March 23, 2014 23:07

"The Secret Life of Walter Mitty"

The_Secret_Life_of_Walter_Mitty_poster

邦題は『LIFE!』
全米2013年12月25日公開。
日本2014年03月19日公開。
今日観てきました。

良かった!!めちゃくちゃ良かった!!
船場のららぽーとで見ましたが、僕も妻もとても感動して、
「本当によかったね」と見終わった後もずっとこの映画の話をしていました。

この映画の予告編を見た時から、彼女はずっと見たかったそうです。
妻は、映画に対する嗅覚は凄まじく、
基本的にどの映画が面白くてどれがつまらないか、
予告を見ただけで大体言い当ててしまいます。
(そしてそれが見事に当たる)

なので、彼女は大体の映画は、
「これは見たく無いね」
「これは見たいけどDVDが出てからで良いかな」
のどちらかで終わります。

よって、
「この映画は劇場で観たいね」
と彼女が言う映画は、ほぼ無いのですが、
そんな中でも、今回のこの映画は、
最後の3択目の選択肢だったとのこと。

そして、今日劇場で実際に見てみて、
彼女も大満足だったようです。

*****

本当に良い映画でした。
映像がとにかく綺麗で、フレームワーク、カメラワーク、
画面の構成、流れ、色合い、
全てが、アートとして素晴らしかった。
芸術作品でした。
ベンスティラーが監督だったというのは、
見終わった後に気づいたのですが、
彼は凄い才能を持っていたんですね。
彼はコメディアンとして結構俺は好きですが、
今回の彼のこの映画を見て、彼の事がますます好きになりました。

(妻は彼の事を昔からずっと好きだったらしい。彼は以前に一度自殺未遂をしたりして、ここ数年で白髪も増えて一気に老け込んでしまいましたが、またこういう作品で素晴らしい仕事をしているのを見ると嬉しくなります。)

*****

彼が映画の最初のシーンで、
電車を待ちながら、火事のビルに飛び込んで行くシーンや、
嫌な新しい上司とエレベーターの中からビルの外に出て、
そこで格闘するシーンや(スパイダーマンの映像顔負け)、
その他、色々と妄想シーンが最初はかなり出てきますが、
それらのシーンも、CGとは気づかれない程良く映像が出来ていて、とても良かった。

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そして、実際に彼が妄想ではなく、リアルの人生に面と向き合い、
そこで、アイスランドなどで、スケボーに乗って道路を駆け下りて行くシーンや、
それらの映像が、本当に素晴らしかった。
スケボーのシーンでは、その爽快感に、
感動して、涙が出そうになった。

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また、アートとしての話に戻るけど、
最初の、出演者や提携会社の紹介の部分は、
町の景色に文字がブレンドされていて、お洒落だったし、
全てのフレームが、真正面や真上から、
その対象物を真っ直ぐに捉えていて、
その作りが、とてもお洒落で凝っていた。

全ての映像の色合いも良かったし、
光の加減など、本当によく出来ていました。
とても良い作りと、いい雰囲気を持った映画でした。
見ながら、「これは面白いな」と何回も思った。
あんまりこういう映画は無いです。

*****

以上、とても良い作品でした。
RottenTomatosでは結構評価が低いけど、
妻とその点に関しては、「アメリカ人は、こういう映画を評価するセンスがないんじゃないの」と話していました。

ぜひオススメです。

2014/3/23 23:06


追記:
この映画のテーマでもあり、
かつ、「LIFE」紙のテーマでもある、
「外に出て、中を見よ」ということ。

主役のベンスティラーは、
それまで妄想の中では冒険をしていた人生から、
実際に生身を投じて、実際の「人生=ライフ」を生きる事をしてみて、
いかに、それがリアルなものかを感じるわけですが、
そんな彼も、ライフ紙にずっと写真を提供してきた写真家のショーンペンと出会ったとき、
ヒマラヤの山頂で、彼は、長い時間をかけて待っていた虎の姿をカメラのレンズの中に捉えるも、
結局写真を撮らずに、その瞬間を、自らの目で味わう事で、
シャッターチャンスを敢えて逃します。

「いつ写真を撮るんだ?」と聞くベンスティラーに対して、
ショーンペンは、
「本当に、俺自身が素晴らしい、味わいたいと思う瞬間に関しては、
カメラのレンズにその瞬間を邪魔されたくない。
だから、俺は、自ら、その瞬間を味わうんだ」と。


今、この瞬間を味わう。
しっかりと、その瞬間を、
自らの体で、味わう。

それこそが、人生の本当の生き方じゃないか、と。


この映画は、そんなことも教えてくれます。




予告



6分の予告編



Jack Johnson - Escape (The Pina Colada song)


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