January 07, 2007 02:18

「人との縁」

人との縁。それを大事にしたい。
特に、「この人と会えてよかった」
そう素直に心から思える人と会えたときには、特に、
「その縁を大事にしてよかった」
そう思う。

今日は、東京へ出かけて、Saoriさんと会ってきた。
この人は俺のブログでも何回か触れているが、元アメリカの大学に通っていた人で、
去年の3月に、ある学校で行われた就職セミナーみたいなものにゲストスピーカーとして参加していて、そこでたまたま出会ったというわけだ。

その時は実際、ほんの10分くらいしか話せなかったが、
そこで名刺を渡して、もう一度だけアメリカで会うチャンスができて、
その後は、日本で今年の夏に何回か会うことができた。

今日彼女と会って話をしていて、彼女が言ってくれた。
「あの時に会えてよかったね。あの講演会に参加してよかったなと思った」と。
そう言ってくれたことはものすごく嬉しいし、
俺自身も、あそこで、彼女と会えた縁を大切にしてきて良かったと思った。
実際にチャンスは少なかったけど、自分が無理やり話しかけに行ったから、
名刺を渡して、「絶対にメールしてくれ!」と図々しく言ったから、
そして、アメリカでもお互い時間がなかったのに、それでもお茶だけでもいいからと、ほんの数時間を当てに車を走らせたから、
そして、日本で会う機会が出来たときに、彼女も、こっちに会いに来てくれたから、
そんな小さな出来事がきっかけとなり、ただの小さな「きっかけ」が、「縁」となり、
それが今となっては間単に壊れない、強い「縁」となった。

人との出会いっていうのは、偶然でいて、必然のようにも思える。
いわば、全ての人との出会いが、ただの「偶然」だといえるかもしれない。
ただ、その中には、自分の人生を大きく変えるような出会いがあったりして、
その出会いを考えると、そこに自分がたまたま居合わせたのは、
はたや、その人と会ったのは、“偶然”ではなく、“必然”だったのか?
そう思えるときがある。
それは逆に、そうやって思えるだけの、「意味ある」出会いに、自分たちがしてきたから。
同じ人でも、その人に会って、何かを感じる人もいれば、感じない人もいる。
同じ人に会ってるのに、それが強力な「縁」となる人もいれば、そうでない人もいる。
つまり、要は、自分の人生の中で限りなく生まれてくる、人との「出会い」。
それを、いかに自分にとって、かけがえのない、大事な「縁」とできるのか。
「あの出会いは必然だった」そう思わざるを得ないほどの出会いにするために、
自分たちが、その「出会い」に意味を持たす。
それができてこそ、自分の人生は、人との「縁」で満たされていくんじゃないか。

そんなことを感じる。

*****

今日会ってきたSaoriさんとの縁が、偶然だったのか、必然だったのか。
それは、これからの自分達の行動が、意味を作り上げていくもの。
将来、何かの形で関わるようになって、それがお互いに功を成せば、
それは、“必然な出会いだった”と成りうるだろう。
それは、自分達で、その出会いを、“必然”と作り上げた、とも言える。
そんなことを繰り返して、“必然だった”、“会えてよかった”、“会うべくしてあった”
そう自然と心から言えるような、人間関係が築かれていく。

Saoriさんとの出会いは、自分が行動を起こしたからこそ始まったようなものだ。
もしもあそこで自分が動かなかったら、ただのスピーカーと、その観客1で終わっていただろう。
こんな出会いがあるとき、そして、後に自分達がどうやって知り合ったかを思い起こして、
「ああ、あそこに行ったからこそ、会えてよかったね」と素直に言えるとき。
そんなとき、自ら行動を起こしてきてよかった。心からそう思う。

これからも、人との縁、大事にしていきたい。
一期一会。その精神を、大切に。

1・06・07

Saoriさんと
with Saori

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コメント一覧

1. Posted by 龍のシェフ   January 07, 2007 12:46
いい感じだ。行動力が縁を更に強く繋いでくれる。縁がなければ、自分がいくら努力しても、繋がらない。縁があれば、どれほどはなれた場所であっても、どんなに長く会っていなかったとしても、また必ず繋がる。縁とは不思議な物だ。強いようで弱い。切れないようですぐ切れる事もある。そんな縁をお互いの気持ちで強く出来る。これからも色々な縁があるだろう。大切にな。
龍のシェフより

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