July 25, 2007 08:57

触発された出会い

2007年7月14日(土)

この日は、俺が去年働いていたインターンシップ先のJさんと、彼氏のWalterの家に招かれ、食事を供にした。


去年、彼女の人間的な魅力に惹かれて、その会社でのインターンを頼んだ。
そんな素敵な女性の彼氏。
最近出会ったと言っていたけど、どんな人なのか、会うのが凄く楽しみだった。


この前サーフィンに言った際に、Jさんと約半年振りに会い、
お互い、今の彼氏、彼女との出会いや、
いかに愛称が合うかについて、熱く語り合った。(笑)

俺もJさんも、どっちかというと、一人で生きていけばいいじゃんという考えだった。
一人でも人生十分楽しいし、「What’s wrong with that?」って感じ。

世の中には、一人じゃ寂しいからとか、自分の心の中の満たされないものを埋めるためにとか、
周りにみんな彼氏彼女がいるからとか、“ノリ”とか、そんな理由で誰かと付き合いだす人たちもいる。

でも、そうやって出来た関係というのは、結局、自分の満たされない部分を、その相手を使って満たそうとしているわけで、絶対にいずれ、ヒビが生じる、と思う。

自分ひとりで、「1」という完全体になってないのに、その満たされない部分を相手で満たそうとしては、相手は、自らを満たす、「対象」でしかない。

自らが、自分ひとりで既に「1」であってこそ、
そして、
相手も「1」である人が自分の人生に現れてこそ、
その二人が作り出す人生は、「2」どころか、
「10」にも、「100」にもなる。

そんな関係じゃなければ、誰かと付き合う意味はない。
そんな風に俺は思ってた。

話を聞くと、Jさんも同じような考えだったらしい。

そして、そんな俺たちに、お互い、パートナーができた。

だから、お互い、相手がどんな人なのか、会うのが楽しみだった。

*****

土曜日。

俺の彼女は、火曜日に日本から帰ってきたばかりというのもあって、
時差ぼけの疲れなどで体調が悪くなっていたので、残念ながら一緒に行けないこととなった。
彼女には悪いが、家で待っていてもらった。

いざWalter(以下W)の家に着くと、Jさんと彼が出迎えてくれた。

前に話していたときのJさんの話では、
アメリカ人には珍しく、「こんなやつおるんかい!?」という感じの人だという。

ペインティングや彫刻、写真、大工などのアートもやり、
様々な種類の料理もし、
サーフィンやスキーなどのスポーツもし、
車やオートバイなど、メカニックにも詳しく、
それで尚且つ、深い話もできる。

上のいずれかの条件を満たす人はたくさんいるが、
なかなか、全ての面を満たす人は少ない。
それに、アメリカ人、特に南カリフォルニア人で(ま、偏見かもしれないけどね)、深い話が出来る人を見つけるのは、結構困難であって、なかなかいないわけよ。

そんなわけで、そんなWと会うのは、本当に楽しみだった。


彼の家に入って、彼と会って握手をして、なんとなく、彼のよさがわかった。

深い人ってのは、雰囲気とか、その人の発するオーラ、
後は、目の深さ、輝きが違う。

彼も、そんな人の一人で、
何か、落ち着いているが、楽しそうな雰囲気が漂っていた。

******

この日のディナーは、Wの焼いてくれたステーキ。
近くのStater Bros.で買ってきたという、NYステーキとフィレの部分が一緒になった、T−Boneの部分。
バカでかいが、それで$15という。
Jさんが言っていた。
彼は、お金の使い方がうまいと。
食べているものも、体にいい材料を買ってきて、自分で作る。
家の装飾も、凝っている。
まるで、IKEAのカタログに出てきそうな、それぞれの部屋の作りだが、
それはほとんど全てが、Wが自分で壁を塗ったり、椅子を作ったりと、
自ら工夫して作り上げた空間だった。
写真は持っていないのでお見せできないが、
ぜひ機会があれば、見てほしい。
そんなお洒落な空間だった。

*****

ステーキが焼ける前に、Wが家のQuick Tourをしてくれた。
ガレージのドアから入った玄関を入って、すぐ隣にあるバスルーム。
そこは、ついこの間、Jさんと一緒に作り上げた、
海岸と砂浜の空間。

Wが砂浜で拾ってきたという綺麗な石が飾られ、
床の色や、壁の色、
天井の色は、それぞれ、砂浜、海、空をイメージしてある。

トイレのカバーも、落ち着く薄茶色。

非常に凝っていた空間だった。

******

キッチンのある居間には、
この前、Wの彼のお父さんが一緒に作ったという、
オブジェクトが、高い天井から垂らされている。

背の高いWが、そのオブジェクトの一部をつかんで回すと、
そのオブジェクトは、クルクルと回り始めた。

まるで、美術館にあるような、その数々のオブジェクト。

居間の空間と、非常にマッチしていた。


居間にはワイドスクリーンのテレビがあり、
サーフィンの映像が常に流れている。
ステレオからは、BGMが。

そして彼は、照明に非常にこだわる。

料理をしている時も、キッチンの明かりから始まり、
食事をするときも、
居間の空間の明かりも、
全て、彼が自分自身で、調節する。

「This is the right lighting, huh?」

ほんの僅かな光の量にもこだわり、
ライトを調節するタブをいじる彼は、
本物のアーティストだった。

******

キッチンには、彼が高校の頃に作ったという、
カッティングボード(まな板)が置いてあった。

最初俺がそれを見たとき、それについて触れはしなかったが、
その模様が余りにも綺麗だったので、
売り物とばかり思っていた。
どこで買ったの?と聞こうとしていたから。

後でもう一回キッチンに帰ってきたとき、
Jさんが言った。
「あのまな板も、彼が作ったんだよ」

マジかよ?と良く見せてもらうと、
いくつもの種類の木を、縦に綺麗にカットし、
それを、うまくくっつけてある。
その色の配置から、形まで、
もう本当に、よく出来ていた。

外の庭には、彼が高校時代に作ったという、
大きな木のイスがあった。
それも、彼自身が作り、
他にも40個ぐらいつくり、
全て、売っていたという。

そのまな板もやはり、高校時代に作ったらしい。

彼は、そのイスを売ったお金で、人生最初の車を買ったとか。

*****

Wの作ってくれたマルガリータを飲みながら、
やはりW作の、グアカモリにマンゴーを混ぜたサルサソースをチップスに付けて食べながら、
いろいろと話をした。

家のツアーが終わった頃には、
ステーキも焼け、野菜も焼けた。

グリルが非常に得意という、Wが丹念に焼いた、
ミディアム・レアの肉。

それと、野菜、そしてコーンを皿によそり、
ダイニングのテーブルで、3人で食事をした。

*****

ちなみに、どうでもいいが、
俺がクローゼットに住んでるってのは、みんな随分話のネタにしてるみたいで、笑
Jさんも、去年の終わりに、うちに見にきたことがあった。

この日、Wの家に入ると、
そこにあった、ダイニングのテーブル。

Jさんが、俺に、「俊君の部屋、このテーブルより狭いよね!?」と。
嬉しそうにニコニコしてるから、「そんなことないっすよ!」と、よく図って見たら、
実際、そのテーブルのほうがデカかった 笑

Wは、「Wow...!!!」と、ただ驚いていた。笑 ははは ^_^

*****

てなわけで、俺たち3人は、そのテーブルで、
Wの作ってくれた素晴らしいディナーを堪能した。

もう、そのステーキは最高でしたね。
今まで生きてきた中で、多分一番おいしいステーキでした。
その肉の柔らかさは、もう最高。
口の中で、とけてました。

*****

食事を済ませた後は、
外の庭で、イスに座りながら、語る。
Wが付けてくれた、TIKIランプの火が、
赤く燃えている。

そして、彼がメキシコで買ってきたという、
でかいカマド。
そこに、焚き木を入れ、
火をつける。
大きな炎が、ゴウゴウと燃えゆく。


よく、JさんとWは、
こうして、火の横で、
上に広がる夜空を見ながら、
人生についてとか、この世の中についてとか、
いろいろ話すらしい。

この前は、夜まで暖かい日だったので、
そこに寝袋をひいて、
星を眺めながら寝たとか。

そういうのが、最高の贅沢だと思う。


*****

Wは、いつもサーフィンを終えた後に、詩を書くらしい。
彼が書いたという詩を、披露してくれた。

その詩を彼がまず読み、それはどういう状況を言いたかったのか、
それを俺が聞いて当てる。

面白かった。

*****


さて、やっと本題に入るが、
この日、俺はずいぶん、Walterに感化された。

なかなか、「こんな人になりたい!!」と心から思う人に会うのは、
そう簡単ではないが、
Wは、まさに、そんな人だった。

彼が、この夜俺に言った中で、心に残った言葉がある。

「Smart people never judge.」

賢い人は、絶対に決め付けない、と。


物事には、いろいろな見方がある。
同時に、人々の考え方も、人それぞれ違う。

たとえ、一瞬見たら、赤に見えるものでも、
違う角度から見たら、青に見えるかもしれない。

分別のある人は、物事を、1つの角度から見ただけで、判断しない。
人のことを、決め付けない。

Smart people never judge.

短い言葉だが、そこに真実が含まれている。
その言葉を聞いてから、ほぼ毎日、思い出す。


******

それから、他にも色々な話をした。

例えば、自分が、かつて望んだ状況を、
実際に手に入れるまでに、どれくらいかかって来たか。

自らが、望んだ状況を、現実のものにするまでの時間が、
短く出来るようになるほど、
自らの人生も、現実化する速度が速くなる。

それが、5年から、1年。
一ヶ月から、一週間へ。

*****

そして、人生に起こる、「偶然」の話。

一見、偶然と思えるものでも、
たまに、出来すぎたと思うほどに信じられない、「偶然」が起きる。

その「偶然」は、なぜ起きたのか?

Wは、それについて、「Law of attraction」という方法で説明してくれた。


*****

この世の中にあるもの、全ては、原子(Atom)である。
同じように、人間も、原子のかたまり。
そして、その人間が持つ、「考え」。
これも、やはり、原子。

その原子は、波長(Frequency)を持つ。

一人の人間が、ポジティブな考えを持てば、
その人が放つ波長は、ポジティブなものとなり、
ネガティブなものを考えれば、
ネガティブな波長を体から放ち出す。


一人の人間が思った「考え」は、その人を構成する原子が作り出す、
「波長」となり、
その波長は、一度、宇宙に飛ばされる。

宇宙は、この世の中の全ての波長が集まる。
つまり、全ての波長が集まる、電磁局のようなもの。

そして、そこに集まった波長は、
再び、地上に帰る。


人間の体は、波長を放つ、送信機になると同時に、
他の波長をキャッチする、受信機にもなる。

ポジティブな考えを持つ人は、
ポジティブな波長を放つと同時に、
ポジティブな波長を、受け入れる。

それが、自らと同じようなものを引き付ける仕組み。
つまり、「類は友を呼ぶ」だという。



同じように、自らが望んだものが、自分の方に引き寄せられる。

ここで面白かったのは、
何かを願うとき、

“I want to……..” 
“I don’t want to……..”

の部分は、“宇宙”は、聞き取れないという。

例えば、いい仕事が見つかるか不安なとき。
いい仕事が見つかるといいなと思い、
それを頭の中で、言葉にするとき、

“I want to get a good job”
“I don’t want to get a bad job”

この2文。
同じように見えるが、
実は全然違う。

宇宙は、“I want to……..” 
“I don’t want to……..”
の部分は気にしない。
その分の内容だけ聞く。

だから、一つ目の文は、
“get a good job”(いい仕事が手に入る)
となり、
二つ目の文は、
“get a bad job”(悪い仕事が手に入る)
となる。

このように、朝、仕事に遅れそうなときも、

「遅刻したらやだな、まずいな・・・」
「事故に合ったらやだな・・」ではなく、

「自分は必ず時間に間に合う」
「無事に仕事場につく」

と、ポジティブな方を言い切ると、
その結果が、自分にもたらされるという。


この考えは、聞いて、なるほどと思った。
自分が思ったとおりに、すべてのことが現実化するとは、
去年あたりから、人に会ったり、話を聞いたり、本を読んだりで、
段々気づき始めていたが、
まさか、
“I want to……..” 
“I don’t want to……..”
の部分が、関係ないとは、知らなかった。

つまり、何かを望むとき、
「こうなったらヤダな・・・」の様に、ネガティブなサイドから考えるのではなく、
「こうなったら良いな・・・」の様な、ポジティブなサイドから考えること。


不安も、同じ事で、
「こうなったらどうしよう・・・」
「もしかしてうまく行かないんじゃないか」と、
不安になってばかりいたら、本当にそれが現実になるわけで、

「絶対にうまく行く」
「必ず、いい方向にいく」と、
自ら、その状況を信じ込んで進んでいけば、
必ずいい方向に行くと、

それを実感した。

*****

丁度Walterにこの話を聞いたとき、
俺は、自分の仕事が見つかるか、一番不安な時期だったわけで、
この話は、まさにライトタイミングで、俺の心を軽くさせてくれた。

ただ、自分の人生を信じて、
自分が望む方向に事が全て行くことを願い、
後は、進むだけ。

そうすれば、必ず、いい結果が生まれる。


おかげ様で、この話を聞いてから約2週間。
今は、いい方向にことが進んでいる。

*****

そんなわけで、この日は、WとJさんと一緒に、
素晴らしい時を過ごしたのでした。

Wに、人間としても触発され、
いい考えも聞き、
かなりエキサイトして、帰って来ました。

大分遅くなったけど、
ここに記しておきます。


7・25・07

PS、今週末、また彼らと集まります。
今からもう楽しみだわい♪



トラックバックURL

コメント一覧

2. Posted by Shun   July 28, 2007 18:08
midoriちゃん、

そうだね、いい出会いだったよ。
今週末もまた彼らと会ってくるから、楽しみだな。

先に関して不安は出るけど、必ず良くなると信じて、前に進んで行きさえすれば、絶対に良くなるからね。
俺も、いい仕事が見つかるまで、根気よく続けてくよ。

咲子さんにもよろしくね。
1. Posted by midori   July 26, 2007 20:02
素敵な出逢いねー。

 i want to とi don't want to のお話なるほどね。

 私もこれからどうなるかちょっと不安だけど、よくなるぞぉ〜♪って毎日positiveに過ごそうと、改めて思ったよ

 今日は咲子さんと日本で一緒にお泊りだよーん☆

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Archives
記事検索