July 16, 2010 16:43

「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」by 佐藤可士和

『佐藤可士和のクリエイティブシンキング』


面白い本だった。

印象に残った言葉。

「外見は、一番外側の中身」

この例で、例えば Ipodの話が出ていた。
MP3プレイヤーで、一番美しいフォルム。
Macもそう。
見た目から入る。
しかし、パフォーマンスも良い。

人は、見た目の良いものに、まずは目を惹かれる。
いくら中身が良くても、
外見で目を引き付けられなければ、
その良い中身さえも、見てもらえない。


これは、人にも言えると思う。
「外見なんて関係ない」という言葉を使う人の心理には、
2つあると思う。

「一番大事なのは、中身だ」ということと、
「俺は、見た目がかっこわるいから、
全然気にしない。中身だけよけりゃあいいんだ」
という、半ば外見を捨て去る態度。

前者の方は、誰にも言えると思う。

後者の方は、良い意味で、外側を気にしない、
という潔さなら良いが、
「中身だけが大事」と言って、
逆に、外身の身だしなみや清潔さを、
捨て去って、気にしない人も出てくる。
(俗にいうオッサン)

そうなってしまうと、全然本質とかけ離れてくると思う。

人間でいう「見た目」は、
もともとの顔や体の作りなどの、「かっこよさ」ではない。
いかに、その人が、
自分が持ちうる素質を生かして、
それを最大まで魅力的に見せるかという、
その「意識、努力」に、
本当のかっこよさが、外見に現れてくる。

それは、常に清潔に自分を保つ事かもしれないし、
外見を気にかける、という、意識、行為からくるものかもしれない。


そんなことを、この言葉から考えた。


*****

それともう一つ面白かったのは、

「どんな分野で活躍する人でも、
一つのことを極めた人は、
同じものを見ている。
本質を見ている。」ということ。

「突き抜けると、本質が見えてくる」と。

「”何か”を追求して求め続けると、
どこかである一線を突き抜ける事ができ、
今まで見えなかった本質の世界が
見えてくるのだと思います。
どのようなジャンルからのアプローチでも、
その本質世界はつながっていて、
どなたもある同じ風景を
見ているような気がするのです。」
(154ページより抜粋)



だから、どんな分野でも
極めた人は、
人間として、面白いし、
人間として、非常に濃い人間になるのだと思う。


この章でも、
佐藤さん自身が、
アートと、音楽、
そして、スノーボードに、
繋がりを見つけた話が載っていた。

スノーボードでは、バランスを取る。
その「バランス」が、
人生の何の分野においても、
非常に大事な事。


*******


こういう、本質をついたことを考えたり、
読んだり、
話したりするのが、好き。


2010/7/16 16:43


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