October 15, 2011 13:17

「会社のことよくわからないまま社会人になった人へ」by 池上 彰

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まさにタイトル通りですが、
「会社」というものが、実際にはどういうものなのか、
良く分からないまま社会人になった自分にとっては、
とても勉強になる本でした。

大きな字で、相変わらず池上氏が、
わかりやすーく、たまにユーモアを入れて書いてあるので、
1時間半程で安心して読めます。

どんな会社が、「良い会社」で、
どんな会社が、「悪い会社」なのか。

株主、取締役、社長の関係。
取締役会とは何か。

アメリカと日本の企業のそれぞれの違いは何か。

年功序列制度の良さと、
近年取り入れられた、成果主義の良さ、悪さ。

そして、「優れた経営者」とは、
どんな人物をさすのか。

また、「労働組合」とは、
会社にとって、どんな存在であるのか。

最後に、今後発展する会社を見極める方法とは。





ここに書いてあることは、
社会人としては基礎中の基礎なのかもしれませんが、
自分にとっては知らないことが多く、
大変勉強になりました。
ここから、更に深く読み解くには、
自分が、その会社をしっかりと見極める力を、
自ら磨くしかありません。

しかし、大事なのは、
「基礎」とは、非常にシンプルであり、
物事を「シンプル」に説明することが、
本当は一番難しい、ということ。


池上さんは、それを、
誰にも分かりやすくしているので、
読み終わった後、非常にスッキリします。

*****

おすすめの本です。

2011/10/15 13:17









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