July 10, 2011 00:22
「レニークラヴィッツの作り出すグルーヴ」
前の日記にも書いた、
見た目は真面目な会社員だけど、
実はヘヴィメタのギタリスト。
彼に、「レニークラヴィッツのギターはうまいんですか?」と聞いた。
すると彼は、
「レニークラヴィッツは、全ての音にグルーヴを作り出してしまう」と言っていた。
確かに、そうだなと思った。
その言葉が、すごく印象的だった。
、、、、、
グルーヴっていうのは、
イメージでいうと、
全ての音が、万遍なく絡みあって、
音ひとつひとつが、素材だとしたら、
それが綺麗に溶け込んで、
一つのなめらかなコクのあるシチューになったような。
そんな感じでしょうか。
ウズが、渦巻いているというか、
音が、うねっているというか、
要するに、ヘタクソな音楽は(ジャニーズとか、日本の歌謡曲とか)、
音一つ一つが、ヴォーカルの声をふくめて、
ただの「単体」なワケですが、
グルーヴのある曲は、
全部の音が、絡みあってんだよね。
例えると、
ヘタクソな音楽は、
安いワインで、安いアジしかしないけど、
または、コンビニのべんとう的な、
食べ終わった後、虚しくなるんだけど、
グルーヴのある良い音楽は、
コクのあるワインというか、
食べ終わった後、その余韻に浸れる食事、みたいな。
、、、、、
そういう、目に見えないけれど、
確実にある、感覚の世界。
それを表す、「音楽」って、
やっぱり、スゴイよね。
2011/7/10. 0:16am