December 01, 2007 13:55

旅三日目!(前半) Saying Good-bye to Roy's family

2007年11月23日 金曜日

3 of us

ロイ、彼女と




朝ロイのベッドで寝ていると、ドアがノックされた。
ランディが叫ぶ。
「Breakfast is getting ready!!」

眠い目をこすり、起きて顔を洗いに行った。

***

ロイは居間のカウチに座ってお茶を飲んでいた。
何が飲みたいかと聞かれ、お茶を頼み、ロイはすぐに用意してくれた。
彼女もすぐに起きてきた。
キッチンでは、ジーンとランディが朝食の用意をしていた。
ダイニングにある窓から入ってくる朝の木漏れ日が、とても綺麗だった。
それが、ダイニングをやわらかい空気で包んでいた。

***

ランディとジーンにあいさつをして、イスに座る。
ランディはいつもの様に、ベーコンとパンケーキ、チーズとターキー入りのオムレツを作っている。

しばらくすると、すぐに自分の目の前に、それらをよそった皿を置いてくれた。
みんなの分の朝食がそろい、いただく。


ロイの家での食事は、本当に落ち着く。
小さなテーブルの上で、家族がそろって、ご飯を食べる。
この家では朝8時ごろに朝食、そして、夕方4時ごろに、夕食を食べる。
昼ごはんは取らない。

朝食をいつものように、ゆっくりと時間をかけていただく。

***

食べ終わった後は、テーブルについたまま皆でゆっくり話す。
たしか11時くらいまでそこに座っていた。
色々な話をした。
俺はただ、みんなの話をゆっくりと聞いていた。

後で、彼女から言われた。
「俊輔、みんなの話聞いてるとき、顔が安心しきった子羊のようになってたよ」と。
どうやら、余りにも落ち着きすぎて、安心しきって、小動物のような顔をしているらしい。

***

途中でシャワーを浴びさせてもらい、今で少し話した後は、
今度はランディが外に自分の車を洗車しに行った。
俺とロイは、それを見学しに行った。

ビールを片手に、ロイ。
「This is pretty good, watching my dad washing his car and I have a beer in my hand!(父さんが車を洗うのを見ながら、ビールを飲むのは最高だね!)」と。

randy wash car

洗車するランディ




みんなで何枚か写真を撮った後、外の気候が余りにも暖かくて気持ちよかったため、イスを出してきて、今度はみんなで外に座って日向ぼっこ。
みんなで時々言葉を発しながら、後は静か〜に、ただリラックスして、時間がゆっくり流れるのを感じる。

やることはそれだけ。

べあ











この家に来ると、なぜか時間がゆったり流れる。
一日にすることは、朝起きて、朝食を食べ、みんなでゆっくり話をし、
夜になると、またご飯をゆっくり食べ、ゆっくり話をし、テレビを見たり、談笑するだけ。

それだけなのに、なぜか、非常に贅沢な時間を過ごしたような気分になる。

きっと、この家には、温かい空気、そして愛が流れているからか。

それを、いつも思う。

sky






本当はこの日、昼過ぎの2時くらいにはロイの家を出ようと思っていたが、
余りにも居心地がよく、しかもなかなか帰りたくなかったので、
結局、夕食のターキーサンドイッチもいただいて、夕方の5時半までいてしまった。

randy

ターキーを切りながら、つまみ食いするランディ




roy eating

ロイもつまみ食い




me and roy

マヨネーズを取ってくれるロイ




roy and hean

ロイとジーン





***

外は暗くなってきた。
ノアの家に、暗くなる前にいかないと。
山道なので、危なくなる。


この家にはなかなか会いに来れないから、帰るのが惜しかったけど、
仕方ないので、出発する。

最後、ダイニングのテーブルに座っていて、俺が「じゃあそろそろ行かないと・・・」と言うと、俺の横に座っていたランディが、
「So do you want me to move?(ということは、俺にどけと言ってるんだな!?)」と冗談を言いながらどいてくれた。

2 guys






ランディはいつも、自分でジョークを言いながら、そのいい終わりの頃には、自分で噴き出している。
ロイや俺が何か面白いことをした話をすると、「Did you!?(本当かい!?)」と言いながら楽しそうに笑っている。
優しいし、すごくいいお父さん。


俺の彼女に後で話を聞くと、ランディは彼女のおじいちゃんにそっくりだとか。
彼女のおじいちゃんと笑い方や、話し方がそっくりらしい。
後は、自分で冗談を言って、自分で笑っているところとか。

***

余談だが、彼女のおじいちゃんの家は、近くにある銚子駅と家の電話番号が似ているらしく、よく間違えて電話をかけてくる人がいるとか。

すると、彼女のおじいちゃんは、電話に出て、
「はい、東京行き、特急の時刻ですね、少々、お待ちください」と言って、本当に駅員のふりをするらしい。

俺はてっきり、適当な時刻を言うのかと思ったら、おじいちゃんの電話がおいてある机の横には時刻表が張ってあるらしく、それを見て、正確な時間をしっかりと答えてあげるとか。

それで、「はい、東京行き特急は、7時15分発になります。気をつけて行ってきてくださいね!」と言って、電話を切った後、
「いひひひ〜!!面白いね!騙されちゃってるよ!!」と笑っているらしい。


電話をかけてきた人を騙していると言う割には、時刻をしっかりと正確に答え、銚子駅員と同じ仕事をしている、彼女のおじいちゃん。
面白いおじいちゃんだなと思った。

***

ま、そんなこんなで、俺の彼女も、ロイの一家とすごく仲良くなってくれて、本当によかった。
ロイの家族は、俺のアメリカでの一番仲のいい家族だから、そんな本当の家族のような彼らに、彼女を気に入ってもらえて、すごく嬉しかった。


名残惜しいが、さよならを言って、彼らの家を後にする。
3人としっかりハグをして、また会いに来ますと約束する。
ロイもランディもジーンも、いつもさよならの時には、悲しそうな顔をする。
そんな彼らの顔を見ると、なんか泣きたくなってしまう。

家から出て、自分の車のガソリンがもう残り少ないことに気づき、
「この辺でガソリンを入れるところはある?」と聞くと、
「残りほとんどないの?」とジーンに聞かれたので、
ほとんどないと言うと、
そのままジーンとロイは、彼らの車に乗って、近くのガスステーションまで一緒に来てくれた。

そこは、予め払っておいたプリペイドカードじゃないと、払えないらしい。
隣町のガスステーションまで行けるだけの量のガスでいいと言っているのに、ロイは、なんと俺の車を満タンまでガソリンを入れてくれた。

今時、ガソリンも安くないのに。
ロイの家は、そんなにお金があるわけじゃないのに、まるで本当の子供のように扱ってくれる。
ちょっと申し訳なかったが、どうもありがとうと言って、最後に本当のさよならをした。

ガスステーションで、まだ自分たちの車のガスを入れる途中のジーンとロイに手を振って、その場を後にした。

(続く)



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