May 12, 2012 21:30

Words from Alicia Keys' songs

alicia_keys_189-1024

ここ数日、Alicia Keysのアルバムたち(主にファースト、セカンドの二枚)を聴いていますが、
彼女の曲は、非常に雰囲気がありますね。

俺が最初に彼女の曲を聴き出した20歳の頃は、
彼女の曲はどうも大人過ぎて、
なんだか、聴いていて居心地が悪かったものです。

それが、やっと最近、
彼女の曲を聴いていて、心地よくなってくる様になりました。

*****

思うに、ファーストとセカンドの二枚は、
非常に内容が個人的で、
かつ、大人っぽい内容が多いと思います。
(この二枚を出したのはそれぞれ2001年と2003年で、彼女が20歳、22歳の年ですが、実際にその曲たちを作っていたのはもっと前の頃だと思います。それだけ、Matureな人なんですね。)


今までは正直、
ファーストとセカンドは、
雰囲気が大人過ぎるというか、
イメージが紫というか、
何だか、渦巻いている様な感じがして、
どうも手を出しにくい、聴き込みにくいアルバムでした。
(そういう意味では、
サードやフォースの方が、より、大衆的に作られていると思います。
フォースは個人的には余り好きではありませんが。)


しかし最近は、
やっと自分の精神的年齢も、
彼女の曲の内容に追いついて来たのでしょう。
やっと、セカンドを本当の意味で聴き込める様になって来ました。

(今までは、"You Don't Know My Name" や "If I Ain't Got You" など、
一部の曲しか聴いていなかった。
あとの曲は、
アルバム全体を通して聴くものの、
どうも馴染めなかった。)


ここのところは、
7曲目の"Diary" 以降の曲が好きです。

"Dragon Days" とか、
"Samsonite Man" とか、凄く良いですね。

("Dragon Days"などは、自分が20歳の頃は、
凄く嫌いな曲だった。)

まるで、年を取って、
今まで嫌いだった苦い漬け物などが、
美味しく感じるみたいです。

*****

ちなみに、彼女の曲は、
難しい単語がちょこちょこ出て来ます。

正直、一般的にアメリカで流行る曲に使われている単語などは、
殆どが同じような単語ばかりで、
ある程度聴いていると、新しい単語や、
「え?何それ?」という単語は出てこなくなるものですが、
彼女の曲は、
未だに、「え?何その意味?」という単語が、
一曲に一つくらいは出て来たので、
新鮮でした。

多分、Aliciaさんは、
精神的にもマチュアーですが、
頭も良く、語彙の数も多いのでしょう。


下が、今日聴いた中で、
新しく知った単語たち。

******

"Dragon Days"

damsel -〈古・詩〉乙女
feign - 〜のふりをする、〜を装う


"Samsonite Man"

discretion - 分別、思慮、思慮深さ、慎重さ


"Slow Down"

medulla oblongata - 《医》延髄

*****

ちなみに、俺にとっての高校時代の英語の勉強方法は、
自分の好きなアーティストの音楽を、
ひたすら聴きまくって、そこに出て来る単語を片っ端から覚える、
というものでした。
「勉強」は嫌いだったので。
楽しくないと続きません。

よって、Lenny Kravitzさんには随分と、
私の英語の勉強では手伝って頂きました。
"Again"に出て来る"sacred"とか、
"Dig in"に出て来る"persevere"とかは、
彼の曲を通して学びました。

*****


ちなみに話は少し変わるけど
今は、俺は個人的に経理や経営、金融などの知識習得に興味があって、
それ系の本を読んでいるけれど、
そういうのも、自分が興味があって、「面白い」と思うから、
自主的にやろうと思うのであって。

勉強ていうのは、
何か、言葉の中に、「強いる」という単語が入っているせいか、
「強制的にさせられる」イメージがあるけれど、
本来、「学ぶ」ことは、
とても楽しいことだと思う。

日本の学校の教え方が悪いんだな。
先生が、嫌そうに、
つまらなそうに教えるから、
子供は勉強が嫌いになるんだよね。
そして、小さい頃から塾に通わせ、
偏差値ばかり気にさせる、間違った「教育」を施し、
そのゴールは、偏差値の高い大学、そして官僚への道、
という。

*****

話が完全にずれましたが、
ちなみに、Alicia Keysさんの曲は、
やはり、マチュアな曲が多いので、
そればかり聴いていると、ちょっと疲れます。

その後に、Avril Lavigneのアルバムを聴いたりすると、
凄くホッとしたりして。


2012/5/12 21:26


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