February 04, 2011 14:35

「台湾1日目、中編 〜Liとの再会とヘアサロン〜」

2011年1月28日(金) 15:00過ぎ

ジェニファー一家と一緒に乗った新幹線は、
無事に高雄の駅に着いた。

そこから、迎えに来ていたホテルのバンに乗り、
高雄市内、ジェニファー一家が今夜泊まるホテルへ向かう。

バンから見る高雄市内は、台北に比べると、
そこまで込み合ってはいない。
少し、栄えた第二の都市と言う感じ。

高雄は、台湾で二番目に大きい都市である。

******

バンがホテルの前に着き、
ドアマンが荷物を全て、ドアの中へ運んでくれる。

ジェニファーに聞く。
「ワオ、凄いホテルだね。
今日はここに泊まるの?」

ジェニファーが答える。
「いえ、今日はここに泊まるのは私たち家族だけよ。
リーの家族とあなたは、別のホテルに泊まるのよ」


ほう、そうなのか。
俺は、先のプランがどうなるか、
全く分かっていなかった。
というのも、リーがメールで予定を伝えるよ、
といいつつ、結局何も来なかったから。
まあ、その場で何が起きるか分からない方が
楽しいんだけどね。

リーが今ここに向かっているというので、
ホテルのロビーで待つ。

途中、ジェニファーの親戚の方も合流。
日本語が少し分かるおばあちゃんは、
「こんにちは」とか話しかけてくれた。



間もなくすると、
ジェニファーが振り返った。
「There he comes!」

見ると、長身のリーが歩いてくる。

彼の方に行って、
"Hey! Long time no see, man!"
と言いながら、握手をする。

久しぶりに見たリーは、やたらと背が高かった。
こんなに背が高かったっけ?

後で聞くと、6フィート1インチあるらしい。
アメリカにいた時は、周りに背の高い人は
沢山いたから、彼は目立たなかったのかもしれないけど、
今回、アジア国内で見る彼は、姿勢が良くて、
やたらと背が高く見えた。

ジーンズとコンバースのスニーカーと、
チェックのジャケットを着た彼は、
ジェニファー一家と少し話す。


俺を見てやつは、言う。
"Hey Shun, you are so skinny!"
"No, I'm not!"
"Yes you are! Look at my belly!"

彼は全然太って見えないが、
お腹の周りには、贅肉が付き出したそうな。

ジェニファーは、"Uh, huh"という感じで、
含みを持った笑みでうなずいている。


その後、全員で、ジェニファーの泊まる部屋に、
荷物を運んで行く。

運び終わり、ここで今日はジェニファーにはお別れ、らしい。


聞くと、台湾では、
本来は結婚式の朝に、花婿が花嫁の家まで、
車で迎えに行く。
だから、式の当日までは、
2人は一緒に暮らさない。

今回は、2人ともアメリカに生活を移しているので、
こうして2つの別々のホテルを借りて、

花婿とその付添人の親友(今回は俺)と、
花嫁とその付添人の親友(今回はジェニファーの妹のスー)

が、それぞれ別々に式の前の夜を過ごす。

そして、式の朝、
俺とリーが、
二台の車に乗って、
ジェニファーとスーの待つ、
ホテルへと迎えに行く・・・・。

(2台の車を使うというのは、
翌日、車が迎えに来た瞬間に知る。)

*****

てなわけで、俺とリーは、
ジェニファーに別れを告げて、
いざ、TAXIに乗り、
リーのホテルへ向かう。

*****


久しぶりに会ったリーは、
元気そうだった。
非常に顔色も良く、
何しろ、Happyそうだった。

何しろ、彼は、俺が2005年の8月に
彼に初めて会ったとき、
それまで3年近く付き合っていた彼女と別れたばかりで、
その後、俺がロングビーチを去る2008年の4月まで、
ずーっと、ブルーだったからね。

で、俺がそこを去る直前に、
ジェニファーと会ったってわけ。

その時のいきさつは、
下の日記を参照。

2008年4月、リーと最後に会った時の日記

2007年10月、リーが前の彼女との関係で悩んでいた頃の日記


*****

俺とリーはよく、
2005年の秋学期、
彼は当時Targetで働いていたんだけど、
(赤いポロシャツを着ながら)
彼が仕事を終えた金曜の夜8時頃、
まだロングビーチに移って、友達もほとんどいなく、
金曜の夜を一人で過ごしていた俺のところに来て、
「ヘイシュン、酒を飲みに行こうぜ。
俺のおごりだよ」と、
「割烹本田」という、日本の居酒屋風の店に、
良く行っていた。

まあ、リーは、その時別れた彼女の事をひきずいっていて、
誰かにブロークンハートのことを聞いてほしかった訳だけど、
俺としては、
彼はいいやつだし、
後は、全部おごってくれるので、
「ほうほう」「そりゃあひどいね」
なんて言いながら、ご飯を食べていた。

*****

そんな彼も、俺がロングビーチを去る頃には、
ジェニファーと出会い、
本当に幸せそうだった。
彼と約3年近くハングアウトしてきて、
初めて彼が幸せそうに見えた時だった。


そんな彼が、今回結婚できて、
俺は本当に嬉しいよ。

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*****

リーに聞く。

「これからどうんの?」

彼曰く、
「これからサロンに向かうんだ。
You know, I goto to do something for tomorrow's wedding」

聞くと、ヘアサロンで髪を切るそうな。

ぶっちゃけ、俺も今回は、
リーの式に会わせて、日本で5日程前に、
髪を切りに行って来てたんだけど、
その出来に、正直満足していなかった。

だから、ちょっと冗談まじりでリーに聞いてみた。
「俺も切っていい?」

すると、彼は、「Yes! That would be great!」と。
お、それならと、
結局2人で髪を切る事に。

*****

リーの友達が紹介してくれたとう、
高雄市内にある、ヘアサロンに向かう。

店の前には、大きな通りがあって、
そこには凄まじい数のスクーターが停められていた。

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*****

中へ入ると、店員の女性が一人、髪を切っている。
客は、10代後半か、20代前半の男の子2人。
一人が髪を切ってもらって、
もう一人が、その横にぴったりくっついて座って、
スタイリストの女性に一緒に意見を言いながら、
まるで3人の友達同士で、一人の髪を切っているみたいな感じで、
仲良く大声で話しながら、髪を切っていた。

こういう光景って、日本じゃ中々無いから、
凄く面白いなと思う。


リーが何やら中国語でそのスタイリストに聞く。

どうやら、彼女はまだその男の子の
髪を切っているから、
もう少し待つ必要があるらしい。

すると、外からもう一人の女性が入ってきた。
彼女もスタイリストらしい。

リーとさっきのスタイリストが話すと、
俺の髪は、その新しく入って来たスタイリストが切る事になった。

で、リーは俺が髪を切ってもらっている間待ち、
俺が髪を切り終わった後は、
リーが髪を切っているのを待つ事になった。

******

俺が椅子に座ると、
リーと俺の担当のスタイリスト女性は、
何やら凄い勢いで話し合っている。
聞くと、俺の髪型をどうするか、
確かめたいとのこと。

何かヘアマガジンは無いかと聞くと、
日本のスタイル紙を持って来てくれた。
台湾では、日本のスタイルがいつも流行っているので、
必ず日本の雑誌が置いてある。


この中からヘアスタイルを決めました。
(ウソです)
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サイドを刈り上げて、
で、上は短く、と、
雑誌を見て指すが、
スタイリストのその女性の拘りようは凄かった。
とことん納得が行くまで、
リーと、話す話す。

で、5分程話し合った後、
じゃあ始めよう、と、
まずはシャンプー代に頭を洗いに行く。


その女性は、凄く丁寧に頭を洗ってくれた。
日本じゃ、あっと言う間に終わっちゃうけど、
その女性は、髪を丹念に洗った後、
首の後ろのつぼのマッサージまで、丁寧にやってくれた。

丁度、さっき新幹線で台北から高雄まで、
ほぼ直立不動で寝ていたので、
首が超痛かったから、
マジで気持ちよかった。

*****

その後、彼女は、非常に丁寧に、
真剣な顔をしながら、髪を切ってくれた。

髪を切っている間も、
俺に何かを聞いてきて、
俺が分からない顔をすると、
リーを読んで来てくれて、訳してもらった。

仕上がった後は、
リーに、スタイリングの仕方や、
俺の頭の後ろは、骨が出っ張っているから、
それを考えて、この部分は短くしてある、
ここから長くしてある、など、
超丁寧に説明してくれた。

中々、ここまで説明してくれる人はいないので、
僕は非常に感動したのでした。

ちなみに値段は、
これだけやってもらって、たったの800円ほど。
最高ですね。
(これはリーがおごってくれました。リー君ありがとう)

******

その後、リーも髪を切ってもらう、
俺は、雑誌を読んだり、テレビを見たり、
外に出て街を見たり、
いろいろしていた。

髪を切ってもらっているリー
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ある雑誌の後ろにあったブランドの広告。
ドラえもんが台湾では流行っているらしい。
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その時、そのヘアサロンは、
入り口を開け放していたんだけど、
気温も春くらいで、
湿度も無く、
丁度、アメリカの春を思い出した。

アメリカの初夏の頃。4月の末くらい。
丁度いい気温の頃。

その時、ロングビーチのアメリカ人のやつらと
一緒にルームシェアをしていた頃のことを思い出した。

その時の感情を、iPhoneで記しておいた。

そこからの引用。


******



このヘアサロンで、
丁度いい気温。
ロングビーチのあの家を思い出す。

いろいろ楽しかったな。
マサさん、に感謝。

あの頃の記憶、
蘇る。

めっちゃ丁寧に髪を切ってくれる女性。
髪の毛が入ってないか、
ドライヤーでせなかをこれでもかと払ってくれる。

ロングビーチの、あの家の感じ。
忘れちゃいけない。
あの気持ちいい感じ。

ああいう感覚は大事にしないといけない。

、、、、、、

旅に出ると思い出すこの感覚、
その瞬間に、書き記すべき。




******


ちなみに、俺のスタイリストが凄いなと思った他の点は、
髪を切り終わった跡、自分の髪の毛が
背中に入って、かゆかったのを、
彼女が気づき、
何と、ドライヤーを使って、
首の後ろから、ドライヤーを突っ込んで、
全ての髪を落としてくれたのでした。

普通は日本じゃこんなのやんないけど、
凄いなあと思った。
やり方も荒くて凄いし、
何しろ、徹底的なのが凄い。
しかも、そんな風にしたら、
服に刺さった髪の毛が落ちる事も知りませんでした。

いやあ、マジで驚きと感動の連続だったわ。

余りに感動したので、
彼女たちと写真を撮りました。

CIMG1725


リーも一緒に
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その後、支払いのとき、
どうやら来た客は全員アンケートを書くらしいんだけど、
リーが書き終わった後、
俺の分は、リーの髪を切った方の彼女は、
アンケートを前に、俺の顔を見て一瞬迷いながら、
名前の欄に、自らこう書いた。


「日本人」


それを見て、俺が「にほんじん!?」と言ったら、
リーとその女性も、それを聞いて爆笑した。

結局、俺も自分でアンケートに名前を書いて、
なぜか2人とFacebookのアドレスを交換することに。

(この後、次の日も俺はLiの結婚式で、
Liの親戚の子たちとアドレスを交換することになって、
『Shunは至る所でFacebookアドレスを交換している』と
からかわれる。)

*****

ちなみにリーからもずっと言われていたが、
俺は日本人には見えないらしい。

眉毛が誰よりも濃いからだろうか。

リーに、「じゃあ、どんな顔が日本人なんだ?」と聞くと、
「こう、目がもっと細くて・・・」と。
でも、色んな日本人がいるけどね。

でも、理由はどうあれ、俺は台湾人にそっくりらしいです。

よって、そこから俺のあだ名は、
「Taiwanesse Native」(台湾原住民)に。

*****


ちなみに、今回思ったのは、
日本意外の国って、「人が、人らしいよなあ」ということ。

日本は、「お客様」と「店員」という感じで、
隔たりがあるし、丁寧な言葉は使うけど、
感情をそのまま出す、ということが余りないと思う。

でも、他の国って、
店員だろうが、客に怒ったら怒るし、
客がいようと、好きな様にしている。

今回も、俺の髪を切り終わったあと、
何と俺のヘアスタイリストの女性は、
自分の髪を、シャンプー台に洗いに行っていた。

途中で、彼女がいなくなったと思ったら、
奥のシャンプー台で音がしてたから、
「あれ?いつの間に別の客が入って来てたんだ?」
と思ったら、
なんと、彼女自身が、自分で寝て、
髪を洗っていた。

すげえ。


例えば、ジェニファーの家から、
台北駅まで向かう途中のTAXIのおじちゃん。
自分の娘の写真を見せてくれたり、
テレサテンを大音量で聴かせながら、
上機嫌で話しまくったり、など・・・・。

アメリカもこんな感じだし、
ヨーロッパの国も、こんな感じだし、
オーストラリアも、グアテマラも、エルサルバドルも、
タイも、カンボジアも、メキシコも、
どこもみんな、国の文化に違えはあれど、
誰もが、もっと、「人間らしい」気がする。

日本の文化は、「恥の文化」というか、
感情を表に出さない事が美徳とされるから、
今のような国になったんだと思うけど、
他の国に行くと、やはりこういう違いを感じる。


毎朝、電車の中で、
無表情で、暗い顔で、
電車に乗る通勤列車の人たち。

何か、こういう生き方を
一生続けるのは、もったいないよね。
人生に対して。

*****

さて、
髪を切って、2人のヘアスタイリストにグッバイした後は、
そのまま俺たちのホテルへ。

やけにバカでかい鍵をもらい、
そのまま俺の部屋に荷物を置いた後、
リーの部屋へちょっと寄って、
その後、ナイトマーケットへ!

鍵の写真
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高雄のナイトマーケットへ行く前に、
一旦、リーの親戚の住む家に行く。

そのアパートのエレベーターに乗った時に、
そこで待っていた、リーのお父さんとお母さんにも、
3年ぶりに再会する。

「シュン!」と。
Mr. LoもMrs. Loも、
2人とも元気そうだった。
3年経つと、やっぱり人は少し年を取るものだな、
そう感じた。

親戚の家で、みんなに挨拶をして、
その後リーと街へ繰り出す。

地下鉄に乗る時には、
ゲーム用のチップみたいなのが、
コインとして出てくる。
で、それを、日本のPASMOやSuicaみたいに、
ピッてかざすと、
それで改札のドアが開く。

他にも、PASMOみたいなものを
定期として持っている人は、
それでドアが開くけど、
一回一回切符を買う人は、
実際に使うのは紙の切符では無くて、
この薄くて軽い、カジノのチップみたいなコイン。

これ
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凄く面白いなと思った。


地下鉄の改札。
改札に入るときは、この画面にコインかカードをピッとやり、
改札を出るときは、この穴にコインを入れる。
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コインを買うところ。
画面にタッチして、駅を選ぶ。かなりハイテク
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マップ
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*****

地下鉄の中は、
飲食禁止。
で、かなり綺麗。


途中で気づいたが、
台湾は、メガネをかけている人が、
やたら多い。

俺は統計を取ってみたが、
街にいる人のほぼ50%は、
メガネをかけていた。
(若者は黒ぶちタイプが主流。
年配の方は、銀のフレームが主流。)

リーにそれを言うと、
「そうかあ?そんなことないよ」と。
しかし、地下鉄の中を見回しても、
見事というくらい、
半数は、メガネをかけていた。

ジェニファーの兄貴のベンジャミンもかけているし、
ジェニファーの妹のスーも、
目が悪くないくせに、だてメガネをかけていたし、
ジェニファーのお父さんも、
リーの親戚のいとこも、
みんなかけていた。

メガネ大国、
エイジア。



駅の様子
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*****

さて、次はナイトマーケットの様子です。
写真の容量が大きすぎて、
一回の記事にこれ以上収まらないので、
次に分けます。







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