January 29, 2012 23:31

平清盛 第四話「殿上の闇討ち」

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感動しました。

テーマは、
父に対する息子の思い。

*****

武士の心を忘れ出世に勤しむと見える父の姿に、
反発を感じる清盛。

藤原家成の館に呼ばれた忠盛と清盛。
そこで舞を踊る忠盛は、
忠実により伴奏を乱れさせられたり、
貴族たちが忠盛に酒を浴びせるように仕組まれ、
笑いものされる。

それでも一切動じない忠盛。
その姿に、父親は完全に武士の心意気を忘れたと思い、
父に対して、じれったさと、
やり場の無い怒りを感じる清盛。


*****


しかし、
為義が忠盛を斬るつもりだという事を知らされ、
駆けつける清盛と義朝。

内裏の渡り廊下を一人で歩く忠盛。
そこへ為義が迫り、
源氏の未来と息子義朝のために、
忠盛を斬ると告げる。

しかし忠盛は、
「源氏と平氏の勝負は、武士が朝廷で力をつけてからでも遅くない」と為義を制し、
「王家の犬では終わるつもりはない」と一言残し、
その場を去る。

その一部始終を影から息をのんで見守る清盛。

*****

翌日、清盛が忠盛の帰りを門で待ち伏せる。

そこに現れた忠盛に、
清盛が聞く。

「いつから父上は、『王家の犬で終わらない』と決めたのですか?」と。

それに対して父親はこう答える。

「お前を、わが子として育てると決めたその瞬間だ。
それ以来、私の心には、
一切ぶれぬ軸が出来たのだ」と。


その答えを聞いて、
口では、「まったくもう」と言いながらも、
自分の父親を誇りに思い、
「父上ー!!」と叫びながら、
父親の後を追いかける息子の姿がある。

*****

若い清盛からは、
一見、父忠盛の行動は、
武士の魂を無くしたかの様に見える。


しかしその裏には、
誰よりも強い、武士としての誇りがあった。


*****

一度、父親に対してがっかりしたり、
落ち込んだりするものの、
父親の本当の心意気を知り、
今まで以上に、父親を尊敬する息子。

その姿が、とても上手く描かれていた。



松山ケンイチの演技、
そして、中井貴一の演技が光っていた。


松山ケンイチの、
父親に対する徹底的な反抗心むき出しの演技が基盤にあるからこそ、
中井貴一の、
最後の、「私は、王家の犬では終わるつもりはない」
の台詞が光る。

その場面の表情には、
心を射抜かれました。

*****

さあ、今後どうなって行くのかが楽しみです。

2012/1/29 23:31




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