May 26, 2010 02:04
「だから、書く。」
今日、久しぶりに銭湯に行った。
前回行ったのはいつだろう?
本当にリラックスできた。
やっぱり、お湯に浸かるのはいい。
自分は、水に入る、という行為を
しないと、やっぱりリラックスできないらしい。
というか、水に入ることで、
心からリラックスできる。
今日、2006年位の日記を読んでいた。
当時、サーフィンに行って、海に浮かぶことで、
自分がニュートラルになる話を読んで、
そうだよな、と思った。
普段、簡単にサーフィンできないから、
こうして、自分で工夫してやるしかないな。
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今日は彼女と久しぶりに話した。
iMacは、カメラもマイクもすべて内蔵されているから、
そのまんま画面に向かって話せば、
普通に話せる。
しかも、Macから2メートルくらい離れても、
声を拾ってくれるから、
洗濯物をしたりしながらでも、普通に話せる。
ふと考えて、凄いなあと思った。
今から15年前には、こんな機能はなかったよ。
今は、カナダにいる時差16時間の人と、
こうして人類が開発したテクノロジーで、
日本にいる人とが、リアルタイムで会話ができる。
まるで、その人が目の前にいるみたいに。
本当に凄いと思う。
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俺の今の住まいは、
結構恵まれた環境にあると思う。
駅まで歩いて7分くらいだし、
下におりれば、
100円ローソンも、セブンイレブンも、
日経を届けてくれる新聞社も、
郵便局も、
歩いて行ける距離にある。
チャリを10分かっ飛ばせば、
銭湯にも行ける。
ついつい、今自分がある状態を
客観的に見つめて、そのありがたさに
「感謝」することを忘れてしまうけど、
ふと立ち止まって、自分の置かれている状況を
冷静に見て、
今あるものに、感謝すること。
その心が、大切だなと思う。
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今日、お湯に浸かりながら、
心の中のストレスを全て出し、
同時に、精神統一をした。
今の俺の働いている会社に対して、
色々と不平不満を言うことはできるが、
それは、あくまでも、「会社が自分に何かをしてくれる」
というスタンスで考えたときに、そうなるもの。
もしも自分がこの会社の経営をしていたら、
給料のこと、社員のマネジメントのこと、
経営のこと、今後の営業方針のこと、
全て考えてやらなければならない。
会社に「与えられるもの」ばかりに目を向けて、
それに愚痴を言っていては、
自分の社会人としての力は、一向に付かない。
そうではなく、
自分が、この会社を使って、
何をしてやるのか。
どれだけの利益をこの会社にもたらして、
自分が、この会社をどこまで成長させてやれるのか。
そういった視点でものごとを常に考えれば、
自然と、日々の自分の仕事に対する姿勢は変わり、
「やらされている感」は無くなり、
「どうやって更にこの会社を儲けさせてやろうか」
に視点が変わる。
そして、その視点で働き続ける結果、
自分の社会人としての市場価値は自ずと上がり、
自分の「仕事力」も、どんどん伸びて行く。
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今月の初めの方に、俺が苫米地さんの本を読んで、
自分を客観的に見たとき、
自分が、なぜこの仕事を今しているのか、
それを、客観的に見たとき、
自分の心は、軽くなった。
それは、自らが、
金の為に今の仕事をしているのでは無く、
自分を成長させる為に、
今の「仕事」、つまり「ゲーム」を楽しんでいるからだ、
と。
この世の中の仕事を、
全て、「ゲーム」に置き換えたとき、
俺は、今やっているゲームが、好きだ。
それは、人を相手にして、自らが付けたい力を付けるから。
だから、今は、このゲームを、まだ自分が納得行くまで
攻略してないから、
だから、今はこれを極めたい。
そう、シンプルに思えただけのこと。
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話を戻して、
今自分がいる会社で、
「どうやって、もっと貢献してやろうか」
そう考えるときは、
そのゲームの、コマンダーになっている、ということ。
ただ、ゲームを渡されて、言われる通りにやるのではなく、
そのゲームを作る立場に立ち、
更に改良するには、どうしたらいいのか、
そういったことを、考える様になれば、
今のゲームを攻略した後でも、
別のゲームに移った場合でも、
常に、その「ゲーム」を
攻略するには、そしてより良くするには、
どうしたらいいか、というマインドセットができているから、
だから、社会人としての、
「市場価値」が高くなる。
ということ。
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ちなみに、俺は今まで生まれてから、
常に周りに女性が多い環境で育って来た。
家族も、上はお姉ちゃんだし、
中学に入っても、最初に入った陸上部は、
なぜか女子が多かった。
高校の水泳部は、まあ、男子と女子は半々だったが、
昔から、女性が多い環境によくなるし、
その方が、心地よかったり、する。
今の会社の環境も、
気づいてみたら、周りは女性の多い環境だった。
今いる新宿本店は、男性スタッフが
俺を含めて2人しかいない。
(しかもどちらも同じ苗字。何たる偶然)
そして、女性の数を数えてみたら、
なんど22人近くいた。
うちの会社の社員自体も、7割は女性だしな。
そういう偶然が、
人生は起こるから不思議だ。
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普段は、先輩に
経営について学んだりとか、
マネジメントについて学んだりとか、
営業について学んだりとか。
そういったことが余りない。
だからこそ、今は自分で本を読み、
そこから学んでいる。
本を読むのは楽しい。
普段自分が会えない人からも、
多くのことを、本を通して学べるから。
今は、どんどん自分でできることを
していけばいい。
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今日部屋の掃除をしていて、
自分の中学生から高校時代、
留学時代の日記が入っている箱を掃除した。
中には、俺が15歳の頃から、
25歳までの日記がずっと入っている。
当時の俺のその時々の思いを読んで、
色々思い出した。
高校3年の頃、
NYの同時多発テロが起きて、
そのときも、随分進路に関して悩んでいたな、とか、
留学時代に、
アメリカ一周したときも、
色々と悩んでいたり、考えていたな、とか、
まあとにかく、
いっつも考えて、悩んでいたな、と。
しかし、その後銭湯に浸かって思ったが、
人生というのは、
先を考えて、「どうなるんだろう」「ちゃんとできるだろうか」
そう思い悩んでも、
逆に、「何とかなるさ」と前向きに進んで、
余り悩まず進んでも、
結局は、行くところに行き着く、ということ。
大事なのは、
「そのとき」を思いっきり、楽しむことだ、ということ。
高校3年生のときに、
「アメリカではテロも起きたし、
英語の先生も、親父も、
全員が、留学をしても、帰国後の就職は無いと言うし、
俺は進路をどうしよう。
日本の大学も受けないのか?と言われるし、
どうしよう」
と俺は悩んでいた。
しかし、今となっては、
そんな、「就職が決まるか」なんて思いは、
そんなときに、悩む必要なんか、
一切無かった訳だ。
だって、そんなの、
そのときにならないと、分かんないからね。
それに、そのまだ来ない未来を悩むより、
「今」を生きて、
その「未来」が来たら、
その時に、そこで全力でベストを尽くせばいいのだから。
逆に、そうやって、
まだ見えぬ未来を無駄に不安に思い、
「その時」を楽しめていなかったら、
それほど、勿体ないことはない。
だって、その高校3年生のときは、
そのときしか無いんだから。
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俺は、今まで、ずっと将来を
悩んで生きて来たけど、
今は、自分の将来を、
無駄に心配する、ということは余りない。
もちろん、今から数年後に、
どうしているのか、
それが見えず、考えることもよくあるが、
しかし、先を見ようとして真剣に考え、
オプティミスティックに考えるのと、
無駄に先を不安に思い、
ペシミスティックに考えるのでは、
その後に生まれ出る、「未来」の結果は、
全く異なるものになる。
そして、ペシミスティックに考えて生きる日々は、
そのときしかない、目の前の「日々」を、
全然楽しめていないと言えよう。
人生は、そんなつまらないものじゃないと思う。
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きっと、今までの人生を通して、
色々な状況を経験して来たから、
もう、どんな状況に陥っても、
自分が諦めることさえしなければ、
何とかなる、ということを、
経験で、分かっているからかもしれない。
今、こうして、
自分の将来に対して、
根底には、自信というか、
信頼感があるのは。
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日本だけの「常識」に、埋もれないこと。
世界には、190以上の国があり、
日本というのは、その中の小さな一つの国でしかない。
自分の会社の「常識」に埋もれないこと。
自分が今いる会社は、
この190以上ある国の中の、
その中に数万とある会社の中の、
ほんの一つの会社にすぎない。
自分が今いる、時代の「常識」に埋もれないこと。
今自分が生きているのは、
西暦2010年という、ここ数十年で出来た
流れの中の「常識」の中にしか過ぎない。
常に、自分を、今自分がいる「常識」に埋もれさせることなく、
常に、自らを、客観的に見て、
自分の人生を、何かに流されること無く、
自らが本当に生きたい様に生きること。
つまりは、自分が本当に、
心から納得行く様に生きること。
それが、大事だってこと。
それを、銭湯に浸かりながら思った。
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一時期は、全然ブログに何かを書こうという
気が全然しない時期があったけど、
(前の会社で働いていた頃とか)
今は、最近は、
色々な考えが、どんどん出てくる。
同時に、色んな本を読み、
色んな刺激を受け、
どんどん、学ぼうとしているのが分かる。
きっと、今また、
自分の中で、改革時期になってきてるんだと思う。
こういう感覚、
自分の心情、
自分の状態を、
記録しときたい。
だから、書く。
2010/5/26 2:04am