April 25, 2007 19:59

「目のツケドコロ」


そしてもう一つ面白かったのは、
この講演を聴いていた人々の関心どころが、みんな違ったということだ。

彼が話し合った後、みんなが手を挙げて質問する。

エンジニア系の学生は、コンピューターの仕組みに。
アート系の学生は、そのデザインの意図に。
ビジネス系は、新しい商品をどう売り込むかに。
社会学系の生徒は、その商品が、私たちの生活を、どう変えていくかに。


誰もが、違う視点を持っている。
「同じ話」を聞いても、100人が100人、
「違うこと」を聴いている。


色々な人が集まるところに身を置くことは、
それだけ、色々な人の物事の見方を学べるということ。

*****

講演のあと、彼に直接話しかけた。

“What is the toughest thing working as a Vice President for Apple?”
「アップル社のVice Presidentとして、一番大変なことは何か?」と。

彼は、”That’s a good question….”と言って少し考えた後、
こう答えた。

“Everyone in this company tend to get to go different ways.
It is good that everybody has different ideas and tries new things,
but if you didn’t make everyone stay focused on one thing,
we’re not gonna get done anything.

So, I would say, the most difficult thing is,
Try to stay focus everyone’s goal the same,
But at the same time, allow them the freedom to try new things and have new ideas.

If we make them just do one way, that’s a military, haha.”


「この会社はみんな、違うことを試そうとする。
誰もが新しいアイディアを持ち、それを試すのはとてもいいんだが、
全員の目指すところを一つにしないと、何も終らないまま時が過ぎてしまうんだ。

だから、一番大変な事は、
全員の進む方向を同じにまとめつつ、
その中で、全ての人に自由を与えることかな。

もし一つのことだけを押し付けたら、それは軍隊と一緒だからね、ははは」と。


なるほど、新しい発想で世界的に有名なアップル社の副社長として、
非常に筋の通った答えだな、と、
上に立つ者の「見方」を知った。

*****

100人の人間がいる。
100通りの考え方がある。

細かいことが、得意な人。
デザインの才能がある人。
マーケティングがうまい人。

みんなが、自分の道に、長けている。

そして、

それらの人を、「まとめる」人。
全体像を、見れる人。
そして、全員を、一つの方向に、向けられる人。

それが、リーダーの革質かと。

4・25・07




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