July 15, 2012 18:06

「苫米地英人、宇宙を語る」by 苫米地英人

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タイトル通りの内容です。
2009/12/22初版発行。
角川春樹事務所より。

*****

はっきり言って、
難しすぎて、何を言っているのかよく分かりません。
2回読み返しましたが、
途中で数学だの物理だの哲学だのが入り交じって来て、
完全に概念の世界に話がぶっ飛んでいます。

大枠の考えとしては、
「この宇宙とは、物理的な宇宙以外に、
情報的な宇宙も存在する。
そして、その情報的な宇宙にも、幾つもの層が存在することから、
この宇宙を一括りにして、
”目に見える物理的宇宙空間”だけで、
この宇宙が存在する理由を突き止めようとしても、
意味がない。

結論を言うと、
この宇宙とは、未来の我々人類が作り出したものであり、
ビッグバンは、
我々の概念が作り出したもの。
そして、これからの未来で完全なる情報空間で生きるであろう私たちは、
その中で他人との触れ合いが全くないことに寂しさを感じることから、
今存在する物理的宇宙を作り上げた。
よって、ビッグバンの前は、
私たちの未来と繋がっている。」

という、かなりぶっ飛んだ発想。

*****

まあ、彼の他の著作を読んでいるので、
彼がこの本で伝えたいことも、その要点は分かりましたが、
それにしても、本当に難しい本だった。

方程式に置ける最後の答えは分かるが、
そこに至るまでの途中の数式がよう分からん、
という感じ。

初めて、彼の本を読んで、
「よく分からねえな」
と感じた本でした。

*****

またいつか、気が向いたときに、
再度読んでみたいと思います。

2012/7/15 18:04




追記:
彼はこの本の中で締めていますが、
結局、「幸せ」になるには、
「今、この瞬間が幸せ」と自ら感じること、だと言う。

人が不幸せになるのは、
他人のモノサシで自らの幸せを測っている時であり、
かつ、
今の自分の判断に、これでいいのかという
確信が持てないときだという。


その時には、
今自分がいる状況を、
「自らの自由意志で選んだ」と信じ込み、
確信を持って、今の自分の状態を幸せだと確信することから、
全てが始まるという。


これは、彼の他の著作でのメッセージとも同じ。

最後は、やはりこのメッセージに結びつけていた。







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