April 30, 2012 21:30

プロフェッショナル 仕事の流儀 左官 挾土秀平 「不安の中に成功がある」

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左官、挾土秀平
飛騨高山に事務所を持つ。

NHKプロフェッショナルシリーズの第一期の作品。

見ていて非常に感動した。

*****

「臆病だから、成功できる」
「追い込まれたら、逃げてみる」
「60%の出来で、施工の希望時期に間に合うか、
120%の出来で、時期に遅れて施工に怒られるかだったら、
間違いなく後者を選ぶ。
後者なら、憎まれても、後で必ず満足される。
職人だったら、最後まで納得が行くまでやる」




彼は、高校を卒業した後、
全国一位のチャンピオンになったが、
現場に入って、全然使えなかった。

先輩に嫌われ、
35歳過ぎまで、芽が出なかった。

しかし、江戸時代から続く建物の中に眠る、
100年以上前の土壁が、
未だに黒く、鏡の様に光っている様を見て、
自分も自然の土を使った施工をしたいと思い、
自分の会社を立ち上げた。


最初の頃は、仕事もなく、
石油ストーブの灯油をポンプで入れ替える際に、
少しこぼれただけで、
「全身に鳥肌が立つほど」、
食って行けないと思うほど、貧乏だった。
電気も、水道も、何もない事務所だったらしい。


それが、今ではやっと、
世間に認められる様になった。

しかし今でも、いつも恐いと言う。


彼は言う。

「プロフェッショナルとは、
皆が仕事に向かって、
ピリピリしている空気。
その空気の事を言うんじゃないですか」と。

*****

見ていて非常に男気があり、
かっこいい人だった。

2012/4/30 21:28





PS,
そして、茂木健一郎の返しが不自然過ぎて、
見ていて違和感を感じる。

彼は、変に「良い発言をしよう」という感が出過ぎていて、
素直に、目の前にいるゲストの話を、
「聴いて」いない気がする。

俺の個人的な意見だけど。





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