April 12, 2010 02:51

「杖」


今日は、自分の今の会社に、前に勤めていて、
去年に転職をされた上司のJさんと
同僚たちで、バーベキューをした。

上司の方が誘って下さり、
先月の頭の方から、
今日やるということで、シフトの希望休みも出しておいた。

本当に久しぶりの日曜日の休み。
世間一般では、「日曜日」ってのは、こんなものかと、
贅沢なひと時を過ごした。

横浜の公園で、朝の10時から、
夕方の6時過ぎまで、ずっといた。

この3月末で転職をして、
4月から新しい会社に移ったO先輩も参加して、
元上司のJさんの奥さん、子供も含め、
9人でやった。


すごーく楽しかった。
本当に楽しかった。

バーベキューも楽しかったが、
食事の最中、
Jさんが、俺の将来に関して、
色々とアドバイスを下さった。


彼は、「転職活動」を遊びでもいいから
してみることを、薦めてくれた。

それは、今このタイミングで、転職をしなくても、
「転職」ということを考えることで、
自分が今いる会社のこと以外も視野に入れ、

この日本社会のフィールドの中で、
自分の立ち位置がどこなのか、

今している仕事以外に、他にも興味のある会社、仕事の発見にも繋がるし、

自分がもしも、他に移りたい会社、したい仕事が見つかった場合、
そこに移るには、何の力が必要で、
その中で、自分に今、何の力が足りないのか、

それらを知ることに繋がる。


それは、常に、この社会の中での、
自分のポジションを確かめることになり、
自分の市場価値を客観的に見て、
それを常に、高めようとする行為につながる。


彼は最初に言った。
「シュンの場合は、
きっといい仕事が見つかるんだろうけど、
そのタイミングを逃しそうで、恐いな」と。

最初、その意味が分からなかったが、
その後に彼が話してくれた話の中で、
それとは、
俺が、今の会社の仕事だけにフォーカスして、
それだけに満足してしまった場合、
他にももっといい仕事が見つかった場合でも、
それに移ろうと思ったとき、
その為の力が付いていないことや、
その機会にすら気づかぬまま、
それをスルーさせてしまう恐れがあること。

それを示唆して下さっていることに気づいた。



去年の10月に退職をされ、
今では別の企業で働かれているOさんも、
今日話をして下さったJさんも、
今日久しぶりに話をした、O先輩も、
みんな、別の企業に移ることで、
いかに「世界は広い」か、
逆を言えば、
いかに、今の会社の世界が狭いか、

それを、教えてくれている。



Jさんは言って下さった。

「お前は、今の会社で、過小評価されすぎなんだよ」と。

「お前は、本当にいいやつなんだから、
 一緒にいてすごく気持ちいいやつなんだから。

 だから、もっと視野を広げろ」と。



彼は、今の俺の会社の仕事を批判したり、
俺の今のキャリアプランをどうのこうの言っているわけでは無い。

彼は、俺が、常に、視野を広くし、
この社会の中で、常に、もっといい仕事、
自分にもっと合った仕事を探し続け、
それを見つけたとき、すぐに移れるような、
そんな状態でいられるように、

そういう意味で、「視野を広くしろ」と、
そう言ってくれている。


ここ最近の日記でも書いていたが、
俺は、今の会社で、1年後は見えるが、
2年後、その後のビジョンが見えない。

今の会社でずっと続けて行きたいとも今は思わないし、
しかし、その後をどうしたいのか、
それは見えずにいる。

そして、それを「見ようとしながら」生きることが、
実際に、見えてくることに繋がる、と。

そう書いていたが、

実際に、その「見ようとする」行為が、
具体的に何を指すのか、
それが分からずにいた。


そんな中、今日このタイミングで、Jさんがそんな話をして下さり、
その方法の一つとして、
「転職活動」をすること。

それが、自分の立ち位置を常に客観的にチェックし、
同時に、
次のキャリアプランをもっと明確にイメージするための
具体的な対策であることを、
示唆してくださった。


(ここで言う「転職活動」とは、
上にも書いたが、
実際に面接に行ったりとか、本当に転職活動をすることではなく、
常に、自分が今の会社を一歩出て、
他の会社に入ろうとする場合、
どのように評価されるのか、
今の自分には、何ができるのか、
自分の公正な市場価値は、
そして、自分が次にしたい仕事は何なのか、
それらの要素を確かめるための行為として、
他の職種、マーケットのことを、
常に把握しておくことを意味する。)



********



実際にJさんが今の俺の会社を辞める前には、
ほとんど面識が無かったが、
今日は、それだけの評価をして下さっていたことが、
本当に嬉しかった。



********



今歩いている、一本の細い道。

それを、ただ歩むか。


それとも、杖を持ちながら、
その杖を使って、他にどんな道があるのかを確かめ、
その上で、今の道を歩むのか。



今の道の2年後先に、道がどのようになっているのか。

それを、ただ何も確かめずに、歩むのではなく、

杖を使って、2年後の道が、
どのようになっているのかを、探りながら、
「今」を歩むのか。




その「杖」とは、
何なのか。




それを、考えさせられた、一日だった。



Jさん、有り難うございます。


2010/4/12 2:51am

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