November 28, 2011 00:01

『あの頃ペニー・レインと』(原題: Almost Famous)

Almost_famous_poster1

やっと観ました。
めちゃくちゃ良かった。
とても良い映画です。
こういう映画は余りないでしょう。

調べてみたら、
この映画の監督である、キャメロン・クロウの自伝的映画だったんですね。
この映画は、アカデミー賞脚本賞を受賞したりしていて、話題になっていたけれど、
そういう映画こそ、なぜか観る気がしなく、
今まで一度も観たことがありませんでした。
でも、今日観て、
本当に感動しました。
「感動」というか、心がほんわかとしました。

ちなみにキャメロン・クロウは、
ザ・エージェント Jerry Maguire (1996)や
エリザベスタウン Elizabethtown (2005)の監督でもありますね。
彼は、本当に良い作品を作ります。
バニラ・スカイ Vanilla Sky (2001)は、かなり怖かったですが、
それだけ、観客をその世界に引き込む力を持っています。

*****

最近観ている映画にやたらと出てくるフィリップ・シーモア・ホフマン。
これで直近に観た映画の中では四本目ですが、
とても良い演技をしていました。

彼の存在を初めて意識したのは、
「MI3」でしたが、その時の役がすごく嫌な野郎だったので、
「イヤなヤツ」というイメージが強く残っていました。(勝手にすみません)
で、その後も、先日の「マネーボール」でもイヤな役だったし、
この前の「パンチドランク・ラブ」でもイヤなヤツだったので、
「フィリップ・シーモア・ホフマン=イヤなヤツ」という数式が勝手に出来上がっていました。
しかししかし、今回の映画を観たら、
とても良いヤツじゃないですか!!

役柄というのは、その俳優の個人的な性格さえ、
印象づけてしまうのですから、怖いものです。
フィリップ・シーモア・ホフマンの最後の台詞には、
シビれましたね。

******

また、撮影当時は恐らく二十歳前後のケイト・ハドソンも、
とてもいい味を出していました。
きっと、あんな子が近くにいたら、
惚れてしまうんだろうね。
金髪のウェーブの髪型が良いですね。(完全にオッサン)

almost_famous_2


******

後は、最後の飛行機の墜落しかけるシーンが面白かった。
みんな、今まで隠していたことを吐いた後に、
バンドの最後の一人が、
「.......I’m gay!!!」みたいな。
そしたらその後に、パイロットがドアを開けて、
「ハレルーヤ!!俺たち助かったぞ!!」と。

爆笑でしたね。

******

本当に良い映画でした。
ぜひオススメです。

2011/11/27 23:59



PS:
ちなみに、俺は個人的に70年代のロックを聴きませんが、
あの当時の曲を聴いているファンに取っては、
この映画は、ますますたまらないんでしょうな。



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