June 18, 2011 23:45

"From Apple to internal conclusion"

椎名林檎のリンゴつながりじゃないが、
昨日、アップルと話す機会があった。

アップルは、アメリカ日本関係なく、中途採用しか通常していないらしい。

理由は、
「即戦力が欲しいから」。

昨日話した人は、
本社のアップルリーテイルで働くアメリカ人と、
日本の量販店にアップル製品を入れ、売り方の指導をする、アップル・ソリューション・コンサルタントの人事部長。

最初に話したアメリカ人の方とは、話をしていて純粋に楽しかった。

英語だと、ダイレクトに、
"So, what brings you here?"
と本題から始まる。

英語で自分が如何にアップルの製品が好きかを伝えて、どんな仕事があるのかを聞く。

実際に彼らが採用する際、
1. Apple culture にフィットするか
2. その道(IT系)の営業のexperienceがあるかどうか

を見るらしい。

俺の場合は、1は満たしているが、
2が無いから、すぐには採用できないと。

その為には、2を何処かで積むか、
または、上に書いた量販店での営業で結果を出して、そこから本社に移るか、と。

まあ、どっちも興味は無いので、その道は行かないが、
昨日話して思ったのは、
やっぱり、自分が好きな会社の人間と直接話す機会があるってことは、そこから学べることがたくさんある、ということ。



実際、そのアメリカ人に聴いてみた。
"How is it like working in Apple?"と。

彼は、"Exciting, demanding, and Fast"と答えていた。


めっちゃ楽しいけど、
結果をスゲえ求められるし、
同時に、全てがめちゃくちゃ速いらしい。

まあ、スティーブジョブズの社内での批評を見れば、それは分かる気がするけど。




でも、俺が思ったのは、
やっぱり、
自分が憧れるものを持ち続けることの大事さと、
英語を本格的にビジネスでガンガン使い、揺るぎないコミュニケーション力をキープしておくことの大切さ。


アメリカ人には、やっぱりハッタリをかましたり、強気で話した方が良いし、
日本人には、相手の言わんとすることを汲み取って、抑え気味で言った方が良い。

頷き方も、間の取り方も、
表情も、相手の目を見る時間も、
笑いの取り方も、
握手の仕方、お辞儀の仕方も、
全部変わってくる。


そういう、「どんな人種でも、相手に合わせて対等に自分をコントロールできている」状態にいる時、
俺は何だか、
自分の能力を最大限に発揮しているっていうか、
「自分の可能性を最大限まで引き出している」感じが凄くして、超楽しくなるんだよね。


多分、自分が自分のことをコントロールできて、
なりたい自分像を演じられている、と感じることが好きなんだろうな。
俺は、人の真似がうまいからな。
(これはモノマネって意味じゃなく、
憧れる人の素振りを真似する、ってこと。)

、、、、、

昨日はまた別の方と話をしたんだが、
彼と話していて思ったのは、
俺は、
「自分が何かを"完成型"まで近づけるために、それを磨いて行くプロセス」が好きなんだろうな、と。


今自分が持っていない力を付けて、
「自分」という「モノ」を、自分の思う「完成型」に近づけること然り、

絵を描いて、それを完成に持って行くことしかり、

文章を書いて、自分が感じていることを、客観的に「文字」という媒体を使って、カタチに残すこと然り、



「何か」を、
自分の理想とする「完成型」に近くして行くプロセスに、
すごいやり甲斐を感じる人間なんだと思う。


だから、
村上春樹の文体も好きだし(流れがあるから)、
ルネサンスの様な美しい美術も好きだし、
素晴らしい音楽も好きだし、

そのモノの、
カタチ、
バランスに、
すごく拘るんだと思う。


だから、文章に流れの無い作家の文章を読むことを嫌うし、
美しいもの、
バランスの取れたものを好むんだと思う。

音楽も、荒削りのものは嫌うが、同時に、完全に完成された曲(例えばクイーンとか)も同時に嫌う。
それは、もう「完成されている」から、そこに面白みを感じなくなってしまう。

だから、まだ発展し甲斐があったり、その途中段階にいるアーティスト(エアロスミスとか)を好むんだろうか。

あ、でも、
レニークラヴィッツは、結構完成型か?
いや、彼も発展段階だわね。


、、、、、

なんかトピックがズレてしまったが、
そんな事を思う。


俺は、自分の理想とする「自分像」に近づいている、
または、今していること(すなわちそれは仕事)が、上の条件にダイレクトに結びついている時、
ものすごいやり甲斐、生き甲斐を感じるんだと思う。

ならば、自分が次にどんな自分になりたいのか、
次に付けたい力は何なのか、
または、
どんな自分でいることに、一番ワクワクするのか、

それを、常に見失わないための工夫をし続けることだな。


、、、、、

書きながら、勝手に完了。

アップルの話から、自分の気づきへ。

2011/6/18. 23:39





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コメント一覧

2. Posted by Shun   June 20, 2011 14:14
Takashi

そうなんだ、レニーは後二回進化を残してるんだ。

その一回目は今度出るアルバムでかしら?

レニーは、毎回進化してるけど、
その時に出すアルバムでは、
その時点での「完璧」に近づけているから良いよね。

1. Posted by Takashi   June 20, 2011 09:51

レニーは、まだ進化を二回残している。

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