December 06, 2008 23:11

「フェルメール展」

フェルメール

フェルメール展、行ってきました。
英語風に言うと、ヴァーミアーです。


「彼の全作品33作品ほどの内の7点が、一挙に終結!」
というのが謳い文句でしたが、正直大したことなかったです。



ここに載せた『真珠の耳飾りの少女』の作品は、
今回日本に来るはずもなく、それなりの作品しか来ていませんでした。
(ちなみに僕は、この作品をオランダで見てきました。めっちゃ良かったです)


それより何より、人が多い!!
多すぎる!!


いつも思いますが、日本の美術館は込みすぎです。
平日に行けばいいんでしょうが、平日に行く時間などあるはずもなく、
こうして週末に行くと、物凄い人の数で、辟易してしまいます。

いつも美術館や展覧会に行くと、
展示場を半分くらい周ったところで、
物凄く疲れた顔をして、椅子に腰を下ろしている人が
続出してきます。

そう、彼らは、
展覧会に、「絵」を見に来たのに、
あまりの人の多さに、「人」を見すぎて、
疲れてしまうのです。

DublinVermeer



「ホント、人が多くてやんなっちゃうわよね・・・」

「ええ奥様、まったくですわね」






数週間前の週末には、東京国立博物館の
「大淋派展」を見に行ってきましたが、
その時も物凄い人でした。

今日も相変わらず、物凄い人で、
入る前に、50分待ち。
入ってからも、作品を目の前で見るまでには、
長蛇の列。
ディズニーランドか何かと勘違いしてしまいます。

僕は美術館に行くのが大好きですが、
どうも日本の美術館に行くと思うと、気が重くなってしまいます。
いつも混んでいるからです。

Jan_Vermeer_van_Delft_025



「これぐらい空いたところで、ゆっくりと見たいものね・・・」








絵は、自分の好きなペースで、
ゆっくりと、好きなだけ絵の前で時間を取って、
日常の時間を忘れて、その絵が描かれた時代や空気に入り込んで、
その「雰囲気」や「時間」を楽しむものだと思います。

しかし、何ですかね、この日本の混みようは。
後ろから押されるは、ゆっくりと見れないは、
みんな我が先と押し合い圧し合い。
どこのバーゲンセールなんですかね。

Jan_Vermeer_-_The_Astronomer



「まったくだよ。こうして部屋で一人、地球儀を見ているほうがどんなにいいか・・・
 ウン、この角度でパーフェクト」




そして、もう一つ思うのが、
皆さん、律儀に列に並んで絵を見るということ。

別に展覧会の作品なんて、どれから見てもいいし、
好きな作品だけ見て、後はすっ飛ばしてもいいし、
もう好きなように見ればいいんですが、
皆さん、一番最初の作品から、しっかりと列に並んで、
自分の来る番を待っているんですね。
そりゃあ疲れますよ。そんな見方をしていたらね。

僕はそんな時は、入ったらまず駆け足で、
さっさと館内を一周して、どこに何の作品があるかを頭に入れたら、
自分が見たいところから、そしてその中で空いている作品の前から、じっくりと見るようにしています。

Vermeer_-_The_Milkmaid



「あら、それは意外といい見方なんじゃない・・・?
 あらら、ミルクがこぼれちゃうわ」






後は、みんな後ろから並んでいるから、いつも後ろは混んでいるんだけど、
逆に作品の前の方は、人がいないので、
そっちから回り込んでしまえば、意外とスペースがあって、
見れたりするんですけどね。

今日もそんな風に見たので、結局45分くらいで見終わってしまいました。
しかし館内には、「もう超疲れた〜」「人が多すぎ・・・」
と言いながら、
物凄い疲労を顔に見せて、椅子に座り込む人が続出・・・


絵を見にきて、せっかく優雅な時間を過ごせるはずが、
人に押されて、人込みにもまれて、列に並ぶのに疲れて、
それらのことにパワーを使い果たして、疲れた顔をして帰っていく人が多いのは、
なんとも皮肉なものです。


ま、そんなわけで、これからフェルメール展を見に行く人は、
平日か、または週末の閉館1時間前をお奨めします。
その時間は、人が比較的少ないはずですから。
(12月14日までなのでお早めに)

girl



「早く見に行かないと終わっちゃうわね、イッヒッヒ」








*****

それと、もう一つ言わせてもらえれば、日本の美術館では、
作品までの距離が遠いことですね。

今日なんか、作品を見る人ごみの中に、
双眼鏡で絵を見ている人がいたぐらいですからね。笑

日本の場合、大体の作品の前には柵があって、実物にはほとんど近づけませんが、
海外の美術館は、柵などもなく、好きなだけ作品に近づくことができることが多いです。

僕が『真珠の耳飾りの少女』を見た美術館は、柵など一切なく、
もう目の前で作品を見れました。
しかも、ガラスケースなどにも入らず、ナマの実物が目の前にあったので、
かなり驚きました。

あまりにもその絵が素晴らしかったので、
顔を10センチぐらいの距離に近づけて見ていたら、
さすがに警備員に注意されましたが・・・笑

Jan_Vermeer_van_Delft_023



「そりゃあ何でも近づきすぎってもんだよ、なあ奥さん?」

「ええ、そうですわねえ」






しかも、平日の午前中に行ったので、館内はガラッガラ。
その作品を、思う存分楽しめました。

*****

ま、そんなわけで、
何だかフェルメールの作品のレヴューにはなっていませんが、
結論から言うと、やはり作品は本物を見ないとその良さはわかりません。

色使いとか、筆のタッチとか、
本物を見た後にその作品の写真を見ると、
その違いにいつも驚きます。
それはどんな作品であっても同じです。

特にフェルメールの作品などは、一つのサイズがとても小さいので、ぜひ本物を見てほしいです。

皆さん、ぜひオランダに行ってください。

2008.12.06


Vermeer_virginal

「やっぱりホンモノを見ないとダメよ・・・」









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コメント一覧

3. Posted by shun   December 10, 2008 23:43
さきさん、

うん、ほんと、東京の美術館は混みすぎて、ウンザリしちゃうよ。
絵は、もっとゆっくり見たいよね。
ぜひオランダに行ってください。さきさんの愛するゴッホ美術館もオランダにあるしね。

すみさん、

はーい!ぜひオランダにまたすぐに行きたいでーす!
すみさんにここに連れていってもらったんですよね。楽しかったなあ。そして、この後あの生のニシンを食べたんですよね。

コリンと色々なところに連れて行ってもらえて、本当に楽しかったです。今思うと、とてもいい経験をさせていただいたんだなあと思います。またぜひ、遊びに行かせてくださいね!

今度はぜひ、そのアーネムという町に、ゴッホを見に行きましょう。楽しみにしています。

2. Posted by sumi   December 08, 2008 18:03
皆さーん、ぜひオランダに来てください!
俊君もまた来てね。
今度は、アーネムという町にゴッホを見にいきましょう。
1. Posted by 早   December 08, 2008 13:45
なんだか東京の美術館はいいものが海外から来るけど、見るのが大変なんだね。
見るまでに50分なんて聞いただけでうんざりしちゃうね。
オランダ行きたいなぁ。

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