January 07, 2015

「Nのために」

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湊かなえによる原作。
2010年1月29日に出版された。

先日、2014年10月〜12月の間でTVドラマが放映された。

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このクールは、月から金まで毎日1本ずつドラマを見たけど(普段はドラマを見ないんだけど、このクールは妻と一緒に見ることを決めた)、
その中で、このドラマが一番良かった。

最初は、このドラマは俺は見ていなくて、
妻が見ているのを横で見て、なんか面白そうだなと思って一緒に見始めた。
最初は話が10年前と今を行ったり来たりするので、よく分からなくてイライラしたけど、
見ていくうちに、一気に引き込まれた。

最終的には、もう話がどうなっていくのかが楽しみで、
謎はどうだったのかと、妻とドラマを見終わった後に随分と話し合った。


最終回は、本当に綺麗な作りで、
見終わった後、「これは、壮大な作品だったね。上質でした」と、
本当に感動の余韻に浸ることができました。

(ちなみに、画面のコマ割りや、色合い、タイトルが出るときのカットなど、
全てが凝っていて、本当によくできていたと思う。下はその一例。)

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*****

そのあと、先日この原作を買って一昨日読み終わった。

個人的には、原作よりもドラマの方がより深く作品を掘り下げていたと思う。

もちろん、原作があってのドラマだけど、
また、自分はドラマを最初に見た影響が大きかったんだと思うけど、
ドラマの方では、原作では出てこない刑事とその妻の物語を入れることで、
より、作品に広がりを作っていたと思う。

(刑事が事件の真相を探っていくことで、視聴者は物語の謎を追う形で作品に入り込める作りになっていたと思う。)

ちなみに原作の方は、西崎さん(作家)が子供の頃に母親から受けた仕打ち、
その母親の愛情の示し方に対して、
それは本当に愛なのか、
そういった事を作品のテーマのメインに持ってきていたと思う。

ドラマでは、杉下 希美が主人公のように持ってこられていたけど、
原作とドラマでは、随分と雰囲気も違ったなあと感じた。

(原作の方が、より暗く、人間の闇というか深い心理を描いていたと思う。
しかし、それはドラマの方もうまく描いていて、ドラマはむしろ主人公全員の心の動きや、彼らも気づかない深層心理を、映像や音楽でうまく表していたと思う。)

*****

とにかく、本当に良い作品だった。
また時間を置いて、機会があれば見てみたいと思う。
とても上質な作品でした。
ドラマの製作者の方々は、脚本家、監督を含め、
本当に良い作品を作り上げたと思います。

2015/1/7 22:43


PS.
ちなみに、チュートリアルの徳井が出ていて、
最初はギャグかと思って笑いながらみていたけど、
彼はとても演技がうまかったです。特に最終話なんかは迫真の演技でした。

また、榮倉奈々を始め、
成瀬くん役の窪田正孝、
安藤望役の賀来 賢人、
西崎さん役の小出恵介など、みなさんとてもハマり役でした。
(俺は個人的に誰のこともほとんど知らなかったので、本当にこのドラマにハマることができて良かったです。)

2015/1/7 22:51



shunsukesekine at 22:44コメント(0)トラックバック(0) 
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