March 01, 2012 23:49

「運命の波にのる魔法のクセ(習慣) 」by はづき 虹映

70

とても面白い本でした。
大事なことは、青い太字で書いてあるので、
そこだけ最初にさらっと読んで、
あとは、その間にある気になる文章を読んで行くだけで、
あっという間に読み終わります。

*****

彼のことは、2006年の正月、
先輩の知り合いの方を通して、初めて知りました。

その食事会の席で、先輩の知り合いのその方が、
彼の「誕生日占い」の本を持っていらっしゃって、
その内容を聞いている内に、かなりそれが当たっていて、
それから、彼のことを意識するようになったわけです。

*****

この本では、日々の小さな習慣から、
自分がこの宇宙の波にのれるようになる方法を書いています。

至って内容は、簡単なことです。

「こちらからあいさつをする」
「(人間以外のモノに)声をかける」
「トイレそうじをする」
「意図を放ち、宇宙にオーダーをする」
「問いかける」
「元にもどす」

など。

その中で、まずは、「本を読む」という項に書いてあったことで、
以下のことに共感しました。

*****

彼曰く、本を読む本当の目的は、
自分の中にある答えを、引き出すためだ、ということ。

人間は本来、自分の中に答えを持っていて、
それを、本を読むということを通して、
自分自身と対話する時間を取り、
そのプロセスの中で、
自分の中に眠っていた答えを掘り出す、というもの。


それから、本を読む際には、
「(「ひとりになる」ことも含め)本を読む目的を明確にする」
「自分の役に立つ部分だけ、いいトコ取りをする」
「斜め読みでOKだが、共鳴した部分のメモは忘れない」
の三点を意識すると良いと思う、と説いています。

まさに自分もその方法で本を読んでいるので、
勝手に頷いていました。

*****

それから次に読んでいて印象深かったのは、
「両親に感謝をする」という項。


自分を生んでくれた両親。
基本は、子供がその両親を選んで、
生まれて来たと、一説では言います。
(生まれる前のことを記憶している子供はたまにいて、
そのような子たちはみんな、
「雲の上から、両親を選んで、その二人を選んで、
そこに降りて来た」と言う、というのを、
昔本で読みました。僕はこれを信じています。)

なので、親に感謝をすることが大事。

そして、親に感謝をできていないということは、
「自分の生まれた瞬間を、祝福できていない(=自分の生まれた瞬間を、ネガティブに捉えている)」ことであり、
オセロで言えば、白を善、黒を悪とした場合、
最初の人生のスタートのマスが、黒で埋められている様なものだと。


人生を幸福に送るコツは、
常に、今の瞬間に、白を置く様に心がけることですが、
(それによって、今まで黒が続いていても、
その前にある白に、今の白が繋がり、グワッと白に一気に変わる)

自分のスタート地点を黒と捉えると、
何か嫌なことが起きた瞬間に、
人生全てが、黒になってしまいます。


だからこそ、親に感謝をすることで、
自分の誕生を祝い、
人生のスタートを、白と定義することが大事、と。

(一番大事なのは、両親に直接、
「生んでくれてありがとう。」「命をくれてありがとう。」
と声に出して伝えることだと言います。)

*****

それから、
「作品を残す」ということ。

常に自分は成長していくわけで、
今の「ベスト」が、人生のおいての最終的な「ベスト」ではないのですが、
それでも、今の「ベスト」を残す様にしておくこと。

形に残し、それを客観的に見える様にする。

すると、結果として、
「昨日の自分」と、「今日の自分」を比べる基準になるということ。

だから、今の状態を、
「これが今の私です」と、世間に公表すること。

仕事であれば、
「この仕事は私がしました」
「私はこんな仕事をしています」
と胸を張って、堂々と主張できるようにすること。

それを続けて行くことが、
結果、成長に繋がると説きます。

*****

他にも、「空をみる」というところも、心に響きました。

上にも書きましたが、
人は生まれる前は、雲だったという説もあるらしく、
雲や空を見ると、自然と心が晴れます。
「俺って、自然に比べたら、かなり小っちぇえな」と気づく意味も含めて。

そんな中で、太陽を見ることは、
自分の心に非常に訴えかけると。

日の出を見ると、心に大きなパワーをもらえて、やる気が出る。

日の入りを見ると、心を慰めてくれる。

確かに、日の出を見るとき、
(基本、数年に一回、初日の出を見るくらいですが)
そこから、ものすごいパワーをもらえます。


それに、夕日を見ると、
なぜか、心の琴線に触れ、
辛い時は、泣きたくなったりします。

そういう効果が、太陽にはあるということです。


そんな太陽が浮かぶ、空を見るということ。
それが、自分にパワーをくれます。

*****

こんな風に、
分かり易い例えで、とてもいいことが書いてある本でした。

オススメです。

2012/3/2 0:08




追記:


この本の中の項目の一つに、「話を聴く」(”聞く”じゃなくて”聴く”)
というのがある。

ここで彼は言う。
「コミュニケーションとは、「話す」と「聞く」であり、
大事なのは圧倒的に「聞く」の方です。
カウンセラーは基本的に、8割を「聞く」、2割を「話す」に費やします」と。

相手が、何を伝えようとしているのか、
きっちりと、「聞く」こと。
それが大事。

俺は誰かに、「コミュニケーション力が高い」と言われるときに、
「え?自分が?」と、ちょっと腑に落ちないところがある。
でも、今回この本を読んで、
「ああ、そうか」と気づいた。

つまり、俺が今まで認識をしていた、
「コミュニケーション能力の高さ」は、
「喋り」が上手い人のこと。

そして、俺は基本的に、
自分からリードして喋るよりも、
聞く方が好きなので、
「俺、話し好きじゃないじゃん」=「コミュニケーション力が高い訳じゃないじゃん」
という認識でいたので、
結果、上の言葉を誰かに言われると、
「何でそう思うんですか?」となっていたのだと思う。

(ま、彼女からは、「二人になると良く喋るよね」と言われるんですけれど)

*****

しかし矛盾するようだけれど、
俺が前職を選んだのは、
「対人力」=「相手のニーズをきちんと捉える力、こちらの思っていることをきちんと伝える力」
を身につけたかったからであり、
その現場で学んだことは、
「とにかく、お客様の話を、「聴け」」ということだった。

2時間のカウンセリングを通して、
基本的に、相手とのバリアを破り、
向こうが心を開いてくれて、
「実は私・・・」と、心の奥底に眠る本音を引き出せたとき、
結果、それは契約に結びつく。

それは、相手が自分に、信頼感を持ってくれた証拠だから。

巷にある営業マン向けの「これが出来る営業マン!」的な本は、
いかにプレゼンで上手く話すか、
いかに相手の心理を操るか、
つまり、「如何に自分が相手より有利に話をするか」
にフォーカスが置かれていていることが多いけど、
正直、これをやったところで、
自分は上手く話せたと思っても、
相手は不快な思いをして、帰って行くだけ。

よって、前職では、
「いかに、相手の話をとことん聴いて、
大事な部分を引き出すか」に集中していた。

*****

自分では、現場では、
「コミュニケーションとは、聴くことが大事」と認識していたにも関わらず、
普段のプライベートでは、
「リードして話が出来ないから、自分はコミュニケーション力がそんなにあるわけでもない」
と思っていたんでしょう。

そして、この本のこの箇所を読んで、
「ああそうかあ」と、やっと客観的に気づいた。

*****

先月、ある会社を受けた際に、
そこの会社の方々はとても良い方々で、
結果、お断りをする形となってしまったんだけど、
その人事の方が、「私たちがあなたを評価したポイントを、
今後のあなたの活動に活かせる様に踏まえて、お話します」と、
伝えて下さったことがあった。

彼は言っていた。

「通常、面接の場では、
自分が言いたいことだけを言って、
こちら側の話をきちんと聞く方がいらっしゃらないのですが、
あなたの場合には、
まずはこちらの話をきちんと聴いて、
それから、あなたの思いや考えを伝えて下さったので、
「この方はとてもコミュニケーション能力が高いな」と感じました。

また、英語力が高い人や、海外営業経験がある方も、
基本的には、相手の話を聴くよりも、
自分の言いたいことを如何に伝えるかに集中されている場合が多いのですが、
あなたの場合はそうではなく、
きちんと話を聴いていたので、
そこに安心感を覚えました。」と。

そう言って下さったことはとても有り難く、
その方のお言葉は、その後の自分の面接にも、
十分生かすことが出来たのです。
その方々には心から感謝をしています。

*****

それともう一つ付け加えると、
先日トシさんと話をした
「海外で、その国の文化を自分の中で内部化して、その場の雰囲気を本当に読んで、コミュニケーションをする」事に関しても、
結局は、「相手が何を言いたいのか、何を思っているのか」を、
きちんと掴もうとしているのかどうか、なのだと思う。


その際には、「人はみんな違う」ことを前提に、
相手が何人だろうが、どこ出身だろうが、
「この人はどういう考えを持ち、何を言いたいんだろう」と、
相手の目を見て、
きちんと聴くこと。

それさえ心がければ、
言語が変わろうと、
国が変わろうと、
コミュニケーションは、必ず成り立つもので。

(それは、日本でも一緒。
「日本人だから」という考えで、
「日本人は皆同じ常識のもとだから」と考えて話を聴くと、
結局、分かり合えないことが多い。)


恐らく思うに、
日本というのは、「常識がみんな同じ」
「コンセンサスを取って、多数派の答えが、”常識”となる」
という考えの元に出来ている国民性だから、
日本人は、海外に行っても、
どこかで、
「日本を基準」にして、
その国のことや、目の前にいる人の発言を捉えているのだと思う。

だから、アメリカに行って、
「このサービス、マジであり得ないよね。日本だったらさ」
タイに行って、
「トイレに紙が流せないなんて、マジでありえないよね。日本だったらサ」
と、
「日本に比べて、この国は〜」となるから、
結果、目の前にいる、その国の人とも、
コミュニケーションが、できていないんじゃないか、と。

そういうビジネスマンは、多いと思う。

*****

とにかく、
俺が前職の上司に教わった様に、

「毎回、新しい人と話す場合には、
全てをゼロにして、挑む。

だって、同じ考えや常識を持つ人間なんて、
一人もいないんだから」

ということですね。

「常識」という概念によって話が通じてしまう、
日本という国に住む、日本人が相手の場合でもそうなんだから、
海外に行ったら、それは尚更ですね。

と、偉そうに言ってみました。


2012/3/2 12:07










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