July 06, 2014 07:03

"300: Rise of an Empire"

300_Rise_of_an_Empire

遂に見てきました。
全米2014年3月7日公開。
日本 2014年6月20日公開。
邦題は『300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜』。

*****

言わずとも知れた、前作”300”の続編です。
前作は2007年3月公開当時にLong Beachで見て、もう超興奮して、
それから何回見た事でしょう。
多分、5回くらいは見たんじゃないでしょうか。
去年新婚旅行でギリシャに行った際も、その後触発されて
また家で観た。

そして、この続編はいつ出るんだと首を長くして待つ事7年。
去年2013年の春くらいに、ポルトガル語の先生から「続編が出るらしいよ」とて聞いて、それからずーっと楽しみにしていました。

そして、日本では6/20公開。
タイミング悪く北米出張が6/16から入り、
しかも本国アメリカでは既に公開が終わり、むしろDVDが売り出されている始末。
これはどうしても劇場で観たかったので、
日本に帰ってきてもまだやってるかしらと心配していたのですが、
調べると、IMAXで字幕でやっているが7/3(木)まで。
ということで、まだ出張の疲れも残りかつ仕事もたまっている中、
その日はさっさと5:30過ぎにオフィスを出て、木場のIMAXシアターまでダッシュで行ってきました。

*****

感想は。

残念。
途中、2回も寝てしまいました。

果たして俺が疲れていたせいなのか。
それとも、やっぱりつまらなかったのか。

今回の映画は、主人公をギリシャのテミストクレスに当てましたが、
どうもカリスマ性が弱いというか、
余りカッコ良く無かった。
前回レオニダス王を演じたジェラルド・バトラーのそれと比べても、ヒーロー性が乏しすぎた。

そして、もう一人の主人公(?)である、敵軍の女リーダーアルテミシアを演じたエヴァ・グリーン。
彼女は中々カリスマ性があって良かったのですが、
どうも、彼女の存在感の方が、本当の主人公のテミストクレスより勝っていた。

300-Rise-of-an-Empire-Artemisia


そして、エンディングの最後では、
前回殺されたレオニダス王の妃であるゴルゴ王妃を演じるレナ・ヘディが、
なぜか艦隊の一番先頭に立って一緒に殺し合いに参加するという始末。

hr_300-_Rise_of_an_Empire_17


おいおい、スパルタ軍は、男は昔から鍛えられるけど、
女性もこんなに強かったの?と、
ちょっと、首を傾げるところがありました。

*****

ということで、IMAXシアターでわざわざ2300円もかけて観たにも関わらず、
2回も寝てしまって、しかも、余り面白くなくて、
ちょっと残念でした。

DVDが出てから元気な時にもう一回見たら、ちょっと印象は変わるのかな?と思いつつ、多分もう観ねえな、という感じ。

2014/7/6 6:57am


それにしても今回の最大の見せ場は、
テミストクレスがアルテミシアと交渉する為に彼女の船を訪れたところで、
結局そのまま2人で事を運ぶシーンではないでしょうか。
中々すごい迫力なので、そこだけ眠気が一気に覚めましたが、
「私に加われ!降伏して一緒に世界を統一するのだ!」と叫ぶアルテミシアに対して、
しっかりやる事だけやっておきながら、
「No!」と一蹴するテミストクレス。

そりゃあねえよな、と誰もが思ったのでは。

****

そして前作から誰もが気になっていたであろう
クセルクセス。

300-rise-of-an-empire-xerses


こいつは実は、元々は普通の体格をした男であったのに、
自分を鍛えるために砂漠に放浪に出て、
途中で見つけた神聖なる泉に体を浸したら、
こんな風に体が大きくなり、毛はすべてなくなりツルツルになり、
こんな変態ヤロウみたくなったらしいです。

せっかく前作で、このキャラの強烈さが描かれたのに、
今回は余り描かれず。
それも残念。




ちなみにエヴァ・グリーンで言えば、
彼女も出る"Sin City"の続編
"Sin City: A Dame to Kill For"が2014/8/22から全米公開。
日本公開はいつなんでしょうか。
超楽しみ。

sin-city-a-dame-to-kill-for-poster-eva-green








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