歴史・地理

November 13, 2012

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ものすごーーーーく面白かったです。
たくさん感じることがありました。

新潮社より(2012/5/17)に発売。

*****

1980年生まれの日本人留学生である著者が、
カナダの大学を出た後、
ハーバードのサマースクールを取り、
そこで取った日本史のクラスに違和感を感じて、
その後、プリンストンで大学院を卒業し、
ハーバードで日本史のクラスを教える様になるまでの過程、

それから、
実際に彼女がクラスで教えている内容、

そして、
彼女のクラスの様子などが、
描かれています。



この本を読み終わると、
まるで、自分も一緒に、
彼女の辿って来た留学生から教授になるまでの道を、
経験していくような感覚に陥ります。


*****


元々は数学とライフサイエンスがメジャーだった彼女が、
その後、歴史を自分の専門にし、
最終的には、ハーバードで教える教授にまでなってしまう様は圧巻です。

他にも、毎日ピアノを弾くこと、
その日にあったことを、
日記代わりに、絵にして一枚ずつ描いて行くことなど、
読んでいて、色々と触発される部分が多くありました。


*****


まるで、自分もまた、
留学をしていた頃に戻ったかの様な、
そんな清々しさを覚えました。


*****


最後に彼女はこう占めています。

「いつでも自己新記録の更新を目指すことだけがモットーで、あとは心の赴くまま。」

「可能性はいつも無限大。」


まさにその通りです。


とても良い本です。
ぜひオススメです。

2012/11/13 22:09




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October 27, 2012

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徳間書店より(2012/3/23)発行。

*****

中国人と日本人の違いを書き連ねた最初のパートが面白い。
自らの仕事を通して、中国人の文化や、
彼らのことを熟知して来た著者の書く文章は、
なかなか面白い。

*****

中国という国は、日本と同じアジアではありながらも、
その国の在り方、
国民の物事の考え方、
人生の見方は、全く違う。

よって、「同じアジア人」として見てしまうと、
全くコミュニケーションが取れなくなる。


*****


自分は留学をしていたにも関わらず、
なぜか留学中は中国人の友達は余りいなかった。
たまたま、中国人の友達をつくるチャンスが余りなかったせいかもしれないが、
それでも、彼らのことを「良く分からない状態」で今もいるのは、
ちょっと惜しいなと思う。

(国は全然違うが、台湾人の友達はたくさん出来た。
留学中に一番仲良くなった友達の一人も、台湾人だし。
同じ中国語を話す国とはいえ、
台湾と中国ではまた全然違う。)

*****

2012/10/27 13:21





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September 08, 2012

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池上氏のお決まりシリーズ、第三弾。
角川マガジンズより (2012/5/10)に刊行。

*****

今回は主に、
世界の政治体制に焦点を置く。

以下は各章のテーマ。

●世界中の民衆がモノを申し始めた
●アラブに春は来たのか?
●日本が無視できない3つの“独裁"国家
●揺らぐ資本主義。新リーダーはどうたて直す?
●震災、原発事故後の日本は内憂外患のまま
●浮上してきた新たな国
●エネルギー、人口、温暖化問題が深刻に
●私たちが進むべき道?情けは人のためならず?


*****


正直言って、
少々読みにくかった。
理由は下記の通り。


〆までの彼の著作に比べて、言葉遣いが雑になっている。
「書き言葉」というよりも、「話し言葉」に近い。
また、「Aは◯◯という状態です。ただ、××なのですが。」という形で文章を終わらせるなど、
同じ表現方法が多用され、目につく。


各チャプターでそのテーマが決められているが、
段落を一つ空けた後に、いきなり次の話題が始まる。
(例えば、韓国の話をしているかと思いきや、
急に中国の説明が入ったりする。)
よって、この本の書き方に慣れるまでは読みにくい。



彼の本は俺は個人的に好きで、
結構読んでいるが、
彼が以前、別の本で、
「自分が本を出版する際には、
実際に音読をして、句読点の位置などまで確かめます」
とあったのを見て、感動したことがある。
確かに、それほど彼の文章は読み易い。

しかしながら、今回の本は、その「読み易さ」を感じられなかった。
また、悲しいかな、
脱字も一カ所あった。

忙しいが故に、以前は行っていた音読でのチェックも
できなかった、ということだろうか。


*****


以上はマイナス点だが、
世界各国の「現時点」での政治や歴史を知るには、
詳しく解説が成されていて、学べるところは大きかった。


この本で彼は、日本の現在の政治体制を批判しているが、
消費税増税には賛成の方向でいることが分かる。

同じテーマに関して、
何人もの人間が本を書いているが、
池上氏の場合には、やはり「池上彰」の主観が入る。

それを知った上で、
一つのテーマに対しても、
同じ著者ばかりではなく、
様々な方向からの意見を読む事が大事である。


2012/9/8 17:40








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August 31, 2012

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実際に中国に住み、現地で多くの中国人を雇った著者が書く、
自らの経験談。

集英社インターナショナルより (2012/3/26)に刊行。
2012/8/28に読み終わる。

非常に的を突いていて面白い。

*****

中国に行ったり、
中国人と接する度に思うのは、

「なぜ、同じアジア人でありながら、
こうも中国人と日本人は違うのか」

ということ。

むしろ、
アジア人全体の中で、
中国人だけ、異様にアグレッシブさがあり、
また、周りを気にしない。


俺は中国に長年住んだ訳ではないので、
その本当の理由はやはり分からないが、
一つ言えるのは、
中国人と付き合う際には、
中国人マインドを自分が強く持たなければいけない、ということ。


それは、全ての国に対して言えるが、
特に相手が中国の場合は、
それが強い。

つまりそれだけ、彼らの文化は強烈である、ということ。

(ちなみに、留学時代、
中国人の友達に、
「中国4000年の歴史」というと、
「何で必ず日本人はそうやって言うの? 本当は『中国5000年』の歴史です。」
と直された。
それだけ彼らの歴史は長い、ということです。)



2012/9/1 7:08am





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June 10, 2012

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2009年1月に出た本。
子供向けの大型本。
4つのシリーズになっている。その中の二冊目。

カラーの写真が豊富に使われ、
かつ、丁寧に説明が成されているので、
読み易い。

先日通訳をした際に、
その取引先の方々が、アフリカのスーダン出身の人たちだった。
それからこの国に興味を持ち、
この本を借りた、という経緯。

スーダンでは、俺が生まれた1983年に
第二次スーダン内戦が起こり、
それにより、200万人近い人が命を落としたという。

*****

この本では、
パキスタンのホテル爆弾テロ、
アフガニスタンの日本人殺害事件、
イランのウラン濃縮再開、
バグダッドの車爆弾テロ、
トルコ空軍イラク北部の空爆、
イスラエルとハマスの停戦合意、
パレスチナ連立政権誕生など、
そして、イスラム文化についてなど、
西アジア、アフリカの情勢が詳しく解説されている。

今、同じ時に、
同じ地球の別の所では、
テロや戦争が行われていることを、
改めて感じる。

*****

日本国内にいると、
ニュースは主に日本国内にフォーカスされたことしか報道されず、
まるで、「日本」=「世界」と勘違いしてしまう傾向がある。

これは、どこの国でもそうだろうが、
やはり、常に、
この広い地球では、色々な国が存在すること、
そして、そこでは、
自分が見えなく、知らないことが、
多々起こっている事を、
常に意識しておかなければならない。

そう、感じさせられた本だった。

2012/6/10 17:43



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February 21, 2012

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開成中学・高等学校の社会科教諭が編集したものです。
中身は分かり易く、見開き二ページで一つのテーマが分かる様になっています。
また、たまに小さなマンガも入るので、中々分かり易いです。

世界史の大きな流れを理解するには、良い本であると思います。
(全部で三部ありますが、自分は2部と3部しか見ていません。)

*****

ちなみにこれは余談ですが、
俺が高校一年の頃に世界史を勉強した時は、
全くと言っていいほど、頭に入らなかった。
その理由は今でも、教師の教え方が悪かったからであると思っている。
(ちなみに彼は俺の担任で、性格はとてもいい人だった。俺が英語を好きだったので、ホームステイのプログラムを薦めてくれたのも確か彼である。感謝。)

・・・と上には書きましたが、
多分、俺は学生時代は、歴史に本当に興味が無かったんでしょう。
中学の時の日本史の授業も、
どう頑張っても、絶対に寝ちゃったし、
高校の世界史も、どう頑張っても、
やっぱり寝てしまった。
授業を一時間通して起きていたことは殆どなかったと思う。

それくらい、歴史を勉強して来なかったので、
一般常識と言われる歴史を知らないで今まで来てしまった。
それを早く取り返さないと、肝心な場で、話が通じなくなってしまうので、きちんと勉強する必要があります。

2012/2/21 22:27



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August 06, 2011

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超面白い。

アメリカの中身が、書かれている。


俺は、アメリカに留学してたのに、
その実態を、感覚ではつかんでいたけど、
実際はどうなのか、
きちんと勉強しなかったからね。


だから、こういうことを学ぶと、
凄く面白い。

*****

俺って、昔から歴史がダメで、
地理とか、社会とか、
政経とか、全くダメだった。


倫理とかは好きなんだけどね。


何か、概念的な部分は好きだけど、
物ごとの「事実」をきちんと細部まで勉強して、
というプロセスが、昔っから、嫌いなんだと思う。

国語とかも、全部感覚でやってたからね。
だから、現代文は得意なのに、
漢文や古文は、チンプンカンプンという。
(その2つは、完全に暗記と方程式だから。)



*****

話を元に戻して、
この本は、非常に分かりやすく書かれている。

子供ニュースのパパが、
わかりやすーく、わかりやすーく、
丁寧で正確な、綺麗な日本語で、
解説をして下さっている。


こういう本を読むと、
何か安心する。

俺は、教養のある人が好きだから、
池上さんは、尊敬してしまう。


*****

彼のこのシリーズ、
全部読みたい。

2011/8/6 2:02am



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