July 01, 2012 00:09

"Looking back on my past"

2012/6/30 23:51-

さっき、2時間くらいかけて、
俺の昔のメールを読んでいた。
友達に送ったり、家族に送ったもの。

殆どは、20歳から、23歳くらいまでのもの。

俺が、COSを終えて、De Anzaに移った直後から、
CSULBを卒業する位の頃のものまで、
ランダムに。

(普段はGmailを使ってるので、留学3年目の途中まで使っていたHotmailは今は殆ど開かないんだけど、ちょっと過去の先輩へのメールで気になるものがあって調べたら、そこから一気に、色々と読み出してしまった。)

*****

自分の過去のメールを見て、
若いなあ、とも感じたし、

何より、一番感じたのは、
それは、確かに昔の俺なんだけど、
今になって、やっと、
その頃の自分を、「客観的に」見れた、ということ。



当時の俺は、やはり、自分のことしか見えておらず、
自分が周りから見てどのように写るのか、
果たして、「俺」という人間は、どんなものだったのか、というのは、
「俺」という主観でしか、見えていなかったと思う。



もちろん今も、それは変わらないと思う。

歳を重ねるに連れて、
より、昨日よりも、もっと賢くいたいと思い、
そういう術は、少しずつ身につけて来ているとは思うが、

それでもやはり、「今」の自分を、
完全に、客観的に見ることは、
難しいと思う。

なぜならそこには、
自分に対する、希望と、
欲が入るから。

(つまり、今の俺は、実際には「こう」だが、
自分としては、「こう」あってほしい、という欲があり、
その「実態」と「希望」の間には、
必ずギャップが存在する、ということ。)




そして、過去のメール、
つまり、今から8年〜5年ほど前のメールを読んで、
既にその頃の俺は、今の俺の状況とは大分かけ離れているから、
やっと、その頃の自分の「主観」をなくして、
「一人の他人」として、
過去の自分を見れる、ということ。


*****


20歳から23歳の自分は、
年齢的にもちろん若くもあり、
かつ、今の自分にない、
精神的な「若さ」を持っていた。

それは、「未熟さ」とも呼べるかもしれないし、
「ナイーブさ」とも呼べると思う。





*****

それらのメールを読み終わって、
当時の記憶、
そして、当時は確かに経験したが、
長い間呼び覚ましていなかった為に、
忘れていた記憶を思い出し、

言わば、俺の歩いて来た道を、
振り返る事もせず、
その道の軌跡を確かめずに、
毎日、先の事か、もしくは、今日のことしか考えない自分に、

自分が通って来た、その軌跡を確かめさせることで、

自分という人間の幹が、また一段、
固まった、というか、
「ああ、俺は、こういう道のりを経て、
これらの経験を経て、
これらの考えと悩みを経て、
今に至ったんだ」というのが分かり、

妙な達成感と充実感があった。


*****


俺は今、28歳であり、
今年の10月に、29歳になる。


俺にとっては、2005年というのは、
何故か自分の今までの人生の中での節目となっている。

(それは、年号的に切りが良いというのもあるだろうし、
その年は、色々と悩んで、
自分の専攻を変えたり、
住む土地と学校を、ガラリとベイエリアから南カリフォルニアに変えたのもあったし、
とにかく、色々な「変化」が自らの中であったからだと思う。)

その時、21歳だった俺から、
今は、確実に7年が経ち、俺は、今28歳となっている。



俺的には、2005年というのは、ついこの前なわけだが、
確実に毎年、年は過ぎ、
その時は、過去となって行く。


*****

なんかカッコ付けて書いていたら、
ポイントが分からなくなってしまったが、

取りあえず、確実に年は過ぎ、
自分も確実に年齢を重ねて行き、

自分の過去の記憶は、
「最近のもの」から、
「古いもの」へと、変わって行く、ということ。


そして、その中で、
自分にとって「新しい記憶」も、
確実に、「古い記憶」となって行き、
その過程の中で、
普段頻繁に思い出さない思い出以外は、
記憶の隅に、置いて行かれるであろう、ということ。



そして、それらの自分の「過去の軌跡」を、
たまに振り返る事は、

自分に、
「ああ、俺が今、「自分」という人間である所以は、
そこにあるのか」
と、客観的に認識することで、

自分という人間を、少しは、
客観的に見て、評価をすることができ、

それが、自分に対する、自信へと、
繋がるであろう、ということ。


*****


まあ、毎回同じ事を感じるんだけどね。
こうして、過去の日記なり、自分の軌跡を見返すと。



とにかく、常に成長して行きたい。


2012/7/1 0:09am




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