January 24, 2012 22:47

「続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。」by 戸田 智弘

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以前、この本の第一部を読んだとき
正直あまり面白くなかったので、
この本も去年の夏に買ったものの、
読まずにそのまま置いておいた。



今日、ふと手に取って、
電車の中で読んでみた。

まさに、自分の心に響くことが書いてあった。


以下は、この本の中の引用から。


*************


情熱もなく、
仕事もなく、
楽しみもなく、
精神の集中もなく、
完全な休息状態にあるほど、
人間にとって耐えられないことはない。

その時、
人間は、
自分の虚無、
自分の見捨てられたさま、
自分の足りなさ、
自分の頼りなさ、
自分の無力、
自分の空虚をひしと感じる。

たちまち、
人間のたましいの奥底から、
退屈、
憂い、
悲しみ、
悩み、
怨み、
絶望が湧きだしてくる。


パスカル『パンセ』

*************


またこの本の中では、
「仕事とは、自分と社会(世界)との繋がりを見いだすものである」
との主張が出てくる。

まさにそうだなあ、と思う。

俺は今、転職活動中で、
一旦無職の状態にあるが、
一番辛いことは、外界との接点がないとき。

やはり人は、
他者との繋がりを感じることにより、
「生きている」と感じることができる。

また、「仕事」があるからこそ、
「休息」が輝きを増すのであって、
「仕事」なしの、
「休息」のみの日々では、
その生活は、張りを無くし、
ただ、ダルいものへと変わって行くのみである。

*****

要は、いかに、
仕事以外でも、自分と社会との接点を持つ機会を、
多く持つかも重要。

そうでないと、仕事でしか、
自分を表すことができない人間となり、
世の中から引退をした瞬間に、
外界との触れ合いがない人生へとなってしまう。


そういうものは、
毎日死ぬほど忙しい日々の中にいるときには、
「うらやましいなあ」と思うものだが、
それがもしもずっと続くとなると、
それほど退屈なものもない。

*****


この世の中に出版をされている本で、
読んで、「全く意味が無い」という本は、
恐らく存在しないと思う。

その本の内容が、自分に響かないときには、
恐らくその本の内容を、自分がそのときに、
欲していないだけ。


その本を読んだ後、
自分にとってつまらなかったからと言って、
その本のことをけなしてはならない。


2012/1/24 22:48


追記:
上に、「第一部はあまり面白くなかった」と書いていましたが、
当時の感想を読んでみたら
結構感動して、色々書いていますね。

人の記憶とは曖昧なものです。

きっと、その本を読んだときは、
色々と悩んでいる時期だったので(今も別の意味で悩んでるか)、
そのときの「嫌な感覚」の方が勝って、
それが、「=面白くなかった」
という記憶へと変化してしまったのでしょう。

著者の方、すみません。



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