September 03, 2011 00:00

"New Jersey" by Bon Jovi

09


1988年、俺が五歳の頃に発表されたアルバム。

実際に聴いていたのは、
中学2年生の頃、
14年ほど前。

当時、水泳の先輩にBon Jovi の"These Days"を借りて、
彼らにハマり、
中学、
高校と、
Bon Jovi を青春に生きた。


、、、、、


時代が変わって今。

うちのオフィスでは、
USENを流しているんだけど、
通常は最新洋楽か、
または、洋楽ヒットチャートにしている。

しかしこの前、
二週間くらい前かな、
夜に、急に懐かしの80年代、90年代が流れ出した。

最初に、エアロスミスの"Cryn'"
が流れて、
「あ、」と思ったら、
次は、Bon joviの"These days"が流れている。

「おお〜」と思ったら、
これが来た。

"Living in sin".

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最後に聴いたのは、
中学二年か三年の頃。
俺はこのアルバムを、何故か余り好きじゃなくて、
余り聴いてなかった。
多分、
聞き始めた頃に、辛い事が多過ぎて、その思い出が染み込んでいたから。





約14年ぶりに聴くこの曲。

めっちゃいいじゃないですか。

まるで、昔は分からなかった、
酢の物の味が、
大人になって分かり、
身体に染み込んでくる、みたいな。


当時は、このアルバムに収録されている、
"Bad Medicine"みたいな、分かりやすいロックは、
中2の14歳でも分かるんだけど、
"Living in sin"的な、
ちょっムラサキっぽい曲っていうか、
ちょっとダークで、
歌詞の内容然り、
音程も、ちょっとフラットの音を使ってる様な、
そんなメロディーは、
中2の頃の少年には分からなかったわけですな。

(色のイメージでいうと、
Bad medicineやLay your hands on meなどの分かりやすいロックは、俺にとって赤や青で、
こういう曲は、
ムラサキっぽい。
食べ物で言うと、
ちょっと酸っぱい感じ。
Alicia Keysの作るファーストやセカンドも、
このムラサキっぽさが強い。
つまり、ガキの頃は分からないけど、
人生経験を積んで、
苦い思い出が増えてくると、
その良さがよくわかってくる、という感じ。)




そんな、14年後の、
27歳の俺。

この曲を聴いて、
なんか、心に来てしまったんだよね。


その夜、
TSUTAYAで早速、このアルバムを借りました。

Bon Joviのアルバムは殆ど持っているのに、
これだけ、何故か持っていなかった。

Living in sin。
ヘッドフォンでしみじみ聴くと、
心に染み込むじゃないですか。

最初の出だし、
四拍子のドラムとともに、
半音で始まったシンセサイザーが、
ヴワァーンと上がって、
歌詞が入るところが、何か憎いよね。

この始まりなんかは、
中2の頃のボクは、大嫌いだった訳ですか、
今聴くと、例えがシツコくて申し訳ないですが、
酢の物の美味しさを知った大人のような、
「あれ?酢の物って、こんなにうまかったのか!身体に沁みるぜ‼」的な、
そんな感動があったわけですな。


最初は抑え気味で、
その後に段々と曲が盛り上がってくる感じも良いよね。


、、、、、、、


その後、このアルバムの収録曲を見てみたら、
ずいぶんと勢いがある曲が多いよね。

出だしの"Lay your hands on me"から、
五曲目の"Blood on blood"辺りまでの流れは、
若かりし頃のBon Joviの勢いが出まくりだよね。


このアルバムと、
前作の"Slippery when wet"の大ヒットと共に、
このアルバムのツアーで、
彼らは完全にすり切れてしまったわけですが、
もったいないよね。


何事も、
商業的に走り、
ロックを始めた本来の理由を忘れ、
マネージャーの言われる通りに、
二年以上、ほぼ休みもなくツアーを敢行したら、
誰もが疲れ果てるわけで。


、、、、、、


今のBon Joviと、
この当時のBon Joviは、まったく違うと思う。

ロックを愛する、
純粋な止まる勢いを知らない若者たちと、
ちょっと疲れ果て、
商業的にこなす事を知ってしまった、
50 代手前のおじさんたち。


しかし、
それも俺の勝手な偏見かもしれないけれど。

(実際に彼らは、
"What do you got?"みたいな
良い曲も未だに作っているし、
カントリー路線に行ったりとしてるが、実際にアメリカを始め、世界では未だに売れ続けている。)

、、、、、


とにかく、アレック・ジョン・サッチがベースをしていたこの頃ですが、
ジョン君も非情に勢いがありましたな。
カン高い超えも出しまくりだしね。
(今はノドをやられて、殆ど高音は歌えないという悲しい事実)

、、、、、、


それにしても、
このアルバムの題名も良く考えたら、すごいわけですよ。

ニュージャージー出身の若者たちが、
自分の愛する出身地の名前を堂々と付ける。

俺だったら、
「千葉県」的な。

多分、ノースダコタ出身の歌手が、
アルバム名に"North Dakota"ってつけても、
しっくり来ないんだろうね。

それを、一つの固有名詞にしてしまったニュージャージー出身の彼らは、
その勢いで、何でもできたんでしょう。

だから、彼らはいまだに、
地元のニュージャージーを
初めとして、
愛国心ある、アメリカ人に愛されるんでしょうね。

ちょっとレッドネック的な要素が入っているのは否めませんが。


そして、それを何の疑問もなく、
崇拝し続ける、「BURRN!!」編集長の、Masa Ito こと、伊藤政則。

彼のおかげで、Bon Joviはここまで日本で有名になったんじゃないでしょうか。

まるで、彼のラジオを聴いていると、
Bon joviは完全に殿堂入りで、
どんなヘマをしても、
無条件で許されるような感じですからね。


、、、、、、


話が大分ずれましたが、
このアルバムは、とても素晴らしい出来だと思います。


Born to be my babyとか、
Blood on blood とか、
I'll be there for youとか、
素晴らしい。



そして、living in sin.


このアルバムを聴いていると、
なんか、どんなに疲れていても、
この勢いに元気が出てきて、
思わず、笑みがこぼれてしまうよね。



、、、、、


若かりし頃のBon Jovi.
ステキです。


2011/9/3. 0:06am


Bon-Jovi-Keep-The-Faith-20967

(これは"Keep the faith"の頃のものだけど、
当時はこのポスターを、部屋にずっと飾っていた。
中二から高校三年生まで。
当時の俺のケータイのメアドは、"shun-jovi"だった。
それほど大好きだった。)


追記:
2012/1/25 18:13

このアルバムは、たまに聴くと、
本当に良い名盤ですね。
出だしから、Blood on Bloodまでは、
神ですね。

若かりし頃のBon Jovi、
相当かっこ良かったんだろうなあ。



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コメント一覧

3. Posted by 豊平みこ   September 19, 2011 23:23
私は…人気取りしたいが為に、あたかも自分を偽って音楽を変えたり、オーナーになったりパフォーマンスしている、とは思いません。
その時々にやりたいと思った事や考えた事にチャレンジしているだけで、今も昔もBON JOVIそのものの素晴らしさが、アメリカや世界中のファンから愛されるゆえんなんだと思っています…

でも、一人一人の想い方は千差万別です。
ShunさんがBON JOVIを大事に想っていらっしゃるのなら、本当に良かったです。
BON JOVIが色々な事にチャレンジしている事が、売れるように時代に合わせて自分たちのやり方を貫いていない、とShunさんが思えるのならそうかも知れません。
その意見に、私から見て「ん?」と思う事は私の偏りかも知れません。

やっぱり長々と失礼しました。
2. Posted by Shun   September 18, 2011 18:10
こんにちは、コメント頂きましてありがとうございました。
返信が遅くなりましてすみません。


こうして、全く知らない方からコメントを頂くと、
いかにBon Joviのファンの方が日本には多いのかを、思い知らされます。

仰る通り、彼らは別に、商業的にはなっていないのかもしれませんね。

ただ僕が思うのは、ジョン君は、非常に優れたビジネスマンだな、ということです。

その時代に合うように、自分たちの音楽の曲調を変えていく。
音楽だけではなく、フットボールチームのオーナーになったり、
テロの後には、アメリカ人の心を掴むパフォーマンスをしたりと、
アメリカ人に愛されるキャラクターだな、ということです。

僕は、彼らの音楽で洋楽にはまり、それこそ中学二年生から、大学の最初の頃まで、彼らを崇拝して生きていたので、彼らの近年の曲調の変化に、うまく馴染めなかったのかもしれません。

僕はロックのアーティストというのは、売れるように時代に合わせるのではなくて、自分たちのやり方を貫いて、その結果、売れようと売れまいと関係ない、というスタンスを貫いている人を好きなので、彼らは必ずしもそのスタイルでは無いことに、彼らをあれだけ好きだったからこそ、過剰に反発してるのかもしれませんね。

長くなりましたが、彼らが僕に取っても大事なことは、間違いありませんので、どうぞご安心を。



1. Posted by 豊平みこ   September 11, 2011 11:28
通りすがりにこんにちは(^-^)
BON JOVIで検索したらこちらの記事がヒットしたのでお邪魔しました。

私もBON JOVIが好きで…と言っても、SlipperyやNewjerseyの頃は小学〜中学生で、存在は知ってましたが関心は向かず、大人になってからハマりました(^^)

50代になった今でも、純粋な情熱は持ち続けていますよ〜。
ずっと変わらずに、音楽を愛していて、自分達の作った曲をファンと共有するのを楽しみにしていてくれて、ライブではファンの反応に喜んでくれて。
高熱があっても、ケガをしても、気ままに中止したり、適当にライブを流したりもせず、いつも真剣に、でも心からライブを楽しむ事によって、ファンを楽しませてくれて。

商業主義なんてとんでもないです(^^)
単にお金持ちになりたかったのならもう相当稼いでいる訳で、ワーカホリックな程、ハイペースでアルバムを出し、ワールドツアーを続けたりしないと思います(^^)
お金に執着していたら、とっくに仲間割れしているだろうし、スタッフも誰も付いてこないです。

悪く取ってたらすみませんιι
ただBON JOVIを商業主義と言われるのって釈然としなくてつい…

長々と失礼しました(>_<)

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