July 22, 2011 00:11

『プリンセスと魔法のキス』(原題:The Princess and the Frog)

princess-and-the-frog-poster


ディズニーが2009年12月、
日本では2010年3月に公開した映画。

とても良かったです。

かなり良かった。

とても感動しました。




舞台はニューオーリンズのフレンチ・クオーター。
よって、劇中にはジャズがかなり出てくるんだけど、
とてもよく出来ていた。
音楽も良いし、ノリも良い。
しかも主題歌はNE-YOだし。
(主人公が黒人だからか?)


主人公は、王子様もティアナという女の子も、
カエルになっちゃうんだけど、
このカエルもとてもかわいかった。


disney princess frog raft



他にも、サックスが好きで、
人間と共演したいという夢を持つワニとか、
北極星を恋人と夢見て、ピンチのときに助けてくれる蛍とか、
最初は嫌なヤツかと思いきや、
最後は助けてくれるお金持ちの女の子とか、
とにかくキャラクターがよく出来ていた。

disney princess frogs alligator 2



ここが、ディズニー映画のすごさだよね。
キャラが確立している、っていう。
だから、映画が公開されて何年経っても、
そのキャラクターのグッズとかが売れる訳だよね。


(調べてみたら、監督は『リトル・マーメイド』や『アラジン』を作ったジョン・マスカーとロン・クレメンツっていう人だった。どうりでよく出来ているわけです)

*****


他にも、悪役のシャーマンとか、
「あちらの世界」のキャラクターたちが、
非常に良く描かれていた。
ディズニーの描く悪役は、
特にホーンテッドマンションとかに代表される幽霊系は、
非常に雰囲気があって好き。

*****

音楽も良いし、
ストーリーも良いし、
キャラクター設定も良いし、
本当に良く出来ていた映画でした。

これはヒットしたのかな?
多分、タイトルとかではぱっと見た目取っ付きにくいから、
宣伝の方法には頭を悩ませたんだろうね。

せっかく良い映画でも、
うまく宣伝しないと、
全然ヒットしないからね。


ぜひおすすめです。
観て下さい。

2011/7/22 0:07am



追記:
舞台のニューオーリンズだけど、
俺は2005年の夏、
丁度ニューオーリンズがハリーケーン・カトリーナに被害を受ける
一ヶ月前に、アメリカ一周の旅で訪れていた。

その時は、まあ、ゲイの家にアクシデントで泊まったり、
(何も無かったけど、超恐かった)
町は非常にヒューミッドで、本当に暑かったり、
サブウェイのサンドイッチ屋で働く店員のおばちゃんに、
「この町は治安はいいの?」と聞いたら、
「まあ、良い方だね。一日に人が一人殺されるくらいだからね!」
と言われて、その内容と、南部訛りで何を言っているのか
殆ど分からない英語にビビったりと、
色々あった町だった。



自分が思い出のある町が、
こうして映画の舞台になるってことは、
非常に嬉しいことである。






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