日発表されたニュースでも言っていたが、今後4年以内で首都圏にM7以上の地震が起きる可能性は70%以上らしい)

「今後はアジア(主に東南アジアを中心に)にシフトチェンジして行くので、そこでガッツリ働ける人材になる必要があること」

「情報を中に入れるのではなく、外に出すことで、より自分の理解を深めると同時に、リーダーシップを伸ばし、より多くの仲間を増やすこと(イン・フォメーションから、エクス・フォメーションへ)」

「今後はビジネス界で求められる力は、マネジメント力で無い(組織をまとめる力では無い)ので、多くの人間が40代で会社から出る必要が出て来る。その時に、自分のことをセルフプロデュースして、食って行ける力を付けておけ」

ということなどが書かれている。

*****

要するに、生涯会社に頼る生き方はもう通用しないので、
いつ自分が今いる会社で食って行けなくなっても、
他のどこでも通用する力を身につけておきなさいよ、
ということです。

*****

恐らく、日本社会だけで生きて行く、
という様に視野を狭めておくと、
必死に会社にしがみつく、
何とか日本で生き残って行く、
という発想になってしまうが、
ある意味、今後はアジアもどんどん伸びてくることから、
いざという時には、アジアを始めとした、
他の国どこでも、食べて行ける人脈、ビジネス力、言語能力を
付けておけばいい。

そのためには、今仕事をする場合にも、
なるべく海外の企業や人々とコネクションを作れる仕事なり、
または、海外に自分が単身で行っても、
そこでビジネスを起こせる(つまり世界中のどこでも通用する)スキルを付けられる仕事に就いておくほうが良い。

それから、語学力も、
英語力を伸ばし続ける以上に、
中国語、韓国語、スペイン語など、
自分が将来使いそうな言語も、
挨拶と簡単な会話は出来る様になって置いた方が良い。


*****

「将来に希望が持てない」と暗くなっている時には、
大概、自分が「無知」であることが殆どである。

将来はどうなるのか、
それを予測できるだけのデータを集め、
今の状況をきちんと分析する。

それを行えば、自分が今何をしたら良いのか、
何が足りないのかが見えて来る。

そこを必死に付けて行くことで、
道は開けて行く。

「視野の狭さ」は「無知」から生じ、
「無知」で居続けることは、
ただの「怠惰」でしかない。

要するに、自分次第ということですね。

2012/1/24 0:35


このHP上で、第三章まで無料で読めます。








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January 17, 2012

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最近、この本の「2」が出ましたね。
「1」であるこの本が出版されたのは、
何と2007年の5月。
もう約5年前なんですね。僕が大学を卒業した頃です。

この本は、去年の夏過ぎくらいに買って、
読まずに今までいましたが、
先日読み終わりました。

*****

彼の本は、非常に読み易い。
彼もこの本の中で、
「実際に自分が本を出版する際には、
全ての文章を、一度音読することもある」
と書いていますが、
それをするのも、
その文章に、的確な「リズム」があるかどうかを
確かめるため、ということです。

一度文章を書いただけでは、
それが読みづらかったり、
自分では意味が分かっていても、
他の人が読むと、意味が通じないような、独りよがりの文章になっていたり、
または、誤字脱字が多かったりと、
思いがけない間違いが多いことに、気づかないことが多々あります。

だからこそ彼は、
一度書いた文章は、
できれば一週間以上は寝かせて、
その後、もう一度読み直したり、
または、音読をしてみることによって、
言い回しを変えたり、
単語を変えたり、
表現を変えたりと、
その文章が、より読み易く、リズムの良いものになっているように、
書き換えるそうです。

だからこそ、彼の出版している本は非常に読み易く、
また、綺麗な日本語とともに、
分かり易い説明がしてあるので、
読んでいて、非常に気持ちがよくなります。
(また、ところどころで入る彼のユーモアが面白い。)

*****

彼はこの本の中で、
基本的には、40代以下の若めのビジネスマンを相手に、
「いかに相手に物ごとを分かり易く伝え、話を聞き、文章を書く能力を付けるか」を説明しているのですが、
それが、彼の実体験とともに、
一つ一つ丁寧に説明されています。

*****

中で、印象に残ったのは、
上にも挙げたけれど、
文章を書く時は、
一度、文章を寝かせた後に、
再度読み直す際に、実際に声に出してみて、
その上で、その文章の持つリズムが正しいかどうかを確かめる、ということ。

また、日本語で文章を書く際に、
使ってはいけない接続詞なども、
詳しく紹介されていて面白かったです。
(「いずれにしても」など。)


それから、これに関しては彼は他の本でも何回も触れていますが、
やはり、本当に頭のいい人は、
難しいことを、誰でも分かる様に、
分かり易い、優しい言葉で、
説明ができる、ということ。

ビジネスマンというのは、時にして、
自分の働いている業界で使われている用語(主にカタカナ英語)を多用することで、
まるで、それで自分が「仕事ができる」みたいに錯覚を起こす人が多いものですが、
本当のところは、カタカナ英語などを乱用せず、
相手の立場を考えて、その人が一番分かり易い言葉で説明を出来る人が、
一番すごいんですよ、ということを説いています。

(例として、「コンプライアンスの為のリスクマネジメントをコーチングするプログラムをディヴェロップメントしました」みたいな。それはもう、英語でも日本語でもありません、と。)

*****

それから、TOKIOの国分さんや、V6の井ノ原さんがモテる理由とか、
(実際に池上さんがテレビに出演をした際に、彼らの相づちがとても上手で、気持ちよく何時間も喋ってしまった、というエピソード)、
何かを文章にしたりする前に、一度人に話をしてみて、相手の反応を見てみることで、自分が面白いと感じたことは、他人にも面白いのかどうかを確かめられるということ、とか、
常に、話をする時も、文章を書く時も、自分に対して、「それは本当に面白いのか?」「それじゃきちんと話が伝わってないだろ?」と一人ツッコミをする存在を持つ、とか、

色々と分かり易い例が沢山あって、非常に勉強になりました。

*****

僕も、このブログは文章を書くいい場ではありますが、
話すことも、聞くことも、書くことも、
もっともっと上手くなりたいと思います。
(小学生のような感想ですね。)

2012/1/17 21:52


追記:(2011/1/21 13:12〜)

この本の中で、「謝ることは危機管理になる」
という項目がある。

実際には自分は悪く無くても、
最初に、
「申し訳ありません」
「ごめんなさい」
と謝っておくことで、
相手の側に、同情の念が生まれて、
その後のコミュニケーションが、より円滑に行く、
という事例。

(この場合は、スポーツ選手が、
うまくパフォーマンスが出来なかった場合に、
例えそれは国民に対して謝る必要がないことでも、
一言、「今日は結果を出せずにごめんなさい」
と言うか言わないかで、
その後の視聴者、及び一般の聴衆の反応は、
驚くほど変わる、ということが例として挙げられている。)


この項目の中で、彼はこうまとめている。

『「正しいか正しく無いか」とは別に、
「今、何を言うべきか」を判断する能力は、
ビジネスパーソンに求められる素質と言えるでしょう。』



先日彼女と話をしていた際にも、
彼女も同じことを言っていた。

「日本人とのコミュニケーションの場合、
一番始めに、『お忙しいところ、本当にすみません』
と言うだけで、その後の相手の反応が、驚くほど変わる」と。

アメリカでは、もしも"I'm sorry"などを言うと、
『負け』という風潮があるので
("Excuse me"は別)、

俺も、アメリカから帰って来た頃は、
アメリカ流を貫き通して、
その結果、
「こいつ、何えばってんだ」
「偉そうだ」と社会人に言われた経験もあったけれど、
日本は逆で、
如何に、相手より自分を下げることで、
相手を上に立たせることができるかで、
その後の相手の感情というものは、大きく変わるもの。


恐らくそれは、アメリカでも同じで、
自分を下に下げることで、相手が気持ちよく感じるのは、
同じ人間として、感じることは一緒だと思うけれど、
問題はその後。

アメリカ人は傲慢だから、
そこで、「ほうほう、そうか、お前そんなにへりくだるのか」
と、調子に乗るバカな輩が多いけれど、
日本人の場合は、そこで調子に乗ることはなく、
「いえいえ、こちらこそすみません」と、
お互いが腰を低くする文化である。


だからこそ、日本で働き、
日本で生活をする場合には、
決して自分が悪く無くても、
または、本当はそう思っていなくても、
「本当にお忙しいところ、すみません」
「お手数をおかけ致しますが」
の一言があるかないかで、
その後のコミュニケーションというのは、
非常に円滑に行くのである。

*****

要するに、「コミュニケーションがうまいかどうか」
というのは、
相手をどうしたら、心地よくさせられるかを熟知して、
それが出来るかどうか、ということ。

それが出来る人のことを、
本当の意味で、「頭が良い」と言う。

〜13:22



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December 17, 2011

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商社が何かを勉強するには、
非常に分かりやすい本。

大手冠系商社から、
専門商社まで、
その歴史や役割、特徴などが、
詳しく書かれている。

また、商社が実際に扱う様々な分野に関しても、
詳しい説明が成されており、
更に、大手商社のグループ系企業の
立ち位置なども、詳しく書かれているため、
この日本社会の中に存在する、
いわゆる「商社」を掴むには、
非常に優れた本だと思います。

2011/12/17 13:55



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December 01, 2011

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俗にいうフォトリーディングの本。
短時間で、その本に書いてある概要をつかむ。
一冊の本には、重要なことは、
13%ほどしか書いていないと言う。
それが何かを掴む方法。

「大事だな」と思ったのは、
本を読む前に、「自分はこの本から何を得たいのか」
を明確にしてから読む事。
それにより、自分が「何を得たいか」が明確になり、
より、それを拾う意識が高くなる。

人生も一緒。
「何が欲しいか」を意識すればするほど、
それに気づくようになり、
それが手に入る様になってくる。

******

そしてもう一つは、
自分のアタマの後ろに、みかんが浮かんでいるイメージをしながら、
その状態で読む事。
または、自分の後ろ姿を、
後ろから見ているイメージで、
全体像を眺める事。

これは非常に大事で、
そうすることによって、
自分の視界の全体像を掴めるようになる。

逆に言うと、
緊張しているとき、カタくなっているときほど、
ある一点しか見えていない。

俺は、視野が狭くなりがち。
小さい頃から、目の前しか見ていない。
人生もそうで、これと思ったら、
それしか見ずにやってきてしまうから、
バランスが悪くなってしまう。

しかし、一歩自分を引いてみるのと一緒で、
自分の後ろ姿を後ろから見ている自分をイメージしたりすることで、
普段歩いているときも、視界が広くなるのを感じる。

実際に今日それを試して、横浜の町を歩いてみたら、
いつもは気づかない色んな事に気づく。
「あ、こんなところに、こんな店があったんだ」とか。
逆に、いかに普段、一つの場所しか見ていないかに気づく。

町中を歩く時も一緒。
俺は3年半前、日本に帰って来たとき、
横浜や東京の人ごみの多さにビックリして、
町中を人にぶつからずに歩く方法が分からなかったが、
ある日から、「あ、目の前の人を見ずに、
遠くの方を見て、歩けばいいんだ」と気づいた。

それと一緒。
広い視野を保つ事で、
自分の視界は広くなり、
ものごとの流れや動きをキャッチする感覚も鋭くなる。

******

この本は、あくまでも本を読むことにおいての内容だが、
その内容は、実生活にも十分使える。


*****

この世の中のことは、
物理的に言えることは、精神面でも同じ事が言えたり、
その逆も然り。

つまり、「ものごとの本質は全て同じである」ということ。

意識の拡大は、
モノゴトをいかに大きな目で見るかに繋がり、
それは、大きな全体像で事象を見る中で、
必要なものをキャッチすることのアンテナを磨くことへと繋がる。


先日読んだ、斉藤一人の、
「図解斎藤一人さんが教える驚くほど「ツキ」をよぶ魔法の言葉ノート」
にあったが、
何か物ごとを考えるとき、
「宇宙分の何か」で考える、ということ。

うまく行っていない時ほど、
視野が狭くなり、
アリンコのような視野で目の前しか見ていない。

しかし、一度外に出て、
夜空を見上げて、
この宇宙の広さを想像した瞬間、
いかに自分が小さいかに気づく。

「おれって、この広い宇宙の、地球という星の、
日本という小さな国の中の、ほんの小さなところにいる、
一人の人間じゃん。ちっちぇえなあ!」と。

その瞬間、良い意味で方の力が抜けて、
それまで力んでいた自分がはははと笑えてきて、
「もっと視野を広く保っていこうぜ。全部うまくいくさ」と、
自然と思えるから不思議。
(俺は高校の頃から、しょっちゅう夜空を見上げるのが好きだった。)

*****

長くなりましたが、
一つのことは、全てのことに応用が利きますよ、
ということを言いたかった。

2011/12/1 21:30



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ビジョナリー・カンパニーの第二弾。

前回と比べて、今回は、
いかに企業を育てるかが書いてある。

読んでいて思ったが、
偉大な企業を作った、というか、
経営により、偉大な企業を仕立て上げた経営者たちは、
みんな、実直に、コツコツと、
しっかりと地盤を固めながら、
真面目に、正しく、
物ごとに当ってきたんだな、ということ。

その経営者たちに共通することは、
彼らは決して、派手に何かを成し遂げたり、
注目を浴びる様な経営方法をとったのではなく、
自分たちの強みは何かを徹底的に分析し、
「それ」が、業界No.1になれるのかを吟味し、
それが本当であれば、それを極めるために、
堅実に一歩一歩を進める仕事の仕方をして来た、ということ。

******

中に、重い車輪の例えがある。

その車輪は、最初は一生懸命押しても、
数ミリも動いているか動いていないかも分からない様なものだが、
それでも根気づよく、少しずつ押して行くと、
段々と数センチ、数十センチと動きだし、
それが次第に一周し、
さらに二周、三周とし、
段々と勢いを増して行く。

そしてその内に、車輪の重さ自体が原動力となり、
今度は車輪を押さなくても、それが回る様になり出す。

そしていつの間にか、
それを止める事が難しくなる。

*****

そんな風に、
偉大なる企業にそれぞれインタビューをしても、
「決定的な、何かを変える瞬間はあったか?」
と聞いた場合、
答えは、
「そういう決定的な瞬間、決断はなく、
あくまでも、堅実に、大事だと思われることを
行って行った結果、気づいたら軌道に乗っていた」
という答えが全てであった。

*****

その様に、物ごとは全て、
基礎を固め、それを一歩一歩、着実に行っていく事から始まる。

*****

今日、ある会社の社長と話す機会があった。

彼は言っていた。

「多才な人ほど、自分が進む道を決めたがらず、
その結果、時間だけが過ぎて、
気づくと、もう遅い、という状況に立たされることがある。

逆に、成功をする人は、
多才ではなく、一芸に秀でたものだけである場合が多い。
いくつもの芸に秀でる必要はない。
一つの芸を極め、その業界、その道を究めると決めたら、
後は愚直に、それを極めるだけである。」と。



企業でも、個人でも同じだが、
まずは、自分が、「これだけは人に負けない」というものを見つけること。
「これであれば、必ずNo.1になれる」というものを。
無ければ、作る。

そして、それを徹底的に吟味して、
それが同時に、
「世の中から必要とされるか」
「自分が情熱を心から入れてぶち当れるものか」
の二点を確かめる。

そして、上記の3点が重なったとき、
後は、車輪を押し続けるのみ。

******

この本は、そんなことを言っていて、
今日の社長の言葉も、共通するものがある。

******

2011/12/1 20:21



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November 27, 2011

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池上さんの本です。
ずっと気になっていて、やっと読みました。

この本は、あくまでもこれから就職活動をする大学生をメインに向けて書かれたものですが、既に社会人になっている人、または、現在企業で人事を担当している人、または、自分の様に、転職活動をしている人にもお勧めの本だと思います。(良く見たら、帯の所に「転職!」ともありますね。)

この本を読んでいて思ったことが二点ほどあります。

まず一つ目は、彼の書く本は、「非常に読みやすい」ということです。
彼は元々NHKで記者をしており、その際に、文章を書く能力、または、その場の状況を相手に伝える能力などを伸ばしてきましたが、その努力のおかげでしょうか、現在は非常に上手なコミュニケーションの達人として知られています。
何しろ、文章が本当に分かりやすく、読みやすい。まるで流れて行くようです。
また、たまに入るユーモアの大事さも忘れていません。

今は僕も、彼のように読みやすい文章で書き、綺麗な日本語を使ってこの感想文を書こうと心がけて文章を書いていますが、こういう意識をして文章を書く習慣をつけないと、お粗末な文章しか書けない人間になってしまいます。
綺麗な文字を書ける人は、その分その人間性が素晴らしいと思われる傾向が強い様に、綺麗な文章を書けたり、話せたり出来る人も、やはりそうでない人に比べて、信頼感や安心感、そういったものを相手により強く与えることができると思います。

******

二つ目に、世の中にいわゆる「〜就職本」というのはありふれるほどあると思いますが(実際、今まで自分はこういった類いの本を毛嫌いして、一度も読んだことがありませんでしたが)、この様な本は、結局は、書いている著者の体験談をベースに、
彼らが考える、「私だったらこうする」的なことが、分かりやすく書いてある、というものに過ぎない、ということです。(もちろん良い意味で。)

例えば、先日僕が初めて読んだいわゆる「就職本」である、苫米地氏の著作である、「なりたい自分になれる就活の極意」。

この本は、苫米地英人という人間が、自らの強みを生かして、「私だったらこうする」というスタンスで、就職活動に対する考えが書かれています。

彼の場合は、博士ということもあり、物事を分析する能力が優れていますし、頭が元々良い人ですから、企業研究をする際にも、会社の決算報告書などを会社に請求したり、自らネットで調べたりして、その企業の内部を、自ら調べる方法を薦めています。
また、企業を調べるには、必ず日経新聞を読むことを薦めています。

しかし、池上氏の場合には、もう少し分かりやすく大衆的に書いてあるのかもしれませんが、必ずしも決算報告書などは分からなくても良いから、まずは企業のことを訪問してみて、その雰囲気を見てみることを薦めたり、または、新聞に至っては、日経に関係無く、主要の新聞を一つは最低読むことを薦めています。(日経はあくまでも経済の情報誌であり、学生には難しすぎる、ということから。)

上記の二点はあくまでも端的な例であり、二人とも根本は同じことを言っていますが、(つまり、その企業をきちんと調べて、『自分に合っているかどうかをしっかりと見極めましょう』という点と、『世の中の情報をきちんと掴み、社会人としてのベースをきちんと作り上げておきましょう』ということです。)
同じ、「〜就職本」でも、その本を書く著者によって、内容は全くと言っていい程、異なるものになるわけです。むしろ、その著者の得意技がバンバンとその本の中で披露されていますし、その著者の別の著作に書いてある、彼らのいわゆる「売り」が惜しみなく書かれていますから、「ほうほう、そういったやり方もあるのか」というスタンスで読んで行くと、それだけ色々な方の考え方、ものの見方、やり方を自らの中に吸収することができ、それだけ自分自身が強くなることができます。

******


と、上記の二点を読みながら主に感じました。

後は、池上さんというのは、人間的に非常に温かい人だなあ、ということです。
彼は以前、「週刊こどもニュース」のお父さん役をやっていましたが、彼はまさに、「お父さん」。
この本の中でも、「まあ、世の中はシュウカツシュウカツと騒いでいるけれども、仕事が決まっていない人も実際は多いんですし、決まらなくてもいいじゃない。それならば、それをチャンスと捉えて、一年間教養を広げるために更に勉強しても良いし、欧米の学生を見習って世界へ旅に出ても良いし、自分で起業をしてもいいんじゃないでしょうか」と。


*****

今、自分が感じるのは、前に苫米地氏の本の感想にも書きましたが、
日本の社会というのは、結局は官僚が作り上げたものであり、そのレールを一度踏み外すと、再びそこへ戻るのは、中々難しいものがある、ということです。

28歳の人間である場合、ストレートで一度も浪人経験などなく、社会人になった人間は、社会人経験6年目に当たりますから、その時点で、何かしら経験のあるフィールド(業界)でないと、転職は難しくなります。
自分の場合は、語学力(英語力ですが)が高い為、その点だけを武器に、書類選考を通過している様なものですが、それすらも無かったら、殆ど書類も通りにくいんだろうなと思います。

同時に、上に書いたような、「すき間の無い」社会というものが、日本の社会ではありますが、戦後からバブルの崩壊まで続いて来た、「大企業、有名起業ほど良い。一つの会社で一生働いて行くのが良い。会社と人生を共にするのが良い。」という、以前の”常識”は、確実に過去のものとなりつつあります。

先日、自分が登録をしている、あるエージェントの方とお話をしていましたが、某有名コンピューター系の大企業では、40代以上のいわゆる「仕事はバリバリでいるが、同時に給与も年齢面を考えて上げなければならない」層の方々が、どんどんとリストラをされているそうです。そして、その様に、40代以上の高給取り層を一気に切った上で、今度は、同じ様な仕事ができる20代後半から30代の層を、既に切った40代の層よりも安い給与で、一気に募集をしている、とのことです。

その様に、今の時代、大企業であればあるほど、「いかに安く人件費を抑え、いかに企業
として効率を上げ、生産性、売上げを上げるか」にフォーカスが行き、私たちの親の代では常識であった、「大企業に勤めれば、定年まで安定」という考えは、すでに『幻想』となっています。

だからこそ、これからの時代は、自分だけが持つ独自の「プロフェッショナル力」が求められて来ます。それは、自分だけの「ブランド力」であり、「あれを任せたら、あいつの右に出る者はいない」という境地まで自分を持ってこないと、いつ自分の勤める会社に切られるか分かりませんし、そういう状態になっていないと、いざ30代後半、40代、50代で首を切られた時に、「私は部長ができます」「私は課長ができます」では、どの企業でも雇ってくれません。
(この話は、池上氏もこの本の中で触れています。つまり、「私は部長ができます」というのは、その人が勤めていた企業内では、その企業内の政治や人間関係を知っているから、なれたものの、外に出た時に、「じゃあ、あなたは人間として、『何』ができるんですか?」と聞かれて、ずばっと答えられないようでは、「つぶしがきかない」ということです。よって、池上氏も、「つぶしがきく」キャリアを身につけなさい、と言っています。)


よって、僕が相談をしていたそのエージェントのコンサルタントの方も、
「これからの時代は、いつでも独立できるようになっておくことが大事です。”企業に面倒を見てもらう、企業に給料を毎月もらう”のでは無く、”企業をいつ出ても、自分の力でお金を作り出せる”状態に自分を鍛えておくことが、本当の意味でのキャリアアップと言えます」と。

******


そのコンサルタントの方は主に、40代以上から50代の方を相手に転職のサポートをされていますから、僕と初めて会った際には、「あなたはまだ28歳で、何でもできる。可能性に満ち溢れています。何だかこちらがワクワクしてきます」と言われましたが、実際に自分が転職活動をしてみると、これから移ろうとするその業界での経験が無い、という理由だけで、書類も通らない、ということが多々あります。

これはまた別の方で、以前人事の仕事をされていた方がいらっしゃいますが、その方曰く、「日本の人事制度は駄目です。転職とは、新しい人材をその会社に入れて、企業を活性化させて行くことなのに、その業界での経験が無いという理由だけで、転職を受け入れない。それでは、そもそも転職を受け入れる本来の意味が成されていない」と。

まあ少なくとも、エージェントに登録をするそれらの企業は、「即戦力」が欲しいため、以前に経験が無い方を採用しない、というのはごもっともは考えなのだとは思いますが。よって、自分がこれから進みたいフィールドをきちんと見極めた上で、そのフィールドで生き残って行く為に、相当覚悟をして、その世界に足を踏み入れて行くしかありません。

*****

ですので、就職、転職に限らず、「働く」ということに対する結論としては、
「自分がこれから戦おうとしているフィールドに入る以上、そこのルールをまずは熟知すること。その上で、自分がプレイヤーとしてどれだけの強みを持っているのか、常に客観視をして、いつそのフォールドから追い出されようと、別のフィールドでも生き残って行ける絶対的な強さを身につけておけ。一つのフィールドで戦う以上、そのフィールドでのルールに文句を言うな。ルールはルールであるから。そのルールが気に入らないのであれば、戦うフィールドを変えろ、または、自ら好きな様にルールを作り出せるフィールドを新しく作り出せ。」ということです。

*****

まあ、当たり前の結論となりましたが、その根本をしっかりと考え抜いておくことが大事だと思います。

そして、いつもの様に自分の体験談と感想で終わりましたが、池上さんの本は、読むと必ず得られるものがあります。

2011/11/27 18:06




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November 18, 2011

111092120


クロックス日本法人を立ち上げた、日本支社の元社長であり、
現在は株式会社ジュートを経営している、森平 茂生氏による本。

この本は全て彼によって書かれ、
中に出て来る数々の写真や、
毛筆、
及び、かわいいキャラクターの絵まで、
全て彼によって描かれている。

この本には、
彼が新卒で入った会社を3年で辞めた後、
元々彼の父親が立ち上げたモリダイラ楽器に入り、
その後、モーリス楽器製造の社長に就いてから、
そこを辞め、クロックスのサンダルにハワイで目を付けて、
クロックスの日本法人を立ち上げ、
その後、更にそこを辞め、
今の株式会社ジュートを経営するまでに至ったかを書いてある。





正直言って、(彼の独特の言い回しや言葉遣いのせいか)
句読点の位置が雑で、文章は非常に読みづらい。

また、タイトル通りの内容、というよりは、
彼の半生と、今までの生き方と、彼の信条をそのまま本にした、
という勘が否めない。


*****


しかしながら、彼の人柄は、
この本を読んでいると、よく分かる。


一言で言うと、「熱い人」。

情熱の大きさは、誰にも負けない人なんだと思う。

そして、非常に懐が大きく、
人情味があって、人として、
魅力的な人なんだろうなと思う。


*****


俺はこの本を、たまたま渋谷の本屋で先月末に見つけたんだけど、
この本が棚に一冊だけあって、
そのタイトルに、何となく惹かれて、
本を棚から引っこ抜いてみた。

通常は、こういうタイトルは嫌いなんだけど、
何かその日は、何となく気になった。


で、表紙を観てみたら、
俺の好きなクロックスの絵があるじゃないですか。

(クロックスを好きとはいいつつも、
定番のあのサンダルは履いた事が無く、
今は、日常で履いているクロックスのボーエンを愛用している。)


で、中を観てみたら、
やたらと熱い言葉があったので、
何か惹かれて、これも縁と思い、
そのまま買った本。

*****

彼の一番最後のプロフィールのところには、

『「気持ちで動くのが人」をモットーに人の可能性を最大限に引き出せる様、お客様・社内・社外の一人一人の気持ちを大切にした事業展開を重視している。』

とある。
まるで、俺のブログのタイトルからそのまま取ったんじゃないですか、と言いたくなる様なことを言っていて、そんなところでも、熱さは俺と合うんだろうな、と思った。

******

彼は、人として面白い人だと思います。
是非一度、お会いしてみたいです。


2011/11/18 22:44




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October 20, 2011

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この本は、このブログにもたまに出てくる、
俺の高校時代の親友のSに紹介されて、
読むことになった。

彼に九月の頭に会った際に、
「この小宮一慶の、◯◯力シリーズは、全部読んだ方が良い」と言われて、
そのまま素直に、Amazonで購入しました。


とりあえず、この「発見力」を最初に読み終わりましたが、
非常に面白かったです。


「面白かった」というのは、
彼の意見により、
新しい気づきがあった、
ということもありますし、
他には、
普段自分が何となく考えていたことが、
「そうそう、そんなんだよね」と、
証明されたことによる、快感、
というのもあります。




この本の言わんとしていることは、

「関心を持つことにより、
それに対して、今まで見えて来なかったものが見えるようになる。
すると、モノゴトの本質、
繋がり、
仕組み、
からくり、
そういったものが見えてくるよ。
それは、すごく面白いことだよ。」ということです。

その通りなんです。





この本の中に、
「一つの点から、モノゴトの全体像を見る」というくだりがありました。

これを読んだ時、
俺が昔に書いた日記の内容と全く同じだったので、
「そうだよね」と、
ムズムズしました。

この日記


それから、
何事においても大事なことは、
88ページの、

「物事を根幹の部分から考える」

ということです。

なぜ、それをするのか考える。

この本には、
会計を勉強する人は、
会計のスキルは勉強するものの、
そもそも、なぜ、
「会計」というものが必要なのか、
それを問うと、答えられない、という。



なぜ、「仕事」をするのか。

自分は、なぜ、
その「仕事」に就きたいのか。

なぜ、お金が必要なのか。

なぜ、その行動を取るのか。


その、「なぜ」を忘れて、
ただ、「どの様にやるか」ばかりに視点を合わせていると、
気付かぬ内に、
人に指図されないと、動けない人間になったり、
または、人に自分の人生を操られているのに、
それに気付かない人間になってしまうわけです。





先日亡くなった、スティーブ・ジョブズ氏も言っていますが、

「人生の時間は限られている。
だから、他人の人生を生きて、
自分の人生を無駄にしている時間は無い」のです。


その為には、
自分が毎日の時間を費やす「仕事」というものを、
きちんと、
「なぜ、それをやるのか」
「なぜ、自分はそれをやりたいのか」を、
常に自分に問いかけ、
その答えを、
自らが納得する状態に、
クリアに保っておかなければいけません。



、、、、、、


また勝手に俺の主観が入りましたが、

そんな意味で、
この本では、
「モノゴトの本質、からくりが見えてくると、
この世の中の仕組みが見えてくるから、
もっと賢く生きられるようになるし、
かつ、楽しいぜ」
ということを、うまく伝えている本だと思います。



で、最後に彼はまとめていますが、

「仕事力を深めるために、
『ものが見える力』を付けることは大事だけれど、
それ以上に、
人の喜びや悲しみが分かる、
見えるということが、
人として、何よりも大事なんだよ」

というわけです。

、、、、、、

ぜひ、読んでみて下さい。

2011/10/20. 17:53






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October 15, 2011

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まさにタイトル通りですが、
「会社」というものが、実際にはどういうものなのか、
良く分からないまま社会人になった自分にとっては、
とても勉強になる本でした。

大きな字で、相変わらず池上氏が、
わかりやすーく、たまにユーモアを入れて書いてあるので、
1時間半程で安心して読めます。

どんな会社が、「良い会社」で、
どんな会社が、「悪い会社」なのか。

株主、取締役、社長の関係。
取締役会とは何か。

アメリカと日本の企業のそれぞれの違いは何か。

年功序列制度の良さと、
近年取り入れられた、成果主義の良さ、悪さ。

そして、「優れた経営者」とは、
どんな人物をさすのか。

また、「労働組合」とは、
会社にとって、どんな存在であるのか。

最後に、今後発展する会社を見極める方法とは。





ここに書いてあることは、
社会人としては基礎中の基礎なのかもしれませんが、
自分にとっては知らないことが多く、
大変勉強になりました。
ここから、更に深く読み解くには、
自分が、その会社をしっかりと見極める力を、
自ら磨くしかありません。

しかし、大事なのは、
「基礎」とは、非常にシンプルであり、
物事を「シンプル」に説明することが、
本当は一番難しい、ということ。


池上さんは、それを、
誰にも分かりやすくしているので、
読み終わった後、非常にスッキリします。

*****

おすすめの本です。

2011/10/15 13:17









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October 14, 2011

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タリーズコーヒージャパン創業者の松田公太さんの本です。
(現在は参議院議員)
彼の本は、「すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)」も以前、
2010年の3月頃に読みました。

彼のこの本は、2008年、
アメリカから帰ってきた直後に、読みました。
今日、図書館で見つけて、再度読み返しました。
短いので、30分〜40分で読めます。

******

彼は、僕は何か好きです。
熱さがあるというか、
熱いけど、礼儀ただしさ、真面目な部分を持っていて、
で、けじめをきちっ、きちっと付けるような生き方、
マインドの持ち方をしている方だと思います。

自分が親しいある会社の社長の方も、
この方とインタビューをされていたので、
より、好感を持てました。

*****

彼のこの本のタイトルが意味するのは、
必ずしも、
「今あなたが働いている会社を、5年で辞めなさい」
というわけではありません。
むしろ、人生には限りがあるのだから、
「5年」という目安の区切りを自分の人生につけて、
その「限られた時間の中で、最大限まで得られるものを得なさい」
という考えを、彼は伝えたいのです。


彼は、彼が23歳の頃、
当時まだ21歳だった、弟さんを、亡くしています。
彼よりも体が大きく、丈夫だった弟さんが、
病気のため、みるみる内に痩せて行き、
そのまま、亡くなってしまいます。
「もう一度アメリカに行きたかったな」
「ギタリストになりたかったな」
という言葉を残して、今までは弱音を吐いたこともないような
彼が弱って行く様子を観て、
松田さんは、どうにもやりきれない思いを感じます。

それ以来彼、彼は「弟の分まで太く生きる」
ということを胸に、日々を生きるようにしています。

******

この本の最初の出だしの方で、
自分の推定死亡年齢を書き出して、
その年齢まで、今から残り何年書き出し、
その間にできることで、大きな「大目標」を立てて、
生きよう、という箇所があります。

彼の場合は、心臓病が家族に多いので、
自分は恐らく持っても55歳だろうと、
そのように考えています。

今の僕の場合、27歳ですから、55歳でしたら、
残り28年しかありません。
残り28年で何ができるか。
自分が心から燃えられる、仕事を持ち、
幸せな家庭を築き、奥さんを幸せにし、子供を幸せにして、
両親に親孝行をする。

この文章を彼女が読むと、55歳で死ぬなんて、早すぎるから辞めて、
と言いそうなので、僕はあくまでも90歳まではしぶとく生きますが、
しかし、人生は、スティーブジョブズのように、
いくら濃く生きても、56歳で人生を閉じるかもしれない。

今日、母親と一緒に歩きながら、
人間の寿命の話をしましたが、
もしかしたら、うちの両親だって、
近いうちに命が亡くなってしまっても、おかしくはない年なわけです。

「自分の人生が、必ず終わる」
それを、本当に心から、自分が理解、納得するには、
かなりの覚悟がいりますが、
それが、人生というものです。


だからこそ、自分が、悔いの亡いように、
自分がやりたいことを精一杯やり切り、
「生き切る」しかありません。


この本は、そんな経験をされた、
松田公太さんによって書かれましたが、
彼は、ご自身が若い頃に、
そんな辛い思いをされたからこそ、
絶対にぶれない、芯というものがあり、
同時に、彼には、
人間としての真摯さ、けじめ、
そういったものが、感じられるのかもしれません。

*******

一度、これから社会人を始める人、
または、既に社会人になっている方にも、
おすすめの本です。

また、彼のもう一冊の本、
「すべては一杯のコーヒーから 」
もおすすめです。
彼が、タリーズを始めるまで、
どれだけの苦労があったのかが、詳しく書かれています。

61GM3C7XP4L


*****

2011/10/14 20:43





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池上彰さんが、
この世の中の768種類もの仕事に関して、
詳しく解説をしている本です。

辞書みたいな厚さで、
パラパラとめくって読める感じです。


こうして見てみると、
世の中には、こんなに沢山の仕事があるにも関わらず、
同時に、一般の就職活動とか、
学生の人気の企業が提供する仕事とかって、
この中の、ほんの一部の括りのものしかないんだなあ、と、
改めて感じました。




この本に載っていない職業も沢山あるでしょうし、
(例えば俺がこれまでやってきた仕事は、
この本には載っていないよね)
これから、自分がどんな仕事を本当にやりたいのか、
悩んでいる方々にも、
一度、目を通してみる価値はあるんじゃないでしょうか。

****

また、中に、池上さんのコラムが、
8個くらい入っています。

それを読むだけでも、中々価値があります。


中に、
「カリスマのワンマン社長の企業は、
危ない・・・?」みたいなコラムがありました。

要するに、余りにも今の社長がワンマンで、
他の社員が、彼又は彼女に対して、何も言えない様な社風だと、
その社長が倒れたり、いなくなった途端、
誰も、その会社を率いて行く人がいなくなってしまい、
結果、その会社はつぶれてしまう、ということです。
(例えであがっていたのが、ダイエー。)

逆に、そんなカリスマ経営者がいても、
その人物を支える様な、
2代目となる人物も、きちんと育てて、
後世に残れるようになった企業が、
SONYや、パナソニックなど、ということ。


その会社の経営者が大丈夫かどうか、
それを見極めるには、
面接で、その企業の人に、
「社長はどんな方ですか?」と聞いてみて、
もしも、直立不動になって、
その社長のことを褒めだしたら、
ちょっと怪しいぞ、と。

逆に、「うちの社長は、こんな人なんですよ・・・」と、
まるで仲の良い先輩のように、
親しみを持って話す場合には、
見込みが高い、と。


*****

と、まあ、
そんな感じで、
彼の相変わらずのユーモアを交えつつ、
丁寧に書かれた本です。


2011/10/15 0:38am


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September 13, 2011

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豊田さんが書かれた本。
7月の頭に買って、ちびちびと読んでいた。
今日、最後の部分をがっと読んでしまった。


彼の本は、非常に読みやすい。
彼の人柄がそのまま出ている。
彼は、この本にも書いてある通り、
「すぐにやること」をモットーにしているし、
かつ、素直で、とても律儀で、
人を、年齢や、タイトルや、何か表面上のもので
ジャッジしない、という気持ちの良い性格をされている。

この本の中では、彼は元々、
上に書いた様な人ではなくて、
人を表面で判断したり、
または、今となっては反省をするような事もあったみたいだけれど、
その積み重ねと、かつ、彼の持つ人柄の良さ、
そして、彼の素直さの結果、
今の彼が、出来上がっているんだろうなと、
読んでいて感心しながら読み終わった。

*****

彼がこの本で言っている事は、
決して難しくはないんだけど、
(つまり、人としての基本のことなんだけど、)
それが出来ていない人が多いし、
かつ、それを全部できるか、というと、
中々難しいものもあると思う。

それはなぜ難しいかというと、
自分の中の、小さなプライドや、
偏見、視野の狭さが、邪魔をするからだと思う。

だからこそ、常に、オープンマインドで、
「何でも見てやろう」の精神が必要なんだと思う。

*****

こうして、一度一緒にオフィスで時間を過ごさせて頂いた
方の本を読む事は、
その方の実状と、その方が今に至るまでに、
どういう過程を経たのかが分かり、
非常に勉強になる。

*****

タイトルだけ見ると、ちょっと誤解されそうな感じだけれど、
実際の中身は、非常に大事なことが書かれていると思う。

機会があったら、ぜひ読んでみて下さい。

2011/9/13 2:14am



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September 10, 2011

ISBN978-4-575-30328-5


昨日の「21世紀のビジネス」のレビューでちょっと触れたが、
二週間ほど前に読んだ本。


この本を初めて手に取ったのは、確か七月の頭くらい。
この本は、最初にヘタクソな絵のマンガが四ページほどついていて、
(中でホリエモンがカッコ良く描かれている時点でアウト)、
その後、ホリエモンのエッセイが(お金に関するもの)、
数ページに渡り、語られる、という形式で、
何章かに渡って書かれている。


最初にこの本が気になったのは、
本屋にやけに、彼の本、しかも新刊が、
一斉に並んでいたから。
恐らく、4〜5種類はあったと思う。
で、全て、
「ホリエモン、塀の向こうに行く前の最後の言葉」
的なテーマで、彼のオーラの悪い顔が並んでいる。


そのセクションに行くだけで、自分の運気が下がりそうだが、
そんな中、この本の中を見て、
元ラガーマンだった大学時代の友人が、
営業のハードワークにより、ヒョロヒョロになり、
病院で点滴を打っているシーンがあった。

で、そこに集まった同期三人は、
それぞれ、フリーター、大手商社か何かで働くやつ、
で最後が、その元ラガーマンの不動産の営業マンなんだけど、
その三人が、お互いの給料を話し、どの道が良いのかを、
暗い顔をしながら話す、と言ったものだった。


俺は、
その元ラガーマンの絵を見たとき、
その病弱そうな身体に、「まさに今の俺じゃん」と、
ちょっと感じるものがあったわけだが、
そこから、そもそも、自分のこの世の中での立ち方、
それ自体を見直したほうが良いんじゃないか、と、

で、ホリエモンの本は絶対に買いたくないと、
その時誓ったんだけど、でも読みたいから、
結局買っちゃった、という。


、、、、、、

しかしですな、
読み終わって、感想を書こうと思うが、
「虚しさ」しか感じない。


彼はこの本で、
この世の中の「お金」に対する考えだとか、
その増やし方、
使い方だとか、
そう言ったものを、まるでこの世の中のこと全てを分かった様な口調で書いているんだが、

何しろ、
それを書いている本人が、
人間的に薄っぺらいもんだから、
本を読み終わった後、
「感動」というものが、何も無いんだよね。

むしろ、表面しか見ない人たちが集まる、軽いパーティーか何かに行ってきて、
何だか派手な空間で、皆、おしゃれをして、踊っているんだけど、
誰もが、邪気が入っていると言うか、
人の目を気にして、表面でしか物事を判断しない浅はかさが漂っているというか、
そんなパーティーに行って来て、
刺激は受けたけど、家に夜中の3時に着いたら、
非常に虚しい。

そんな感覚が残るんだよね。


(アメリカに居た時にたまに行った、
パーティーに行って帰って来た後のあの感じ)


、、、、、、


ホリエモンっていうのは、
頭は良いと思う。
その頭の良さは、「勉強ができる」頭の良さであり、
スニーキーであるという、ということ。

しかし彼には、
「人徳」とか、
「思いやり」とか、
「道徳」的な、
人間としての深み、
そういったものを、感じられない。


それは、俺の勝手な彼に対するイメージなのかもしれない。
しかし、彼の本を今回、何冊か読んでみて、
彼が、例えば茂木健一郎や、田原総一朗と話す対談を読んでも、
ちっとも、彼の、人としての、「賢さ」を、感じられなかった。


で、俺としては、
彼は、お金に対して、当たり前のことというか、事実を書いているから、
この本に書いてあることは、
全て、「事実」ではあるんだが、
だから、何なの?的な、
それを、どう生かして、どう使うかが、大事なんじゃないの?という、
そう言った後味の悪さが、残ってしまった、ということ。


その後、
先日、
ロバートキヨサキの、「21世紀のビジネス」の出だしを読んで、
「真の富とは、お金を持つ、その人自身が一番大事である」という言葉を読んで、
「そうだよそうだよ!」と、
府に落ちてしまった、というわけ。


、、、、、、


彼と対談をして、
彼のことを無条件に賞賛している、
田原総一朗や、茂木健一郎までもが、
バカに見えてしょうがない。



2011/9/10 9:35am



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August 11, 2011

51PmZOwSCWL

この前彼女と、川崎のらぞーなの本屋に行った際に、
彼女が紹介してくれた本。

別に彼女もこの本を前から知っていた訳ではないが、
ビジネス書のコーナーを見ていて、
俺におすすめの本として教えてくれた。


まあ、この本の出だしの折り返しのところには、
「お金がない。
努力がキライ。
最短ルートで成功したい。

ラテラルシンキングは、
そんな人のための最終兵器。」
とあるわけですが、
彼女がその3つのフレーズを指して、
「まさに私だよね」。

*****

「ラテラルシンキング」が何かというと、

そもそも、「ラテラル」っていうのは、
「水平」って意味なんだけれど、

「ロジカルシンキング」が、
物ごとを掘り下げて行く、真っ直ぐに考える事に対して、
ラテラルシンキングは、
まず、視点を変えてみる。

例えば、コロンバス→コロンブスの卵ですね。
立てようとして立たなかったら、
そもそも、卵の下を潰しちゃえばいいじゃん、と。

つまりは、「それをする本質は何か」を見抜き、
それに到達するまでには、
どうしたら良いのかを、
様々な視野から考える方法の事。

Thinking outside the box,
シカクい頭をマルく、

ってうやつですよ。

*****

昔、俺がまだ中学1年くらいだった頃、
夜の11時半頃に、
寝ようとする頃、
いつも親父は、ニュース番組を見ていた。

その時、ある日親父が俺に言った。

「最近お父さんは思うんだけどな、
何かを考えていて、それがうまくいかないとき、
それまで、ずっと左側の脳で考えていたものを、
今度は、右側の脳を使って考えるイメージを持つ様にするんだ。
そうすると、ぱっとアイディアが浮かんだりするんだよ。」

と言っていた。

その時の俺は、中学生ということもあって、
「親父は、なにヘンな事を言っているんだろう」
ぐらいにしか聞き流していなかったが、
なぜか、そのシーンが印象に残っていて、
たまにふと、思い出す事がある。



きっと親父も、
そのとき、同じ事を言っていたんだろう。


俺に取っては、
親父とあんまり、そういう話をしたことが無かったから、
まるで、その事を思い出すと、
何かの夢だったかの様な、
または、俺が勝手に自分の頭の中で作り上げた様な、
そんな物ごとだったような気がするんだが、

そんなことがあった。

*****


話を元に戻して、
この考え方は、俺に取ってはすごく大事だと思う。

俺は昔っから、視野が狭くて、
物ごとを真っ直ぐにしか捉えないし、
それを見たら、それしか見ない、
ゴールしか見ない、
という傾向があるから、
よく、効率が悪い生き方をしてきたし、
最初の部分で力みすぎてしまって、
物ごとを完了させない、という事も多々あった。



今も、ふと気を抜くと、
自分だけの狭い視野に囚われがちで、
例えば、仕事のこととか、
「別の視点で、広く考えてみる」ってことを、
しない傾向がある。

だからこそ、こういう風に、
「ちょっと広い視野で見てみようぜ」的な発想を、
いつも意識する事が、大事ですな。


俺の彼女は、俺とは正反対で、
真面目にコツコツ。。。ってういうのが嫌いなタイプで、
いかに物ごとを早く、手をかけずに終わらすには
どうしたら良いかを、よく考えるタイプだから、
非常に効率が良い。
仕事も速いし、テキパキ、ビシバシ動く。

また、お笑いとかも好きだし、
常に、「Thinking outside the box」を実践している人だから、
そんな彼女には、たまに、
「あなたはこんな本を読んだらいいよ」と、
薦めてもらうんですな。

*****

長いレビューだぜ。
とうか、レビューっつうより、
俺の感想文。

いつものことながら。

2011/8/11 10:07am


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July 29, 2011

394654


究極の、社内での仕事の仕方、How To本。

彼が、長年をかけて培ってきた経験が、新入社員の子に分かりやすい様に書いてある。


彼の言うところは、
全て仕事においての「基本」だが、
それが出来ない人が多いし、
それを継続して、「習慣」にしてしまっている人も少ない。

彼は、それをわかりやすく、
要点だけをまとめて書いてある。
そんな本。

、、、、、、

中に、
「時間にシビアに、
常に余裕を持って行動する」ことの大事さがあった。

昨日は、朝から用事があり、
仕事前に、ある場所へ行くために、
普段は朝8時過ぎに起きるのだけど、
7時前に起きた。
前の日もいつも通り寝たのが2時過ぎだったから、キツかったけど、
朝から活動をしたら、以外と脳はスッキリ。

寝てないから疲れるかと思いきや、夜まですこぶる調子が良かった。

いつもは、朝起きて、電車に乗っている間も眠いから、
オフィスについても、エンジンがかかるのに時間がかかるけど、
昨日は、既に仕事前にエンジンがかかっていたから、仕事自体も良い心持ちで入れた。


、、、、、、


他に、この本で心に残ったのは、
「仕事の要を知れ」ということ。

何が大事で、何が大事じゃないか。

仕事の二割が大事なことで、
それを終わらせてしまえば、
残りの八割も終わる。
彼はそういう。

要は、仕事に取り掛かる前に、
何が大事で、何が大事じゃないかを見極め、
手を抜けるところに時間をかけずに、
肝心なものに、一番時間をかけろ、ということ。

これは、以外と簡単そうに見えて、できていない事が多い。

一日の終わりに、仕事が終わっていなかったり、
休日出社をしなければならないのは(超緊急案件を抜かしては)、
自分の段取り力、
時間の配分が下手くそだから。
時間の配分が下手くそなのは、
何が大事で、何に手を抜いたら良いのかを、自分が分かってないから。


、、、、、、

また、同じ章には、
「本物の質感を知れ」ということもある。

常に本物に触れている者は、
何が大事かを分かっているから、
自分の仕事にも、本質を求める。

趣味でも、遊びでも、仕事でも、
常に、本物を知る。
いわば、「それ」に没頭して、
その質を高めろ、ということですな。


*****

てなわけで、
非常にシンプルですが、
大事な事が書かれている本です。

たまに引っ張りだしては、
読み返したい本です。


2011/7/30 0:16am





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July 16, 2011

soka

先日、ある方に薦められて読んだ。
「やっぱり、マネジメントをしておく事は、大事ですよ」と。

この本の言わんとしている事は、要するに、
「社内の人間関係を良くしろ」ということ。

上司には、きちんと報告をして、安心してもらう。

部下には、定期的にしっかりと話す時間を取って、
信頼関係をつくる。

自分のチームには、
明確なビジョンを見せて、
船の向かう先を、
きちんと示してあげる。


そうやって、
「人間関係」を大事にすることが、
社内で何よりも、大事だということ。


結局は、
「会社」は、人間の集まりであり、
その人間同士の関係がうまく行ってこそ、
その会社も、うまく行く。


俺の会社は、
何しろ小さな会社だから、
その点を強く感じるよね。

前の会社なんかは逆に、
グループ三十万人とかだったから、
規模が全然違う。

それぞれにメリット、
デメリットはあるが、
大事なのは、
自分の所属するチーム内で、
健全な人間関係を築いておけ、
ということ。


、、、、、、

ちなみに俺の話になるが、
最近は後輩が沢山入って来たので、
指導をするのが楽しい。

話を聞いてあげて、
何に詰まっているかを聞き、
俺なりのアドバイスをあげる。

それによって、
俺自身も、また学び直すことがあるし、
自分の基礎の部分を、固めることにもなる。

あとは純粋に、
後輩はかわいいしね。

何か、一生懸命がんばってて、
何かを教えてあげて、
感謝されると、
俺ももっと、この子達のためにがんばろう、
そう思えるよね。



俺は、過去の経験とかで、
後輩を怖がる性質があったけど、
最近はそれも無くなってきたと思う。

もっともっと、後輩にはギブをしてあげよう。

同じ様に、もちろん先輩、
上司にもね。

、、、、、


話し戻って、
この本の中で、
「何も考えない多読は、
しない方がマシ」という項目があった。

最近の俺は、
とりあえず本をたくさん読もうとしてたけど、
実際、その内容を噛み砕いていたっけ?と。

全ての読書に通ずることだが、
まずは、書いてある内容を、疑った方が良い。

で、そこから得られたカケラを、自らのモノにする。



先日から読み返し始めた、
落合信彦の本にも通ずるけど、
「テメエのアタマで考えて、
テメエの考えを持て」ってことですな。

、、、、、

そんな訳で、
「課とは、会社の中の、
一つのチームであり、
そのチームをまとめあげるのは、課長である。
その課長は、
社内の人間関係に、
長けるべし。
全ての基礎は、
人間関係なり。」という本。


落合信彦と、
佐々木常夫の温度差の違いに、
多少違和感を感じた今日この頃。

佐々木さんは、
本当に落ち着いた、良い人なんでしょうね。

2011/7/17. 0:07



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July 05, 2011

_SL500_

東レの佐々木常夫さんが書いた本。

非常にシンプルな作りで、短くはあるが、
本質が書かれた本。


その「本質」とは、

『「営業」とは、
スキルなどでは無く、
「人の話を聞き、
人が何を欲しているかを、
きちんとコミュニケーションを取って確かめ、
健康的な人間同士のやり取りをするだけ」である』ということ。


幼稚園の頃に習った、
人にウソを付かない、
挨拶をする、
間違えたら勇気を持って謝る、
約束を守る、など、
人間として当たり前のことを守る、ということ。

それが出来ていない人間は多い。


クレームが起きたら、
自分の会社の商品、サービスをしっかりと見てくれているお客さまに感謝し、
お客さまの言い分をしっかりと伺い、
それに対して、本当にその方のことを思った対応をすること。

そうすることで、より強い信頼関係が、お客さまとの間に生まれる。

、、、、、

俺が日々、自分の仕事を通して感じていることが、
書いてある。


彼のこの本を読んでいて、
色々な事が書いてあるものの、
(分析の方法とか、月報、日報の意味とか)、
全体を通して、
何を言わんとしているのかをイメージして読んでみたら、
やはり、冒頭のことが根本にあった。

つまり、
「営業とは、
健全な人と人とのやり取りを極めることですよ。
この世の中は、結局は、人と人との繋がりでできているのだから。」

ということ。


、、、、、、


何か、自分の行いに自信が持てる本やね。

物事は、「基本」があるからね。
それを、極めることが、大事だし、その「基本」が何か、
それがブレ始めると、人は自分の行動に迷いが生じるもので。

その、「基本」の基準を、
再定義してくれるような本でした。

2011/7/5. 10:25am


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June 30, 2011

070101_L

豊田圭一さんが出版した最初の本。

彼とは、幸運にも、
去年の九月半ばから、
今日まで十ヶ月間、
一緒にオフィスで時を過ごすことができた。
なかなかそういう事はできないので、とても恵まれていたと思う。

彼は今日を持って、
退任をされたが、
今後も活躍されていくと思う。

、、、、、

今日彼と、お昼に行った。
ちょうど今日、朝の電車の中でこの本を読んでいたので、
その話しから、
彼が二十五歳で独立をしてから、今までの道のりを、
ざっと聞く事ができた。

最初独立をした頃は、
給料が無かったとはこの本に書いてあったが、
実際はいつ頃から収入が入り出したのかを伺った。

最初は無給で、
半年ほどしてから、一月五万円。
その後しばらくしてから、月収十万円、という感じだったらしい。

今は既に有名になっているから、そんなイメージは無かったけど、
三十歳までは、飲みに行った事も殆ど無かったそうな。

そんな豊田さんだが、
話をしていていつも思うのは、
年齢の差を感じさせないほど、とてもフレンドリーで、
気持ちの良い方だということ。

彼のモットーでもある、
『すぐやる!』ということを徹底されている。

俺も、いつも随分とメール返信を遅らせたり、
頼まれても中々やらなかったりと、
そんなクセのある人間だったけど、(で、まだそのクセは抜けないけど)、
彼の影響で、
随分と前に比べたら、やる事が早くなったと思う。

メールは、まず考える前に返信ボタンを押して、とりあえず書き出す、とか。


それから、彼の言うとおり、
企画書も、仕事も、
百パーセントを狙って、締め切りギリギリまで出さないより、
六十パーセントぐらいのできで、さっさと出して、
それにダメ出しをくらって、
それを改善した方が、
ずっと仕事の評価もあがるし、
『彼はやる事が早い』という評価が付くというもの。


彼には、シンプルで、かつ、
一生役立つことを、
教えて頂いた。

、、、、、、


せっかく仕事をするんだから、
それを最大まで楽しんでやろう!
そんな気持ちにさせてくれる本です。

2011/6/30. 23:41






shunsukesekine at 23:43コメント(0)トラックバック(0) 
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元々は、2006年に刊行された、
『落ちたリンゴを売れ!』という本を、
改訂したもの。

この本は非常に読みやすく、
とても実践的なので、
とてもオススメ。

このフォレスト出版のショッキングピンクの文庫本は、 『2545シリーズ』と言って、
『読書はお金と時間をかける投資』と捉え、
25〜45歳を対象に、すぐに使える、というコンセプトで、出しているもの。

去年の4月末に、
「リーダーが忘れてはならない3つの人間心理」
という本を読んで、めっちゃ面白かったのをきっかけに
読み出して、以来、このシリーズは殆ど読んでいる。


、、、、、、


ちなみにこういう題名の本は好きじゃないが、
俺が今まで読んだ本の中で、
何だか心に残っていた本。

最初は去年の7月に読んだ。
その時、心に強く残っていたのが、
「自分が人生で欲しいもの」を
奥さんや彼女など、大事な人と一緒に、
トランプのカード位に切った紙に、一枚ずつ全て書き出して、

それを、
1, 仕事
2, 経済
3, 家庭
4, 健康
5, 自己啓発、趣味、
6, その他(社会的、精神的)
のタテの六マスと、

今度は横に、
3年後、
5年後、
10年後、
15年後、
20年後、
25年後、
30年後、
の七マスに分けて、
全部で四十二マスに分け、
そこにそれぞれの紙を貼り付けて行け、という方法。

彼は、これを28歳のとき、
当時結婚した奥さんと一緒に、
ボロい家で行い、
それを壁にドンと貼り付け、
30年近く、見続けて来た、ということ。

結果、目標の90パーセント近くが叶ったらしい。
(奥さんが冗談で書いた『黄色いサンダーバードが欲しい』という願いも、結局叶ったそうな)


これを読んで、俺はなぜか、凄く感化されたんだが、
一番いけなかったのは、それを実際に『やらなかった』ということ。

世の中にはこんなに沢山の自己啓発本が売り出されて、
その殆どには、同じことが毎回書いてある。
それは、
『願望を紙に書き出せ』
『それを叶える為に、何をしたら良いかを考えて、それを実行しろ』
ということ。
そうすれば、
『叶ったものは全て叶う』と、
全ての成功者は言う。

じゃあなぜ、殆どの人の夢が叶わないか。
それは、それを実際に実行していないから。

『分かっていて』も、それを行動に移して、やり続けなければ、それを本当に『分かった』とはいえない。

てなわけで、昨日はこの本を一気に読み返し、
小さく切った紙に、自分の欲望を書き出した。

書いて見ると、以外と願望は出て来ないもの。
それはつまり、自分がどんな人生を望んでいるかを、
普段如何に、意識をしていないか、ということ。

本田健の『ユダヤ人大富豪の教え』に、
『自分が何が欲しいかを考えずに毎日を生きることは、
この世の中で、フラフラと流れに任せて、
宇宙を漂っているのと一緒だ』という言葉があった。


なぜ今、自分にここまで、
『欲』が出て来ないかを考えた。

結果、今までの数年の中で、他人に言われた言葉だったり、
会社内での経験なりで、
勝手に自分に自信を無くし、
『俺にはできない』という自己否定的な考えが、
俺の中に潜んでいることに気づく。

昨日の日記にも書いたが、
他人の意見に左右されることは、
結局自分は『他者』であるというもの。

人の意見に左右され続けて生きていたら、自分の人生は絶対にまっとうできない。


、、、、、


次に、自分のことを、
どんな人間かを、書き出す、
という作業を行う。

最初は、『私は27歳です』などの条件から始まり、
次第に、
『私は今の人生に不安を持っています。なぜなら〜』などの、深層心理が出てくる。

ここで、30個、
絶対に書き出す。

すると、その結果、
そこに肯定的なことが多く書いてあるか、
否定的なことが書いてあるか、
どっちかに別れる。

ここで、否定的なことが多い場合は、すぐに、
自分のセルフイメージを高める必要がある。


この本にも出てくるが、
キョーセラ創業者の、稲盛和夫さんの本に、
『人生・仕事の成長=
能力(スキル)×熱意(ヤル気)×考え方』という方程式がある。

どんなに能力や熱意があろうが、考え方が間違っていたら、それはゼロになってしまう。

むしろ、考え方が否定的であったら、結果はマイナスとなる。


自分のことを書き出しながら、考えた。
俺はいつから、こんなに自分に自信が無くなっているのか、と。

思うに、アメリカの大学を出て、その後OPTを使ってバイトをし出してから、自分が他の誰とも違う道を歩き出し、そこに不安を覚えたことが一つ目。

その後、日本に帰って来て、
就職するつもりが無いまま、とりあえずその時の流れに身を任せ、一社目の就職を選んだのが二つ目。

そして、その仕事が合わないと思い、そこを五ヶ月で辞めて、
今の会社に移ったことが、三つ目。

で、その後は今の会社で頑張りつつも、
この後どうするのかと、それを分からずに、ただ目の前のことに没頭する日々を送って来たことが四つ目。

その過程の中で、
色々な人に、否定的な事を言われ、それを間に受けて、勝手に自尊心を無くして来た事が五つ目。


と、振り返って見れば、色々とポイントはあるが、
全てに共通するのは、
その時の進路の選択も、
何かを言われた時に、どう取るかの考え方も、
全て、自分の『意志』だということ。


この本の中にもある。

『全てはわたしのせいです』と、今言えるかどうか、ということ。
今の現実は、俺が作っていて、
これからの現実も、俺が作り出す。

よって、俺がここ数年ほど、表面は肯定的になろうとしても、
やはり真相心理の部分では、
自分に自信が持てないのは、
俺自身が勝手に、
自分の自信を無くしていた、ということ。

それに気付いた。


この本にあった。
全ての成功している人に共通しているのは、
『自分は必ずできる』という、根拠なき自信を、持ち続けている、ということ。

それが逆に無いと、すべてはうまく行かない。


、、、、


俺の自己回想になってしまったが、きちんと、自分の『今』を、見つめ直し、あるがままを知り、
それを変えたいのであれば、その行動を起こすこと。


、、、、、、


この中で、アメリカで『ベニハナ』というステーキレストランを出している、ロッキー青木氏の言葉があった。
(ベニハナは一度、トシさんとノアとサンノゼの店に行った事がある。ノアが確か日本へ行く直前か何かで、3人で凄い金額になったのに、一人で全部払ってくれたのを覚えている。その時にノアは、自分の手にある傷を見せて、『俺はこれを、ダチの誰々と一緒にいるとき、”この瞬間を一生覚えていよう”と言いながら、ナイフで傷を付けたんだ』とカッコ付けながら言っていたのを覚えている。おっと、そんなのはどうでもいいんですが、本題に戻ると、)

『死ぬこと以外なら軽傷だ!どうってことない!』と。

これは、豊田圭一さんも仰っていたが、
まさに、『死ななければ、かすり傷』なわけで、
全ては、自分の心の持ち方次第だということ。



、、、、、、、


自分に自信が無いと、全てはうまく行かないが、
その自信を持つ方法は、
ただ、『持つ』と決めること。

心を、超ポジティブに保てば良い。

『俺はできる』
『全てうまく行く』
と、毎日鏡に向かって百回唱えていれば、それが本当になって行く。

俺が、自分に自信がある、と確信していた21、22歳 の頃。
その頃は、ただ、盲目的に、
『俺はできる。俺はできる。』と、毎日自分に言い聞かせていた。

それを、ただ単に今、しなくなったわけで。
で、勝手に、『俺はできない。』という考えを、潜在意識に持ち出したせいなわけで。


そんな訳で、全ては自分の選択の結果であり、
全ては、自分のせいなわけ。


、、、、、


それと、昨日、ある場所に行ったんだが、
その時思い出したのは、
俺は留学時代、
日本に帰ってくると、
同年代の日本人の奴らには絶対に負けねえ、という自負があった、ということ。
それだけ、努力していたし、
勉強もしまくっていた。
色々試したし、
絶対に、同年代の日本の大学に行った奴らには、負けない、という勝手な自信があった。

その後も、アメリカで就職活動をしているときも、
アメリカにいる同じ日本人留学生にも、絶対に負けない、という勝手な自信があった。

それだけ、色々していたから。

だから、日本に帰ってくる度、
『こんな甘い環境でヌクヌクと生きている日本人に絶対に負けるはずがない』という自信があった。


生意気ではあるが、
そんな意気込みで、全ての物事に当たっていた。
『こっちは毎日生きるか死ぬかの瀬戸際で留学の日々を送ってんだから』と。

それが、日本に帰って来て、
いつの間にか、
同じ日本人と比べ出して、
そのまま、同年代のやつらに、
負けたままというか、
負けて当たり前、的な気持ちで、
日々を送っていた気がする。


いつからこんなに、自分のことを
下に見出したのか分からないが、
とにかく、今言いたいのは、
前は、それだけ、生意気な位強く持っていた
根拠なき自信を、
いつの間にか無くし、
そのまま、その状態に慣れて来てしまっていた、ということ。

そんなんじゃ、面白くない人間になるし、
覇気がなくなるわな。


だから、一度無くした自信を、
今は取り戻すときなわけであって。



ただし、何もせずに、
ただ、『俺は自信がある』と言い聞かせても、
それはただのハッタリでしかない。
俺が留学時代に、自分に自信があったのも、
同年代のやつには絶対に負けない、
と言えるほど、勉強をしていたから。

だから、今も、
『自分が絶対に負けるはずがない、
こんだけやってんだから』と言い切れるほど、
仕事を極めたり、
本を読みまくったり、
勉強をしたり、
語学を伸ばしたり、
世界情勢に詳しくなったりと、
自分が、『こんだけやってんだから、
絶対に負けるはずがねえ』と言い切れるだけの、
行動を起こす事。

それしか、自らに本物の自信を付ける方法は無い。

*****


長くなったが、
自分の人生は、自分が作り上げる。

そして、それを行うのは、
自分のみ。

その為の手段が、
的確に、シンプルに、
やる気をあげつつ、書いてある本。

オススメです。

2011/6/30 2:17am











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June 24, 2011

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株式会社HRインスティテュートの代表取締役が書いた本。

彼が普段仕事の場で使う言葉が、
整理されて羅列されている。


これを読んで思ったのは、
コンサルタントとは、
「本質を導き出すきっかけ」となる役職である、
ということ。


コンサルタントが全て答えを出しても、
相手企業の顧客たちは、
自らそこに主体性を見出せない。

だからこそ、彼らは、
その場を的確に先導する「言葉」を用いて、
顧客たちが「自ら」、
その結論に導いたんだ、という実感を持たせながら、
話を先に進めて行く。



人は、自分のこと、
自分の考えを、
ときに、客観的に見ることができない。

だからこそ、コンサルタントなど、
「外部の第三者」を用いて、
今の自分たちの現状を、
客観的にジャッジしてくれる人を求める。



いわば、スポーツで言えば、
コンサルタントは、審判。

どちらのサイドにも立たず、
その場を正当に判断し、
ゲームを前に進めさせようとする。


、、、、、


この本を読んでいて心に残ったのは、
コンサルタントは、
必ず「仮説」を立てて、
その仮説に基づき、余計なものを削ぎ落として行く、ということ。

これは、「仮説思考」にも通ずるし、
今、別に読んでいる、
羽生義治の言う、将棋の世界にも通ずる。

これは、サッカーの試合にも通ずるし、
俺が今している、仕事でのカウンセリング前に立てるシナリオにも通ずる。

全ては、「先を読むこと」。
先見力は、先を読もうとする事から付けられ、
先見性は、実際の事実と、自分が読んだ「予想」の差を精査する事から、磨かれる。

、、、、、、


また、「ごめん、無理」の話。

ある企業で、
十億円を投資するプロジェクトを提案した結果、
上司は、
「ごめん、無理」と、
言い切った。

しかしその後、
「十億は無理だけど、
五億なら今GOサインを出してやる。
それで、次の決定時期には、
必ずその場で結論を出してやるから」と、

自分の手の内を全て見せて、
今の状態をスパッと言って、
その代わり、次に繋がることの可能性を見せてやった。


その潔さ、決断力こそが、
本物のリーダーだ、と。


この話は、凄く心に響いた。


、、、、、


中々面白い本です。
820円の価値はあります。

2011/6/24.



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June 21, 2011

31924758

先日買って、さっき読みおわった。

この本は、1人の編集者が、
色々な著名人や有名人、作家などの言葉を元に、
「働くとは何か」を、解こうとしている。


読んでいて思ったのは、まず、
この本の著者自体が
「働くとは何か?」を、自分自身もはっきり分かっていないのかな、ということ。

彼自身も、会社を二十代後半の若い時期で辞めていて、
その後、自分が何がしたいかが分かるまで、大分かかったそうな。

だからこそ、彼の書くこの本は、非常にニュートラルに書かれているというか、
読んでいて、大事なことは書かれているんだけど、
何か心に残らないというか、
「味気ない」。


読みおわった後、
「で、何が書いてあったんだっけ?」と、本をめくり直さないと、思い出せなかった。
(その中でも、幾つか心に残った言葉はありましたが)


思うのは、こういうベストセラーになる本や、
書店でぶわっと売り出している本って、
実際、全然面白く無いことが多いよね。

何ていうか、音楽も同じで、
大衆受けする歌謡曲って、
実際、全然良く無いしさ。



みんな、自分で考える、ということをしないんだろうか。


、、、、


と、上の文を朝会社に向かう電車の中で書いていましたが、
(湘南新宿ラインが40分も遅れて、一時間十分近く立ちっぱなしだった、ので、気分が悪くて上の様な文を書いた)

今日、一日働きながら、色々と思うところがあり、
やっぱり、この本から学んだ事はデカイかな、と、今度は肯定的に書き直してみましょう。

、、、、

まずは、「させられている」から、「したい」で仕事をしてみよう、ということ。

何事も主体性を持つと、たのしくなる。
猟が楽しいのは、誰に何かを言われるのではなく、
自分がやりたくて、目標を定めて、それをやっているから。

そう思って今日仕事に当たったら、全てが楽しかった。

それから、「遊びも本気でしないと面白くならない」のと同じ原則を使い、
仕事も、本気でやれば、面白くなってくる、ということ。

俺の今の仕事は、もっぱら電話がけと接客だから、
電話がけのときは、超ムダなくTELをかけて、
(前の電話が終わった瞬間に、次の番号を凄まじい勢いで押しまくる。
電話で残すメッセージに、毎回テーマを決めて取り組む、など)、
自分で工夫したら、「楽しいゲーム」にTELがけは化した。


また、夜の接客も、
キャバクラ嬢のお姉さんだったんだけど、
いつもの俺なら自分と合わないと思ってしまうが、
今日は、話を聞くうちに、
彼女もむかしはマジメ君で、
段々はっちゃけて今になった、というのを知り、
一昨日、自分の彼女と話していた時、
見た目がギャルな人ほど、実は凄く真面目で、
丁寧に対応をされた方が合っている場合もある、
ということを知り
(これはもちろん人を見て、その人を知って、その人の本質を掴め、という話だけど)、
それを思い出し、それを応用して彼女に接したら、
ずいぶん満足されて、帰って行かれた。



つまり、仕事は、
工夫と、
楽しむ気持ちと、
主体性、

それを持って取り組めば、
何でも楽しくなる、ってことですよ。

、、、、、、


それと、この本で心に残ったのは、
「自分が何をしたいかを分からなくなったら、
まずば、自分が何をしたくないかを、とことん突き詰めてみろ。
そうしたら、その残ったものが、自分がやりたいことだ」という言葉。



これも、三日前の夜に彼女と話しているとき、
俺は成長意欲が高いということから、
俺が就くべき仕事は、
坊主じゃないか、という話になった。
(もちろんジョークですけど)



そこから、俺が前の会社を五ヶ月で辞めたり、今も転職を考えてる訳だけど、
俺は、「一生何かに満足しない」、というタイプよりは、
自分が本当に気に入ったもの、あったものをみつけたら、そこからもう動かない、というだけ。
つまり、俺は、
今は、自分が本当にしたいものをまだ見つけ切ってないんじゃないか、と。

例えば、俺が今の彼女に会って、それまでは付き合っても長くて三ヶ月とかだっだのが、
彼女とは四年以上も続いていること。

上の考えに対して、
「そういう事を言っていると、一生自分に合ったものが見つからない」という人たちもいるだろうけど、俺はそうは思わない。

むしろ、そういうものを見つけるであろう確信がある。

、、、、、


とか、

そんな事を、この本から読んだ事と、最近の自分の考え、対話、トライアルから、感じたわけです。


それと、やっぱり、一番でかかったのは、
「人は、映画監督になりたくて、映画監督になるんじゃなく、
映画を撮りたくて、その結果が映画監督であった、とあるべき」という言葉。

これは、実際はこの本では無く、続編に載っていたんだけど、
俺はその「仕事の本質」を、
最近ずっと見失ってたから、
その言葉を一週間ほど前に読んだとき、何か目が開かされたんだよね。


で、ここ数日は、いろんな人と会ったり、
俺は「何がしたいか」を、考え抜いて、出た結果が、
一つの答えであったわけで。



、、、、、、


そんな訳で、
ニュートラルな「言葉たち」から、人によって感じることは違えど、何かしらを感じる本でしょう。

または、これを読んで、
「そんなの当たり前じゃねえか」と思える人は、
自分が今、したい仕事をできている人なのかもしれない。


赤ちゃんが、マッサージをしてもらっても、気持ち良くも何とも無いように。

2011/6/21. 23:24






shunsukesekine at 23:26コメント(0)トラックバック(0) 
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