December 17, 2012 22:26

『「原因」と「結果」の法則2 幸福への道』by ジェームズ・アレン

531229


原題は"The Path of Prosperity".
「繁栄の道」。

この本の原書は、1907年初版発行とのこと。
この本の前作に当たる、
『「原因」と「結果」の法則』(原題:"As A Man Thinketh")は、
1902年発行とのことだが、
訳者が後書きにて推測するには、
この本の方が、"As A Man Thinketh"の叩き台として
それよりも前に出版されていたかもしれない、とのこと。


******


読んでいて、非常に崇高な気持ちになる本だった。


この本でのメッセージは、

「常にきれいな気持ちを保ち続けること」

「この世の中に『悪いこと』は1つもない。
全て、自分の心の中での捉え方による。」

「常に物事のRight sideを見て、
物事に感謝をし、
綺麗な気持ちと精神を保ち続ける人は、
それが、周りの同じものを引き寄せる。

その逆もまた然り。

よって、妬みや怒り、恨み、不満などは、
排除した方が良い。」

など。


要するに、
この世の中で一番大事な「努力」は、
常に自分の心を綺麗に保つことであり、
そうやって、神聖な精神を保つことに費やす努力が
一番価値があり、
それが、心の中の真の幸せを作り出す、
ということです。


*****


言いたいことが短く、スッキリと言い表せませんが、
とにかく、この本を読みながら、
「本当にそうだよな」
と、すっと、腑に落ちました。
今までの自分の人生での経験と、
今に至る道のり、
及び、ここ最近の自らの人生における心情を、
客観的に観察して。



*****



以前、先月の半ば、
妻と和装の写真撮影をするために、
関東に帰った際に、
妻と、夜泊まったホテルの部屋で、
夜遅くまで、ずっと語りました。

そこで語ったことの中の1つで、
大事だなと思ったことは、

「常に、素直な心を保ち続けることの大切さ」。



俺は、素直であると言われます。

そして、中には、
この素直さを、からかったり、
ウブである、というように評する人々も少なからずいます。

しかしながら、
俺は、自分のこの「素直な心」、
「人に何かを言われたり、教えられたりしたときに、
素直に、その人の話を聴く」
という心を、
今まで、保ち続けて来ました。

その結果、
多くの人が、
俺のことを助けてくれ、
可愛がってくれ、
そして、
自分は、人に恵まれるという、
幸せな時間を過ごすことができます。




もちろん、日々の生活の中、
仕事の中で、
イヤな人はいますし、
何でこの人は、こんなんなんだろう、
と思える人もいます。

また中には、
自分が何も悪いことをしていなくても、
むしろ、気を遣っているのに、
その仇を取る様に、
こちらの気持ちを踏みにじる行動をとる人もいます。


そんなとき、やはり自分は人間であることから、
面白くない気持ちになり、
頭に来たり、ムカついたり、
「何なんだアイツは」と思ったり、
イライラしたり、
その人のことや、その人の行動で、
頭が一杯になることもあります。


また、
自分の人となりや、
自分の在りたち、「人間としての存在」を、
否定されること、
そういったことも、必ずあります。


自分のことを余り知らないくせに、
その人の勝手な偏見だけで、
こちらのことを、蔑む様に見られたり、
あしらわれることも、
必ずあります。




しかし、そんなとき、
「何だこのヤロウ」となって、
その人のことを蔑んで見て、
また、
その人の行動や発言のために、
自分の気持ちまでもを、
素直なものから、
ひねくれたものへ変えることは、
容易いことです。

むしろ、そうした方が、
自分の事も守れるし、
相手へも反撃できるので、
その時は、良いかもしれません。



*****



しかし、やはり、
大きな目で見ると、
そういうこと、
つまり、自分にとって、つまらないことが起きようとも、
それにより、自分の内部(心)を侵されるのではなく、
それをも超越して、
上の視点から見ることで、
その人や、その人の言動をも超越して見ること。

そして、その上で、
自分の心をCalmな状態に保ち、
自分の心の綺麗さを、
決して、無くさないこと。



*****


それを出来るかどうかで、
「人の話を素直に聴けるかどうか」は決まって来るし、
大概は、
自分の小さなプライド、
または、
自分のことを笑えない、
自分の小さな心により、
自分の周りの全ての出来事は、
「悪く」捉えられていることに、
気づくものです。



なぜなら、相手に何を言われようが、
自分のことを笑える器量と、
その場を客観的に見られる大きな心と視点、
そして、
周りで何が起きようと、
自分の心は自分でコントロールできるという、
心の平安さを、
自らが持つ強さを、
自らが感じてるだけで、

周りで起きた些細なことは、
決して、自分の心を、
侵害することはできないことに、
確信するから。



大概、自分が、誰か他人の言動で、
「気分を害された」と感じるときは、
自分が、その状況を、
自分を含めて、笑って過ごすことのできる、
心の余裕のないときに限ります。


なぜなら、
同じ出来事が起きても、
自分の気持ち次第で、
ただの笑い話にもなれば、
後まで引きずる、面白く無い経験にもなり得るのだから。


*****


そういうことを、
今年は、仕事を通してよく感じ、

また、
先月、
彼女と話すことで、

自分の一番の強さ、というか、
自分の一番の才能は、

そうした、
「素直な心」を、
何があろうと、
持ち続けることのできる強さじゃないか、と。



自分の心を、
素直な状態に、ずーっと、
人生を通して保ち続けることは、
ある意味、1つの才能じゃないか、と。


そして、
その「素直さ」が、
周りに、素敵な人を引きつけ、
結果、
自分の人生は、幸せになって行くのではないか、と。


******



そんなことを感じていた矢先、
この本を読んで、

何か、無意識の中の「意識」が、
言語化された、

その本の中に、
「言葉」として、
記されていた。



そんな感じでした。


*****


2012/12/7 22:26






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