August 20, 2012 20:41

"The Avengers"

TheAvengers2012Poster

観ました。『アベンジャーズ』。
先日の土曜日に、
IMAXシアターで、3Dメガネをかけて、
彼女と観ました。

結論から言うと、
彼女は「もの凄くつまらなかった」と言っていました。
2時間半の映画中、
何度も寝て、
映画の序盤の方で、
俺に対して、
日本の親指を立てて、下に降ろしました。
"Two Thumbs down"です。


俺は個人的には、
これに出て来る全てのキャラクターの映画を観て予習をしておいたので、
中々ワクワクして楽しめました。

しかしながら、
映画を見終わって、
「あー!!面白かった!!」という興奮はありませんでした。
唯一よかったのは、
アイアンマンの最新のシーン
(スーツを歩きながら脱ぐシーンと、
ビルから飛び降りたトニー・スタークに、
後ろからスーツが飛んで来て、
空中でスーツを着る、
というシーン)
が観れて、「うおお!!」と興奮したくらいです。


*****


彼女が言っていましたが、
俺のように、マーベルの他の作品を観た人間ならともかく、
そうでない人間が観客にいることを考えて、
それぞれのキャラクターの過去の話や、
そのキャラクターがどんな人物なのかを、
"LOST"のように、
"Previously on LOST"みたいな感じで、
少しでも紹介をするべきだった、と。

それが全くなく、
いきなりそれぞれのキャラクターがランダムに出て来て、
それぞれが勝手なことをし出すので、
何も他の作品を観たことのない人に取っては、
「つまらない」の一言にすぎない、と。

彼女がめずらしく、
映画の途中に何回も、
「わからない」と言っていました。
そして、体を横にして寝る始末。
なんか、かわいそうでした。


終わった後に、トイレに行った際にも、
彼女の周りの方々はみんな、
「つまらなかった!」のオンパレードだったそうです。

そして、Facebookでも、
俺たちの友達も、「つまらなかった」と言っていました。


それにしては、
Rotteontomatoesの評価が92%なのが気になります。


*****


とにかく、
一本の映画としては、
今までのマーベルの5作品ほどを全部観ていないと、
はっきり言って、つまらないと思います。

唯一の見せ場は、
それぞれのキャラクターが、
お互いに絡み合い、
衝突し合い、
戦った後に、
一つになる、
というその過程と、
あとは、凄まじい程のCGIなわけですが、
そのどっちにも興味のない人(つまり俺のような少年以外)には、
つまらない映画、ということでしょう。






(彼女は、
映画の途中に、持っていた紙切れに、
『キッチンに女は一人でいい』
と書きなぐっていました。
この映画を要約すると、こういうこと、
ということです。
たしかに言えている。)






「キッチンに女は一人でいい」
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*****



まあ、文句の付けどころは多いですが、
敢えて褒めるのであれば、
やっぱり、アイアンマンの新しいシーンじゃないでしょうか。
つまり、アイアンマンのファンの自分にとっては、
それが一番嬉しい、というだけでした。



それと、スカーレット・ヨハンソンが随分とクローズアップされて映っていましたが、
今回の映画では余り可愛くありませんでした。
髪型のせいでしょう。



それよりも、
サミュエルLジャクソンの手下役の、
コビー・スマルダーズがとてもホットでした。



グウィネス・パルトローも出ていましたが、
彼女は、控えめなミス・ポッツ、という役だからこそ、
良いのだと思います。
今回はずいぶん偉そうで、
ジーンズと裸足でスタークのオフィスを歩いているシーンなんかは、
観ていてなんか頭に来ました。



*****



それと、また文句になりますが、
今回の敵は、要するに「エイリアン」であり、
そこに既に無理があります。


アイアンマンや、
ハルク、
キャプテン・アメリカ、
それぞれが良かったのは、
それが全て、リアリティがある設定であり、
「実際に起こりうる」という現実感が、
感じられたからです。


そして同時に、
マイティーソーが良かったのは、
一見、宇宙の果ての神々と、
その敵のエイリアン、という戦いながらも、
それを、うまく、
この地球の現代の暮らしと、
結びつけていたからです。
それが自然だったからこそ、
「本当にあってもおかしくない」
というリアル感がありました。



しかし、今回の映画では、
そのソーから引っ張って、
悪役を持って来た、
つまり、「エイリアン」を持って来てしまったわけで、
それが、他の
アイアンマン、ハルク、キャプテンアメリカの、
「現実の世界観」をぶっ壊しました。


なので、見終わった後に、
「結局は、フェイクの作り物」
感が、残ってしまう訳です。

だって、あんな気持ち悪いエイリアンなんか、
実際にいるわけないって。
しかもみんな、英語を喋ってるし。



だからこそ、
「あんなにリアル感があったアイアンマンが、
ビジネスのために、
スピンオフに出ちゃったな。
しょうがねーな」感が出ているのです。



もっと、敵の設定を、
うまくするべきでしたね。


****


結局、
一番面白かったのは、
エンドクレジットが全て流れた後、
登場人物全ヒーローが、
シャワルマの店で、
一つのテーブルを囲んで、
黙々と黙って食べているシーンでした。

彼女も、
「これが一番面白いよ」と、
ちょっと怒りながら言っていました。


*****


ということで、
これからこの映画を観るみんな、
そして、
俺の様に、
かなりこの映画を楽しみにしていたみんなが、
この日記を読んだら、辟易したと思いますが、
映像はなかなかすごいから、
大画面で、ただ映像に没頭したい人なら、
見る価値あり!

(これだけけなしておいて、最後に必死にフォロー!)




2012/8/20 20:52











追記:
終わった後、
余りにも頭に来て文句を言いまくっている彼女に対して、

「でも、この映画はかなり宣伝にお金をかけていて、
今年の冬なんかにも、
新聞の一面に大きくカラーで広告を出したりして、
すごくお金をかけてるけど、
それは、この映画が本当はつまらないから、
だから、それをカバーするために、
広告の力で客を呼んでいるのかな?」

と言ったら、

「作り手は、
本気でこの映画を面白いと信じ込んでるんでしょ」

と。

要するに、
オタクが集まって、
自分たちの作品に惚れ込みすぎてしまうと、
それを客観的に観られずに、
酷い作品になってしまう、と。
その典型的な例がこれだ、と。





彼女の怒りは収まらないようです。





まあ、たしかに、
俺も映画の途中に、

「『日本よ、これが映画だ。』って売り出してたけど、
それは、
『日本よ、本当の映画というのは、
こんなにつまらないものだぞ。
ただ爆発シーンが多ければいいんだ。』
と、自ら言っているようなもんだな」

と、ぼーっと考えていました。





















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