November 20, 2011 20:04

「脳が変わる考え方―もっと自由に生きる54のヒント」by 茂木健一郎

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この本では、
「今は何も成し得ていない人でも、
『自分はできる』という根拠の無い自信を持ち、やり続ければ、
必ずその人は大成する」ということが書いてある。

脳には、いくらでも可能性がある。
いかに、自分に自己暗示をかけて、
前に進んで行くかが大事。

******

中に、「やる気のあるジジイが一番最強」というくだりがあった。
脳の機能は、歳を取って衰える訳ではない。
むしろ、その機能は、年齢を重ねれば重ねる程、
強くなっていく。

年齢を重ねると落ちてしまうのは、やる気。
ならば、その「やる気」さえ自分でキープしていれば、
その年齢が上なら上な程、最強、ということ。


******

中に、日本の社会がいかに閉塞かが書いてある。
東大の教授が、授業中に演説する内容を、
生徒が必死にノートに書き写す。
中には、漢字を一々書いていると間に合わないから、
ひらがなで全部書くものもいる。
なぜなら、その教授が授業で話す内容が、
テストにはそのまま出て、
そのテストに合格するものが、
東大でエリートと見なされ、
その『エリート』が、
日本の官僚になったり、一流企業へ入って行くから、と。


つまり、日本の大学は、
創造性を一切作り出さない。
上から押し付けられるものをただ頭に押し込み、
それをこなすものが、日本の『エリート』となり、
そのエリートたちが作る社会が、日本となる。

そんなわけだから、
アップルやアマゾン、グーグルのような、
革新的なアイディアを持った企業が生み出されない、と。


そんな日本の仕組みを、茂木氏は嘆いている。

彼が勉強をしたケンブリッジでは、
『変人であればあるほど、尊敬された』、と。

******

思うに、なぜこうも、
日本は、勤勉で、真面目で、尊厳深く、誇り高いと、
かつて世界から見られていたにも関わらず、
今では、こうなってしまったのか。

そして、今の日本の状況を嘆く人たちの多いこと。


日本人一人一人は、決して悪い人間ではないし、
むしろ、真面目で、良い人間が多いと思う。

しかし、今の「日本社会の仕組み」がガチガチに固まっていて、
官僚が作り上げたその社会を、
誰もが批判するにも関わらず、
同時に、その流れに乗り外すまいと、
必死に良い大学、良い会社にいれようと、
親が動くのも、事実。

このジレンマを抱え、
いつ日本は、誰もが自分たちに対して、
本当の意味での誇り高さを持つような社会へとなって行くのだろうか。


その為には、日本以外の外の国を、誰もが見て、
日本の社会が如何にひん曲がっているかを、
個人が気づき、上の者が、変えようとして行かなければならない。

2011/11/23 17:43


追記:
この本の中には、
「自分の一番の強みは、
自分の欠点の横に隠されている場合が多い」
ということが書いてあった。

茂木さんの場合は、
子供の頃から落ち着けないことが欠点だったが、
その代わり、それを生かして、
今では、幾つものことを同時にやれる、という特技がついたとのこと。


俺の場合はと考えてみたけど、
俺は、一つのことに集中する余り、
視野が狭くなって、モノゴトのバランスを取ることが
できなくなったり、
後は、真面目すぎたり、固くなり過ぎたり、
ということがあるけれど、

その逆を返すと、
一つのことに集中する力は誰にも負けない、
徹底的に集中して何かに取り組む力を持つ、
というのが俺の強みだな、と。


2011/11/26 8:22



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