May 03, 2008 22:06

「久しぶりの日本」

5月3日 土曜日 09:48pm

一昨日の夕方、日本に帰ってきた。
母親が空港まで迎えに来てくれた。
実家が成田なので、非常に近くて便利。

成田空港に降りて、すぐに思った。
空港がすごく綺麗。
そして、シーンとしている。
とても静か。

人々が、大声で喋らない。
何か、人がいるのに、人がいない様な雰囲気。

車に乗る。
道路が、狭い。
左側通行。
変な感じがする。
俺は、日本で運転できないかも。

帰り道、いつも通っていた道を通るけど、
全てが、変な感じに見える。
こんなに全てが近くて、小さくて、狭かったっけ?という感じ。

家に着いた。
やはり、全てが思っていたより小さく感じる。
そして、低い。
テーブルも、ドアのノブも、椅子も、
全てが、低い位置にある。
天井も。
背が伸びたみたいに感じる。

久しぶりに会うお母さん、お姉ちゃん、親父は元気だった。
みんな、変わってなかった。

この日は、疲れすぎてて、9時ごろには寝た。
アメリカを去る日の前日と、飛行機の中では、ほとんど寝てなかったから。

*******

5月2日。昨日。

親父と、朝から外を回った。
1年半ぶりの銭湯。
お湯に、3ヶ月ぶりくらいに浸かった。

成田って、こんなに静かだったけ?という感じ。
店は多いのに、人が歩いていない。
あ、みんな車に乗ってんのかな。


アメリカにいる時は、ほとんど量を食べていなかったせいか、
家族の食べるペースについていけない。
毎食、前の食事を消化し切ってないのに、次の食事が来る。
お母さんが、料理を毎回作ってくれて、食べさせてくれるのは、大変有難い事ですが。

洗濯もしてもらえるし、
料理も作ってもらえるし、
もう本当に、感謝です。

それから、日本のテレビはヤバいな。
地上波デジタルっていうらしいけど、何だ、この画面の綺麗さは。
初めて見たけど、その綺麗さに、マジでビックリした。
画面に映っていた、中継の佐藤玉緒が、すごく綺麗に見えた。
「佐藤玉緒って、こんなにかわいかったのか・・・・!?」と、
一人でファンになりそうになっていた。
というか、もうファンになってしまった。

さっきも、NHKを付けたら、やってたドラマのシーン。
海のシーンだったけど、砂浜に吹く砂の一粒一粒とか、
海の波の水しぶきとか、
全てが、まるで目の前にあるみたい。

しかも、画面がワイドだから、画面構成が映画のように撮れて、
非常に素晴らしい。

1年半、見てないうちに、
こんなに日本のテレビは進化したのかと、
驚きの連続。

********


日本は、全てが近くにある。
土地が狭く、スペースがないから、
その狭いスペースに、全てがうまく収まっている。
スペースの活用方法が、非常にうまい。

しかし、一つのスペースに、色々なものが詰まっているため、
店なんかに行くと、一度に多くの情報が入ってきて、
目が疲れる。
アメリカに行くと、店は広いし、スーパーとか電気屋に行っても、
普通にたくさん歩かなきゃいけないけど、
こっちは、少しの空間に、本当に全てがつまっている。

それから、物の配列が、やはり下の方にある。
店の中とかにいても、常に目線は、下に降りている感じ。
気付くと、自分の姿勢も悪くなっているみたい。
たまに、姿勢を伸ばして、遠くの方を見る癖をつけねーと。
まるで、自分の視野まで、狭くなってしまいそう。

*********


1年半ぶりの日本は、
自分の生まれ故郷なんだけど、
まだ、完全に慣れない。
朝、起きると、
「もう自分は、日本に帰ってきちゃったんだ。アメリカにはもういないんだ」って、
気付く。
一昨日は、日本に着いた瞬間、
すでに、カリフォルニアの、ハンティントンビーチの海が、恋しくなってた。

まあ、次第に、慣れてきたけど。

**********

今は仕事も見つかってねーし、
次のステップが決まってないから、
つまり、目標が定まってないから、
今の状況に、不安定さを覚えるかもしれないけど、
それも、仕事が決まり次第、
なくなると思う。

とりあえずは、今の心理状況を、ここに記している。

帰ってきた初日に、いきなり、日本に慣れるわけではない。

6年間離れていて、カルチャーショックの方が、でかい。


*******

明日は、おばあちゃんのお見舞いに岩手まで行ってくる。

05/03/08 10:10pm




トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Archives
記事検索