June 02, 2007 14:02

Having my family in the States

family
皆さんこんにちは、俊輔です。

まずは、卒業を祝ってくださった皆さんへのお礼を言わせて下さい。。
温かい言葉、本当にどうもありがとうございました。
本当に嬉しかったです。
本当に感謝しています。
後で、卒業式の日に関しても、詳しく書きますね。

*****

今日、家族が帰国しました。
今回、たった3日間の短い滞在。
一日目は昼に飛行機がLAについて、大して動けず。
ホテルに着いた後は、近くのモールに母親と姉貴と買い物に行った後、
韓国料理を食べに。

二日目は朝から卒業式。
式が終った後は、友達も含め、中華の食事に行き、
その足でLAのゲティ・ミュージアムに向かいました。
ハリウッドなどをちらっと見た後は、
帰ってきて食事。
ハンバーガーなら、とIN N OUTへ。
結構気に入ってくれていました。

三日目は、朝から近くのイタリア屋でピザを食べ、
母親と姉貴がネイルや顔のフェイシャル・マッサージなどを受けた後は、
この日は地元観光です。
普段僕がサーフィンに行っている、シール・ビーチ、
ボルサ・チカ・ビーチ、
そしてお気に入りのハンティントン・ビーチのダウンタウンやピアなどを回った後、
ベルモントショアーやネイプルズへも。
最後の日はステーキだべと、
ステーキ屋へ。
その肉の大きさにビックリしていました。
そして最後は、シグナル・ヒルの夜景。

そして今日。
朝起きて、近くのヴェトナミーズ屋で食べた後は、
3人を空港へ。
着いて、チェックインして、あっという間にお別れの時間です。



いやあ、寂しいもんですね。
空港にいつも誰かを送りに行くたびに、
帰りは寂しい思いをしますが、
今回はまた、一段と寂しいものがありましたね。
考えたら、こうして家族3人が集まって僕に会いに来てくれた事は、
初めてであり、
非常に貴重なことでした。

特に母親に関しては、初のアメリカ。
そして、僕が英語を話しているところを見た事がないため、
何と今回こっちに来る直前まで、
「あの子本当に英語を話せるようになったのかしら」と疑っていたようです。
ちょっと悲しいですけどね。笑
しかし今回、色々なところへ足を運び、
それぞれの店や場所で人と話している自分の姿を見て、
やっと、信じられるようになったらしいです。

*****

考えてみたら、留学して5年。
今から5年前は、今とは全然違う人間だったわけで、
右も左も分からない状態でした。
今でこそ、ここでの生活に慣れきってしまったからこそ、
この国で生きていくことに対して、何とも感じなくなりましたが、
やはり普段この国に住んでいない人にとって、
特に言葉ができないと、
ここでの生活はきついものがあるようです。

今回一緒に家族と回って、
ずいぶんと心強いと安心されました。
スーパーでの買い物から、
空港でのやり取り、
レストランでのオーダーなど。

本当に小さなことですが、
それでも、両親や姉貴にとっては、
自分がいたせいで、随分と安心できたそうです。

*****

例えば、英語の発音。
様々な人種が集まるこの南カリフォルニアでは、
特に人々の訛りがひどく、
CNNなどで話される、典型的白人の話すスタンダードな英語から、
黒人英語、
メキシカン英語、
アジアでも、中国系、韓国系、日系、ヴェトナム系、
フィリピン、タイ、カンボジアなど、
それからインド訛りの英語、
中東諸国の英語、
ヨーロッパから来た人も、イギリスやイタリアなど、全員国によって違うわけで、
それらの英語が入り混じるここで、英語を聞き取るというのは、
普段英語になれていない人にとっては、相当きつかったらしいです。

考えたら、僕もアメリカに来て最初の頃は、
黒人英語を初め、
アジア系の英語や、
インド系の英語などは、全く聞き取れませんでした。

*****

それから今日久しぶりに思い出したのが、
スーパーでの支払い。
アメリカではよく、デビットカードを使って払いますが、
その際に、自分の銀行口座から、キャッシュ・バックができます。
支払いの際に、現金をいくらか引きだしてその場でもらうというものです。

アメリカに来て一年目。
初めてスーパーで、今までの現金での支払いから、
カードを使ったとき。
レジのおばさんに聞かれました。

「You wanna cash back?」

きゃっしゅばっく??
何それ?

言葉どおり取り、本当にただで現金がもらえるのかと思い、
聞き返しました。

「...Can I get a cash?」(・・え?お金がもらえるの?)
「Yes you can!!」(もちろんよ!!)

そしてそのキャッシャーのおばさんは、僕に聞きました。

「How much?」(いくら?)

普通は、キャッシュバックは20ドル単位で、
40ドル、60ドル、80ドルと選べます。
そんな中、小心者の俺がそのおばさんに言った額。




「...uh....20 cents??」

(・・・・ええと・・・じゃあ、20セントもらえますか?)





そのおばさんは、爆笑していました。
そして、「何がおかしいんだ!」とちょっと混乱してムキになっていた俺。笑

いやあ、なつかしいっすね。

*****

ま、そんなこともあったわけですが、
そんな小さなドジや恥を沢山かいて、
ここまで来たわけで、
そういう時期が自分にもあったんだなと、
今日久しぶりに思い出しました。

*****

5年というものは長いもので、
いわば僕の家族にとって、この5年間分の自分の成長は見えていなかったわけです。
考え方も変わり、生活スタイルも変わってしまった。
その自分の変化にさえも気付かず、その過程を随時報告することもできなかった。

そして、今回家族が来て、いきなり今の自分と対面した。


ある意味、うらしま太郎になった気分でした。

*****

とにかく、今回家族が来てくれて、本当に恵まれていたと思います。
たった1日半の観光だったため、
大して多くの場所には案内できませんでしたが、
今の自分の生活が、どんなものなのかの雰囲気は掴んでもらえたようです。

そしてまた、ツアー旅行では見れない、
地元の人の生活を、地元を回ることにより、
体感してもらえたようです。

今度はぜひ、もっと多くの休みを取って来てもらいたいですね。
今回の休みでも、随分と会社側には、言われたようですから。

せひ、今度は、10日ほど休みを取って、
このアメリカの広さを感じてもらいたい。

そして、1年目を過ごした、ウィードのある、シスキューカウンティ、
2年目、3年目を過ごした、サンノゼのある、北カリフォルニア、
それからグランドキャニオンやモニュメントバレーなどの、
砂漠地帯も見てもらいたいですね。

今回家族に見せられたのは、この5年間で見てきたアメリカの、
ほーーーーーーんの一部な訳で、
しかも、ここは“アメリカ”というよりは、
“南カリフォルニア”という国ですから。
もっと、“アメリカ”らしいアメリカを見てもらいたいですね。


*****

最後、空港で3人とハグをして、握手をしながら見送ったとき。
父親、母親、姉貴の3人の寂しそうな顔に、
自分ももちょっと悲しくなってしまいましたね。
帰り道は、寂しいので、大声で歌いながら帰ってきました。


またいつか、家族と会える日を、楽しみにしながら。

6・02・07

AJs Art

(3日目のHuntington Beachに行ったとき。
また2月の時と同じように、露店が出ていて、
例の自分がモデルになった写真がまた売られていました。
約4ヶ月ぶりの、その「AJ's Art」のおばさん,Annとも再会。
また自分のポストカードを大量買いしてきました。
欲しい人は、一声かけてください。
送りますよ。^−^

一番上の写真は、その店の前で撮ってもらったもの。
姉貴の頭の上に写ってるのが、そうです。
ちなみに姉貴は、写真を見せるためにしゃがんでるだけです。
もっと背は高いです。)

トラックバックURL

コメント一覧

3. Posted by Shun   June 05, 2007 08:03
龍のシェフ、
本当にいい時を過ごせました。いよいよ、本当の意味での親離れの時です。今まで受けてきた愛情に感謝しながら、今度は親孝行して行きます。もっと大きくなって、今度は世界を両親に見せてあげますよ。

Z-ton、
タツロー、コメントありがとう。そうか、良太郎の卒業式に行ってきたんだね。ほんと、あいつも頑張ってきたからね、この5年間。
達朗とも、こうしてLAという近い距離の学校へ行き、今でも俺らが連絡を取り合って、大学へ通ってきたことは凄いと思います。
高校を出たばかりの頃、あのトフルゼミナールに通ってた頃が懐かしいね。
これからOPTでアメリカに一年残ります。また近いうちに会おうね。達朗も、あと一年頑張ってください。
2. Posted by Z-ton   June 04, 2007 11:57
まずマスター卒業おめでとう。先日は早川の卒業式と引退試合かねてカンザスまで行って来ました。そして今回はマスター。一人、また一人と千葉のあの地から共に留学を目指しここまで歩んできた同胞達が去ってくことに淋しく思います。が、一つの目標を達成し去ってく君達の後姿は、あと一年残ってる僕に強い励みと勇気を与えてくれました。次のステージでの新たな飛躍、期待してます。帰る前にメールください。飯でも食いにきましょう。でわ
1. Posted by 龍のシェフ   June 04, 2007 10:46
幸せな時間を過ごせたようだな。いよいよ。子離れ、親離れの時期だな。今まで、大切にして来てもらった愛情に感謝し、これからは返して行く番だ。世界に出る準備を進めろよ。アメリカだけではなく、世界を見せてやれるようになれよ。
龍のシェフより

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Archives
記事検索