December 06, 2007 13:09

「君ならできる」

kimi

2000年シドニーオリンピックで金メダルを取った、
高橋尚子選手の監督、小出義雄監督が書いた本、
「君ならできる」を読んだ。

久しぶりにスポーツ関連の本を読んで、清清しい気分になった。

この本を読んでいてふと思ったが、
こうして一人の選手が、誰かしらの監督やコーチに認められて、
徹底的な指導を受けることは、ありがたいことなんだなと。


自分も高校時代、水泳部だったとき、
自分の高校の顧問ではない、別のスイミングスクールのコーチに、
「君はもっと練習を積んだらタイムが伸びるから、私のところで特別練習をしてみないか」と声をかけられ、彼の元で練習を積むこととなった。
彼が、俺の高校時代の恩師、星野コーチである。

当時は、自分がそうやって彼の練習を受けることに対して、そんなに特別な意識はなかったけど、今回この小出監督の本を読んだとき、誰か一人の選手が監督に特訓してもらうには、その選手にも光る可能性がないとダメなんだなと分かり、そうやって星野コーチに声をかけてもらった自分はラッキーだったんだなと、改めて気づいた。


この本の中に、「世界的ランナーを目指すならしばらく恋はおあずけ」という題名の回があったが、自分も星野コーチに、

「君は今高校生だから、水泳の練習ばかりじゃなくて、もっと女の子と遊んだりとかしたいと思う。でも、そういうことは後になってからもいつでもできるけど、今やっている水泳は、今しかできない。今の高校生という時期だからこそ、没頭できるものなんだ。 今まで開けてみなかった扉の向こうを見てみないか。この練習を乗り越えたら、きっとその向こう側が見えると思うよ」

と言われたことがあった。

当時は、「いや、水泳こそいつでもできるけど、高校時代の恋愛は今しかできないじゃないか」と内心思っていたけど、実際今になってみると、ああ確かにコーチの言っていたことは本当だったなと気づく。
恋愛はいつでもできるけど、水泳の選手になり、高校選手権に出ることは、当時しかできなかった。

***

高校時代の水泳の練習に明け暮れた時期の思い出は、今でも常に鮮明に心に残っている。
あの当時を思い出すだけで、自分を誇らしく思える。そんな時期を、星野コーチという人に見つけてもらったおかげで過ごすことが出来て、本当によかったなと心から思う。


12.06.07

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