December 18, 2011 18:07

"The Joneses"

Joneses_poster

邦題はなぜか、「幸せがおカネで買えるワケ」。

実際の内容は、「幸せはお金では買えない」と言っているので、
この題名を付けた理由も良くわかりません。
(きっと、反対の意味の題名を付ける事で、注目を引こうとしたのでしょうが)

原題が「The Joneses」だから、「お隣のジョーンズ一家」とか、
もっとマシな題名が付けられただろうに・・・
もしくは、「お金で買えない、ただ一つのモノ」とかさ。

今回もきっと、
社員A 「部長、この映画の題名は何にしましょうか?」
部長 「そうだなあ、最近のコメディは、『なんとかでなんとかな”方法”』とか、『なんとかでなんとかな”ワケ”』的な題名が流行っているから、その路線で行っちゃうか!?」
社員A 「それでしたら部長、「幸せがおカネで買えるワケ」なんてどうでしょうか!?」
部長 「おお、冴えてるなA君。それで行こう!」


みたいな感じで決めてるんでしょうか。
上の設定にはかなりムリがありますけど。

*****

まあ、邦題の所以は置いておいて、
中々、今の物質主義、アメリカを批判する内容になっているというか、
モノ、モノと、
物質主義に走っている人、
または、
世間からどう見られるかを気にしている人には、
痛い作品になっていると思います。

フィルムも90分前後と、
見やすい長さですが、
途中の、デミ・ムーアとデイビッド・ドゥカブニーの結ばれ方が、
ちょっとリアリティが無いですね。

デミ・ムーアがある理由で落ち込んでいるところで、
デイビッド・ドゥカブニーは、その勢いで手を出しちゃダメでしょう。


それと、アンバー・ハードが出ています。
彼女の為だけに、史上最悪のフィルム「ドライブアングリー」を数ヶ月前に観に行きましたが、
今回の映画は、やはりビッチな役をやっていました。

今回のフィルムでは、キーラ・ナイトレーにそっくりなところが沢山ありました。
早く、メジャーフィルムでもっと大役を演じて欲しいものです。

*****

フィルムの最後の方では、
ジョーンズ一家のお隣の家の、とても良い旦那さんが、
ジョーンズ氏にそそのかされ、ローンを組んでまでも、
どんどんとモノを買いあさって、
結果、家のローンが払えなくなり、
自宅の庭のプールで、自殺をしてしまいます。

その光景を見て、
ジョーンズ氏は、
自分の仕事に慣れて来たものの、
やはり、これは人間のする仕事じゃない、と、
ご近所の皆さんが集まる前で、
「私は、スティーブ・ジョーンズではない!
ここにいる者も、私の妻ではなく、
彼らも、私の子供ではない!
私たちは、お金をもらいながら、
こうしてお金持ちの家族を演じて、
貴方たちに、私たちの持っているモノを買わせるのが
私たちの仕事なんだ!」と打ち明けてしまいます。

その後、ジョーンズ氏は、
その場から逃げ去ったデミムーアを含む3人が、
新しい家で、新たに仕事をしているところの裏口から入り、
「一緒にリアルワールドへ戻ろう」と口説く訳ですが・・・

*****

という筋書き。

テーマも良いし、最初の出だしも滑らかで良かったのですが、
どうも、中盤で手を抜いた感じですね。
編集者の力量でしょうか。

もう少し頑張れば、結構話題になった作品ではないでしょうか。

惜しい!!
ということで、65点!

2011/12/18 18:04




追記:この映画から学んだ教訓は、
「いくらいいモノやお金を持っても、
それを、他人との競争の為や、
自分を良く見せる為だけに、買ったり使ったりしていては、
その欲は収まる所を知らないし、
いずれ、破産をしてしまう」ということですね。


大量のお金やモノを手に入れる前に、
自分がそれをどう使うかの基準を、
もう一度しっかり、打ち出しましょう、

そして、いくら外から見たときは幸せそうな人たちでも、
その「人たち」の集まりが、愛情の無いものであった時、
その「人たち」は、決して幸せにはなれない、

ということを描いた映画です。




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