April 17, 2008 06:30

「オハイオ3日目 〜Frank&Estherの子供たち、孫たちと一緒に」

4月4日 金曜日

この日は、朝起きて、フランクにもう一度列車の模型たちを見せてもらった後、
昼は外に出て、ハドソン(Hudson)の町のダウンタウンに行った。

ハドソンとは、フランクとエスターが住んでいる町の名前。

小さなカフェで、ランチを食べた後、
ダウンタウンを少し歩いて見た。

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家に帰ってきた後は、エスターとまた外へ。
スーパーマーケットへ今夜の食事の買出しに。

この日、エスターとフランクの娘のAmy(エイミー)と、
息子のCraig(クレイグ)が、彼らのパートナーと子供たちを連れて、
家に遊びに来ることとなっていた。


*****


フランクとエスターには、子供が4人いる。
一番上から、Gale, Heidi, Amy, そして唯一の男性の、Craig。

このうち、上から2人のGaleとHeidiの家族には、
3年前にフランクとエスターの家を訪ねた際、会っていた。
しかし、下の二人、AmyとCraigの家族には、会っていなかった。


今回、俺がフランクとエスターの家を訪ねるということで、
彼らの家の近くに住んでいる、下の二人の子供たちとその家族を、
わざわざ呼んでくれたらしい。

エスターは、「これであなたは、私たちの子供と孫たち、全員と会うことになるわね」と。


エスターとフランクには、孫が全部で11人いる。
俺は結局、この子供たち全員とも会うこととなった。

本当に感謝。

******

俺とエスターがスーパーマーケットから帰ってきて、
色々とディナーを作り、
そろそろ完了、というところへ、まずはCraigの家族が現れた。

Craigの奥さんも、名前がAmyと言う。
そして、その子供たちの、Jonathan(ジョナサン)とGracie(グレイシー)。

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二人とも、すごく可愛かった。


そして、次に現れたのは、フランクとエスターの3人目の娘の、Amy。
同時にエイミーが二人いた(フランクたちの娘のエイミーと、クレイグの奥さんのエイミー)ので、ちょっと不思議な感じがした。

Amyの旦那さんは、この日は仕事が忙しいとのことで来れなかったが、
子供たちは4人全員が来た。

上から、Bethany(べサニー), Nathan(ネイサン), Adam(アダム),そしてTimmy(ティミー)。

Bethany以外は、みんな男の子である。

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男の子3人とも、同じような顔をしていて、特に下の2人は 、印象がほとんど同じだったので、俺は名前がこんがらがっていた。

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皆で、一つのテーブルで食事を戴き、
食べ終わった後は、エスターの作ってくれた、
Funny Cake(ファニー・ケイク)がデザート。

ファニー・ケイクとは、下にチョコレートが入った、パイ。
とてもシンプルなのに、すごく美味しかった。
昔から伝わる、この家伝統のデザートらしい。

エスターは、最後の日の別れ際に、このファニー・ケイクのレシピを書いてくれた。
時間がないのに、わざわざ書いてくれたエスター。
本当に優しい人だった。

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子供たちは食べ終わると、すぐに席を立って、遊びだした。
子供も6人もいると、大変。

べサニーがピアノを弾き始めたかと思えば、
タミー、アダム、ジョナサンにグレイシーは、追いかけっこをしたり。

子供たちは、おじいちゃんに、「列車の模型を見せてよ!!」とせがんでいた。
フランクは、「どれどれ、じゃあ私の列車たちを走らせるかな」と。

下に降りると、子供たちは大はしゃぎ。
ジョナサンは、機関車トーマスが好きらしく、
トーマスが走っているのを、とても嬉しそうに見ていた。

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お母さんたち二人(どっちも名前はエイミー)は、
そんな子供たちを嬉しそうに見ている。

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上に上がると、べサニーが、フルートの練習をし出した。
明日、コンクールがあるらしい。

練習がひと段落すると、
べサニーのお母さんのエイミーが、ピアノを弾き、
それにべサニーがフルートで合わせ、
合奏を始めた。

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その二人の後姿を見ながら、そのメロディーを聴いていると、
なんか、自分がまだ小さかったころ、
よく外から帰ってくると、お姉ちゃんがピアノの演奏をしていたなあ、と。

その頃を思い出し、一人ノスタルジックになっていた。

*****

居間の横の部屋では、今度は、やんちゃ4人組みが、
「Duck&Goose」をして遊んでいる。

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一人が鬼となり、
「Duck, duck, duck….」と言いながら、他の3人の周りを歩いて回って、
一人の後ろで、「Goose!!」と叫んだら、逃げる。

Gooseと言われたものは、鬼の後を走って追いかけて、
鬼が家を一周して、また皆がいる陣地まで戻るまでに、
鬼にタッチして捕まえれば、勝ち。
鬼が逃げ切ったら、今度はそいつが、鬼となる。

いわば、ハンカチ落としみたいなゲーム。

子供たちはすごく楽しそうに、ウキャウキャ言って遊んでた。

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フランクたちの一番下の息子のクレイグは、
大工さん。

背は、なんとフランクよりも大きく、
いわば巨人だった。
でも、体がスマートなので、とてもかっこよく見える。
そして、姿勢がやたらによかった。

とても気さくで、いい人だった。
いつも、ニコニコ笑っていた。


姿勢が非常にいいクレイグ

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その奥さんのエイミーは、American Greetingという、グリーティング・カード会社で働く女性。
マネージャーをやっているらしく、とても明るくて、話が上手で、
一緒にいて、何か落ち着く人だった。

この日初めて会ったのに、会って少し話した後、
まるでもう何年もこの女性を知っているような感覚に陥った。



そして、フランクたちの3番目の娘の、エイミー。
この人は、とても美人な人だった。
フランクたちの上の二人の娘、ゲイルとハイディも、美人だったので、
この家族の女性たちは、みんな綺麗なんだなあと、
感心していた。

エイミーは、楽器も弾くし、絵も描くらしい。
アートの才能がとてもある人で、
フランクたちの家の居間には、彼女が描いたという、ペインティングが飾ってあった。

エスターいわく、エイミーの家のデコレーションも素晴らしいらしい。
エスターは、
「I wish I could decollate my house like that too!!」と。

また、フランクとエスターの結婚50周年式典の際には、
フランクとエスターの子供たちと、孫たち全員の名前が入った、
ファミリー・ツリーの絵を描いたらしい。

後で見せてもらったが、本当にすごかった。

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家族と言えば、フランクとエスターの家族は、
子供も、孫も、家族とのつながりがすごく強い。

俺は全員と会ったからよく分かったけど、
フランクとエスターの子供たち4人は、
全員が、本当にいい人たちで、
その子供たち、つまりフランクとエスターの孫たちも、
本当に愛されて育っていた。

この日、皆とさよならをして、彼らが帰った後、
フランクたちの家の冷蔵庫に貼ってある、家族の写真を見ていて、
「この家族のつながりの強さは、本当に素晴らしいな」と、感動していた。

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フランクとエスターの子供たち4人が、
あんなに素敵に育ったのは、
二人の育て方が、とてもよかったからなのかもしれない。

そして、それ以上に、
フランクとエスターの二人が、素晴らしい人たちだからなんだろうなと、
本当に感心していた。

フランクも、エスターも、
そして、その子供たち4人も、
みんな心が綺麗で、優しくて、いつもニコニコしている。

素晴らしい人たちだなと、心から思った。


フランクとエスターの孫たちの写真
上から、年齢順になっている

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ちなみに、冷蔵庫の写真には、
俺の写真も貼ってあった。
友達と写っているやつと、家族と写っているやつの2枚。

それを見て、「ああ!僕の写真じゃないっすか!!」と叫ぶと、
エスターは、「このセクションは、特に繋がりの深い友達たちの写真を貼ってあるのよ」と。

他には、エスターとフランクが行くチャーチで知り合った家族たちの写真とか、
エスターの娘のハイディが、高校生の頃に、
交換留学生として、スウェーデンから来ていたという女性と、
その家族の写真。


それらの写真の中に、自分の写真も入っていて、
とても嬉しかった。

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この日は、エスターとフランク、
そして、その子供たちの素晴らしさに感心しながら、
眠りについた。


(続く)




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