April 06, 2012 21:22

プロフェッショナル 仕事の流儀 漫画家 浦沢直樹 「心のままに、荒野を行け」

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昨日行った図書館で見つけて来たプロフェッショナルシリーズ。
昨日は佐藤可士和の回を観たが、
今日は浦沢直樹を観た。

*****

非常に感動した。
何だか、胸に迫るものがあった。


中学時代に自分の人生を変えた、
手塚治虫の「火の鳥」と、
ボブディラン。

ボブディランがそれまでカントリーでやっていたのを、
ロックに変え、
観客から、ライブの前に「裏切り者のユダめ!」と、
ブーイングを受けまくる中で、
「Oh, I don't believe you」と言いながら、
歌い始めるボブディラン。

その姿を見ると、
「頑張んなきゃ」と思えるという。



「YAWARA!」がヒットした後、
「HAPPY」が余り人気がなくても、
「クオリティの高いものを描いていれば、
必ず読者は付いて来る」
と信じて、最後まで描き続けた彼。

そして、その後に、
「MONSTAR」
「20世紀少年」
「PLUTO」
などの連載を始める。


*****


20年以上に及ぶ過酷な日々の中で、
骨が完全に曲がり、
肩が脱臼したという。

半年間、連載を休止した後、
激痛が走る中、描き続ける。


ある瞬間、
マンガの神様が、
腕に降りて来る瞬間があるという。


そして、連載一回分を描き終えた後は、
思いっきり泣いた様な、
嘔吐をした後の様な、
そんな感覚が残るという。

それだけ、自分の思い、
感情、表現、
心のままを、全て、
その目の前の作品に、
出し切っているんだと思う。


*****


上まで書いて、下書きのままになっていた。

とにかく、彼の生き様に感動した一本。

2012/4/6 21:22








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