November 26, 2011 23:29

「田原総一朗 責任編集 オフレコ!スペシャル 2020年、10年後の日本 」

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2010年2月(今から1年9ヶ月前)に出版された対談誌。
まだ全部読んでいないが、
丹羽宇一郎氏(インタビュー時は伊藤忠商事会長、現在は中華人民共和国駐箚特命全権大使)のコメントが興味深い。

金融業界を初めとする日本の企業は、国際的な競争力を強めるために、海外からお金や人間をどんどん呼び込まなければいけない。
しかし、それが出来ていない。なぜかと言うと、日本は海外から良い人材を入れる為の環境が整っていないと。会社内での評価体系が透明化されていないし、MBAなどの学歴があるからと言って、それが優遇される訳でも無い。また、外国人が住みやすい環境が日本内に整っていない。(言語面、生活面において)。

よって、一つの案としては、丹羽氏がかつて勤めていたような伊藤忠などの大手企業などが100億円程の出資をして地方にビルを建て、そこに国連のアジア事務所を置く、と。
そうすれば日本内にも海外の優秀な人材が増え、次第に日本国内が外国人に取って住みやすい土地となる、と。
(国連は世界各国に51の主要機関を置くが、アジアにはたった2つしかなく、8割りは欧米にある、という事。また、国連に対する日本の出資比率は16%で、アメリカに次ぐ第二位の出資比率である、という事実から。)

*****

また、今は「価格競争」でどの業界もが勝負をしている(食は牛丼の価格競争、衣はユニクロ、メーカーは車やテレビなど、全てに至るものまで)が、いずれその流れは無くなり、より良いものを他人とは違う少々高い値段で買う、という競争に入るだろう、と。
そして、日本で「日本しか作れない技術」をもっと伸ばせ、と。
それが本当の意味での「日本」という競争力、ブランド力になると。
しかしそれが育成されていない今、もっと教育に国が投資をしろ、と。

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この本は、他にも多くの著名人が出ているので面白い。

2011/11/26 23:28



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