August 31, 2012 06:49
「円高円安でわかる世界のお金の大原則 (大人の社会科)」by 岩本 沙弓
2012/08/20に読み終わる。
翔泳社より (2009/1/16)に刊行。
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非常に読み易い本だった。
著者は以前に証券界社で働いていた経験を持つ方で、
自分の経験と知識に基づいた、
詳しい記事が多い。
また、決してタイトルの通り、
「円高円安」だけに関して触れられているわけではなく、
1920年代の世界恐慌から、
近年のサブプライムローン破綻を基礎とするリーマンショックまで、
大体的にカバーされている。
その上で、それらに関して、詳しい解説と著者の意見が載っているので、
他の経済や金融系の本に多い、
「内容は広く浅く」という感じはなく、
「内容は広く濃く」という感じがしてとても良かった。
2012/9/1 6:49am