February 11, 2007 19:46

「乗るか、飲まれるか!」

今日は日本語と英語の両方で書きます。たまに何人かに言われるんだけど、「英語版も書いてよ」って。それに、日本語を読めない人もいるしね。だから、今日は試しです。俺の英語力ももっと上げなきゃいけないしね。それと、もし英語版に間違いや、もっとこうした方がいい文章になるよ、ってなのを見つけた人は、ガンガンアドバイス下さい!!特に乃和ちゃんよろしく!! ^−^
(それと下の英語版と大体の流れは一緒だけど、細かいところは違うから、よろしく。その時の流れで書くのがすきなもんで)

*****

今日、マット(総長)と一緒にサーフに行った。昨日話してたとき、朝の6時ちょっと前に、「トワイライト」と呼ばれる瞬間があると言う。それは、日本語で言うと、「(日の出前、日没前の)たそがれ時」。
それを水の中から見ようというので、そりゃあいい!と、朝の5時に出発する事にした。起きるのは4時半だ。

今朝、眠い目をこすって、4時半に起きた。昨日12時過ぎに寝たとは言え、正直まだ眠い。でも、これから見るその「トワイライト」とやらを思い描くと、楽しみでしょうがない。
速攻起きて、顔洗って、家を出た。

車を走らす。外は、誰もいない。車もほとんど走っていない。
ほとんど、ロングビーチの町、貸切状態だ。
信号をハイビームで青に変えながら、夜明け前の町をガンガン飛ばした。

(こっちにいる皆、夜、信号が赤で、中々青にならないときあるでしょ?特に、夜中で、自分以外車がいないのに、全然青にならないとき。
あれは、信号が、俺たちの車をキャッチしていないんだって。だから、ハイビームにして、信号機にライトを当てると、それがセンサーに反応して、あっという間に青に変わるんだよ。俺もこの前友達に教えてもらって、最初は「んなバカな!?」と思ってたけど、やってみたらホントだった。知らなかった人は今度やってみて!!^−^)

車の中で自分の好きな曲を聴く。ノリノリだ。いいね、こういう瞬間は。
朝の、日の出前の、貴重な時間。
全てが止まっていて、動き出す前で、しかし、自分は動いている。
一日が“これから”始まるという、ワクワク感。

朝っていうのは、早く起きれば起きるほど、一分一秒が貴重な気がする。
この前グアテマラとエルサルバドルを旅してたとき、毎朝ほとんど、日の出と共にか、もしくは日の出直後に起きてた。宿には、簡易なベッドしかないから、夜はやることがないわけよ。本を読むか、日記を書く以外はね。だから、毎晩早く寝てた。
その分、朝小鳥の声が聞こえると、自動的に目が覚めちゃうんだ。
そうして外に出ると、まだ町は動き出す前。
その、新鮮な感覚は、今でも忘れはしない。これから、一日が始まるという感覚。

ところでエルサルバドルの人たちは、朝早く起きて、仕事に行く。
向こうで友達になったミゲールに聞いたとき、ほとんどの人は4時半くらいに起きて、5時には家を出ているという。
そして、夜の9時、10時頃には、みんな寝るのだ。
みんな、バスで仕事や学校に通う。車を買えるほどお金がないからだ。
しかし、車を運転している人でも、その車は、ほとんど壊れかけているくらいに古くてボロい。
でも、それでいいのだ。走ればいいんだから。
そう、“車”は、本来、“どこか遠くへ行くための道具”。
女の子にカッコつけるためとか、他の人より優越感を感じるためのものじゃない。
アメリカや日本は、物質的社会になり過ぎている。
人々は、どんなモノを持っているかで他人を判断し、それに惑わされる。
あなた自身は、あなたが持っている車や財布の中身ではないのだ。

*****

マットの家に着くと、彼はまだ寝ていた。笑
しかし彼は身支度をソッコー終わらし、俺たちはサーフボードを積んで、彼の家を後にした。

途中、近くのドーナッツ屋に寄る。まさかこんな朝早くからは開いてると思ってなかったが、しっかりと中には、焼きたてのドーナツが。
お店のおばさんに聞くと、朝3時から働き始め、4時にはOPENするらしい。
「すごいね」と言うと、「本当はもっと寝てたいけど、仕事だからね。仕方ないわ!」と言って、焼きたてのドーナツを袋に入れて渡してくれた。

そのドーナツの味?そりゃあうまかったよ!!^−^

車を走らせ、海に向かう。
外はまだ完全に暗い。

いつものシールビーチの入り口に着いた。何台かのトラックが、門の前に止まっている、どうやら、まだ開いていないらしい。見ると、6時からって。
仕方なく他のビーチに行く事にした。
しかし、6時まであと20分足らず。
その時間は、ハンティントンビーチのピアー(桟橋がかかって、海の上まで出れるところ)に行こうと、そこまで車を走らせた。

車を止め、ピアの先端に向かって歩いた。
外はまだ暗い。
ピアの先まで行くと、海と空の境が分からなかった。
そう、夜のため、波はほとんどなく、それは、まるで真っ暗な宇宙にいるようだった。
いつもそのピアから海を見るとき、全然恐くなんかないのだが、今日は本当に恐かった。夜の海は、恐ろしいもんがあるね。

Night HB
ピアはまだ暗かった






少ししてから、踵を返し、そこを後にする。
車に乗り込み、シールビーチに戻る。
着くと、沢山のサーファーたち。
土曜の朝早くから、大勢の男たちがいる。
みんな、いい波を待つために、海に日が昇る前から来て、地平線の向こうを見ているのだ。

空は、段々と明るくなってきた。
さっきまで真っ暗で何も見えなかったのに、見る間に、
外は濃い青から、薄い青に変わり、それが段々と薄暗くなり、
気付いたらもう、ほとんど空は白くなっている。

毎回日の出を見るたびに思うが、太陽のパワーというものは凄い。
あれだけ真っ暗で寒かった外の世界を、
あっという間に、熱くて、明るい世界へと変えてしまうのだ。
特に、旅の途中、上着を余り持っていないときなどは、
その太陽の有難さに感謝する。
だって、さっきまでベッドの上で凍えていた自分の体を、
あっという間に、T-シャツ一枚でOKなほど暖めてくれるんだから。
太陽には、誰も逆らえない。


俺たちも用意をして、海へ向かう。
ここが、まずは第一にキツい時。
昨日使ったばかりで濡れたままのウェットスーツを着る。
濡れているので、体にくっつくし、引っかかって全然着れない。
濡れたスーツの中に体を通すと、「ウヒャっ!!」って感じ。
冷たいスーツが、体にピッタリくっつく。
まるで誰か凄く体が冷たい人と寝てるみたいだ。
どんな感じか分かるっしょ?
おっと失礼失礼。^−^


スーツも着終わり、しっかりストレッチして、準備完了!!
今日もこうして海に入れることに感謝して、いざ海の中へ!
まず海に一歩入ると、水はめちゃくちゃ冷たい!!
気合入れて、パドリングして、沖へ出て行く。

海には、こんな時間だというのに、沢山のサーファー達がいた。
みんな、真剣な顔で、沖から来る波を待つ。
波が来ると、みんな真剣にその波を捕まえようと、一気にパドルする。
うまく勢いに乗れないと、波に取り残されてしまうから。
うまい人は、その瞬間のパドリングの勢いがものすごい。
それは無理だろ?もう遅いだろ?というタイミングの波でも、
もの凄い勢いで腕を回して、なんとその波に乗ってしまう。
そして何回もボードをターンして、波に乗った後は、
波が終る前に、ボードをターンして返し、また沖に向かう。
この繰り返しだ。

だから、うまい人は、海のどこにいようが、
波をいつでも、どんな波でも捕まえて、自分の最高のパフォーマンスをする。
逆に、ヘタな人は、例えいいところにいようと、
中々波を捕まえられず、ほとんど海に浮かんだまま、というカタチになる。
この世の原則にもそっくりだな。
実力のある人は、場所を選ばない。
本当に力がある人、うまい人は、
どんな環境でも、自分の力を発揮できるわけだ。


今の俺?もちろん後者に決まってるじゃん。^−^
始めたばっかだしね。全然波を捕まえられないよ。
いい波が来ても、パドルが遅すぎて、追いつかないか、
もしくは、波のいいところに乗れても、波の天辺から下を見下ろしたとき、
その高さに、「うお!!」とビビって、
ついたじろぐが、もしくはそのまま波から落ちてしまう。
技術がないからね。
今日も何回波に飲まれたか。
どっちが沖か岸か分からないほどひっくり返されるし、
水は凍るように冷たくて、頭は痛いし、
ボードは頭や体に当たって痛いし、
今日なんか寒すぎて、鼻水垂らしてたし。笑
でも、そんなもんなんだよ。
そうやって、少しづつ上手くなっていくわけです。
最初は何回も波に飲まれて、「もう来たくねえ」といって海を後にする。
しかし、やっぱり海が好きだから、帰ってきてしまう。
そんなのを繰り返してると、あるとき、
「あれ?俺いつからこんな波に乗れる様になったっけ?」と初めて気付く自分がいることに気付く。

俺も、去年の10月にロングボードを始めてから、やっと波の上で自由に立てるようになった。
前はバランスを取るだけで大変だったけど、今はそれは余裕になった。
次は、もっと大きくて勢いのある波をどう捕まえ、
どうやってその上でターンしながら、波を滑っていくかを覚える時。
前まで不可能だったことが、必死に毎日もがいていると、
ある時、いとも感単にできるようになっている。
人生も、そんなもんですね。ハイ。

*****

一時間後、俺は体が凍えて、寒すぎて大変だった。
鼻水はとまんねーし、波には1本しか乗れなかったし、
何回も飲まれすぎて、体力は既に消耗済み。
腕ももうほとんど回らない。
総長に言って、上がることにした。

岸に向かってパドルしてるとき、総長が言った。
「後ろからでかい波来てるよ」
後ろを振り向くと、波が向こうから来てた。
おお!と思い、それを待っていると、
なんと目の前に、でかいイルカがひょこっと現れた!!
「うお!!」そのでかさにビビった。
あんなに間近で見たのは初めてだったな。
イルカも、“イルカ”と分かっていつつも、やっぱり近くに突然現れると、
それは恐いものですぜ、奥さん。

海から上がり、フラフラんなって、車に戻る。
着替えるとき。
ここが、また大変なんだ。
恐らく、波に飲まれるより、ボードが体に当たるより、
何よりもキツイのが、この、「濡れたウェットスーツを脱ぐとき」。
早く脱ぎたいのに、体にくっついて脱げない。
しかし体は寒い。
このもどかしさ!早く俺は、波の乗れるようになる前に、
「ウェットスーツの脱ぎ方」をマスターしなければ。笑

その濡れたスーツと格闘していると、総長が言った。
「あ、金髪の女の人がいる」
後ろを見ると、確かにそこに停まっていた車には、ブロンドの女の人がいた・・・

と思いきや、あれ?なんかおかしくない?
よーく見ると、なんとそれは犬だった!!

↓コイツ
DOG






でも、この犬、ホント金髪の女の人みたいだったんだから!
しかも、まるで人形かの様に、微動だにしない。
「こいつホンモノか!?」と、しばらく見ていると、
たまにちょっと動く。
あ、やっぱホンモノだ。
何て犬だ。

ま、それはどうでもいいんだが、
そんなわけで、今日も海に行って来たというわけ。
しかも朝4時半に起きたから、
サーフィンが終っても、8時。
帰りサーフショップに寄って帰って来ても、まだ10時前。
なんて得なんでしょう。

みなさん、早起きは三文どころか、百文の得ですよ!!
早起きしましょう!!

俊輔
2・10・07

☆下にある写真は、ハンティントンビーチ(HB)のピアと、その海岸、
そして、HBとロングビーチの間の道の風景です。

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