June 10, 2012 21:51

「数字で考える習慣をもちなさい」by 小宮一慶

SA-samples-p001


こんな可愛い子にこんな台詞を言われたら、
「はい」と躊躇無く言ってしまいそうですが、
あくまでも、プロフィール写真がただのエロ親父に見える(失礼)小宮氏が書いているので、
「目の前の可愛い女の子を見たい」気持ちと、
「でも、これを書いているのはただのオッサンか」
という気持ちが、ページを捲りながら複雑に絡み合う一冊。



シリーズ第二弾。
2011年2月初版。



読んでいて思ったが、
小宮氏は日経新聞の回し者なのでは?と思ってしまう箇所が多々あった。
それほど、「日経」という字が頻繁に出て来る。

彼は、別の著作
「日経新聞の数字がわかる本」
「日経新聞の「本当の読み方」がわかる本」
等でも、日経のことをバリバリ書いているが、
この本では、殆ど、上に挙げた著作の内容を、
そのままマンガに落とし込んだという感じ。

よって、最後の方には、
「なんか、胡散臭えな」と思いながら読んでいたが、
そこで自分の様な読者の気持ちを察したのか、
「数字眼(世の中の現象を数字に落とし込んで具体的に把握する眼)を付けるには、
もちろん色々な要素が大切ですが、
一番大事なのは、「素直さ」ですよ。
素直さがなくて、私がここに書いている内容も、
「本当かよ」と疑っていると、
結局は頭に入りませんよ」と、
イヤらしい文章も載っていた。
まあ、その通りなんですが。

*****

上に挙げた日経シリーズ本を読むのはちょっと気が引けるな、
という人にお勧め。
内容はほぼ同じで、それがマンガになっています。
タメになります。

2012/6/10 21:51






トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Archives
記事検索