行ったところReview

January 04, 2007 21:59

坂
今日は高校時代の親友とデートでした。
僕の地元である成田山・新勝寺へ初詣に行きました。
1月の4日にもなりますが、相変わらず多くの人で賑わっていました。
新勝寺に着くまでの道のりは、
「いかにも日本」という感じの、
風情ある光景が続きます。


甘酒本堂前






途中で甘酒をすすった後は、坂を下っていきます。
途中、ウナギを店頭でおろす光景も目に付きます。
観光客が、「Amazing!」と囁いていました。

うなぎ











本堂羽子板」






いざ本堂に着き、頭の良くなるお香を頭にかぶせ、
階段を登り、今年初の挨拶です。
今年もこうして、地元成田へ帰って来れたことを感謝しました。
同時に、今年の自分の決心を、心の中で誓います。

本堂の奥には、不動明王が居座る、大きな御殿もあります。
その姿は勇ましく、見るものに恐ろしささえ感じさせます。
彼が左手にした、煩悩を断ち切るという剣。
右手にした、全ての人を受け入れるという縄。
何事にも動じないという、彼の座った岩。
間違った道(左の道)に行かないようにと、少し細めた左目。
そして、彼の意思の強さをあらわす牙と、
余計なことを喋らないという、閉じた口。
その姿に、多くの大事なことを学びました。

龍











本堂を出た後は、参道にあるうなぎ屋でうな重を食べます。
店の中の風景。おもてなし。
全てが、“日本”です。

その後は、地元の銭湯“華の湯”へ、岩盤浴へ行きました。
今日本では流行りの岩盤浴ですが、その気持ちよさは半端ではありませんでした。
中の銭湯でお湯に浸かったとき。
それまで銭湯に乗り気でなかった彼が言いました。
「おい、めっちゃ気持ちいいな」
その言葉を聞いて、僕はたまらなく嬉しくなりました。

銭湯を上がった二人は、今日は大したこともしていないのに、
何かを成し遂げた達成感で一杯でした。
またいつか会うことを約束して、彼は地元へ帰りました。

玉

一度はおいで。
成田山新勝寺。

1・04・07

January 03, 2007 18:49

父親の出身地、銚子。

祖父母への墓参り。
一年ぶりの、ご先祖様へのご挨拶。

父親の兄貴である、おじさん宅を訪ねる。
餅を作ってもらう。

餡子辛味






犬吠崎。
吹き荒れる海。

犬吠崎1犬吠崎2






銚子。漁師の町。
ここから自分は来た。

釣り人二人






1・03・07


December 24, 2006 19:48


日本人強制収容所。
カリフォルニアのロングビーチから、車で4時間半ほど走った、
Manzanarという土地にある。
ここは、第二次世界大戦中に、日本軍が真珠湾を攻撃した後、
当時カリフォルニアにいた日本人、そして日本人の血を持つ人々が、
強制的に収容された、場所である。

慰安碑、Manzanarにて
ianhi






*******

2006年12月23日土曜日

朝、学校の前にて
guys in front of pyramid






学校の友達同士、8人で集まり、
朝の8時に集合。そこから車2台で、Manzanarへと向かった。
砂漠の中を、ただひたすら走る。
午後の2時。やっと着いた。

car

こんな感じで行きました。
警察に捕まらなくて良かったぜ
(ヤラセです)




aho 2

車中で眠るアホ二人組。
よくも表情がここまで揃うぜ
(ヤラセではありません)




2


途中にはこんな砂漠もありました。




Manzanar


収容所跡前にて
(やべえオレかっこいい..)





そこは、後ろにシエラネバダ山脈が広がる、
そしてそれ以外に何もないところであった。
そこに一つだけ残された、大きな建物。
それは、当時そこに収容された人々が、体育館として使っていた建物だ。
それを、内装工事して、ミュージアムとしたのが、
この、「Manzanar強制収容所ミュージアム」だ。続きを読む

November 02, 2006 01:56

10/31/2006.
Halloween.
West HollywoodとSanta Monica Blvd.で行われる、毎年恒例の、
参加者50万人という(ホントかよ!?)ハロウィーン・パレードへ行ってきた。

夕方LAでインターンが終わった後、
友達とコスチュームを買いに店へ行く。
当日の夜ということもあってか、
衣装はほとんど売り切れていた。
どうせやるなら、普段絶対に捕まる格好をしようと、
女装をすることは決めていた。
しかし! ほとんど売り切れていて、しかもサイズがない!
残ってたのをいくつか試したが、
とても体が入らなく、試着中に服が破れそうになったので 笑
仕方なくあきらめた。
代わりにこれを購入!

えlヴぃs



おでこの色がちょっと悪いが、成りきっていくぜ!!





******

ハリウッドに近づくと、すごい人と車の数である。
5ブロックほど離れたところにスポットを見つけ、
前の車にギリギリで付ける。

car











さっさと出発!!

******

サンタモニカ・ブルバードへ着くと、もの凄い数の人だった。
歩けば歩くほど、人の数が増えていく。
これは、日本の初詣か!?くらいの人の込み様だ。
アメリカでこれほどまで人が密着する事があるなんて、初めてだった。
50万人、本当にいたかもね。

me






色々な人がいたよ。みんな、本当にコスチュームにこだわってた。
プロ意識を感じさせる人たちも大多数いた。
みんな、彼らと写真を撮るために、並ぶ。

これ、ちょっとヤバイだろ?
kazzahstan











バナナ王女??
banana











I saw dead people...
dead people






きょ、強風が!!
blown' in the wind











スターウォーズか!?
starwars






北朝鮮の核が!!
n korea






どこを見回しても、仮装をした人たちばかり。
このときばかりは、まるで夢の中にいるようだった。
たまに、普通の格好をしている人がいると、逆に変に見えた。
みんな、本当に違う。そして、何でもありだ。
終いにはチンコが生えた女の人までいた。笑
ポリスのおっちゃんたちが嬉しそうだったぞ!!
chinko






普段から、こんな感じで人々が過ごしていたらどうなるんだろう。
そのブッ飛んだ感覚が、ジョンレノンのイマジンを思い出させた。


次の日、昨日の事を思い返すと、まるで夢の中だったような気がした。
年の一回のハロウィーン・イベント。
アメリカ人の、バカさ&スゴさが見えますぜ。
機会があったら、ぜひ行ってくれ。

10・31・06

October 09, 2006 14:49

Dog Beach






Huntington Beachに、“Dog Beach”というところがある。
そこは、大人も子供も、
犬も、皆自由に遊びまわれる、
夢のようなところである。

普通のビーチは、犬を連れてきたり、
放し飼いにすることは禁止されている。
しかし、ここのビーチでは、
犬を放して、自由好き放題に遊ばせてやることが可能なのだ。

不思議なのは、そこに何十匹もの犬がいるのに、
どの犬も、吠え合ったりしていないこと。
どの犬もが、自分の飼い主と仲良く遊びまわり、
主人が投げたボールやフリズビーを
一生懸命走って取りにいったり、
しっぽを振りまくって、喜んで走っている。

本当に楽しそうだ。

普段、狭い家の中や、近所の中で飼いならされている犬にとって、
海と空が永遠に広がるビーチに来て、
思いっ切り走り回ることは、
本当に気持ちがいいんだろう。
その体から溢れ出る嬉しそうなパワーと、
しっぽの振り様は、ハンパじゃない。

そこにいる誰もが、楽しそうに、心を開放している場所、
Dog Beach。

あなたも、今度自分の犬と一緒に来てみては。

10・08・06


(追記:夕日を見て思ったこと)

夕日というものは、すぐに消える。
ずっとそこにある様で、ふと目を離すと、
もう、大分落ちている。
その綺麗なものも、いつか必ず終わる。
ずっと、続かない。
だからこそ、尊い、美しいということを、
教えてくれる。

September 18, 2006 21:36


日曜日。
サンノゼから来ている友達と、ハリウッドにあるユニバーサルスタジオに行く。
いくつかのアトラクションに乗ったが、何より一番心に残ったのは、
そんな人工的なものではなく、楽しそうな家族たちの笑顔だった。

なぜかユニバーサルスタジオには、メキシコ人の家族連れが多い。
ジュラシックパークのライドに乗ったとき、前の席は、メキシコ人の親子だった。お父さん、お母さんと、小学校低学年くらいの男の子と女の子。
ライドの後、滝から落っこちるシーンで、すごく恐そうな顔をしたお父さんの顔が移された写真を見て、その子供たちがすごく嬉しそうに笑う。
お父さんも、「ありゃりゃ」みたいな顔で、一緒に楽しそうに笑ってる。
すごく、微笑ましい光景だった。

そういえば去年も、今と同じ頃、日本から来ていた友達とここに来たのだが、
そのときも、別のアトラクションで、やはり子供と同じようにきゃっきゃと笑って楽しんでいるお父さんの姿が印象的だったのを覚えている。そのお父さんの姿がやはりとても微笑ましかったので、今でも昨日のことのように頭に焼き付いている。

俺はメキシコ人の人たちが大好きだ。彼らは、とても明るい。
常に前向きだし、とてもポジティブ。
クヨクヨと落ち込んで悩んでいるメキシコ人なんて、考えたら、見たことないかも。
前にサンノゼにいたときに働いていた寿司屋。そこのキッチンには、メキシコ人が沢山働いていた。
みんな明るくて、音楽をかけながら、活き活きと楽しく仕事をしていた。
そのときマネージャーをやっていた、伊吹さんから聞いた話。
ある日、彼が店に来ると、他の従業員から、あるメキシコ人の一人が、車を盗まれたと耳にした。
それは気の毒にと思い、彼に声をかけに行く。
しかし当の本人は、音楽を聴きながら、いつものように明るく仕事をしていた。
とても昨日車を盗まれたようには見えない。
おかしいなと思いながら、声をかける。
「おまえ、昨日車盗まれたんだってなあ!それは残念だったな。でも、落ち込んでないのか?」
「いやあ、しょうがないしょうがない!
どうせあの車も、運転免許証なしで乗ってたし、もし警察に停められたら、どうせ車は取り上げられてたんだから、しょうがないさ!」
「でも、あの車、2000ドルくらいしたんだろ? 結構な額じゃないか?」
「いや、どうせまた稼げばお金は入るから!」
そしてまた、フンフンと鼻歌を歌いながら、仕事に戻る彼。

メキシコのある地域では、物価がアメリカの十分の一だ。
彼のように、メキシコから国境を越えて、カリフォルニアに入ってきて、ここで金を稼ぎ、国にいる家族に仕送りする人はとても多い。
彼らはものすごい働き者だ。アメリカで得たお金は、メキシコのそれの10倍にも匹敵するから、彼らはとにかく勤勉に働き、お金を溜め、家族のために仕送りする。
そんな状態の彼。2000ドルとはいえ、メキシコじゃその10倍の額の車を盗まれたわけだ。それでも、次の日には、すでにその事を悔やむのではなく、次の道を考え、完璧に頭の切り替えをして、楽しく明るく仕事をしている。
この、超プラス思考。色々な辛い状況を乗り越えてきたからこその、その前向きさと、そしてもともと持つ、ラテンの明るさか。
メキシコ人からは、いつも学ばされる。

そんな彼ら。上に書いたように、その家族への愛情も素晴らしい。
お父さんは、本当に、子供と一緒に、まるで自分が子供のように、一緒にはしゃいで、その場を楽しむ。
見ているこっちも、嬉しくなるし、ほんわかする。


帰り、駐車場へのエレベーターに乗ったときに、一緒に乗り合わせていた家族は、なんと行きのエレベーターで同じく乗っていた家族連れだった。
最後の人が降りるまで、ドアを手で丁寧に抑えてくれている紳士的な男の子。
ありがとうと言い、朝も一緒だったよねと言うと、その子もそのお父さんも、本当だね!と。
偶然だねなんていいながら、そこで一旦別れて、歩いて自分の車へ戻ると、またしても彼らに遭遇。
なんと彼らは、車まで俺たちの隣だった。^−^
お互い笑いながら、気をつけてねといい、手を振る。
いい出会いだった。


常に前向きで、明るくて、楽しそうな彼ら。
その家族に生まれた子供たちも、さぞかし幸せなことだろう。
あんな家族を将来持ちたい、そう思わせてくれる彼らを目にして、
今日もまた、暖かい気持ちにさせてもらった。


9.17.06


September 16, 2006 00:00

5e771d49.jpgここは、San Francisco に近い街、San Joseから北に一時間半ほど行ったところにある、ワイン畑。
前々から行こうとは思っていたが、サンノゼにいた時は、「近いからいいや」と言って、結局行かなかった。
今回、やっと行く機会が出来たので、行って来た。
着いた途端に、街の景色が変わる。
広がるブドウ畑。真っ青な空。綺麗な空気。
車を停めて、インフォメーションセンターの人に話を聞くと、どこへ行ったらいいかを、丁寧に説明してくれる。
どの方も、その仕事を心から愛してやっていると言う感じ。
話を聞いたこっちも、気分がよくなる。
車を運転して、広がるワイン畑を通り過ぎながら、その一体を走る。
至る所に見える、「Wine Tasting」のサイン。
そう、そこで作りたてのワインの試飲ができるのだ。
今回はお金がなかったので、試飲はできなかったが、(というか運転もあるし)
その試飲ルームから見渡すブドウ畑の景色は、とても、とても綺麗だった。
なぜか鳥の鳴き声がよく聞こえる。
向こうに広がる夕日。
照らされる黄金のブドウ畑。
その静かな空間には、来る人をずっとそこにいたいと思わせる、雰囲気がある。

昼は、ワイナリーの一角に停まり、そこで友達とランチを食べた。
そこにあるデリで、パンと、チーズを3種類、そしてブドウを買う。
それを分けながら食べる。噴水の水の音が聞こえ、木々に囲まれた空間で。
向こう側にあったテーブルには、8人ほどの年配の方々が、同じように昼食を楽しんでいた。
みんな、笑顔で笑いながら、食事と話を楽しんでいる。
本当に楽しそうだった。
自分がリタイアする前に、ここで自分の大好きな仲間たちと、同じように食事ができたら、どんなに楽しいだろうか。
その未来が想像できた。


ナパ・ヴァリー。
ぜひ、機会のある人には行ってもらいたい。
都会の喧騒からひと時離れて、贅沢な時間が送れるはずだ、
きっと。



http://www.napavalley.com/


September 15, 2006 17:22

459e6f24.jpgLAから少し北に行ったところにある、山の上の小さな美術館。
車を停めた後は、そこからは自動運転のトラムが、山の上まで連れて行ってくれる。
トラムの窓から眼下に広がる、LAのハイウェイの様子。
扉が開くと、そこに広がるのは、近代的でシンプルなつくりの、広場、そして階段。
そこを上がると、それぞれ彫刻、絵画、装飾品などに分かれた、数々の建物が並ぶ。
昼間に行くのもいいが、夜にぜひ行って欲しい。
そのライトアップされた建物の綺麗なこと。
二階に設置された展示場に入る前に、向こうに広がるロスの夜景は、目を見張るものがある。
下に降りると、まるで「秘密の花園」を思わせるような、不可思議かつ魅力的なデザインの、中庭が広がる。
池の上に広がる、緑の芝と木々。流れる小川。咲き乱れる花々。
まるで夢の中にいるのかと思わせるほどの、完璧な空間である。

もちろん美術品も素晴らしい。
古代アテネの時代から、現代美術まで、幅広く取り揃えている。
毎回定期的に変わる、特別展示回も嬉しい。
今はルーベンスとブリューゲルのコラボレーションの作品が紹介されている。
ファンの人はぜひチェックあり。

ここまで揃っていて、駐車場料金の7ドルを除いては、入場料はただである。
金、土曜は夜の9時まで開いている。
ぜひ、たまには違った週末の過ごし方を。

LAにひっそりと隠れた、素敵な空間、
Getty Museum.


July 13, 2006 00:21

今日は、馬場聖鍼堂へ行って来た。
ここは、龍のシェフの親友、馬場先生が2月に開業した、鍼灸院。
大阪のある場所に、ひっそりとある。
まるで、隠れ家の様なところ。

今年の1月に馬場先生とは初めてお会いしたが、
今まで、メールなどのやり取りで、連絡を続けていた。
今日、2度目の再会。
彼の聖鍼堂を訪れた伊吹さんと俺を、彼は満面の笑みで迎えてくれた。


今まで、鍼灸の世界は、俺にとって全く縁のないものだった。
鍼灸の世界の人たちには失礼だが、ちょっと怪しいもの、という印象さえあった。
多分、自分の実体験がないから、信じられなかったのだろう。
だが、今年の頭に、彼に初めて自分の体を見てもらって、
自分の考えは、一変した。

まず、両方の手の脈をとる。
そこで、ある程度の体のことが分かってしまう。

「昨日は肉を食べましたね?」
「・・・え? 何で分かるんですか・・・?」
「それから、腰痛はないですか?」
「・・・・その通りです・・・」

そんなことを聞かれる。
その後、実際に背中全体のつぼを診てもらう。
一つずつ押していって、痛いところは、そこに繋がる体の臓器が弱っているということ。
今回自分は、「食べすぎ」と「風邪」のつぼが痛かった。
そうして、いざ、体に鍼をうってもらう。
前回は一回目ということで、足の甲に数箇所うってもらっただけだったが、
今回は、足以外に、背中、首、そして手にもうってもらった。
所要時間は、1時間ほど。
鍼をうってもらった後、しばらくの間は、静かな中、ベッドでゆったりくつろぐ。

鍼をさされる時、痛みは、ほとんど無い。
ちょっとだけ、チクッとするくらい。
でもこれも、鍼が凄く細いので、ほとんど感じないけどね。
そして、いざその鍼の先が、つぼに入った瞬間、体は、ビクッとする。
まるで、指を体の中に入れて、中からつぼを直接圧してもらってるような感覚。
思わず声が漏れる。

今日は伊吹さんと俺が行くということで、馬場先生が、特別に午後を、
全部空けて待っていて下さった。
ゆっくりと時間をかけて診てもらった体。
終わったあと俺と伊吹さんの体は、爽快になっていた。

驚いたのは、風邪の経絡を刺激して治してもらったこと。
普通自分が風邪を引いたとき、喉の奥がずっと痛いのだが、
そしてこれが直ぐに消えることはないのだが、
今回は、馬場先生に鍼をうってもらった後、喉はだいぶ楽になり、
治療をしてもらって6時間ほど経った今は、喉の痛みは、消え去った。
不思議だ。ありえん。

どうしてそんなことが可能なのか、馬場先生に、色々と質問をした。
余り詳しく書くと長くなるので、また今度機会のあるときに書くが、
簡単に説明すると、
喉が痛くなるときは、その部分に、「気」が滞るそうだ。

体には、いくつもの経絡(けいらく)というものがある。
その道を、「気」は流れている。
その「気」、例えばある一つの経絡を流れている気の全体量を、「10」とすると、
健康な人は、「気」が、各場所に1ずつ、あるべき場所にある。
しかし、喉に風邪(ふうじゃ)が入り込んだ場合、
喉の部分に「気」が3ぐらい滞ってしまって、
他の部分に、気がなくなってしまう。
つまり、体全体の「気」の流れ、バランスが、悪くなってしまう。

そのために、馬場先生がしてくれたことは、
足の先から喉を通って、頭の先まで通る経絡のつぼに、鍼をさすこと。
すると、そこを刺激して、気の流れが変わる。
今まで喉に「3」滞っていた気の量が、また「1」となり、
今まで気が無くなっていた経絡の他の部分に、気がまた戻る。
つまり、鍼をさすことは、体の「気」のバランスを戻すこと。

いやあ、こうして説明してみると、めちゃくちゃ難しいですね。
馬場先生、もし間違えていたら、直して下さい。笑

(**後々馬場先生ご本人がメールで教えて下さった、経絡の説明が一番最後の「続きを読む」にあります。より詳しくて分かりやすい説明を知りたい方は、こちらをどうぞ。)


そんなわけで、こんな風に、鍼灸の先生は、僕らの体を治してくれるのです。
素晴らしいですよ。本当に。
今までやってもらったことのない方は、ぜひ馬場先生のところへどうぞ。
話によると、この世の中にいる鍼灸の先生たちの中で、
本当に技術を持っている人は、ほんの10%しかいないとか。
そんな中でも、この馬場先生は、その中に入っていらっしゃいます。
これは、誰もが認めています。
僕も、こんな馬場先生に始めて体を診てもらったのは、ラッキーとしか言いようがありません。
もし自分が、技術のない人に診てもらっていたら、痛い思いだけをして終わっているかもしれませんからね。

ちなみにこの「馬場聖鍼堂」、本当にリラックスできるところです。
中は、綺麗に心安らぐ青色で統一されています。
心を穏やかにする自然の音が流れていて、
診察室は、これまた綺麗に整えられ、全く、「鍼灸院」という感じを与えません。
まるで、心安らぐ癒しの空間に来たかのよう。
待合室には、体を良くする水などの飲み物が備えられ、
フカフカのスリッパが体をリラックスさせてくれます。
そして、何と言っても、最大の売りは、
馬場先生の人柄でしょう。
彼は、あなたの話を、いくらでも、ゆっくりと、根気強く聞いてくれます。
余りにリラックスさせられて、思わず恥ずかしいことまで言ってしまったり・・・。
しかし、そんなことまで自然に話させてしまう雰囲気を、彼は持っているのです。
そして、治療が終わった後は、全ての質問に答えてくれます。
小さい疑問から、大きな質問まで。
「なぜ?」「なんでこうなるの?」というモヤモヤを、全て解決してくれるのです。
素晴らしいですよ。マジで、お勧めします。

ここまで読んで興味を持った方は、ぜひ僕のMIXIの、
「乾竹」さんの所へ行ってください。
彼が、馬場先生です。
そこから、彼のブログへも繋がります。
それと、このアドレスが、「馬場聖鍼堂」のホームページです。

http://www.harikyuu-seishindou.com/

もっと詳しく読んでみたい方、または、鍼灸の道に興味を持たれた方は、
ぜひチェックしてみて下さい。
ちなみに僕は彼に言われてこれを書いてる訳ではありませんので悪しからず。
いつもの癖で、かなり感動したので、
勝手に、書かせてもらってるだけです。
馬場先生には、一応許可を得てきました。
「今日、僕のブログに書きますよ」と。
ここまで書くとは言わなかったけどね。笑


それでは皆さん、今日はこの辺で。

7.12.06


続きを読む

July 08, 2006 22:39

0f3bf59e.JPG伏見稲荷







今日は、京都、伏見稲荷へ行ってきた。
映画「さゆり」で出てきた、鳥居が連なるあのシーン。
あれを見て以来、ずっとあそこに行きたかった。


遂に行って来ました。
「・・・すげえ!!」
それが、第一の感想。
とにかく続く、鳥居の数。
赤と黒の色が、ひたすら続く。

そこを歩いて行くと、数々の神社が現われる。
そして、道は険しくなり、山を登ることに。
一周するのに、二時間近くはかかったのだろうか。
山道を、ほとんど誰もいない静かな中で、ただひたすら、登って行く。
一歩一歩、踏みしめて。

久しぶりに、一人、汗をかきながら、体を動かした。
しかも、山登り。
横には、何百年も前から変わらないであろう、景色が続く。
連なる竹。
流れる小川。
うぐいすの鳴く声。

昔の人も、こうして、山を登って越えていたんだろうな。
そう、想像しながら。


いい時間になった。
昨日は、静かな中、座禅を組んで、ただじっと考える時間。
今日は、体を動かしながら、ただひたすら、前に進む。
そして、頭も自然と動く。


己の中の、モヤモヤしたもの。
心に、最近、引っかかっていたもの。
それが全て、見え出した。

毎日、忙しいことを理由に、
自分と向き合う時間も取らず、
そしてそれゆえ、
自分が心の中に持つ問題に、
真っ向に勝負する時間も取っていなかったことに気づいた。

山を登りきり、
頂上の茶屋で一服し、
京都の町並みを上から眺め飽きた頃には、
自分の心は、すっきりとしていた。


全てに対して、本気になること。
中途半端な生き方はしないこと。
そして、人と比べず、己の心と、対話すること。

それをしたとき、
自然と、自分の中に、「自信」は湧き出してくるはずだ。


伏見稲荷神社











京都。
己を、見つめる場所。

7・8・06


April 22, 2006 16:14

8c025dd6.4getty center






今日はWEST LAにある、Getty Museum(ゲティ・ミュージアム)に友達と行って来た。
その彼女は前から行きたかったみたいだけど、中々機会が作れなかったらしく、
今回やっとまたLAの方に来れたので、それを利用して、俺の事も誘ってくれた。
今回誘われてよかった。今回行かなかったら、もしかしたら一回も行ってなかったかもしれない。

ゲティ・ミュージアム。めちゃくちゃ良かった!

元々美術好きなのもあるが、自分は今まで、色々な国の美術館に行ってきた。
日本のにも良くいったし、ヨーロッパの国々、イギリス、フランス、イタリア、オランダ、スペインのにも行ってきた。
アメリカも、サンフランシスコ、フィラデルフィア、ワシントンDC,ニューヨーク等、行けるところは行ってきた。

でも今日のゲティ・ミュージアムは、今までのとは、全く違った。
まず、作りが違う。
他の美術館は、大体が一個の建物の中に、全ての作品があるのに対して、
ここは、いくつかの建物が別れて建っている。しかも、それぞれの建物の作りが美しい。
また、一つの建物から別の建物へ移動するときにも、
その間に見える、外の景色―LAの景色―が高い丘の上から見渡せるようになっていて、アート作品に集中して見ていた、疲れた目と頭に、一瞬のリフレッシュができる。

ゲティ・ミュージアムの立つ丘は、ウェストLAの、高い丘の上となっている。
そこは、下に走る高速道路からの騒音は一切聞こえず、
まるで、どこか別の国に来たような錯覚に陥らされる。
敷地には中庭もあり、その作りは、水と自然をうまく融合させていて、
まるでフランスのヴェルサイユ宮殿の中庭を思い出させる。
そこに、シンプル且つ近代的な建物が融合し、
上手くそこにある空間に、自然でいて、落ち着ける、
他にはない雰囲気を作り出している。


館内には、ヨーロッパのルネサンス時代のアートから始まり、
近代的なアートまで、数々の作品が飾られていた。
作品も、彫刻から、ペインティング、ドロウイング、写真、食器などの装飾品から、期間限定の展示作品まで、色々とあった。
約5時間近くいたが、時間はあっという間に過ぎ去った。

それに加えて、入場料がただというのが嬉しい。
払うのは、駐車料金の7ドルだけ。後は、何も払わなくていい。
だから、みんなで車1台でカープールしていけば、7ドルだけで、みんなが楽しめる。
夜は9時か10時まで開いていて、今日なんかも、金曜の夜だったが、
7時ごろになってからも、カップルや家族連れで来る人たちが多かった。
ヘタな映画を見に行くより、安いし、ずっといいんじゃないか。


今回久しぶりに美術館に行ったけど、
やっぱり自分は、美術が大好きな事に気づいた。
絵や、アート作品を見ていると、
その時の人たちがそれをどうやって作ったのか、
一体どれだけの時間をかけて作ったのか、
また、その作品が作られた頃の時代背景、
その頃、人々はどんな服を着て、どんな生活スタイルで、
何を糧に生きていたのか。
それらを想像しながら、一つ一つの作品に見入っていると、
本当に面白く、時が過ぎ去る。

美術館を出た後、二人とも、
かなり心からリラックスしていた。
こんなに別の意味でリラックスできたのはいつ振りだろう。
知的教養が満たされ、それでいて、時間を贅沢に使い、
価値のある時間だったと思わせる、リラックスのでき方。


こんなに沢山の良質の作品が揃っていて、
それでいて世界的にも少ない、入場料ゼロ!
これは、近くに住んでいる人の特権だろう。
これからも、機会を見つけては、ちょくちょく足を運ぼうと思った。


4.21.06


March 30, 2006 19:50

1d54d2be.JPG
PE’Zのライブコンサートに行ってきた。
ハリウッドで行われたコンサート。
俺は、行く今日の日まで、それが誰かか知らなかった。

しかし!!

彼らは凄かった。
正直、彼らの演奏を全て聞き終わった後まで、それがどのバンドか知らなかったのだが、(全部で演奏したのは5つ)
他のバンドの演奏には全然惹かれない中、唯一、彼らの演奏にだけは、心を奪われた。

最初は、後ろの方にいたのに、気がつくと、ステージ前まで近づき、目の前で演奏する彼らの熱い姿に、ノリノリになっている自分に気がついた。

いや、彼らはすげえ!!


やっぱり、本当に心入れて、真剣に、プロ意識は満々で、
でも、
聞いている人に尊敬の念を表して演奏する彼ら。
そういう人の姿は、違うね。

今日は行って良かった。


みなさま、PE’Zをよろしくお願いします。


3.29.06


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