February 23, 2011 01:46

「脳の王国」by 茂木健一郎

_SS500_

茂木さんの本。
先日2週間程前に買って、読み終わりました。

彼の本は、約1年半程前にハマって、
殆ど彼の著作品は読んだ。
ハマったのは、彼の書いた「脳を活かす仕事術」
などの本がきっかけだった。

今、本棚を数えてみたら、
彼の本が15冊以上あって、ビックリした。

しかし、そんな茂木さんの本も、
1年程前から、読むのをすっかり辞めていました。

理由は、彼の本はつまらなくなったからです。

彼は、自分が書きたいから書いてるんじゃなくて、
他の人に書いてと頼まれているから、
仕事の為に書いている。

そんなオーラが、最近は満載でした。

なので、一時期は、彼の本を見ると、
条件反射の用に手に取って買っていましたが、
1年程前から、逆に彼の本を見ても、
ちらっと中を見て、「また同じようなことが書いてあるな」
と、避けていました。

*****

今回、この本が出て、
正直、買おうか迷いましたが、
久しぶりに、と思い購入。

読んでみて思った事は、

,いら内容の無いような本でも、
少しは、触発されたり、得るところがあること。
だから、本を頭ごなしにバカにして、
それを一切読まないというのは、
やっぱり勿体無いというか、
自分の知識や視野の広がりに対する
可能性を狭めている、という事。

△笋呂衞侈擇気鵑蓮
何かを「書きたくて」書いているのではなく、
「仕事の為に」書いているんだなあ、
ということ。

,亡悗靴討蓮
やはり本を読む意義が、そこにあるわけです。
純粋に、一冊丸ごと面白くて、
読み終わるのが勿体無い様な本もあれば、
俗にいう流行のビジネス書で、
正直内容は殆どなく、
一度読み終えれば、
もう二度と目を通す様なことは無い様な本もありますが、
どんな場合にしろ、
一冊の本からは、最低一個のことは学べるはずです。

それを、今回この本を読んで感じました。

しかし、△亡悗靴董

茂木さんは、「脳を活かす〜」シリーズを書いている時は、
まだ、「書きたい事が沢山あるんだよ!!」
という感じがあったので、
彼の文章にも、言霊というか、
勢いが乗っていた気がしましたが、
最近の彼の文章は、流れが無い!!

今回の「脳の王国」も、
毎回雑誌に掲載していたエッセイを
集めたものなんだけど、
何しろ、「いつの期限までに、何ページ分、
何ワードを纏めなきゃいけない」感が満載で、
そりゃあ、「うんうん」と頷く記事もいくつかはあったけど、
殆どは、熱が入っていないというか、
なんか、ページを埋める為だけに、
どこかからトピックを引っ張って来て、
何とか書き上げた、

そんな感が満載でした。

そう、毎日連載をやっていて、
疲れきっている「コボちゃん」のように。
(だからコボちゃんは、全く面白くないよね。)

******

人はさあ、
想いがあるから、物ごとを書くんじゃないの?

伝えたい事があるから、
書きたい事があるから、
「文字」を使って、「文章」というものを
書くんじゃないの?

仕事のためとか、
何かのために、
自分が書きたくない文章を書いている人の文は、
一瞬にして、
それに魂がこもっていない事が分かる。

茂木さんも、さぞかし忙しいだろうが、
あちこち手を付けすぎないで、
一つの事に、集中していればいいのに。

元々脳科学者であり、
研究職なんだから、
一つの事に籠って、何かを突き詰めた経験があったからこそ、
今までの本が書けたんだろうに。

それを、その状態で、
テレビに出るは、
対談をするは、
記事を書くは、
「あなたは一体何をしているんですか?」
並に、色々やっているから、
彼の書く本の内容が、非常に薄くなっている。

物理的に、本の文字もデカくなっているし、
ページも薄くなっている。

そういうのを見ると、ガッカリしてしまう。
元々その人の書いていたものが、好きだったが故に。

******

それと、わざと論文っぽく書こうとしたり、
何か、型にはめて書こうとすると、
その文章は、命を無くす。

彼も、このエッセイの中で、
坂本龍馬の脱藩のことや、
日本人の意識がいかに狭いかを
言っていたけど、
茂木さんの一回一回の文章自体が、
小さく、こぎれいに纏まりすぎていた。

だから、読んでいて、
気持ちよくなかった。

******

元々は、文章のプロでは無いから、
仕方ないのかもしれないけれど、
こんな風に、
「文章のプロ」では無い人が、
その流行や、ブームなどに合わせて、
誰でも本を出せる時代。

そんな中身の無い本を読むと、
頭に来るというか、
何か、しっくり来ないよね。

愚痴っぽくなりましてすみません。

2011/02/23 1:46am





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