December 24, 2006 19:48

Manzanar:日本人強制収容所跡への旅


日本人強制収容所。
カリフォルニアのロングビーチから、車で4時間半ほど走った、
Manzanarという土地にある。
ここは、第二次世界大戦中に、日本軍が真珠湾を攻撃した後、
当時カリフォルニアにいた日本人、そして日本人の血を持つ人々が、
強制的に収容された、場所である。

慰安碑、Manzanarにて
ianhi






*******

2006年12月23日土曜日

朝、学校の前にて
guys in front of pyramid






学校の友達同士、8人で集まり、
朝の8時に集合。そこから車2台で、Manzanarへと向かった。
砂漠の中を、ただひたすら走る。
午後の2時。やっと着いた。

car

こんな感じで行きました。
警察に捕まらなくて良かったぜ
(ヤラセです)




aho 2

車中で眠るアホ二人組。
よくも表情がここまで揃うぜ
(ヤラセではありません)




2


途中にはこんな砂漠もありました。




Manzanar


収容所跡前にて
(やべえオレかっこいい..)





そこは、後ろにシエラネバダ山脈が広がる、
そしてそれ以外に何もないところであった。
そこに一つだけ残された、大きな建物。
それは、当時そこに収容された人々が、体育館として使っていた建物だ。
それを、内装工事して、ミュージアムとしたのが、
この、「Manzanar強制収容所ミュージアム」だ。

中へ入る。
当時の人々の写真が、大きなパネルに写され、
その下には言葉が続く。

中で、20分ほどの映画を見る。
当時、強制的に収容された人々の、生の声と、その映像を組み合わせたものだ。
彼らは、「日本人」という理由が上に、
この、何もない土地に連れてこられた。
風の吹きつける土地。
夏は恐ろしく暑く、冬は凍えるほどに寒い。
そんな中、適当な作りの“建物”に、
人々は積めこまれ、そこで、数年を過ごした。


アメリカから見た立場。
日本から見た立場。
色々と意見はあるだろう。
そんな中、当時の人々の声は重く、
自分の心に、ズシリと響いた。

館内の展示物もじっくりと見ながら、
自分が感じたこと。
それは、
いかに自分が、Ignorant(無知)だったかということだ。

自分の生活に関わりがないという理由で、
「戦争」というテーマに対して、真剣に考えたことがなかった自分。
「戦争」というものが作り出す、様々な状況。
人々の苦悩。
怒り。憎しみ。恐れ。
不安。絶望。やるせなさ。

そういったものを、親身になって考えることもなく、
今までぬくぬくと暮らしてきた自分。
過去から、そして今も、
世界で戦争は起こっている。
そんな中、余りにも知識のない自分の無知さに、
今頃気付く。


館内を見た後は、
皆で、外の小屋の跡、慰霊碑等を、
車で周って、降りて歩いて、見てみた。
夕方。4時半頃だ。
空気は、凍てる様に冷たい。
そんな中、屋根は隙間だらけの、その一つだけ残った当時の建物を見る。
ここに、人が生活を強いられていたのか。
色々な思いが頭をよぎる。


日が暮れる手前までその土地で過ごした後、
みんなで夕食を取り、その土地を後にした。

帰り道、途中に車を停めて見上げた夜空の星々が、
驚くほど綺麗だった。

******

今回、こうして皆で一緒にそこに出かけて、
多くのことを学んだ。
今まで、このテーマに関して、全くの無知だったが、
もっと勉強してみようと決心した。

歴史。自分たちの、祖先の歩いてきた道。
たった60年前の出来事を、知らずに生きる、今の自分。
毎日、自分のことばかり考えていた自分だが、
もっと、周りに目を向けよう、
その大事さを気付かされた一日となった。

今回の旅の提案者であるユカちゃん。
そして一緒に旅をしてくれた皆さん。
どうもありがとう。

12・23・06

最後、皆でPizzaを食べました
pizza

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コメント一覧

10. Posted by Shun   December 31, 2006 01:37
タケ、
色々と教えてくれてありがとう。早速、Kenjiって曲、聴いてみたよ。色々と考えさせられた。
Tule lake campにも、今度言ってみようと思う。俺もタケが、日本に帰る直前に皆にくれたメールで、そこのことを話していたのは覚えていたよ。今度、絶対に行ってくるわ。
それと、その本も探してみるよ。参考になります。ありがとう。
9. Posted by Shun   December 31, 2006 01:34
ローレライ、
おう、今頃俺のバカさに気づいたか! 俺のバカ振りをもっと知りたかったら、サーフィンの写真とかを見てみな。そのバカ振りがよう分かるで 笑 
機会があったら、お前も実際にその場に足を運んで見るのもいいかもな。何か勘違いしてるかもしれんが、俺はいつまでも、このスタンスは崩さないと思うけどな。まあ、そうやって批判的に物事を見て、それをハッキリ言ってくれるキミの態度にはいつも感謝してるぞよ☆ これからもその批判的な態度をキープしてくれ。よろぴこ。

8. Posted by Shun   December 31, 2006 01:33
ゆかちゃん、
本当に楽しかったね。俺も何か、前の学校に居た時に皆で行った、泊りがけのフィールドトリップを思い出したよ。ああやって、何かを学ぶために、目的意識を持って、みんなで行動することってのは、非常に価値があるね。
どうも今までは、ああいう機会は誰かに言われたり作ってもらったりしてこそ出来るものだと思ってた気がしてたけど、そんなことないね。ああやって、自分達でプランをして、行動してけば、何でもできる訳だな。そんな意味でも、今回の旅を企画してくれて、ありがとう!!
それと、グリンゴ、調べてくれてありがとう。流石はジャーナリスト!!調べるのが早いな!!
7. Posted by Shun   December 31, 2006 01:06
ナナちゃん、
そうだね、俺も一緒に行けてよかったよ!今回の機会がなかったら、ああしてManzanarの土地について知ることも、ましてや実際に足を運ぶことも、なかったと思う。本当に、行けて良かった。
色々感じたし、自分がもっと知っていかなきゃいけない事が沢山あることも知った。
また、みんなでああいう旅をしたいね。

midoriちゃん、
へえ〜、実際にあの土地にいた人たちと会って話をする機会があるっていうのは、本当に大きなことだね。きっと、翠ちゃんが行ったら、そうして実際にその場所にいた人たちの話を聞いているからこそ、感じることも、もっと違うんだと思う。
俺も、その方たちと話をする機会があったら、してみたいな。今度機会があったら、翠ちゃんも一緒に行けるといいね。つーか作ろうぜ!!

6. Posted by Shun   December 30, 2006 20:00
皆さん、コメントどうもありがとう。
25日に帰って来てから、さっきまで関西の方に出ていました。
返事が遅くなってごめん。
また後で、ゆっくりと返事書きます。
今はちょっと休ませて・・・

俊輔
5. Posted by Take   December 30, 2006 04:27
特に言う事はない。
自分が日本に帰る直線の夏、別の日本人収容所に行った。

Tule Lake Camp。
聞いた事あるだろうけど、前に住んでたシャスタから二時間ほどの所にあるよ。
そこは、昔使ってた収容所がポツンとあって、それの左奥の方に警察署(今は民家っぽくなってるけど…)だけ。むなしい所だね。しかも、極寒だってさ。一回行ってみると良いよ。

他にも身近で良いかなと思うのは、
Fort Minorって歌手のKenjiって歌。
Manzanarの事について歌ってるよ。
『自分のおじいちゃんが…』ってな感じで。
ラップだから聞き取れなかったら歌詞見てごらん。
歌: http://www.youtube.com/watch?v=P_uVIDyLWC8
歌詞: http://www.azlyrics.com/lyrics/fortminor/kenji.html

それと、本もあるから読んでごらん。(俺は持ってる)
Farewell to Manzanar
って本。
4. Posted by ローレライ   December 28, 2006 03:51
若干言葉が悪いが正直に述べさせてもらおう。
Shun、貴君は素直だけどバカだな。

全てを自分と比べて、自分はこうだけど〇〇はこうだ ⇒ 感想:すげー/カッコイイ/俺も△△しなきゃ!などなど

まぁなんだっていいんだが、所詮差異なしに我々は生きられんのだが、流されすぎだろw

ついでにいうと、戦時の日本人関係のこと調べだしたら一生涯かかるぞ?や、まじで。

まぁ好奇心の問題だと思うから、それがある程度満たされれば追求はやめるのだろうが、前にも言ったように、あまり多くのことを求めすぎると、時間は有限だから不可能性ばかりひろがっちまうぜ?

やりたいこと全部やれりゃいいが、やるなら覚悟して、楽しみさえもかなり抑圧しながら生きるしかない。

楽しみながら人生を生きたいなら、「いろいろ」を深くやるのは無理だからな。結局、プロになんなきゃメシ食えないしw
3. Posted by ユカ   December 26, 2006 16:08
俊君の新しい事を学ぼうとする姿勢は最高です!!素晴らしい仲間7人と一緒に旅できたことを誇りに思っています!友達同士で社会科見学することがあんなに楽しいなんて、びっくり!!本当に腹がちぎれるくらい笑ったよね。一人一人が周りをケアしてご飯を作ったり、協力して運転したり、資料館から学ぶことも多かったけどお互いから学んだ友情も熱くて最高の思い出になりました!!アイスクリームを食べたところで見つけたポスターGringoはこういう意味みたいです。http://en.wikipedia.org/wiki/Gringo
2. Posted by midori   December 25, 2006 04:10
私も知り合いに行ったほうがいいよ!って言ってもらって、きになってたところ。
インターン先の日本人のおじーちゃんおばーちゃんの多くはこの強制収容所の経験者。だから時々お話を聞かせてくれる。
悲しいお話ばかりではなく、日本人がたくさん集まったからお友達がたくさんできたわ!私の子供はキャンプで生まれたんだけど、みんながかわいがってくれたわ〜って、その中でも喜びをみつけて暮らしてたのだなぁと思った。
アメリカの教育をうけた、このおじいちゃんおばあちゃんは、私たちとは違う日本やアメリカの見方をしていたり興味深いよ!私もアメリカにいるうちに行きたいな。
1. Posted by ナナ   December 25, 2006 03:56
SHUN君、今日は皆でManzanarに行けて良かったよ!ホント色々考えさせられる貴重な旅になったね。私も最初何も知らずに行って衝撃を受けたし自分がその事を全然知らなかった事もショックだったよ。でも自分がどれだけ無知だったか知れただけでも大事な事!収容所に送られた日本人が私たちが想像する以上に苦労した事、そして私たちがアメリカにこうして居られる事を感謝してこれから生活していけたらいいね。第二弾プチ旅行も楽しみにしてるよ★

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