October 31, 2013 23:33

海外出張とは

2013/10/31 23:01-

さて、今はシカゴのインターコンチネンタルのホテル。
ここには昨晩と今晩の二泊することになる。
明日の朝は、11時のフライトでNYへ向かう。
今週は、先週末土曜にメリーランドへ移り、
日曜だけ休んだ後は、
月曜にメリーランドで2つ訪問、
火曜はインディアナポリスへ移動、
朝4時に起き、インディアナポリスに着いたと途端にディーラーと一緒に顧客を訪問、
夜は10時過ぎまで会食、
水曜はまた朝4時半に起き、飛行機で今度はシカゴへ。
空港に着き、ホテルにチェックイン後、
リモタクシーで45分走り、顧客を訪問。
2時前にホテルへ帰宅。
その後は、報告書の記入やメールなど仕事をする。
夜は少しだけ、夕方から2時間ほど
このホテルの横に8月一週目にOPENしたCHICAGO OUTLETを見る。

そして今朝は4時半に起き、
8時の飛行機で、オハイオ州コロンバスへ。
ここは今回はじめての訪問。
空港からタクシーで20分ほどの顧客を訪ねる。
空港には1時には着き、バーでビール一杯とナチョスやウィングスなどを食べる。
(バッファローウイングスを想定して頼んだら、骨なしの、色が凄まじい蛍光色のオレンジ色のチキンが出てきた。ものすごくしょっぱくて不味かった。どうやったらあんなものを作って、10ドル近くで売れるんだろう?)
その後、空港で報告書を完成させ、
4時過ぎのフライトでまだ1時間弱飛行機に乗り、
シカゴへ戻る。
部屋へ戻ってきて、メールなどを行い、
6時半過ぎに、昨日行ったアウトレットモールへもう一回行って、
ずーっと欲しかった、BOSEのノイズキャンセリングヘッドフォンを、
日本で買うよりも6000円近く安く買えた。
今使ってるけど、めちゃくちゃ良い。
これは結構高い買い物だから、どうかなあ、とずっと春くらいから迷ってたけど、
やっぱり、海外出張が年に大きいのが3回(北米)、
インドが2回、
そして、更に夏はブラジルなども入ると、
飛行機に乗る回数がかなり多いので、
そういうときに、ただ音楽を聴かずに、ノイズキャンセリングをするだけでもだいぶ疲れが違う。
そして、普段聴いていた音楽が、
細部の、今まで聞こえなかったところまで聞こえるのが、感動。
「ああ、ここにこんな音が隠されていたのか」と嬉しくなる。
やっぱり、好きな音楽を、楽しめる、というのは
最高の楽しみの一つだと思います。

*****

明日は、朝の9時過ぎにホテルを出て、
11時の飛行機でNYに向かう予定。(上に書いたっけ?)
明日は、午後は顧客訪問が無いので、まだましです。

それにしても、北米出張というのは、
日中は顧客訪問、
そして早朝と夜は、日本とのメールが溜まっているのをひたすら行なっていくので、
結構、一日中仕事づけというか、
ある程度ラインを引いてやらないと、結構仕事付けの24時間になってしまいます。
(と言いつつも、大事なメールにすぐに返さないと、
後で上司から「海外勤務中は24/7 on dutyです」なんて言われてしまうので、
どこまでをやっとくべきで、何を後に回すかをきちんと見極めるのが大事。)


海外営業は、やってみるまではかっこいいと思っていたけど、
いざやってみると、やっぱり、
大変なことが多いですね。

まず、体力的にきつい。
時差はころころ変わるし、
1時間早まったかと思えば、また1時間遅まって、
ヨーロッパで時差になれたかと思えば、
次はアメリカの時差になれる順番。

飛行機にはしょっちゅう乗るので、セキュリティ検査を毎回通って、
ベルトをはずし、靴を脱ぎ・・・
などとやって、
鬼のように広い空港を歩き、
飛行機を待ち、
気圧の変わる上空に上がり・・・
などとやって、
ホテルに帰ってきても、メールが溜まっていたりすると、
鬱憤が溜まってきたりする。

要は、いかに早く仕事をして、
後は、遊ぶことを優先するか、
それが大事なわけです。
いつまでも仕事をダラダラしていたら、
それこそ、一日中メールと顧客とのやり取りだけで、
あんまりアメリカにいる気がしないもんね。

*****

なんか愚痴みたくなっていますが、
要するに、
「いかに遊びの時間を作るか」
「いかに仕事の時間を短くするか」
という精神でいて、やっとちょうど良いくらいになる、
ということです。
上のようにやっても、実際ほとんど遊べねえし。

しかしながら同時に、今は自分の製品知識や、
この業界のバックグラウンド、
また、法律関係、レギュレーション(規制)関係など、
アメリカ、ヨーロッパ、インドなどの国の規制にも関わってくるので、
それらを勉強するのが第一です。
じゃないと、全然協議中も話が分からないし。

誰かが親切に、「これはこうだよ」と教えてくれるわけじゃないし、
とにかく、自分で一つ一つピックアップして、
覚えて、勉強していかなきゃならない。
今は、自分がいる業界の仕事の「ルール」を学んでいるときです。

しかし、いったんその「ルール」が身につけば、
「なーんだ、こういうことを話していたのか」
となり、
そうすると、話が全部分かってくるし、
自分の裁量で仕事をコントロールできるようになるから、
楽しくなるわけで。

*****

俺は、今年の3月に東京営業所に移動して、
6月の出張までは、とにかくどうメールにリスポンスするかを
先輩に教わって、
ただ、1に対して1を返すだけで、
6月〜7月の出張で、実際に普段取引をしている顧客に実際に会い、
実感がわき、
7月はまた、インドも行き、
そして、8月、9月とやって、
今に至る。

既に会社は、俺に結構色々な仕事を任せてくれているので、
大事なのは、
1)毎日の小さな仕事(顧客へのメールの返事、事務など、すぐにやらなきゃいけない事)
2)もっと大きな視点で見て、核となる大事なことの理解、知識習得、勉強(業界、製品知識、法律、規制等)
の二つがあった場合、
日本にいると、毎日9時から17時半まで、
1)の対応であっという間に終わってしまうので、中々自分の知識がつかない中で、
本当は真っ先に2)を習得するべきで、
そうしたら、1)ももっと早く、簡単に、いちいち上に教わらずに出来るようになるので、
2)をやるべきで、
それをやる時間をうまく取ることができるのが、
この海外出張中、ということ。
実際に、北米担当の上司と、研究開発部の上司と一緒にいられるわけだから。
(普段二人は本社にいるので、
中々直接話せず、その点もやりにくい。)

*****

といいつつ、
結局海外にいても、
1)のやり取りだけで数時間がどんどん過ぎていって、
今日なんかも気づけば、
朝の4時半に起きてずっと仕事してんのに、
夜の10時まで仕事してるじゃねーかよ!と気づく自分がいる。

*****

まあ、うまくバランスを取って、
この世界のルールを習得してしまおう。


それから、今朝CNNでやっていたが、
アメリカでは今、外国語を話せること、
それも、その言語で何かの分野をマスターしている場合、
平均年収が230,000ドル(約2300万円)まで上がる、と言うことをやっていた。

特に高いのは、法律、医療系だと。

そんなわけでも、今自分は、後者に近い分野にいるわけだし、
自分の今の仕事の2)をマスターすることは、
上のCNNの内容にも繋がるし、
同時に、ポルトガル語もやっているから、
よし、もっとやったるか、
と良いモチベーションになった。

*****

以上。
若い日記でした。

2013/10/31 23:31



PS.
で、何を書こうと思ったかというと、
「毎日、常に移動ばかりしているので、
今朝どこにいたのか、
昨日はどこにいたのか、
思い出すのにすごく苦労する」
ということを書きたかったのです。





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