August 05, 2012 18:45

「まずは親を超えなさい!~最新の脳科学と認知心理学を基にした自己実現プログラムTPIE公式ブック~」by 苫米地英人

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フォレスト出版より2009/7/7に刊行。

この本は、
彼とルー・タイスが開発した、
TPIEの内容を公式に解説したもの。

この本を図解付きでシンプルにしたものが、
「コンフォートゾーンの作り方」となる。

*****

まだ彼が本を出し始めた頃だからか、
「あの有名なルータイスと私が開発したこのプログラム」
的な記述が多く、
「俺ってすげえんだぜ」というスタンスがちらちらと見え隠れする。

しかし、内容そのものは非常にシンプルで、
純粋な、自己啓発本と言えよう。


*****


中に、
「自分の自尊心を高めるために、
"Yes, I'm good"(私は優れている。大丈夫だ)
と自分に言い聞かせる箇所が出て来る。



日本は文化的に、
「凄いね!」と褒められても、
純粋に「ありがとう」と言わずに、
「いやいや、たまたまですよ」
「そんな、大したことありませんよ」
と返す文化である。

しかし、例えばアメリカの場合には、
何か少しでも褒められたら、
素直に、
"Thank you!"と言って返す。

なので、褒めた方も気持ちがいいし、
かつ、そうやって、
素直に、褒められたことに対して、
"Thank you"と受け入れて返していると、
自然と、自分の中に、
健全な自尊心が生まれて来る。


これは、俺が留学時代に、
経験をしたことである。


それが次第に、
「俺はありのままでいいんだ」
という、
自分自身の存在そのものに対する自信に変わり、
それが、健全な自信のある人間へと、
その人物を、育てて行く。


*****


彼は、このことをうまく使い、
もしも何か失敗をしてしまったら、
「これは俺らしくないな」と言い、
あきらめずに挑戦し続ける。

そして、うまく行った時に、
「よし、これは俺らしいぞ!」と
自分に言い聞かせることを提唱している。


決して、失敗をしても、
「だから俺はダメなんだ」
なんて自分自身に言っては、
自分の自信は下がって行くばかりであるから。



(彼はこの本の中で、
人間というのは、
他人と話をしている際に、
その人間が話すスピードの4倍の速度で、
自分の中にその内容を繰り返し言い聞かせ、
更には、
一人で何かを考えている時には、
人が話す10倍のスピードで、
その言葉=概念を、頭の中に繰り返している、
という。

だから、「俺はやっぱりダメなんだ」と自らに言うことは、
失敗をした後に、
その失敗を、×何十倍のインパクトで、
自分の中に植え込むことだと。

それよりは、
一度失敗をした、ということを自覚した後は、
それに関してはもう考えずに、
「今のは俺らしくなかった。
次はどうしたら、自分らしく出来るだろう」
と前向きに考えて動くことが大事、
と言う。)


*****


ということで、
「自尊心を高める」ことの大切さを説いている本でした。

(もちろん、
『今の自分とは違う次元にゴールを置くこと』などがこの本のメインですが、
それらの概念はもう色々と読んで知っていたので、
個人的には、上のことが新しくこの本から得たことだった、ということ。)


2012/8/5 18:45



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