April 11, 2012 22:07

「A real incentive」

今日は会社の銭湯に入って来た。
元々ここに入社する前に、
会社のHPを見て、
本社にはほぼ24時間開いているという銭湯があると知っていたので、
結構楽しみにしていた。

先週の入社式の時には、
会社案内で、この銭湯のことが一切触れられなかったので、
まさか、実は使ってはいけないんじゃ?
と感じていたが、
今日、意を決して入ってみると、
とても良い銭湯でした。
ちなみに一階の男子更衣室の中にあります。

*****

中に入ると、普通に町の銭湯くらいの大きさの脱衣所があり、
ひげ剃りなんかも置いてありました。

風呂場の中に入ると、既に5人ほど入っていました。
俺が入っている間にも、
新しく5人ほど入っては、出て行きました。

隣に浸かったおじさんに
「ここは大きなお風呂があってとても良いですね」
と話しかけると、
「そうなんだよ、実は私を含めて向こうにいる二人の計三人は、
今年で定年退職なんだけど、
私らみたいに、歳を取った人間はこの風呂をよく使うけど、
若いもんは使わないから、
会社にこの風呂の存在意義を知らしめる為にも、
ぜひ、キミみたいな若いもんにドンドン入って欲しいね」
と言われました。

実際は、この地方の方言で喋るので、
正直、何を言ってるかほぼ分かりません。笑
うちの会社はかなり山奥にあるので、
みんな方言がキツいです。
俺のおばあちゃんの出身は北陸の山の方だったけど、
やっぱり、山の方の言葉は、似るもんですな。
俺のおばあちゃんの実家と、
ここは、西日本と東日本で全然違うけど、
なぜか、言葉の雰囲気が似ている。
山の置くに入ると、
結構、口をはっきり開けないで、
こもった話し方をするよね。

で、港が近い海に近い方の言葉は、
大きな声で、かなり荒くなる。

俺の親父、及び俺の彼女の出身は港町の方だから、
やはり、地元の方言はキツい。

ということで、
新たな国に来た様な感じです。
英語よりも聞き取りが難しいです。

*****

しかし、みんなとても親切で、
とても嬉しくなってしまう。
今日も、その隣に浸かったおじさんに、
俺は東京勤務だけど、
今は研修でこっちに来ている事を話すと、
周りの皆にも、
「彼は、東京勤務なんだけど、こっちに来とるんだっとさ」
と、みんなに紹介してくれた。

みんな、すごく温かい。


風呂に浸かりながら思った。
今は研修中で、仕事が早く終わるってのもあるけど、
5時に仕事が終わって、すぐにそのまま下に降りて、
5時15分には銭湯に浸かって、
そのまま、歩いて帰って、うちに着くのが6時前って、
すごいな、と。

どんだけ良い暮らししてんねん、と思う。

東京の方じゃ、満員電車は当たり前だし、
人ごみで疲れてしまうが、
ここは、人口も元々少ないので、
人の多さから受けるストレスなんてものは皆無。

人も優しいし、
空気はきれいだし、
水は美味しいから、水道水で十分美味しく飲めるし、
物価は安いし、
むしろ、田舎に住んだ方が、幸せなんじゃないか?
と思った。

*****

ということで、
今日は、銭湯を出て、
帰りにスーパーによって買い物をしても、
家に着いたのが6時過ぎだった。

*****

みんな更衣室に入って来ると、
「ああ〜」と言いながら服を脱いで、
風呂場に入って、
湯船につかるなり、
「ああ〜」と、気持ち良さそうにしている。

みんな、地元で働いて、
頑張ってんだなあ、と思う。

*****

今日、そこで思った。

人間というのは、
会社が、そこで働く人間に良くしてくれれば、
自然と、「こんなに良くしてくれる、こんなに良い会社のために、
もっと頑張って働こう」
と思えるもんなんだな、と。
自然と。


逆に、ここ最近流行っていた、
完全インセンティブ制などの、
中途半端な成果主義というのは、
ハッキリいって、働く社員を疲れさせるだけで、
自然なやる気を生まない。


俺の前の会社は、
完全成果主義の名の下、
その月に結果が出れば、給与に反映はされるものの、
結果が出なかった月は、給与はどん底まで落ちるし、
それ以外に、福利厚生というものが、
一切なかった。

以外と福利厚生というものは大事なもので、
そこが充実しているかどうかで、
その人間がその会社で働く間の人生というのは、
質が大分変わって来る。


今の俺の会社は、
そんなに有名ではないし、
巷で有名な大企業ほどの福利厚生な無いかもしれないが、
しかし、社員が満足して、
長く働いて行けるだけの福利厚生は、
きちんと整っている。
非常に、「親切で真面目な会社だな」
と印象を抱く。


よって、今日入った銭湯もそうだけど、
そんな風に、
「ああ、今日も一日頑張って良かった。
明日も頑張ろう」
と思える環境を作ってもらえると、
自然と、
「こんなに良くしてもらってんだから、
もっと頑張って、しっかりと貢献しなきゃな」
と、自然と心から出てくるのを感じた。

*****

人間は、
お金などだけで、
それをエサにすると、
それが欲しい、という一瞬の欲で、
ちょっとの間は頑張れるが、
しかし、それが無くなったり、
または、それの魅力に限界を感じると、
それ以上は、頑張れなくなるもの。

また、なるべく社員の給与を押さえて、
極力、社員に還元をしない様にしよう、
というスタンスの会社だと、
自分が搾り取られるだけ搾り取られて、
そういう会社で働く事は、
疲れてくるし、
会社に対する「恩」というものを、
やっぱり、心から感じる事は難しくなる。

*****

そこが、一人の人間が、
一つの会社で、長い間、
働いて行こうと思えるかどうかの要の一つであると思う。

*****

以上、今日で入社して一ヶ月が経ちましたが、
とても良い思いをさせてもらっています。
もう既に、もっと長い間、
この会社に在籍している気がします。


しっかりと勉強して、
まずは、この会社に恩返しをしたいと思います。

2012/4/11 22:07







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