January 11, 2013 21:34

"A Little South of Sanity" by Aerosmith

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November 24, 1998発売のアルバム。

音源は、
1993-1994 (Get a Grip Tour)
1997-1998(Nine Lives Tour).


このアルバムを初めて聴いたのは、確か中学3年の頃で、
このアルバムが発売された直後だったと思う。

その頃は余り聴かなかったけれど、
留学して一年目、
COSの寮のスタディルームで、
毎晩勉強しながら、
MDに録ったこのアルバムを聴いていた。

特に、Disc1の4曲目、
"Same Old Song and Dance" が気に入って、
このトラックから毎晩聴いていたのを覚えている。

この曲のライヴバージョンは本当に良く録れていて、
スティーブンタイラーの声がノリにのっていると思う。

この頃から、2005年前後にかけて、
つまり彼が40歳半ばから50歳前後が、
一番、彼の歌手としてのうまさが現れていたと思う。

今はどんどん、パフォーマンスと、
歌への心情の表し方がうまくなっているが、
このアルバムが録音された前後は、まだ若かったから、
(と言っても、50歳手前ではあったけれど、)
声も思い通りに出ているんだろうな、
というのを感じる。

なので、聴いていてとても気持ちいい。

*****

彼の歌声は、
若い頃(デビュー当時の1973年頃)から、
1980年代にかけては、
まだ高音が目立つ声の歌い方だったけど、
段々とその後、
歳を取るに連れて、
しゃがれ声が表に出る様になり、
その結果、それまでの高音の、金切り声に似た声から、
心地よい低音への上手いシフトチェンジにより、
声のバランスが良くなり、
結果、成熟したワインのような、声の良さが目立つ様になっていると思う。

そしてかつ、歌もどんどんうまくなっていると思う。

今は、65歳になる手前だが、
声量はさすがに、50歳前後の頃にはかなわないものの、
その分、表現力は、
どんどん磨かれて行っていると思う。

デビュー当時の1973年から、
40年かけて、
その成長ぶりが見られて、
ファンとしては、デビュー当時の音源から、
今にかけてを聴きながら楽しむことができ、
嬉しい限りである。

*****

と、偉そうに書いていますが、
とても良いアルバムです。

大きなスピーカーで大音量で聴いたり、
または、良いヘッドフォンで聴くと、
その世界に入り込めます。

2013/1/11 21:33




PS.
エアロスミスは、ライブアルバムを何枚か出しているけれど、

最初のライブアルバム"Live! Bootleg"(1977)が、
若さと勢い全快なのに対して、

その20年後の"A Little South of Sanity"(1998) が、
少し成熟して、アブラがのっている感じ。

そして、その7年後の"Rockin' the Joint"(2005)と、
どんどん、タイラーの声の質、
そして他のバンドメンバーの演奏のうまさが成熟して行く感じを楽しめるのが嬉しい。


ぜひ、2015年頃にも、
ライブアルバムを出して欲しい。





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